μ180CでL-Ultimateを試す(M27を再撮影) - 後期高齢者が天体撮影に嵌りました

μ180CでL-Ultimateを試す(M27を再撮影)

L-Ultimateを入手してからM27を対象にR200SS(+コレクターPH)、C8(+レデューサー)鏡筒でその効果を見てきましたが、今回はμ180C(+フラットナーレデューサー:1760mm,F9.8)で撮影してみました。2023.7.3にμ180CでCLS、QBPⅢ、DBPフィルターの比較をしながらM27を撮影していました。(恥ずかしながら今回撮影するまでこのことをすっかり失念していました。自分のブログを読み返してそのことに気が付きました。もうボケています。しかし、ブログはアーカイブとして本当に有効ですネ)今回はL-Ultimateを加えての撮影です。撮影条件、スケデュールは以下のようです。

M27, 2023.10.28, 撮影場所:我が家の玄関先, 赤道儀:HEM27EC , 望遠鏡:μ180C(+フラットナーレデューサー:1760mm,F9.8),  カメラ:ASI533MCPro,  0℃ , オートガイド:FMA135(IR640フィルタ-)+ASI385MC(PHD2), ステライメージ9でコンポジット 階調調整,  フォトショップで トーンカーブ処理,De Noise AI 処理

個々の画像比較は割愛しますが、特徴的なことをまとめてみます。

1.L-Ultimate gain:400, 300sec×4cycle

4.QBPⅢ gain:250, 300sec×4cycle

QBPⅢでは映っていた星がL-Ultimateでは映っていません。撮影対象のM27の浮き出しはL-Ultimateが優れていますが。以下の写真は今回撮影いたものを一括してステライメージでコンポジット処理したものです。

L-Ulitmate ,DBP,QBPⅢフィルター Total:5850sec

画像処理ではRedを強調してみました。