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今回は、猫ちゃんのトラブル事例紹介になります。
我が家の愛猫が毛玉以外のモノを嘔吐しちゃったんです!
正直、焦りました。
どう対応したらええんやろと悩みました。
猫さんマスターな方であれば簡単なことだと思うんですが、初体験な場合は私のように戸惑うこともあるかと思うんです。
なので、我が家の愛猫『たろう』が嘔吐した経験をトラブル事例として紹介します。
この記事を読むことで、たろうと同じ嘔吐症状になったときにどう対応したらいいか、の候補が分かります。
『そういう嘔吐ケースがあるんだ』ということを知っておけるだけでなく、そうならないように気をつけておくポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご一読ください。
我が家の愛猫が経験した嘔吐症状
愛猫が吐いたのは『白い泡のようなツバ』
で、『たろうがどんなことを経験したのか』です。
普段、たろうが時々嘔吐するモノは『毛玉』です。数カ月に一度あるかないかぐらいの頻度で『毛玉』を吐きます。その度に、『ブラッシング』もっとしてあげな、と反省します。すまん、たろう。
そんなたろうが、ある日『白い泡のようなツバ』を吐いたんです。それが始まりでした。。。
そう、実はそれだけじゃ無かったんです。
白い泡のような嘔吐って何?
『毛玉』ではなくって、『白い泡』だけ吐いたんです。もちろん『毛玉』を初めて吐いたときも、めちゃくちゃビックリしましたけどね。。。
『いつもと違う』という違和感を感じたときは要注意ですね。
さっそくグーグル先生に『白い泡 嘔吐』で訊いたところ、こんな感じでした。
[白い泡の正体]
胃液
[原因]
① 空腹
② おもちゃなどの異物誤飲
空腹から胃液を吐くこともあるそうです。食事量を調整しても、元気がなくて繰り返し吐くといった場合はすぐに病院へ連れていってあげましょう。
また、おもちゃなどの異物を飲み込んで、胃の不快感から吐くといったケースもある、と。こちらも飲み込んだモノによっては、早く病院に連れていきましょう。
とりあえず、血は混じってなくて、その点は少しホッとしました。
鮮やかな赤色は、口に近いところの可能性が高くて、口内を切っただけとかがそれに当たります。
吐血でも、色が暗いものほど緊急度が高いと覚えておきましょう。
15分間で白い泡を4度も嘔吐
たろうの吐いたモノは、透明の液体に白い泡でした。
朝ごはんをあげる直前だったので、『空腹といえば空腹か。ごはんを与えて様子見だな』と思った次の瞬間!
また、吐いたんです。5分も経ってなかったかと。
で、結局、立て続けに合計4回、白い泡を含んだ透明の液体を吐きました。
15分ぐらいの間に合計4回吐いたんですよ。こんなことはそれまでなかったので、さすがに焦りました。
ただ、その後のたろうの様子はこんな感じでした。
[ 4回嘔吐した後の愛猫の様子 ]
- 下痢はしていない(前の晩に固形のウンチ)
- 呼吸はゆっくり
- トイレした後に走り回る
- 嘔吐が止まる
お腹の状態は普通。呼吸はゆっくりで異常は無さそう。オシッコした後に、ハイテンションで走り回る『トイレ・ハイ』状態にもなりましたんで、その日は病院に連れていくのは止めました。
愛猫の口から緑色のモノが!
翌朝、愛猫の様子を引き続きウォッチする。
また吐いた!白い泡を含んだツバだ!
そう、前日嘔吐したモノをこの日も吐きました。この時点で、病院に行くことは決定!
と、次の瞬間!
また、吐いた! ゲッ 緑の何かが出てる!
オモチャだ!
