山と野と:山 2013
山 2013
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山歩きと野鳥と衣食住についてのいろいろ
ja
akko-kornblume
2013
Mon, 16 Dec 2013 22:18:28 +0900
2013-12-16T22:18:28+09:00
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2013-06-01T12:00:00+00:00
山と野と
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山歩きと野鳥と衣食住についてのいろいろ
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駒の仲間と霜柱@陣馬山 2013.12.14(土)
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富士山にまとわりつく雲(^-^;
この土曜日は恒例の駒の小屋(会津駒ヶ岳にある山小屋)の忘年会@新宿に参加することになっていたので、駒中のお友達を誘って陣馬山にハイキングに行って来ました。青空が広がる東京と神奈川の境界線上にある陣馬山から眺める富士山を楽しみに今回は陣馬高原下からハイクアップ!
ポカポカ陽気の中久しぶりに賑やかな山歩きを楽しみました。
JR高尾駅で皆さんと待ち合わせをしてバスで陣馬高原下まで。温かいバスから降りると冷たい空気に震えるほど。小学6年生のまつおくんがレトロな雰囲気の村の様子ここも東京なのかと驚いていました。
20分ほど陣馬街道を歩いていくと新ハイキングコースの入り口へ。ここで衣服の調節…ここまで緩やかな登りが続いたのですっかり体も温まりました。今回は私がコースを決めたりしたので、皆さんが楽しんで歩いてくれるかドキドキ。ここからは急登続きだからねと初めに念を押しておくのを忘れません。
しばらく日の当たらない九十九折の急坂を一気に登ると尾根に乗り青空が見えてきました。時々小さな休憩をはさみながら歩いて行きます。山うさぎさんからみかんの差し入れ!山で柑橘類は良いな~(^^♪
今日の楽しみの一つは霜柱が見れるかなってこと。そろそろ見られる気温になってきたみたいだし…と前回も見た場所に近づくと…ありました。くるくる綺麗な霜柱。みんなのテンション急上昇。会えて良かった(^^♪
葉っぱがすっかり落ちた森…青空が気持ちいい。あとほんの少しなのになかなか辿り着かない山頂…みんな頑張ろう~!11時過ぎに白馬が待つ山頂に到着です。風もほとんどない穏やかな山頂ではたくさんの方が寛いでいました。富士山はと言えば、残念ながら雲が離れたくない~~~とびったり。まぁ、これだけ見えていれば十分ですね。
いつもの清水茶屋さんに席を移してお昼ご飯にすることにしましょう。今日は手抜きで高尾駅のICHIGENDOさんで買ってきたおにぎりとけんちん汁とゆずサイダー。具だくさんで美味しかった。こちらはゆかりちゃんからの差し入れのボルシチ!これがまためっちゃ美味しかったんです。
私は本当はドイツのクリスマスのケーキ、シュトーレンと甘酒の差し入れを持って行っていたのだけど、お腹いっぱいだったのでお腹に入らず(^-^; 富士山に別れを告げて下山するとしましょう。
一ノ尾根を下山し始めると、お喋りに夢中になっていた私に相棒たちがここにも霜柱があるよって。また会えました。嬉しい!長い一ノ尾根もみんなで歩くと賑やかで楽しい。でも、やっぱり長かったね。今日は歩いている間はどこも静かな陣馬山でした。紅葉の時に来たら綺麗なんだろうな~っ毎回思うのになかなか来れないな。でも、木の影がとても美しくて何度も立ち止まる私なのでした。
車道に出てこの日も藤野駅までのんびり歩いて、藤野駅からは例の如く『東尾垂の湯』にお世話になり、藤野駅からは東京行きのJRで夢を見ながら新宿駅まで行き、駒の小屋の忘年会&2次会にも参加しました。2次会では、何年ぶりかのカラオケではしゃぎ過ぎ声が枯れましたが、駒中さんと楽しい一日を過ごしました。顔の筋肉が痛くなるほど笑いました。楽しかった~♪
今年も沢山の素敵な人と出会う機会に恵まれた駒の小屋。姉さん兄さんもお元気そうで何よりでした。また来年もお邪魔したいと思います。
この日山歩きをご一緒したみ山うさぎさん、みっちゃん、まつおの母さん&まつおくん、そして相棒…楽しい一日をありがとうございました。来年はまたもっと魅力的なコースを考えておきますのでまた一緒に歩きましょう。
おまけキッチンで相棒のお弁当を作っているとどんどん空が赤く染まりだしのは奥のキッチンでも分かるほど。慌ててカメラを持って窓からパチリ。しばし見とれていた朝の時間でした。
さすがに寒さが厳しくなって来ましたね。と言っても東京は毎日のように快晴が続く冬型の気圧配置。週の半ばに初雪が降るかも知れないとの天気予報…嬉しいけど交通網が乱れるのが心配(*_*;
今年も残すところ2週間。年賀状にまだ手を付けていない我が家。毎年取り掛かりが遅くなっているような気がします。なんとか頑張らないとですね。今週も元気で過ごして行きましょう。]]>
山 2013
akko-kornblume
Mon, 16 Dec 2013 21:56:41 +0900
2013-12-16T21:56:41+09:00
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雪の立山を食べつくす@立山・雄山 2013.11.24(日)
http://kornblume.exblog.jp/21006945/
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事のきっかけは、一通のライン。『週末のお山はお決まり?bebeさん達と立山に登るけど、姉さんたちもどうかなと思って』福井に住むmieさんからのこんな魅力的なお誘いを受けたのは金曜日の夜のこと。私達は雪山なら燕岳、紅葉なら高尾周辺…どっちに行くか決めかねていて、そんなことをTwitterでつぶやいていたのを見て誘ってくれたらしい。
たまたまこの金曜日は相棒が出張先から夕方に帰宅していたので家族会議…即決で『行く~♪』とお返事。立山までどのくらいかかるのか、ノーマルタイヤで行けるのかも分からないまま(^-^; 登るのは日曜日なので土曜日のお昼過ぎに東京を出れば遅くても夜には富山に着くはず。せっかく富山まで行くのだから美味しいものも食べなきゃ…と土曜の晩は富山市内のビジネスホテルを予約して青空の東京を出発しました。
朝6時にホテルを出発して立山駅7時に福井チームと待ち合わせ。どうして私達、2週連続で会うのでしょう(^-^; (今週末は会う予定があったので要するに3週連続!)
私達は一年ぶりの福井チームとの再会です。でも、いつもブログでお互いの近況を知っているので久しぶりって感じではないのが不思議。
8時からケーブルカーのチケット販売が始まり、ケーブルカーとバスを乗り継いで懐かしの室堂へイン。昨日の雪崩事故もあったので気も滅入っていたところに室堂はなんとガスガス状態…雪もちらちら降ってるし、どんどんテンションが下がっていくわたし(*_*;
室堂から一ノ越を経て雄山までは雪崩の危険はないところだけれど、慎重に慎重を重ねて無理をしない、大人だからがつがつしない、また来ればいいからさーそう話して出発。
みんなになかなかついて行けない。ふかふかの雪で足元が危うい。優しい仲間に励まされて一歩ずつ前へ進む。
こんなお天気で山頂行ってもつまんないな。とりあえず一ノ越までは頑張ってみるかとやる気が出ないという訳ではないのだけど息が上がってキツくて。でも真っ白な中頑張って歩いて、一ノ越に近づくと同時に一気に空が晴れてきたではないですか!歓声が上がる。一ノ越山荘前から見えた北アルプスの真っ白な山達に心を奪われる。まさかここでこんなに晴れるなんて!
