2024/07/31 未分類 上半期分売上等ポチポチ入力雑談 古書ニザワは開店から2周年を迎えた。 正確には当店の開店は2022年7月27日なので既に数日が過ぎているが、まあ誤差だよ誤差! で、昨年度中に学習したことは活かしていこうということで、本日は久しぶりに「やよいの青色申告」を立ち上げ、上半期分の売上等々を売り込んでいた。 何となれば、昨年度は「後でまとめてやればヨシ!」と大半の入力を残したまま年を越し、2月の半ばにようやく重い腰を上げ……結果、大変ツライ目に... 続きを読む
2024/07/29 古書目録 太平洋戦争直前の会津のアルバム【古書目録54】 今回の当店古書目録でご紹介するのはこちらの写真アルバム、 『いも煮(会津風習) 昭和十六年十月五日 於 会津若松郊外 松窪山』および、 『初冬の村々会津盆地の十一月 昭和十六年十一月下旬撮』である。どこかからアルバムを買ってきてそこに貼り付けてではなく、台紙と綴じ紐を買ってきての手作りっぽい仕上がり。 太平洋戦争開戦が同年(日本時間で)12月8日だから、このアルバムが作られたのはまさにその直前期と言えよう。 ... 続きを読む
2024/07/27 古本雑記 中央線古書展(初日) ―続々々々々々々々・資料一括の誘惑 朝方、天気予報を確認したら曇に雷マークだった。 ちなみに前日は晴れ+雨に雷マーク。まあこの予報ならとんでもゲリラ豪雨の可能性は低かろうと高を括り、高円寺に向けて出発する。到着はお昼前。以下雑感想。 ① 外台、黒っぽい背が大量に見え「おお!」とウキウキで近づいてみるに、『中央公論』とか『改造』とかの雑誌類で……こういうの、「○○号には◆◆が書いた××が載っている」とか即座にわかればシュババババと手が動くんだろ... 続きを読む
2024/07/26 古本雑記 和洋会(初日) ― なんと初見な棚配置 暑いなら暑いでいいさ。もう諦めてるさ。 だけどさ。突発的な豪雨やら雷まで追加しなくてもいいじゃないか。 今年の夏、ちょっとハードモードが過ぎやしなかろうか。 というわけで予報の雷マークに震えながら家を出て、東京古書会館への到着はお昼前。 以下雑感想。 ① 入場して面食らった。棚配置がいつもと違い、会場入り口から見て左側が【川】並び、右側が【三】並びになっていたのである。古書市古参ヘビーユーザーの方に... 続きを読む
2024/07/24 古本雑記 【グレー】なブツの話 「これはネットで売りに出してもいいもんか?」 ってモノがポツポツ書庫に溜まってきた。 某ギャラリーの芳名帳、某所の選挙資料などなど……「面白そうな資料やんけ!」で買ったはいいものの、結局持て余して死に体になっているモノも多い。 でまあ、【いや駄目だよ明らかに黒だよ】みたいなのは購入時点から覚悟した上なので別にいいのだが(※1)、〈これは出品したらマズイな〉と〈これはいける〉の狭間にある、つまりは【グレ... 続きを読む
2024/07/22 古本雑記 復刻か否か、それが問題だ 先日のことである。 TwitterのTLに、ヤフオクに出品中だった太宰治『駆込み訴へ(限定版)』に関して、「当時物のように出品されているが復刻版である」ことを指摘したツイートが流れてきた。 「へー」と思いつつ、出品者さんの対応が気になったので経過を眺めていたところ、ヤフオクの質問欄に「復刻版ではないか?」とのコメントが複数件入り、結局出品は取り下げられた。 出品者さんの返信コメントを見ると復刻版を示す奥付は... 続きを読む
2024/07/20 古本雑記 杉並書友会(初日) ― 世界のシートベルトポスターを見てみよう ※ 本日の記事、微グロ画像あります。苦手な方はご注意を。 昨晩、さてボチボチ床に着こうと思ったらそこからたて続けにいろいろとあり(※1)どうにも寝不足気味。 多少のふらつきを感じながら、「これさえあれば大丈夫……これさえあれば大丈夫……」と念じつつ塩タブレットを二つ齧ってから家を出た。 今日は高円寺の杉並書友会初日、到着はお昼ごろ。 以下雑感想。 ① あくまで個人の体感であるが、冷房の効き具合的に東京古書会... 続きを読む
2024/07/19 古本雑記 趣味の古書展/趣味展(初日) ― 坊やだからさ? 梅雨が明けたらしい。 それを示すようにYahoo!の週間天気は最高気温が軒並み35度以上、いよいよ命の心配をしなければならない酷暑の到来である。 塩タブレットを鞄に忍ばせ、神田の趣味展初日に向う。 到着はお昼ちょい前。以下雑感想。 ① 古書Kさんの棚にセル画が何枚かおいてあったのだが、正直どれも知らない作品…… と思いきや、 これは坊やだから死んだことで有名なガルマ・ザビ!……いや、なんか違う? やたら高身長っ... 続きを読む
2024/07/18 古本雑記 『感激に充ちた六日間』(1933)に関する覚書 本日の午前中、長らく積んでいた 入舟堂/梅園/宝田直/古屋蘭渓『感激に充ちた六日間』(1933)をぼちぼち出品しようと手に取った。 まずは相場等の確認。 「日本の古本屋」で検索……在庫なし含めヒットせず。 続いて国デジで検索……ヒットせず。 念のためにとGoogle検索……すると、トップにヤフオクが出てきた。 そちらに飛んでみたところ現在も出品中。 「あー、今出すと競合かー」と思いつつ、商品説明欄を読んでみるに、 外... 続きを読む
2024/07/16 古本雑記 『珍、難訓日本名字集(第一集)/(第二集)』で見る変わり種の苗字 私の苗字は少しばかり変わり種で(※1)、身内以外で同一苗字の人間に会ったことは過去に一度しかない(※2)。 では例えば佐藤や山田といったようなオーソドックスな苗字の人と比べ、はて変わり種の苗字であることにメリット/デメリットはあったかと振り返ってみるに、正直どっちも別にという感じなのだが、これはあくまで主観なのであって他の人からするとどうなのかは不明である。名前を覚えやすい/むしろ覚えにくいとかあるんやろ... 続きを読む
2024/07/14 古本雑記 キャンプとカレーはいつから蜜月関係にあるかの考察に向けての一資料について キャンプと言えばカレー、カレーと言えばキャンプ。 皆さんも小学校や中学校における林間学校的なイベントで、飯盒炊爨で米を炊き、鍋でカレーを煮込んだ経験があるのではなかろうか。 フィクションの世界においても、例えばゲームでは『ペルソナ4』、漫画では『金色のガッシュベル』、アニメでは『僕のヒーローアカデミア』(※1)……山での料理イベントとなったらもうカレーしかないと言っても過言ではない(※2)。 このキャンプ... 続きを読む