そうです。たろうは『猫じゃらしのヒモの一部分』を吐き出しました。
そういえば、前日吐いたときに、部屋にあったオモチャの猫じゃらしが千切られていたことを、ふと思い出す。。。
ヒモの長さ的にちぎっただけだと思い込んでたんですが、どうやら一部を食べていたようです。
誤飲したおもちゃの一部を吐き出しはしたんですが、『こういった場合にその後にどうすべきか』について相談したかったので、すぐに動物病院に行きました。
嘔吐症状に対する動物病院での診察結果
獣医師の診断結果と提示された対応案
動物病院で先生に、スマホで撮った嘔吐物の写真(白い泡とおもちゃの一部)と、誤飲したおもちゃを見せながら、事の経緯を説明しました。
『昨日吐けなかったモノが、今日吐けてスッキリした』
という可能性が大きいでしょう、ということでした。
更に理想を言えば、『まだ体内にヒモが残ってないかどうか?』これがハッキリしたいところ、と。
そこで、選択肢としては下の3つの提案がありました。
[ 対応案 ]
- 様子見
- レントゲン検査
- 内視鏡で検査
これに加えて、おもちゃのヒモを吐いて以降、嘔吐がおさまっているんだったら『様子見』でいいかとは思う。
猫ちゃんに負荷をかけない検査として、レントゲンがあるが、今回のヒモのような金属系ではないモノはおそらく検知できないでしょう、と。
『どうしても、もっと安心したい』というのであれば内視鏡という選択もあるが、麻酔しなくちゃいけないので猫ちゃんの体に負担をかけてしまう点は了承ください、と。
他の臓器に明らかに異常があるかないかの検査もできる、ということで、『レントゲン検査』をお願いしました。
レントゲン検査結果
やはりヒモが体内に残っているかどうかはわかりませんでした。
ヒモ自体がX線で写るものではなかった、という結果です。
ただレントゲン写真から、食道、胃、腸には特に異常は見られなかったので、先生からはほぼ大丈夫と診断してもらえました。
家に帰ってから、嘔吐が再発したり、ぐったりした様子になったら連れてきてください、と。
また、仮に今回吐いたヒモの長さ5cm程度のものがまだ体内にあったとしても、腸閉塞になる可能性は低いと補足説明を受けました。短いヒモが体内の毛玉と絡む可能性は無きにしも非ずですが、その確率は低いでしょう、と。
ちなみに、この日の診察代は 7,480円でした。なかなか大きな出費ではありますが、尊い愛猫の命には代えられません。
結果的には、その日以降、たろうの嘔吐はピタッと止まりました。『毛玉を吐く』のは、たまにやってます。。。(ブラッシングしてあげなきゃ)
今回の嘔吐症状からの教訓
嘔吐症状から学んだこと
ということで、愛猫に違和感を感じることが起きたら、やっぱり何かあるんだなと。『いつもと何かが違う』と感じたら、特別に注視する必要がありますね。
例え『単なるツバ』みたいな白い泡のある透明液だとしても、何回も立て続けに嘔吐したら、何かを吐きたいんだと。
そして、愛猫の行動に違和感を感じたなら、その行動や症状を動画や写真でスマホに撮っておくことですね。
猫が嘔吐した場合でいうと、嘔吐物の色、量、頻度を記録しておくことが重要です。獣医師の先生が原因を特定して、適切な治療を行う上で役立ちますんで。
嘔吐トラブルの予防としてすべき対策
今回のたろうの嘔吐トラブルを予防するには、
『目の届かない時間帯はオモチャは極力手の届かない場所になおしましょう』
です。特にヒモ状のものは、おもちゃに関係なく。たろうの場合は、ヒモ状の猫じゃらしですね。
私らが寝ている間に、部屋に放置状態だった猫じゃらしのヒモ状部分を噛みちぎられてました。
普段、猫じゃらしで遊ぶ時って、たろうはヒモの部分を噛んで遊んでたんですよ。なので、ヒモの部分を噛むリスクがあるのに、それを放置してた私の責任なんです。
今回のことがあってからは、同じようなおもちゃはチェストの引き出しに直すようにしました。
まとめ
ある日の朝、愛猫のたろうが立て続けに4回、白い泡を含むツバのような透明液を吐きました。
これは『何か吐きたい』意志の現れでした。
その翌日も朝に2回吐き、2回目にオモチャのヒモの部分が出てきました。
念のため、病院で診察してもらい、レントゲンでは「まだ体内にヒモが残ってるか」は分かりませんでしたが、食道、胃、腸に異常は見られずひと安心。
それ以降は、たろうの嘔吐はピタッと止まって一件落着。
『噛んで遊ぶようなモノを放置しない』
当たり前のことですが、これが今回の『異物誤飲による嘔吐トラブル』から痛感した教訓です。