お腹ぺこぺこの私はko-ji君にどら焼きを恵んでもらい、インナー手袋までお借りして、準備が足りなかったことを深く反省。山頂まで行けるかなとちょっぴり不安な気持ちもあったのだけど、この青空を見たら行きたくなるでしょ!無理だったら早めに引き返すことを約束して出発。室堂は真っ白で美しい。何度も振り返ってしまう。いっぱい写真を撮りたかったけれど、なんだか変なモードに変わってしまっていたカメラを設定し直したいけれど冬の分厚い手袋だと思うようにいかなくてイライラ。でも、風も強いし、ここで立ち止まっては駄目。諦めてこのまま行こう。荘厳な眺めに圧倒される。美しすぎるよ!テンションアップ!山頂の神社が見えてきた。あと少しだ、頑張ろう。ワンダーフォーゲルの表紙みたい。男坂を這い上がるmieさん。相棒も男坂を。私はもちろん女坂から(巻くだけです…笑)相棒はのろのろしてる私をきっと呆れてるんだろうなぁ~~~(+_+)そして無事に雄山山頂に辿り着きました。真っ白な世界に心を奪われたまま、山頂の祠までGO!ちょうど山頂にいらした方にお願いしてみんなで撮っていただきました。みんないい笑顔!なんて素敵な仲間なんでしょう。こうやってみんなのお陰でここに立つ事が出来て感激です。ありがとう、みんな。剱岳も真っ白な姿を見せてくれました。また登りたいな。せっかくなのでいつものジャンプを!
ko-ji師匠もジャンプ~!重たいザックを担いだままとはありえない体力です。相棒のへなちょこあまちゃんジャンプも載せておきましょう(#^^#)
本当ならもっともっと山頂でのんびり美しすぎる景色を楽しんでいたかったけれど、帰りのバスの時間もあるし、東京まで帰らないといけない恐ろしい現実が待っているのでそろそろ下山することにしましょう。また来年も来たいなぁ。何故だか毎週のように会っている二人(笑) また来週もよろしく!一ノ越までは慎重に下り…一ノ越からはみんなはぐんぐんと。私は相変わらずノロノロと(^^ゞ途中でシャリバテ…一人パンを頬張りながら、なんだか南極みたいだなぁとか暢気なことを言いながら写真を撮っていたら相棒に遅い~~~って怒られつつ(*^^*)何とか元気に、大満足で室堂に戻って来ました。最高の雪山はじめとなりました。私の隣の美女は福井のmieさん。声をかけてくれて本当にありがとう。優しいko-ji師匠のサポートのお陰でこんな私でもなんとか登頂出来ることが出来ました。またよろしくです。雪までチラついていてどうなることかと思ったけれど、終わってみればこんな素晴らしいお天気に恵まれた絶景の雪山はじめでした。往復850kmの長旅でしたが、こうやって気の合う仲間と過ごす時間はかけがえのない時間。思い切って出かけて正解でした。ホント楽しかったよ~みんな、ありがとう。
美味しいおまけ
立山に登った前日の土曜日、ビジネスホテルでbebeさん夫婦と落ち合ってタクシーで富山駅周辺へ。運転手さんに美味しいお店に連れて行ってとお願いしました。お店の名前は『やっとるぞー』だったかな?
富山と言えばこれを食べない訳にはいきません。白えびの天ぷら。あともう一品はなんだったかな、旬のお魚だったはず。ピントが合ってなくてすみません!ホタルイカは大好きなのだけど、こんなに丸くてふっくらしてるのは初めて。もちろん旨し。日本酒に合いますね~(^^♪旬の寒ブリや甘エビだけでなく、やっぱり日本海の魚は美味しい!これまた大好きな白子の天ぷら。まだまだ他にも色々いただいたのだけど、お酒も入って写真を撮るのを忘れてしまいました。お酒も富山のお酒をいろいろいただきました。
そして〆は富山名物だというブラックラーメン。みんなお腹いっぱいでさすがに半ラーメンにしておきました(笑)美味しかったです。
という訳で高尾周辺をうろうろしようかなと思っていた週末でしたが、往復850kmの富山を満喫してくることが出来ました。長い運転をずっとしてくれた相棒へ…いつもありがとう、感謝してます。
雪崩事故で亡くなられた方たちのご冥福を心からお祈りすると共に、山にはいつも危険があるということを心に留めて、これからも絶対に無理や過信をせずに、安全に山歩きをしていかねばならないなとあらためて心を引き締め直しました。
そうそう、一つ忘れてはならないのは、初めて入った富山からの室堂ですが、行きはガスガスで何も見えなかったのですが、帰りのバスの窓からは素晴らしい景色が広がっていました。東京からだと扇沢からがどうしても便利なのだけど、ここの違った季節の景色を是非見てみたいなと思いました。この辺りを歩くのもきっと楽しいんじゃないかな。長いレポにお付き合いくださってありがとうございます。
東京は晴れの予報が続く一週間。都心の紅葉もどんどん進んで来ましたね。カメラ持って出かけたいけど、明日からは毎日仕事だぁ(^-^; 週末に向けて仕事も頑張ります。おしまい。
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山 2013
akko-kornblume
Tue, 26 Nov 2013 15:26:26 +0900
2013-11-26T15:26:26+09:00
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第二回丸鍋の里帰り@大菩薩嶺・丸川荘 2013.11.16(土)~17(日)
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落ち葉も冬の装い@柳沢峠~丸川峠
この週末は大菩薩嶺・丸川荘で行われた丸鍋の里帰り(通称 丸鍋パーティー)に参加して来ました!
去年は雨の中、相棒も体調が悪い中の参加でしたが、今年は青空が眩しいお天気に恵まれました。久しぶり~の方、初めましての山ブロガーさん達が賑やかに集って今回も濃い~~~二日間になりました。
[11:00]今日は紅葉が素晴らしい奥多摩~丹波を抜けて柳沢峠に向かいました。柳沢峠から丸川荘までのトレイルは標高差が200mほどで緩やかなアップダウンが続く歩きやすい道。この静かなトレイルを歩くのは一年ぶりです。日差しはポカポカと暖かかったけれど、日影の苔達は真っ白にお化粧していました。柳沢峠から六本木峠までの森は東京都水道局が管理している水源の森。よく手入れされた落葉樹の美しい森が広がっていて新緑&紅葉の季節に来てみたいな~と思いながらなかなか実現出来ていない。見てみたいなぁ。この日は小屋泊りなのに何故かテント泊用のザック(笑) 緩い登りなのに暑くて今日もやっぱり半袖の私(^-^;よく整備されたトレイルは苔がいっぱいでいい雰囲気なんです。久しぶりの相棒との山歩き、話すことは山のことばかり。少し前に降った雪がところどころ残っていました。橋の上が凍っているのはちょっぴり怖い。[1:15]のんびり歩いて2時間ちょっとで懐かしい丸川荘に到着。もうみんな来てるかなと思ったけど、まだ静かな丸川荘でした。
小屋番の只木さんにお久しぶり~の挨拶をして、ザックから持ってきたおつまみを出して…そうこうしているうちに丸鍋オーナーが続々と到着。我が家は定番のツヴィーベルクーヘン(ドイツで発酵中のワインと食べる玉ねぎのキッシュのようなもの)とタコとセロリのマリネ、相棒が作った牛すじの煮込みはご馳走がいっぱいあったので翌日の朝のメニューに回しました。みんなのザックが大きかっただけあって次から次へと美味しいご馳走が並びました。もうワインが空になってますね。お仕事が終わってから駆けつけてくださった山吹さんが持って来てくれた馬刺し、bebeさん夫婦はカブのマリネ、切り干し大根のマリネ、タコのマリネ、キキさんはお手製のレバーペースト、金太郎さん達もカマンベールチーズとサーモンでおつまみを、ひっきーさんは大きなタッパーいっぱいの手作りおでん、御存知さんからは青アジとカマスの干物…その他にも盛りだくさんの美味しいおつまみに、お酒とお喋りは尽きることがありませんでした。初めての方もいたので自己紹介したり、只木さんが用意してくださったくじ引きをしたり…楽しい時間は夜が更けるまで続きました。
楽しみにしていた星空は空の真ん中に大きな満月が輝いていて残念ながら撮影出来ず。でも、酔っ払い状態だったから撮るのは無理だったかな(*^^*)翌朝はピンク色に染まった富士山と共に目覚めました。
只木さんにいれていただいた珈琲で頭をシャキッとさせたら、朝ごはんの準備!みんなで丸鍋でご飯を炊きます。ご飯の友もどこからともなく出てきて炊き立てご飯を美味しくいただきました。ご飯を食べ終わったら丸川峠の広場で丸鍋の記念撮影。今年もこうやって峠を下って行った丸鍋たちがまた峠に集まることが出来ました。丸鍋仲間も記念撮影。また来年もみんなで楽しい美味しい時間を過ごしましょうね!
