農作業ブログ　こずく男。

長い間、なんのお知らせもせず更新が滞ってしまい、すいませんでした。
実は昨年の１２月から体調がおかしくなりました。手足のふるえ、ヒドイ疲労感等、この夏まで我慢しながら農作業を続けてきたところ体重が急落、ついにお医者さんに行き…やはり病気でした。病名は“バセドウ氏病”との事です。首の付け根にある甲状腺ホルモンの異常分泌で体が常時、軽いジョギング状態になってるそうです。（んっ！どーりで痩せるワケだ。一時は身長１８２ｃｍに対して５３㌔になってしまった。アンガールズみたい。）お医者さんが脈を取ったら、椅子に座ってるだけで１１０もあったみたいです。発病の原因は判らないけど、直る病気らしいです。

で、現在、薬を飲みながら治療しています。幾分か手足のフルエが収まり、僅かながら体重も戻ってきています。ご安心を。

もちろん、ブドウの宅配は今年もやってます。いや！やらせて頂きます。農協の出荷アイテムを２種類減らし作業体系をスリム化、体力の負担を減らし、宅配サービスに全力を傾けてます。ご安心を。

一応、ブログは「だんだんたんぼ」が週１の更新なので、こちらで続けていきますので、どうかご高覧を。全画面表示で見やすくなります。それと良い話題がひとつ。「樹音（じゅおん）」という一般向け農業雑誌にイラストの掲載が始まります。発売は９月、３月の年２回。お近くの一番大きな農協の施設に行けばあるかもです。

なんとかリンゴの収穫までには体重と体力だけは戻したいと思います。しばらくお休みします。それでは、またいつか。

平成１９年もアッという間に１０日も過ぎてしまいました。そろそろマジメに仕事しないと…。→農業応援サイト「だんだんたんぼ」へ続く…。

奥様方にはお馴染みの日曜夜の健康番組のせいで近頃一日二食、納豆を食べさせられております。でも妻は子供の頃、歩きながら食べてたキャンディーを咽喉に詰まらせて気を失ったのがトラウマになり、以来、納豆が食べられなくなった特異体質の持ち主。だから我が家では納豆混ぜ係は男の仕事なのです。（←仕事じゃなかろうに…）

なんでも１００回以上かき回して２０分置いてから食すのが一番健康（イソフラボンの摂取？）に良いとか。気合入れて混ぜてます！

今日買い出しに行った妻によると納豆はほとんど売り切れだったらしい。テレビの影響ってスゴイですね。とりあえずあったモノだけ買って来たと言う本日の納豆…。ポテトチップスとコーンポタージュを考え出した人は偉い！なんて思ってる当方、どうせ‘安い舌‘なのだ。残りものの納豆でも美味いと思えるなら、それも幸せが一つ増えたってもんだョ。

長らく休んでた「作業所美術館」もやっと３回目。今回は趣向を変えまして（実はお見せできる作品が少なくて…）、東京での学生時代に行った幾つかの美術展のうち感銘を受けたものを紹介しますね。

…で、昭和６２年１０月開催された「東京藝術大学創立１００周年記念展［油画・工藝］」。明治、大正、昭和にわたる油画科学生の卒業期の自画像コレクション。ちなみに下の表紙は青木繁の自画像。
眼を奪われたのは第２次大戦の時期までの学生…青木繁、熊谷守一、万鉄五郎、佐伯祐三、岡鹿之助、小磯良平、山口長男ら日本画壇のそうそうたる巨人達の若かりし頃。アカデミズムばかりを尊ぶ気はないけど、どの自画像もデッサン力に裏打ちされながらも若き魂が静かに火花を散らしてるよう…。今でも時々この画集を眺めると、根拠も無くやたらとデカイ夢や自信と底無しで真っ暗な不安・自己否定を同時に感じてるような青春の匂いが沸き立つ気がするのです。

せっかくの３連休（あまり関係ありませんが…）ですが、北信濃では寒冷前線の通過に伴い大雪注意報が発令されました。昨日から降り続いた雪で庭木のもみじもこの通り…。（それでも昨年の大雪に比べれば余裕、余裕！）

リンゴ畑も白銀の世界。

恒例の雪かき。日当たりの悪い作業所の北側は放っておくと春先まで万年雪になりかねないので、まじめに雪かき。

やはり2度目の降雪はドカッと来る。いろいろ不便な事が増えるけど、モノトーンの世界は心が洗われるようで嫌いじゃないのです。