先日、ことこと家にてロルフィングの説明会・セッション見学会がありました。
ロルフィングとは身体の隅々まで張り巡らされている、身体の構造を支えている筋膜などの「膜」にアプローチして、姿勢や動きの偏りを改善していくというボディワークです。
という説明を聞いても、???ですよね。笑
ということで、説明だけでなく、実際にセッション(施術)を見て、感じて、ロルフィングを知ってみよう、という、"ロルフィング 最初の一歩"的な説明会。
ロルフィングの最初の一歩をナビゲートしてくださったのは、ロルファーの大友勇太さん。山形は7日町にあるとんがりビルの、ロルフィングとヨガのロルフィングハウスフェスタのオーナーさんです。
大友さんとは山形に旅行に行った時に、偶然とんがりビルでお会いして、そこでロルフィングとヨガの話で意気投合し、連絡を取り合うようになりました。そして、宮城に来る機会があり、ぜひ宮城でもロルフィングを知ってもらおう、ということで今回の説明会の運びとなりました。
あの時、偶然お会いしていなければ、この運びとはなっていなかったので、人のご縁、出会いとは突然で、予想もつかず、本当に不思議なものです。
さて、当日は10名ほどの方にご参加いただきまして、和やかな雰囲気の中スタート。
解剖で"膜"がわかる映像も見せてもらいました。ほえーーー、といった感じです。
大友さんの、ミカンを例に例えた説明(とてもわかりやすかった!)と、映像で、全身に隈なく"膜"が張り巡らされていることが、だんだんとイメージできて手触りが出てきます。
後半は、モニターの方のセッションをしながら、ロルファーがセッションで何をしているのかをライブで説明。
姿勢、可動域の確認。
「胃が気になる」、ということで
胃にアプローチしていく大友さん。
そして身体が反応して、それに大友さんが呼応して、そして身体がまた反応して、、、 とまさにセッション。
胃がキュルキュルと鳴っていました。
胸が少し縮まっていたためか、ベッドから浮いていた肩が、少しずつ床におりていって、そして、胸〜上腹部あたりで繰り返されていた呼吸が、下腹部の方に動きが移っていって、呼吸の波が大きくゆったりと深まっていった。
寝ている時の複式呼吸とも少し違った、ゆったりとしたリズム。
呼吸の変化と共に、空間、時間の流れ方も優しく、ゆったりとしていくような心地よさが感じられ、少しの静けさが広がっていく。
ある人の身体で起こっている変化は空間に伝わり、そしてそれは同じ空間にいる人達にも伝わっていく。
身体の可動域もセッション前よりも広がっていたことを確認。
およそ30分のセッション。
モニターの方の身体の状態によって、セッションの長さは変わるそう。
その後、ペアを組んでちょっとしたワーク。
決めつけず、
関心を持って、
身体の声、音を丁寧に聴いていく。
私達は頭でいろいろと考えて、決めつけたがる傾向がある。そのほうがなんだか安心した気になれるから。でも決めつける、ジャッジすることで相手との関係はそこで閉ざされ、それ以上の発展はない。
相手に関心を持って、寄り添うように丁寧に感じてそれをただ受け取っておく。それだけで、相手とのコミュニケーションは広がり深まっていく。
それはもちろん自分の身体に対してもそうで。
私達は身体の声を無視したり決めつけたりすることの方が多分得意だ。笑
身体の声を耳を傾けて聴くことで、知ることで、身体との関係性が変わり、結果として身体に変化が現れるということもある。
そんな事を学んだ説明会でした。
それはそうとして、さて、いったいロルフィングって何をもってロルフィングというのだろう??
とより一層謎が深まった部分もあり。。笑
(だって押したり揉んだりしてなかったし、触れてない時もあったし)
大友さん。
独特の軽やかさを持ったお方です。
次回のロルフィング説明会・セッション見学回、11/17(日)午前を予定しています。
もしご興味ございましたらぜひご参加ください。
詳細は後日またご案内します。
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宮城県遠田郡涌谷町のヨガスタジオ - ことこと家ヨガスタジオ
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