帰っていく仲間を見送り、私達は結局最後まで丸川荘でのんびり…只木さんにまた珈琲をいれていただいてお喋り。雪がいっぱい積もったころにまた遊びに来ますと約束して下山することにしました。裂石に下山するbebeさん夫婦とひっきーさん、そして只木さんに見送られながら出発。朝晩はやっぱり冷えたのね、苔達は今日も凍り付いていました。誰にも会わない静かな山の中、時折聞こえるのは野鳥の歌声ばかり。ちょっと食べ過ぎたけれど、山仲間と過ごす時間はかけがえのない時間。ブログをやってて良かったなぁとつくづく思いました。行きは長いな~と思うこのトレイルも帰りはあっけないほどあっという間。ちょっと物足りないし、カロリーを消費しようと、少し遠回りをしてから帰ることにしました。
ブナの道の地図に『展望台』があると初めて気が付いたので行ってみることにしました。分岐からほんの少し入ったところに『多摩川源流を望む』その展望台はありました。こんな素敵な展望台があることに今頃気が付くなんて(^-^;木賊山から将監峠将監峠から飛龍山、そして小雲取山までが見渡せる素晴らしい展望台でした。
歩いたところより、まだ歩いてないところのうほうが多い稜線、いつか繋げて歩いてみたいね、そんな夢が広がります。こちらのルートは花ノ木沢まで一旦下りますが、登り返しもそれほどきつくないばかりか、大きな森の中で呼吸できることが嬉しくて。なかなかいい山歩道でした。
丸鍋仲間との二日間、お天気にも恵まれて、美味しいものも笑顔もいっぱいの素敵な二日間になりました。重たい荷物を担ぎ上げてくださった皆さんに感謝です。そして今年もお会い出来て嬉しかったです。また来年もみんなで集まることが出来ますように!
今回、丸鍋幹事が忙しくて参加出来ず、幹事代理をしてくださって山吹さんには特別にありがとうを!そして細かい心配りをしてくださった只木さんにもスペシャルなありがとうを!丸鍋を通して繋がったたくさんの方たちに出会えたことに心から感謝します。
山吹さんのブログ
賢パパのブログ
キキさんのブログ
bebeさんのブログ
ひっきーさんのブログ
御存知さんのブログ
まゆちゃんのブログ
たむちゃんのブログ
おまけ
この方のこの記事で久しぶりにパン作り熱が燃え上がった相棒がこんなものを作りました。ポン デ ケージョ!今度のキャンプに作っていくのだとかで試作です。実は山を始める前、相棒は週末になるとよくパンを作っていたっけ(遠い目…) これはとっても簡単に出来るようだし、軽いおつまみに最適なので、これからちょくちょく作ってくれるかも知れません。
今週の東京は晴れた乾燥した日が続く模様。今のところの天気予報ではまた週末もお天気良さそうです。紅葉散歩をするか、それとも雪山を歩くか悩み中(^-^; 今週も元気で笑顔で過ごしていきたいものですね~!]]>
山 2013
akko-kornblume
Tue, 19 Nov 2013 10:19:06 +0900
2013-11-19T10:19:06+09:00
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秋を味わいに@寂しょう尾根から滝子山 2013.11.9(土)
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滝子山は柔らかい紅葉がいっぱい
この週末、日曜日はEOS学園の撮影実習なのだけど、土曜日は少しでも秋を味わいに行きたくて迷っていると山友(飲み友)のたけさんから滝子山に登って麓の笹一酒造の新酒フェアに行かないかと素敵なお誘いが届きました。
滝子山も歩きたい山の候補に入っていたし、新酒フェアのおまけ付き(メインはどっち?笑)とあれば行かない訳にはいきますまい。残念ながら相棒は土曜は家で仕事をしないといけないな~とのとのことで、行っておいで~と嬉しそうに送り出してくれました。まぁ、私が家にいないほうが仕事も捗るんだろうしね(^-^;
というわけで、美しい秋とお酒を堪能する贅沢な一日となったのでした。
たけさんとは中央線の立川駅5:24発大月行きの電車で待ち合わせ。大月で中央本線に乗り換えて笹子駅に着いたのは6:35。WCを済ませて滝子山の登山口に向かいました。
我が家は滝子山に2回登っていますが、いつも笹子駅から登山口までの車道歩きが嫌でいつも車で来てしまっているのだけど、お喋りしながら歩くと駐車スペースのある桜公園まであっという間でした。桜の木に真っ赤な蔦の葉っぱが絡まって美しい!
寂しょう尾根へと向かう道は、相変わらずなにか出そうな雰囲気。まぁ、二度目なのでそれほど驚きも無いけれど。急登のうっそうとした森を抜けて一度大鹿林道へ出て、寂しょう尾根へと取り付きます。
ここは破線ルートですが、よく踏まれたトレイルです。ふくらはぎがパンパンで痛くなるような急登の尾根歩き。去年の春にここを歩いた時にこの尾根の木々の美しさには息を飲んだっけ。だから、秋に来てみたいと思っていたのでした。ちょっぴり終わりかけていた寂しょう尾根の黄葉でしたが、光を浴びて金色に輝いて綺麗なこと!天気予報に反して雲の多くて日差しが足りなかったのだけど、十分に美しい森です。尾根の右側の斜面はもう紅葉は終わりかけ。反対側はまだこれから。風の向きとかで温度が違うのかな。久しぶりに会ったたけさんと今年歩いた山の話で盛り上がる。山友と歩くのはホントそれだけで楽しいな。派手な紅葉では無いけれど、こういう落ち着いた秋の森の中を抜けて歩くってとっても好き。
途中からは険しい岩場が続く尾根。慎重に歩いて…汗びっしょりになって。10時少し前、どんより雲の下の滝子山の山頂に到着!たけさんは今まで富士山が見えなかったことが無かったらしい…それに比べて私は3回登って一度も富士山を拝んだことのない山頂(T_T)
新酒フェアのおまけに登山の位置づけが悪かったか(*_*; 雲に覆われた山頂は風が抜けて寒い!上着を羽織ってランチタイムとしましょう。コンビニおにぎり&たけさんが持って来てくれたココアで温まります。私は朝、電車の時間を20分も勘違いしていて買い物する時間が無くておやつも何も持って来れなかった。ごめんよ~!温かいココア、ポイント高し!
ランチが終わったら、さー新酒フェアに向かって下山です。笹子駅へ今度は浜立山をぐるっと巻くコースで下りて行きます。水たまりのような鎮西ヶ池を過ぎ、広くて気持ちのいい防火帯を歩くけど、寒々しい景色。ま、これはこれで美しいけど。ここから見える大谷ヶ丸の斜面はカラマツがちょうど黄葉していて黄金色をしているのが見えて
あちら側を歩くのもいいね~と話す。
落ち葉で覆われた防火帯もなんだかとーっても美しいな。こういう雰囲気も好き。
落ち葉でルートが分からない森の中を抜けると、沢沿いのトレイルに。ここは本当にとっても美しい渓谷なんです。そして、さっきまで落ちていた木の葉が高度を下げるに連れて残っていてくれて、静かな美しい森に何度も歓声を上げて立ち止まってしまう。なめ滝が続くスミ沢。ちょっぴり歩きにくい砂地のトレイルですが、慎重に歩けば大丈夫。ここを相棒と初めて歩いたのは4年も前のこと、あれからずーっとここの紅葉を見に来たいと思っていた。その夢が叶ってとても嬉しい!水しぶきを上げる美しい滝やカエデの紅い色モミジのオレンジ色こんな美しい紅葉に会えるとは思ってなかったので嬉しくて、嬉しくて。綺麗だね~ため息つきながら秋を味わう。来て良かったなぁ。優しい色に色づいた森はいつまで見ていても飽きることがありませんでした。優しい森だね。相棒にも見せてあげたかったな。来年は一緒に来ようね。たけさんがここは美林だね~とひと言。そうかぁ、こういうところを美林って言うんだね。山の大先輩と歩くと色々教えてもらえて嬉しいね。あまりにも美しくてなかなか足が進まなくなっちゃったけど、そろそろ次の(本当の)目的地へ行きましょうか~♪
笹一酒造新酒フェア2013!
