レモンジャムのレシピ。フレッシュな風味!

レモンジャム
レシピ動画
フレッシュな香りが魅力!レモンジャム

レモンジャムのレシピをご紹介します。
手作りならではのフレッシュな香りと、やさしい甘みが魅力のレモンジャムです。
ヘタと種以外をすべて無駄なく使ったレシピで、食べやすさと風味の良さが特徴です。
爽やかな酸味と自然なとろみが引き立つ、家庭ならではの味わいをぜひお試しください。

材料

調理時間30分
国産レモン 3個
砂糖 使用するレモンの重量の50%
100ml


レシピ・作り方

レモンの果汁を絞ってボウルに移す

  1. ① レモン(3個)をたわしで丁寧に洗います。
  2. ② ヘタを取り除き、半分に切ります。
    絞り器を使って果汁をきっちりと絞り、種が入らないように注意しながらボウルに移します。

補足:レモンの皮をむかずに使う


スプーンでレモンの果肉をかき出す

  1. ③ 薄皮の間に残った果肉を、スプーンの柄や指などを使ってかき出し、ボウルに加えます。


レモンの外皮と果汁の重さを測って砂糖を用意する

  1. ④ レモンの外皮と果汁の重さを測り、総重量の50%の砂糖を用意します。

レモンを千切りにする

  1. ⑤ レモンの外皮を薄皮ごとさらに4等分して、食べやすいように細かく千切りにします。

補足:レモンの白いワタも使う


レモンの外皮を茹でる

  1. ⑥ たっぷりの湯(1.5リットル程度)を沸かし、外皮を3分ほど茹でます。
    ザルに上げ、軽く水洗いして水気を切ります。


レモンの外皮を水にさらす

  1. ⑦ たっぷりの水(1.5リットル程度)にさらし、30分ほど置きます。
    ザルに上げて水気を切ります。

補足:外皮を水にさらして食べやすく


レモンの外皮と果汁と砂糖と水を鍋に入れる
よく混ぜて火にかける
  1. ⑧ レモンの外皮と果汁を鍋に入れ、砂糖と水(100ml)を加えます。
    全体をよく混ぜて、中火にかけます。

補足:水を加えて煮る理由


アクを取り除く

  1. ⑨ 沸騰したら、アクを丁寧に取りながら、時々混ぜて12分ほど煮詰めます。
    短時間で煮ることでレモンの風味を活かします。


レモンジャムを煮る

  1. ⑩ ゆるめのとろみが付いたら完成です。
    ヘラで混ぜたときに鍋底が見えない程度のゆるいとろみの状態で、火を止めます。

レモンはペクチンを多く含むため、他の柑橘類で作ったジャムと比べると、冷めたときに固まりやすい特性があります。
そのため、少しゆるめに仕上げるのがポイントです。


レモンジャム

  1. ⑪ 清潔な保存容器に移し、粗熱を取ります。
    完全に冷めると少し固まるので、使用前によく混ぜてください。
    密閉して冷蔵保存すれば2ヶ月ほど日持ちします。
    より長持ちさせたい場合は、冷凍保存すると、半年ほど美味しく食べられます。

少し冷めてから、お好みでバニラオイル(数滴)を加えてもよく合います。
爽やかなレモンの香りにバニラの甘い香りが加わり、また違った風味を楽しむことができます。

素材の魅力を余すことなく活かしたレモンジャムです。
トーストやヨーグルト、デザートのトッピングにぴったりですよ。

レシピの補足説明

レモンの皮をむかずに使う

レモンは果肉をメインに食べる果物と違って、外皮を剥くのにとても手間がかかります。
そこでこのレシピでは、まず果汁を絞り、薄皮の中に残った果肉を集めた後、外皮と薄皮を剥かずにそのまま一緒に刻む方法を採用しました。
これにより、手間を省きながらもレモン全体の風味を活かせます。

レモンの白いワタも使う

レモンの白いワタも捨てずに一緒に使うと、柔らかい口当たりが加わってジャムの食感の幅が広がり、風味に深みが出ます。

外皮を水にさらして食べやすく

レモンの外皮は、茹でた後に30分ほど水にさらすのがおすすめです。
3分茹でるだけでは酸味が強めに残りますが、水にさらすことで食べやすくなります。

水を加えて煮る理由

レモンは果汁が少ないため、そのまま煮ると煮る時間が短くなり、外皮が十分に柔らかくならないことがあります。
水を加えることで煮込み時間を確保し、外皮をしっかり柔らかく仕上げることができます。

また、水を加えることでレモンの酸味がほどよくおだやかになり、より食べやすい仕上がりになります。
このひと手間で、レモンの美味しさを存分に楽しめます。


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