レモンジャムのレシピをご紹介します。
手作りならではのフレッシュな香りと、やさしい甘みが魅力のレモンジャムです。
ヘタと種以外をすべて無駄なく使ったレシピで、食べやすさと風味の良さが特徴です。
爽やかな酸味と自然なとろみが引き立つ、家庭ならではの味わいをぜひお試しください。
材料
国産レモン | 3個 |
砂糖 | 使用するレモンの重量の50% |
水 | 100ml |
レシピ・作り方
- ① レモン(3個)をたわしで丁寧に洗います。
- ② ヘタを取り除き、半分に切ります。
絞り器を使って果汁をきっちりと絞り、種が入らないように注意しながらボウルに移します。
補足:レモンの皮をむかずに使う
- ③ 薄皮の間に残った果肉を、スプーンの柄や指などを使ってかき出し、ボウルに加えます。
- ④ レモンの外皮と果汁の重さを測り、総重量の50%の砂糖を用意します。
- ⑤ レモンの外皮を薄皮ごとさらに4等分して、食べやすいように細かく千切りにします。
補足:レモンの白いワタも使う
- ⑥ たっぷりの湯(1.5リットル程度)を沸かし、外皮を3分ほど茹でます。
ザルに上げ、軽く水洗いして水気を切ります。
- ⑦ たっぷりの水(1.5リットル程度)にさらし、30分ほど置きます。
ザルに上げて水気を切ります。
- ⑧ レモンの外皮と果汁を鍋に入れ、砂糖と水(100ml)を加えます。
全体をよく混ぜて、中火にかけます。
補足:水を加えて煮る理由
- ⑨ 沸騰したら、アクを丁寧に取りながら、時々混ぜて12分ほど煮詰めます。
短時間で煮ることでレモンの風味を活かします。
- ⑩ ゆるめのとろみが付いたら完成です。
ヘラで混ぜたときに鍋底が見えない程度のゆるいとろみの状態で、火を止めます。
レモンはペクチンを多く含むため、他の柑橘類で作ったジャムと比べると、冷めたときに固まりやすい特性があります。
そのため、少しゆるめに仕上げるのがポイントです。
- ⑪ 清潔な保存容器に移し、粗熱を取ります。
完全に冷めると少し固まるので、使用前によく混ぜてください。
密閉して冷蔵保存すれば2ヶ月ほど日持ちします。
より長持ちさせたい場合は、冷凍保存すると、半年ほど美味しく食べられます。
少し冷めてから、お好みでバニラオイル(数滴)を加えてもよく合います。
爽やかなレモンの香りにバニラの甘い香りが加わり、また違った風味を楽しむことができます。
素材の魅力を余すことなく活かしたレモンジャムです。
トーストやヨーグルト、デザートのトッピングにぴったりですよ。
レシピの補足説明
レモンの皮をむかずに使う
レモンは果肉をメインに食べる果物と違って、外皮を剥くのにとても手間がかかります。
そこでこのレシピでは、まず果汁を絞り、薄皮の中に残った果肉を集めた後、外皮と薄皮を剥かずにそのまま一緒に刻む方法を採用しました。
これにより、手間を省きながらもレモン全体の風味を活かせます。
レモンの白いワタも使う
レモンの白いワタも捨てずに一緒に使うと、柔らかい口当たりが加わってジャムの食感の幅が広がり、風味に深みが出ます。
外皮を水にさらして食べやすく
レモンの外皮は、茹でた後に30分ほど水にさらすのがおすすめです。
3分茹でるだけでは酸味が強めに残りますが、水にさらすことで食べやすくなります。
水を加えて煮る理由
レモンは果汁が少ないため、そのまま煮ると煮る時間が短くなり、外皮が十分に柔らかくならないことがあります。
水を加えることで煮込み時間を確保し、外皮をしっかり柔らかく仕上げることができます。
また、水を加えることでレモンの酸味がほどよくおだやかになり、より食べやすい仕上がりになります。
このひと手間で、レモンの美味しさを存分に楽しめます。
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