受付で500円払ってプラスチック製のワイングラスを購入。あとは日本酒生原酒、にごりワイン(赤、白、ロゼ) そしてここでしか飲めないもろみワインを何度でも試飲することが出来ます!もしかしたら来てるかな~と思っていた通り、akemiさん&岳ノ介さんに久しぶりに会ってハグハグして、一緒に新酒を楽しみました!屋台も来てたり、大道芸人さんも来ていたりして、村のお祭りみたいでとーっても楽しかった。もろみワインがめちゃめちゃ美味しくて何度も何度もおかわり。そうそう、さすが酒蔵、甘酒も飲み放題でしたが、これまた優しい甘さで美味しいし温かくてこちらもおかわり(^-^; これだけ飲んで500円ってごめんなさいって感じ(笑)
たけさんと来年はお酒好きに声をかけて滝子山とセットで楽しみに来ようねと。こんな楽しい一日は無いですよ(^^♪ みなさんもいかがですかぁ~?相棒には純米生原酒とにごりワインをお土産にしましたよ~💛 相棒は仕事も捗って、少しはのんびりも出来たみたいです(#^.^#)急に寒波がやってきて、大好きな秋は足早に過ぎ去って行きそうな予感。もう少しだけ秋を味わえたら嬉しいのになぁ。
ようやく歩くことが出来た秋の滝子山…富士山がまた見えなかったのは残念ですが(泣)、富士山は来年のお楽しみにしたいと思います。3度あることは4度とかじゃないといいのだけどなぁ(^-^; おしまい。
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山 2013
akko-kornblume
Tue, 12 Nov 2013 13:28:20 +0900
2013-11-12T13:28:20+09:00
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奥多摩の秋を探しに@川苔山 2013.11.2(土)
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川苔谷の黄葉はもう少し先
楽しみにしていた三連休でしたが、父が入院していたこともあり、テント泊は中止(お天気も冴えなかったし(^-^;)…久しぶりに奥多摩を歩くことにしました。候補は二つ、稲村尾根から鷹ノ巣山~奥多摩駅までの石尾根縦走と毎年一度は歩きたい川苔山(かわのりやま)でしたが、やっぱり川苔山を歩きたい!
久しぶりの東日原行きのバスは2台びっしりの登山者。川乗橋でバスを下りて歩き出すことにしましょう。
[7:40]川乗林道のゲートをくぐったところでニッコリと登山者を見守るお地蔵さま。行って来ますのご挨拶。
川乗林道をてくてく歩く。味気ない林道歩きだけど、まだツルリンドウの花に会えたり、小菊が咲いていたり。秋の深まりを感じながら歩いて行くのは、それだけで十分に楽しい。今朝も4時半起床…起きるのは辛いのだけど、いつものことながら来て良かったねと二人で話しながら。
日も出ていないので最初は上着を着ていたけれど、少し歩いただけで体はぽっかぽか。いつの間にか私は半袖(#^.^#)
細倉橋からは林道を離れて登山道へ入って行く。そこにこんな張り紙が…どういうこと!!!渡渉があるって分かってたら来なかったのに。相棒はヤマレコでこの情報を知っていたらしい(+_+) でも、ここまで来てしまったのだもの、前に進むしかないなぁ。諦めて歩くとするか(^-^;川苔谷を橋で右に左に渡りながら進んでいく。まだこの辺りの黄葉には早かったか。それでも気の早い木もあってちらほらと色づいている木もあって目を楽しませてくれる。あと1週間か10日後が見頃ってところかなぁ…と素人判断。
今日は川の水も川に注いでいる小さな流れも今までで一番多く感じる。台風の影響はまだ続いているのかな。そんなことをのんきに話しながら進んでいくと…いつもある橋が無い。相棒がぴょんぴょん渡って行ったので、初めはここが渡渉するところだと気が付かなかった。ほとんどの人にはなんでもないような渡渉なんだけど、やっぱり私には無理。真ん中辺りで立ち尽くしていると後ろから来た方が手をかしてくださいました。ありがとうございました!情けないけど渡渉だけは苦手。
雨のあとでない限り、普通の方には問題ないと思います。どうしてこうなんだろう、わたし。
渡渉地点からひと歩きで百尋の滝(ひゃくひろのたき)に到着[9:30]美しい滝だ。この滝に会いに来れただけでも満足してしまう。木々が色づいたらさぞ美しいことだろう。百尋の滝を登り返して、川苔山に向かうとだんだん森が美しくなって来た。日が差している時間も少しはあったのだけど、だんだん雲が広がる。雨が降らないといいな。百尋の滝からのトレイルは急なのだけど、美しい森の中を抜けていくトレイルはとーっても美しい。
春は新緑、秋は黄葉を楽しめる。来て良かった![11:00]山頂付近の南斜面はちょうど黄葉が見頃で美しかった。何枚も何枚もシャッターを切った。
山頂は今日も賑やかな声が響いていた。でも、雲取山も富士山も見えなかった。今日は見えるかなと思っていたのにな。
さて、お腹も空いたことだしお昼ご飯にしましょう。今日は栗おこわのお握りとカップスープの簡単なランチ。山で食べるお握りはそれだけでもご馳走だ。そして、今日は特別におやつ2種類!相棒の静岡出張土産の黒いチーズケーキサンドがめっちゃうまだった。また買って来てー!お腹が満たされたら、だんだん霧が出てきて寒くなったのでさくっと下山しちゃいましょう。途中、カエデが真っ赤に色づいている森があってとーっても綺麗で足を止めて鑑賞。鳩ノ巣駅までの下りは同じような単調なトレイル。毎回長いな~って思う場所。来週どこに行こうか、もう次の山の話をしながら歩く(笑) そうすれば退屈しないですむもんね。大根の山の神を過ぎるとあとは植林の中を急激に下っていく。こちら側から登るのは変化が無くてつまらなそうで嫌だなぁ。
植林の森を抜けると鳩ノ巣の集落に出た。あら、まだ2時前なの。早かったのね。
その時、ふと一軒のお店のことを思い出した。今まで一度寄ってみたいなと思っていたのだけれど、時間切れだったり、もう疲れ果てて早く帰りたかったりして立ち寄れなかったお店。時間もあるし、お茶していかない?と相棒にお伺い。もちろんOKだよね。鳩ノ巣駅から徒歩1分のところにある山鳩さん。相棒は生ビールにサンドイッチ、私はカフェオレにバナナシフォンケーキをいただきました。なかなか素敵なお店でほかにも美味しそうなメニューがたくさんありました。また、立ち寄りたいな(^^♪
久しぶりの奥多摩、そして日帰り山歩きはお天気が今一つでしたが、バスの中こそ混雑していたけれど、歩いている間は始終静かな山歩きを楽しむことが出来ました。奥多摩の紅葉はまだまだこれからの季節も楽しめそうです。今週末も日曜にEOS学園の撮影会があるので、どうしても日帰り山歩きになるので、また紅葉の美しい山を歩けたらいいな。今から情報収集をしなくては!
おまけの話
先週、緊急手術&入院をした父…日曜日にお見舞いに行って来ましたが、拍子抜けするくらい元気になっていました。まだ頭蓋骨は太いホッチキスで留めたままで、傷を見たらちょっと眩暈がしそうな私でしたけど(*_*; でも、もう髪の毛も洗っていいのですって。
どれくらいの血液が硬膜外に溜まっていたのかなと思っていたら、なんと缶ビール一本分350mlもの血液が溜まっていたのだそうな。それでは脳が圧迫されて真っ直ぐに歩けなくなったりしたはずです。
父は今週半ばには無事に退院出来そうです。今月、父は74歳になります。いつまでも元気でいて欲しいものです。ご心配をおかけしました。私もよく山で木の枝に頭をぶつけたりするので、暑くてもちゃんと帽子を被るようにしようと思いました!
急に気温が下がって体調を崩しやすい季節になりましたね。空気も乾燥しているし、風邪を引かないように気をつけて過ごしましょうね。先週はずっとバタバタしていたのですが、今週は少し余裕がありそうなので、皆さんのところにもお邪魔しに行けそうです(^^)/
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山 2013
akko-kornblume
Tue, 05 Nov 2013 20:33:19 +0900
2013-11-05T20:33:19+09:00
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嵐のあとで@車山高原 2013.10.26(土)~27(日)
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台風が上陸するとか、しないとか…そんな週末は思い切って普段のプランとは違う計画にあっさり変更するのがよろしい。また行きたいね~って思わせる宿ってそうそう無いのだけど、何度でも行きたいねって思うお宿が、ちょうど2部屋空いていたのですもの、美味しいもの食べに行く~?と山友bebe家を誘惑して車山高原に行って来ました。
土曜日は台風の中の出撃でしたが、日曜日は台風一過の青空と見事な紅葉と、そして美味しい食事に舌鼓を打ったとーても贅沢な週末でした。
土砂降りの雨の中央道を走り抜けて諏訪南ICを下りると、うっすら日が差してみたり。お天気の早い回復を祈りながら原村のお気に入りの八ヶ岳ズームラインを走る。
だんだんと紅葉した木が増えてきてとても綺麗で…待ち合わせの時間まで少し間があるので八ヶ岳美術館へと車を走らせる。雨が結構降って来ちゃったのだけど、しばしカメラ散歩。ぁ~望遠レンズ欲しい(必要!)
