日本初、在宅介護事業者が高齢者住まい相談室をスタート

今年6月、デイサービスなどの在宅介護サービスを提供する「こたつ生活介護」さんは、自宅の環境では過ごせなくなってしまった高齢者へのサポートもさせていただきたいという強い想いから「高齢者住まい相談室こたつ」をスタートされました。

対応される相談員は、高齢者住まいアドバイザー資格者です。スタートして間もないながら、既に多くの問合せが殺到し、実際にご自宅からサ高住に移られた方もいらっしゃるそうです。

ホームページ　→　http://kotatsu.co.jp/

 
７月には、こたつ生活介護に従事されているケアマネジャー、ヘルパーの皆さんを対象に、高齢者の社会保障、高齢者住まいの種類や選び方について勉強会を開催させていただきました。

有料老人ホームやサ高住を紹介する企業やネットは増加していますが、介護事業を営む一方で、特養や老健まで含めた住まいの相談を受ける介護事業者は日本で初めてではないでしょうか。

長年にわたり地域に根付いた活動を続けられ、在宅介護の現場を知る「高齢者住まい相談室こたつ」は、地元の地域包括支援センターからも歓迎され頼られる存在になっているようです。今後、全国各地で同じような相談室がスタートし、地域包括ケアシステムの担い手の１つなっていただくことを願っています。