途中でも真っ黄色の銀杏並木があって、自分のイメージしてる写真を撮ってみたけど失敗(^-^;きっと黄色い銀杏ならまだまだこれからチャンスがあるはずだよね。
bebe家との集合場所は白樺湖のコンビニ。雨が激しく降っていて、これでは山ノボラーの私たちでも歩く気にはなれません。ということで行きつけの酒屋さんでお買い物…一応こちらもプランの中に入っていたのですよ(笑)
今日の目的地、ころぼっくるひゅってに向かう前に霧ヶ峰まで車を走らせてみたけれど、まさに霧の霧ヶ峰…おまけに雨ザーザー。ちょっと早いけどころぼっくるひゅってに行きましょう。初夏にここを訪れた時は駐車場もいっぱいだったけど、今日は私たちの車だけ。こんな日にここに来るってよっぽどの物好きだけだよね。傘を差して店内へ。ストーブの火が温かい。今年初めてのストーブだ。まだお昼前だったけど、お腹を空かした4人。ビーフシチューをいただきましょう。いつもテラスでいただいていたのでお部屋の中でお食事したのは初めて。温かいシチューは体も心も温めてくれました。窓の外は雨…まだ晴れそうにない。誰もいない店内…温かいストーブのそばでお喋りの花が咲く。サイフォンで丁寧にいれてくれださった珈琲も美味しいし、ケーキも美味。幸せな時間。窓の外はまだ激しい雨の音。風も強い。でもたわいのないお喋りは尽きることもなく、退屈って言葉はこの仲間には無い。お昼の時間もとうに過ぎたころ、だんだんと窓の外の景色が見えるようになってきた。もう雨は上がったようだ。風が強いので、車に戻って雨具を着こんで歩き出す。今日は車山肩~沢渡~車山湿原~車山肩と約2時間のぐるりっぷだ。
標高が下がると、そこは登山道では無くてまるで沢の中を歩いているかのようだ。そりゃそうだ、あれだけの雨が降ったのだもの。軽登山靴で来るんじゃなかった。ちゃんとゴアの靴を履いて来れば良かった。貸切の静かな車山湿原の中を走り抜ける鹿の群れ。白いお尻が見えてるよ~!湿原の廻りの木道に出てようやくホッとする。こんなお天気だけど、歩けただけで満足な我ら。やっぱり体を動かすのは気持ちがいい。夏の面影はどこに行ったのか?晩秋のこんな静かな湿原もいいものだ。満足!
さて、チェックインできる時間になったので、車を走らせてリゾートイン スクアミッシュへ向かいます。最後に来たのは3月初めの蓼科山登山のあと。懐かしい笑顔でオーナーの中橋さんが迎えてくれました。食事までの時間、お腹が空いて空いて仕方がなかったけれど、美味しくご飯を食べられるためにつまみ食いは我慢です(笑)
待ちに待ったお食事は18:30から。この日も手の込んだスープから食事が始まりました。こちらは栗のスープ。ドライトマトとオリーブのケークサレきのこのスープたてしな豚のローストとゆい農園の無農薬野菜 お肉ももちろん美味しかったのだけど、ごぼうの味が濃くてうまっでした。りんごパイ
他のお料理はいつの間にか写真を撮っていなかったので、bebeさんのところで見てもらうことにしましょう。日曜の朝は台風一過の素晴らしい青空。相当冷え込んだ様子。早起きbebeさん夫婦は朝の散歩も楽しんだようだ。その点、我が家といったらw(+_+)8時から朝ごはん。これは朝ごはんの前菜。美しい朝のお皿。
こちらのお宿は一日4組だけの小さなお宿ですが、もとは倍以上の部屋数があったのを改装して個々の部屋を広くして居心地よくしてあります。だから空間としてはどこも広々。ほーんといつ来ても食事は大満足だし、オーナー夫妻の人柄も良いし、またお邪魔しようと思うのです。次は春先かな?
チャックアウトして車をスキー場に移して、車山に登ることにしましょう。私たち夫婦も山を始める前にハイキングで登った以来だから何年振りかな?歩き出すとすぐに蓼科山の丸っこい姿。山頂の辺りは真っ白になってるのがここからでも見て取れる。霧氷だ!昨日歩いた車山湿原を眺める。外国のような眺めが広がる。私達が昔、欲張って姫木平から霧ヶ峰まで無謀にも歩いたあの忘れもしない夏の日の悪夢のような時間のことを話す。あの頃は、あっちもこっちもがつがつ歩こうとしていたっけ。今はそんな元気はない。真夏の霧ヶ峰は日を遮るとところが無くて、それこそ倒れる寸前だった(+_+)CT通りちょうど1時間で車山の山頂へ。雲が広がり始めたけれど富士山もなんとか見ることが出来ました。朝早くだったら360度の展望を楽しめたことでしょう。久々にジャンプなどを(#^.^#)往復2時間のハイクだったけれど、雄大な眺めを楽しむことが出来て満足。
ここでbebe家とはお別れ。また遊ぼうね~!鹿には気をつけてね!
私達は諏訪南ICへ向かいながら、宿のオーナーに教えていただいた情報を頼りに横谷観音へ紅葉狩りに行ってみることにしました。横谷峡は聞いたことがあったのだけど横谷観音に行くのも初めて。お話通り紅葉真っ盛りでした。観音さまのいらっしゃる祠の先にあるテラスからの眺め。燃えるような山に圧倒されます。
案内図を見ると徒歩10分で大滝展望台まで行けるというので行ってみることにしました。こんなに下っちゃって登り返すの大変だ…ってくらい下ります(笑) でも、この絶景です、嬉し!たくさんの三脚マンさんたちがいらしていたので有名な場所なのですね。教えていただかなかったら来ることが無かったので感謝!お天気次第で美味しいものを食べるだけの週末にもなりそうでしたが、こうやって少しでも自然の中で過ごせてホントに良かったなぁ。中央道の渋滞に巻き込まれたくなかったのだけど、こんなに美しい紅葉を見せられちゃったらね、時間の経つのも忘れちゃってお腹が空くのも忘れていつまでも紅葉狩りを楽しんだ午後でした。
帰りにお気に入りのたてしな自由農園でお買い物とランチをしたのだけど、長くなっちゃったのでこのお話は次回にしようかな。そろそろ夕食の支度もしないとだしね(^^♪
日曜日は各地で青空が広がったので、みなさんも山歩きを楽しんだことでしょうね。そろそろ紅葉も山を駆け下りてきたことだし、次の週末は三連休!今からどこでどうやって過ごそうか悩み中。いい場所があったら教えてくださいね~!急に寒くなったので風邪を引かないように気をつけて過ごしましょう。
bebeさんのシャシン記ログ 素敵な写真がいっぱいなので、是非ご覧くださいね!
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山 2013
akko-kornblume
Tue, 29 Oct 2013 18:22:22 +0900
2013-10-29T18:22:22+09:00
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黄金色の稜線へ@会津駒ヶ岳 2013.10.14(月)~15(火)
http://kornblume.exblog.jp/20851360/
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今年も愛しの会津駒ヶ岳に行くことが出来ました。
秋の三連休最終日の朝、前回書いた通り朝5時にレンタカー屋さんで可愛いSWIFTを借りて東北道を北上し、途中事故渋滞に巻き込まれたりしながら、桧枝岐の会津駒ヶ岳 滝沢登山口に着いたのは10:30のことでした。
こちらがお借りしたSWIFTくん。小さいのになかなか頑張って走ってくれました。登山口に満車って書いてあったけど、一応上まで行ってみると、ちょうど一台分のスペースが空いたところに無事駐車することが出来てラッキー!登山口の階段までの間でもついつい立ち止まってカメラを向けてしまう・・・久しぶりの山歩きに笑顔があふれる私たち。これじゃぁ、何時に駒の小屋に着くかしらん。キラキラ光る木漏れ日が眩しい!黄金のトンネルになるのはあと少しかな。さて、頑張って歩きましょう。会津駒ヶ岳は登山口から水場までCT1:30の間の急登が辛いのよね(^-^; でも、この日は空気がひんやりしていて歩きやすかったほうかな。それでも汗びっしょりになったけど。少しずつ高度を上げていくと、だんだんと色づいた木々が迎えてくれます。お日様の光を受けて森は美しさを増す。派手な演出はないけれど、色とりどりの森の中を歩くことが出来てとーっても幸せ。私がずっと駒に行きたがっていたのを知っていて、忙しい仕事を一日休んでくれた相棒には頭が上がらない。心の中でありがとうを言う。相棒も嬉しそうで私も嬉しいな。オオカメノキのグラデーションがとーっても美しい。こんなのを見るとにこにこ笑顔になっちゃうね。ちょうど登山口から1時間半で水場に到着。この付近の黄葉が一番きれいだったかな。ザックをおろしてベンチに座って休憩しよう。コンビニで買ってきたおにぎりを二つペロリとたいらげたら、もうおやつタイム・・・今日のおやつは前日に浅草の撮影会で買ってきた舟和の芋ようかん&あんこ玉。あんこ玉は色んな味があってとーても美味しくて大好きなのです(^^♪
おやつが終わったら、お水を汲みに行きました。プラティパスに冷たいお水を入れると手が凍りそう。このお水が美味しいんだよね。水場までは私のほうが元気だったのに、ここからは相棒に逆転され・・・ふうふう言いながら歩きました。
途中で下山してきた笑顔の女性に矢車草さんですか?って声をかけてもらいました。『山婆の、のんびり山散歩』というブログをされているchikoやんさんでした。
いつもどんな方がこのブログを読んでくださっているのかな~って思うのだけど、こうやって声をかけていただいて楽しみに読んでます、なんて言われると拙いブログだけど続けてきて良かったなぁと心から思います。chikoやんさん、山婆の・・・って・・・若々しくてお姉さんみたいでしたよ~!今度は立ち話じゃなくてゆっくりお話ししたいです!chikoやんさんに声をかけていただいたら、さっきまでの疲れがどこかに吹っ飛んでいきました。ありがとうございます(^^)/
登山道が木道に変わるとそろそろ黄金色の稜線・・・ダケカンバの白い幹がとーっても美しい。ほらほら、懐かしい大好きな場所に帰って来たよ。ぽかぽか暑いくらいの日差し。駒の小屋への最後の登りはちょっとキツイのだけど、心の中は今年もここに来れたことの喜びで走り出しそうな気分。燧ケ岳・・・今年も登れなかった・・・来年こそは登りたいな。
ちょうど2時に小屋に着くと、ベンチの周りをお掃除しているさゆり姉さんを発見。ただいま~、やっと来れたよ~!
兄さんは小屋の裏手で薪割り中でした。姉さん兄さんの笑顔に今年も会えて、ホントに嬉しいな!相棒もここに来るとホッとする~とにこにこ。
さゆりさんが明日の朝までは晴れの予報だけど、山頂は今日行っておいたほうがいいよと言うので、荷物を置かせてもらって、さっさと山頂を踏みに行ってこよう。駒の大池に写る駒の小屋 帰って来れて良かったなぁと胸がいっぱいになる。今年、どこの山でも当たり年だったコバイケイソウはたくさんの種をいっぱい実らせて命を終えようとしていました。急な木の階段を登りきると会津駒ヶ岳の山頂。逆光だけど証拠の一枚。
風の音しか聞こえない静かな山頂・・・舟和のおやつの残りを持ってきたけど、どこで食べようか・・・二人とも考えていたことは同じ。じゃぁ、あそこで食べよう。山頂から中門岳に向かうトレイルをてくてく下って行く。この眺め、すごーく好き。
この静かな山の上にいると思い煩うことなんて何もないと思う。この大きな空の下を歩けることに感謝!
そう、二人のお気に入りの場所はこの先にあるベンチ。本当なら中門岳に行きたかったのだけど、今日は来る時間が遅かったから、時間切れ。でも、ここで空気をいっぱい吸い込んでのんびり空を見上げる、それだけで十分な気がする。気持ちがいいったらない。
日が傾く前に小屋に戻ろう。ホーントに静か~!やっぱりこういう静かな山が好きだなぁとつくづく感じる。昨日からいろいろあって来れないんじゃないかって思ったけど、来て良かった。駒の大池に空の青と同じ色に染まる。蒼って字のほうが似合う色。短い時間だったけれど、黄金色の稜線で過ごした時間は命の洗濯をしてくれました。
小屋に戻ったら、夕飯の準備を始めましょう。今日はキノコのクラムチャウダーを鍋いっぱいに作りました。あとはバゲットに美味しいものを載せていただく。
今回は自炊室の2回戦目だったので、外のテラスで準備をしたのだけれど、寒くてとても長くは座っていられないくらい。
5時半からは自炊室に場所を移してみんなで乾杯しての夕ごはん。みなさんにシチューをふるまい、みなさんからも美味しいものを分けていただいて満腹&酔っ払いになりました。小屋の中は暗すぎて写真は撮らず仕舞いでした。ご一緒したみなさん、ご馳走さまでした。
小屋の消灯は8時。この日はお天気が崩れる予報だったので、星用のレンズも持って来なかったし、三脚も持って来ていなかったので、私は星空撮影は諦めての爆睡。でもね、朝方お月さまが隠れたころ、起きだして星空を満喫した相棒・・・こんな空を見上げていたようです。駒の大池に写った星空を撮るのは私の夢だったのに・・・寝入っていたとは大失態。相棒も三脚もレンズも無かったので、とーっても残念がっていました。三脚が無いと駒の大池に写った星空を撮るのは無理だ・・・と悲しそうでした。また来年、こんなチャンスがありますように。
そして、夜明け前の美しい時間。はい、こちらも相棒が撮ってくれました。私が起きた時には・・・もうピンク色はなくなっていました(T_T) やっぱり飲みすぎちゃダメですね。
朝ごはんには温かい紅茶をいれてアップルパイをいただきました。そして別れの時・・・
大好きな姉さん兄さんと一緒にパチリ。別れはいつも辛いですね。でも、お二人にいっぱい元気と笑顔をいただきました。また下界でも会いましょう!バイバイ~!また逢う日までお元気で~(^^♪
私達が下山し始めた8時過ぎになると一気に山は霧で覆われていきました。あの朝の桃色の空は奇跡だったのね。朝、凍り付いていた木道が滑りそうでおっかなびっくりです。まさか次の日の台風でここが真っ白い雪で覆われるとは思いもしませんでした。もう山は冬支度を始めたのですね。そろそろ低い山歩きに切り替えなきゃかな。いつもながら滑りそうで下山は苦手(^-^;ゆっくり下りましょう。楽しかった二日間を道祖神さまに感謝。来年はもっと駒に来ることが出来ますように!(早く予約しなさいってことですね)2時間15分で滑ることもなく無事に下山することが出来ました。ゆっくり下りたつもりなのに・・・三日たった今日も筋肉痛のわたし(*_*; なぜだか駒に行くと酷い筋肉痛になるのだけどどうしてなのかとっても不思議です(笑)
私達が桧枝岐を出るころになると霧雨が降りだしました。東京に近づくにつれて台風の影響で雨は土砂降り。SWIFTくんもよく走ってくれてありがたかったな。(ちなみに2日間のレンタカー代は16000円強でした・・泣)週末にはレガシィ君の修理代もだぁ(大泣)
今年もなんとかぎりぎりに駒の小屋を訪れることが出来ました。たくさんの方たちと楽しい時間を過ごして、とーってもリフレッシュ出来たので、頑張って行って良かったです。
台風が去って急に秋めいてきた東京・・・羽織るものがないと寒いくらい。衣替えもしないとです。
お天気のさえない週末ですが、どうやって過ごそうかしら。いくつか楽しいことがありそうなので良い週末になるといいなと思います。みな様も笑顔いっぱいの素敵な週末をお過ごしくださいね。]]>
山 2013
akko-kornblume
Fri, 18 Oct 2013 19:31:54 +0900
2013-10-18T19:31:54+09:00
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秋の香りの西穂高岳へ
http://kornblume.exblog.jp/20775540/
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秋分の日の三連休、我が家は残念ながら二日間のお休みのみ(^-^; どこに行こうか散々迷って決めた行先は冬に登ったのに無雪期に登っていない西穂高岳でした。
真っ白だったあの西穂高岳、どんなところを歩いたのか知りたくて出かけたのですが・・・連休中の西穂高岳は予想以上に混んでいて、またまた宿題を残した西穂高岳になったのでした。
260km強の道のりを走って夜中に着いた鍋平駐車場。この季節は朝一番のロープウエイは8時15分ということでのんびり構えて車中泊。
6時半には起きて始発のロープウエイに乗ろうと決めていたのに、目が覚めたのは7時過ぎ(*_*; これでは夜中に来た意味が無いじゃないの。たくさんの車が列をなして進んでいるのですもの、焦りました!
大急ぎで支度をして大汗かきながらロープウエイ駅に向かう。結局始発には乗れず次の便で西穂高登山口へ。
一気に高度を上げたロープウエイ駅を下りると空気は下界よりもとーってもさわやか!
冬はどこもかしこも真っ白だったから、なんだか新鮮です!あの時も確か息をハアハアしながら登った記憶。
今回ももちろんハアハアぜいぜい。テント装備が重たい。でも青空に励まされて歩く。相棒は1時間で、私は1時間10分で懐かしい西穂山荘に到着。私が小屋に着いた時は相棒はもう受付を済ませてテントを張り始めてくれていました。小屋の前はたくさんの登山者で賑わっていました。3連休初日はとんでもない混雑っぷりだったそうです。テントを張って準備を整えたら10時半を回ってしまいました。いざ、青空が眩しい西穂高岳へGO~!ほんの少し進むと、ほうら、もう上高地が見えて来ました。ホントだったらあっちを歩いていたはずなのでちょっぴり口惜しい。丸山の手前付近の斜面はだいぶ色づいてきて秋のはじまりを感じさせてくれる。岳沢へと続く斜面もほんのり秋の色。久しぶりの山歩きだから、嬉しくて仕方がない私たち。あらら、だんだんお空はご機嫌斜めになってきたみたいです。丸山で写真を撮ってあげたり撮ってもらったり。丸山からはザレたトレイルの急な登りの始まり。立ち止まっては振り返ってみる。いい眺め~💛進む山の斜面も秋色。相棒に置いて行かれのろのろと歩いていると渋滞に巻きこまれてしまいました(+_+)独標手前からはどうにもこうにもいかなくて、独標から下って来る一群を待って30分以上も立ち往生。去年の剱岳を思い出すような渋滞でした。独標まではそんなに難しいところはないのだけどなぁ。隣の方たちとお喋りしたり・・こういう時は・気長に待つしかないよね。
とりあえず独標到着。鎖が2本くらい設置してありましたが、三点確保して歩けば使わなくても大丈夫だと思います。
こんな風だから独標の小さな山頂は劇混み。お腹空いたんだけど・・・のんびりお昼を食べるような場所はないし、休憩せずに先に進むことにしました。独標を過ぎると、ようやく岩場を楽しめるようになりました。よくもこんな危なっかしいところをアイゼン付けて歩いたものだな。ここは凍った斜面のトラバースをしたところかな。雪が無くても一歩間違えば滑落したら止まらないところだから慎重に!息は上がるけれど、楽しくて仕方ないわたし。来れて良かった!
そしてピラミットピークに到着。山頂は混んでいたのでちょっと進んだところでお昼ご飯にしましょう。今日、ここに来れたことにオールフリーで乾杯~♪ コンビニおにぎりでエネルギーチャージ(^^♪
お昼を食べながら、独標で時間を相当食ってしまったので、この先どうしようかと作戦会議。ここから西穂高岳山頂まではCT1時間くらい。もちろん行くこともできるのだけれど、山頂はどんどん霧の中に入って行くし、山頂まで行くとテン場に戻るのは夕方になってしまう。さて、どうしたものかと悩んでいると・・・ピラミットピークで拍手が沸き起こりました。 なんだろうと振り返ると、さっき独標で見かけたジャックスパロウがここまでやって来たのでした。
山頂は撮影会場に早変わり。私たちも一緒に撮ってもらうことにしました。超嬉しそうな私(笑) みんな順番に写真撮影(#^^#) みんなの笑顔を見ていたら、なんだかもう今日はここでいいかな~って気になってしまいました。ほとんどの方が時間的にもここで引き返すみたいだし、また西穂高岳に来る理由が出来たし。
ジャックは西穂高岳まで行くとみんなに見送られながら、本物そっくりの歩き方で去って行きました。相棒も記念に一発ジャンプ~♪ 次回は西穂高岳山頂で跳ぼうね。霧が出てきたから、この子もお出まし♪ お腹の部分はもう冬毛に生え変わっていました。ちょっぴり残念だけど、無理をしても仕方がない。ここで引き返します。下りは慎重に!怖く見えないけれど、唯一緊張した切れ落ちてるトラバース。あっという間に独標まで戻って来ましたが・・・ここからが渋滞で大変なことになったのでした。
交代しながら順番に登ったり、下ったりするのだけれど、独標にはこれ以上人がのれないよーってくらいの人の群れ。どうにもこうにも行きません。こういう時の対処ってホント難しいですね。私達はもう急ぐこともないのでせっかくの美しい眺めを満喫しました。連休はメジャーな山に登るもんじゃない←教訓ここでも可愛い雷鳥に会えました。
順番を待っている間に奥穂から縦走してきた方たちとお話をしました。おひとりの方の師匠が西穂山荘の手前で滑落して先ほどヘリで救助された事をお聞きしました。ホントにご無事でよかったです。山荘へ向かう途中で相棒が小さなネズミを見つけました。ゴルフボールより小さくて、とーっても可愛かった💛
小屋に着いたら、お決まりの生ビールで乾杯~♪ ちょっと不完全燃焼だったけど、無事に一日終わりそうだし、山に来れたし、乾杯しないとね。こちらは持参したトリスハイボールとチーザ ナポリタン味。美味しかったですよ~♪
夕暮れになると雲海が広がっていました。ふわふわの雲海がとーっても綺麗な夕暮れでした。
テン場がいっぱいで身動きが取れない状況だったので、テントの前の小さなスペースで相棒が撮ってくれた星空。私はこの日は早々に眠ってしまって星空はまったく拝めませんでした。あーあ。
朝のテント場はこんな感じ。ぎっしりですが、前日は小屋前のテラスにも張らざるを得なかったり、小屋泊まりに変更させられたりともっと酷いことになっていたようです。ご来光は小屋の前からだと見えなそうなので、丸山まで登ることにしました。上高地には雲がかかっています。また会えたね、笠ヶ岳さん。美しい山容にドキドキしちゃいます。ご来光は前穂の端っこから。山で迎えるこんな時間が大好き。西穂高岳へと続く道も輝いていて美しかった~!焼岳もいつか登ってみたいなと初めて思いました(^^)/テントに戻ってお茶を沸かして朝ごはんを簡単に済ませたら、名残惜しいけど下山しましょう。何故か今日は二人とも筋肉痛(笑) よっちらおっちら下山しました。ロープウエイ駅の展望台から西穂高岳を眺める。本当は山頂を踏みたかったけれど、今回は下見ってことでその夢は次回のお楽しみにしましょう。この間歩いた双六岳周辺の山々
そして西鎌尾根から槍ヶ岳へと続く稜線。どの眺めも愛おしくていつまでも眺めていたいほどでした。
白樺平まで下って来ると風が心地よく、木々が輝いていて、どうしても足が止まってしまうのでした。計画していた山でも無かったし、おまけに山頂も踏めなかったけれど、それでも山の中で過ごす時間はかけがえのない時間でした。今度はいつここに来ることが出来るかな?これから山の秋は勢いを増して深まり、私達を寄せ付けない氷の世界へと変わっていく。その前にこうやって短い時間だったけれど楽しむことが出来たことに感謝です。と言うことで、なんとも残念な結果になってしまいましたが、チャンスはまた訪れるはず。その日を今から楽しみにしたいと思います(^^♪
さて、今度の週末はどうやって過ごしましょうか?お天気も良さそうだし、のんびりと自然を満喫出来たらいいなと思います。ちょっと早いですが、みな様もどうぞよい週末をお過ごし下さいね~♪
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山 2013
akko-kornblume
Thu, 26 Sep 2013 21:29:44 +0900
2013-09-26T21:29:44+09:00
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秋の気配のひとり山歩き@陣馬山 2013.9.14(土)
http://kornblume.exblog.jp/20742705/
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台風が去ったあとの東京の夕焼け 2013.9.16(自宅マンションより撮影)
せっかくの三連休でしたが、相棒は出張中なので、お天気が良ければソロテントデビューをしようと計画していたのですが、なんとも間が悪いことに大きな台風の到来(*_*; さすがに台風の予報の中テント担いで出かける気にはなりませんでした。(次にいつソロテントデビューのチャンスが来るかわからないのに残念!)
ということで一年ぶりのおひとり様の山歩きはどこを歩こうかなと迷ったのですが、去年と同じ相模湖から陣馬山への静かなコースをのんびり歩いて来ました。
このコースのいいところは、バスに乗ることが無いので時間を気にしなくていいことと相模湖駅を下りて登山道入り口までの距離が短いってところ。それにこの山域は我が家からとーっても近いし!この朝はしっかりBSで朝あまちゃんを見てからのんびり家をあとにしたのに、相模湖駅に着いたのは9時前でした。
駅からは脇道を通り抜け、線路の脇を歩いていきます。ここで去年長年お花の手入れをしていると方にお会いしたので、今年もお元気でお花の世話をされているかな~とそれもここを歩いた一つの目的でした。今年も秋桜が綺麗にさいていました。おじさんお元気なんだなぁと嬉しくなる。ちょっぴり寂しい脇道もこんなお花が咲いているだけでホッとします。にわか撮り鉄。もっとゆるーい写真を撮りたかったけど、電車はなかなか来ないし、来るときは上り下りが交互に来るのでお慌て(^-^;
脇道を歩いたら中央道にかかる橋を渡ります。相変わらずの下り大渋滞ちう。橋を渡ったとことにある与興神社の鳥居をくぐって急な階段を登ろうとすると、鳥居のたもとに彼岸花のつぼみがニョキニョキ伸び出ていました。あーもうそんな季節なんだなぁとよーく目をこらして見ると一輪だけ気の早い子がいました!不思議な形をした花です。何しろ一輪しか咲いていませんでしたから、マクロレンズでアップに。彼岸花を撮影に行くことはないので得した気分(^^)/
秋桜といい彼岸花といつまで撮影していても飽きないので結局ここまでに相当時間がかかってしまいました。息の上がる階段を登り・・・立派な神社で今日の無事をお参りします。木造建築は美しくてこちらも見飽きることがありません。
神社の左側に登山口があります。三週間ぶりの山歩きにこんな地味~なところだけど心が弾みます。大きなキノコ可愛いどんぐり坊主こちらのコースは尾根上に出るまではなかなかの急登で汗だく。おまけに蚊に刺されて痒いったらない。ムヒを持ってきて良かった!こんな小さなキノコたちも生き生きしています。秋ですね~♪ほとんど展望のないトレイルですが、高尾山や陣馬山の喧騒とは無縁の穴場。この日もほとんど登山者に会うことはありませんでした。もうすぐ種になって旅立つ前の変身中。
いったん尾根に登ってしまえはアップダウンの少ないトレイルですが、この日は台風前の湿気がものすごくて体中の水分が出ちゃいそうなほど汗をかきました。汗が目の中に入って痛くて。石投げ地蔵を過ぎて最後の階段攻めに立ち向かうと明王峠に到着。明王峠からは陣馬山を高尾山を結ぶ縦走路を行き交う方たちとあいさつしながら歩きます。すぐにやみましたがちょっと霧雨も降っていました。あちこちで遊びながら来ましたが、12時前に陣馬山山頂に到着!お腹ぺこぺこ(^-^;
いつもお世話になる清水茶屋さんでお昼ご飯にしました。美味しいおにぎりだけ買ってきたので、ゆず坊サイダーとなめこ汁で糖分塩分補給。オールフリー持ってくるの忘れちゃいました。一人だしビールは後の楽しみがあるので我慢です。
空はどんよりしているし、雨が降る前に下山したいのでお昼ごはんを食べたら出発です。今日も大好きな(歩きやすい)一ノ尾根を歩いて下ります。長い階段なので足がもつれないように気をつけよう。萩の花も秋だな~って感じさせてくれる花山頂周辺は可愛い花がたくさん咲いていました!このところ、週末毎にお天気が悪くてちっとも歩けてなかったので、こんな近くの地味コースでも十分に嬉しいわたし。ここは静かで危ないところも無いし、一人で歩くにはちょうどいい。高尾山~陣馬山も秋になれば素晴らしい紅葉を楽しませてくれる。また歩きに来よう。大きな森の中にいると木々の揺れるさわさわという音とカラ類の可愛らしい歌声だけしか聞こえない。それだけでも十分に癒される時間になりました。
登山道を出て車道を歩いて行くと、バス停の前にたくさんの登山者が並んでいたのだけれど、まだまだ歩いていたくて藤野駅まで約30分歩くことにしました。ゆっくり歩かないと出会えないもの、見えない景色を楽しみながらのんびり山歩を楽しむことが出来ました。ここだけは苦手なちょっぴり怖いトンネル歩き。 足早にさっさか歩いたけれど、車やトラックがすぐそばを走る爆音の度にドキドキ((+_+))
トンネルを抜けたら、そこはもう藤野駅。今日も駅から送迎バスに揺られて東御垂の湯へ。バスタオル、ハンドタオル付きで850円。山歩きのあとだとタオル付きなのは本当に助かります。露天風呂から山を眺めリフレッシュ~♪温泉で汗を流したあとは生ビール500円!美味~~~い♪ この一杯のために頑張って歩いたようなものだなぁ(笑)
一年ぶりのおひとり様の山歩きは、ちょっぴり寂しくもありましたが、それでも久しぶりに山歩きが出来た嬉しさで心はとっても満たされました。やっぱり山はいいですね~(^^♪
日曜日の夜には長期出張から相棒が戻って来ました。7日間もいるべき人がいないとやっぱり物足りないですね。話したいことが貯まっていたわたしの話を延々と聞かされた相棒(^-^; お疲れ様でした。
台風一過の今日はすがすがしい青空が広がっています。さて今週末もまた三連休ですね。今度は相棒と山歩きをたっぷり楽しむ計画をしています。お天気どうなるかな?ワクワクしながら一週間元気に過ごし行きたいと思います。]]>
山 2013
akko-kornblume
Tue, 17 Sep 2013 11:44:09 +0900
2013-09-17T11:44:09+09:00
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槍へとつづく山旅③西鎌尾根から槍ヶ岳 2013.8.13(火)~17(土)
http://kornblume.exblog.jp/20676765/
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① ②からの続きです。
幸いなことに雨に降られずに朝を迎えました。この日も3時起床、そして静かにテントを撤収して4時過ぎに槍ヶ岳を目指して出発しました。
真っ暗な中、ヘッドランプの明かりを頼りに、まずはCT45分の樅沢岳(2755m)を登り、一旦下って登り返す。だんだんと少ずつ明るくなってくると進む先に槍さまがボーっと見えてきました。[4:40]わぁ~~~雲が流れていて綺麗だ~~!この朝の静かな、そして荘厳な時間を味わう私たち。雲は右から左へと谷を登り峰を越えて滝のように流れていきます。ホントだったら立ち止まって三脚立てて(持って行ってないけど!)この様子を撮りたかったけど、そう立ち止まってばかりはいられないのが残念。[5:00]滝雲は左側の谷へと流れていきました。とーっても素敵な時間、ここにいることが出来たことが嬉しくて、嬉しくて。
今日の槍ヶ岳(山荘)までのCTは5:35 テント装備だし、どれくらいかかるのか検討もつきません。それでも、こんな小さな歩みでもだんだん槍に近づいていることが分かる。どんどん大きくなってくる槍ヶ岳。暗くてよく見えなかったトレイルも明るくなると沢山の花で溢れていることが分かります。会えるとやっぱり嬉しいエーデルワイス!樅沢岳から先も小さなアップダウンを繰り返しますが、まだひんやりとした朝の空気の中のハイクは快適そのもの。涼しいし、この眺めだもの、嬉しくて足が進みます。
前を歩く相棒が、これなんだろう?と立ち止まりました。チングルマの花穂なのだろうけど、ここだけ雪が降ったみたいに真っ白!こんなの見たの初めて!周辺のチングルマはいつも見るのと同じなのに、不思議な光景でした。どんどん明るくなっていく空。ほんのり頬を染めたような美しい空。ここでもコバイケイソウの群落を見ることができました。日本中のコバイケイソウ達は、どうして今年こんなに沢山の花を咲かせたのでしょうか?みんなで相談でもしたのかしら?山を始めたばかりの頃の私たちは槍ヶ岳に登るなんて想像もしていなかったし、ついこの間まで岩場なんて怖くてイヤだと思っていたのに、こうやって元気に槍ヶ岳を目指しているという七不思議。人間って変わるんだなぁ。雲の中から朝日が輝きだしました!いい一日になりそうです。槍ヶ岳へのトレイルは尾根の左に行ったり、右に行ったり。朝露に濡れた花畑の間を通りながら進みます。尾根の反対側は空気も冷たくて歩きやすいです。日が当たる斜面はだんだん暑くなってきました^_^;暑いの苦手なんだよ時には広い尾根の上を歩いたり・・・変化があって飽きることはありません。右手には美しい笠ヶ岳。今ごろtabbiさんはどこを歩いているかな?歩いて来たトレイルもとってもカッコイイ!あのてっぺんまでどうやって歩いて行くのだろう?ちょぴりだけ注意が必要なところもありましたが、鎖が必要なところはそれほどありませんでした。一箇所だけ頑張らないといけないところもあったけど、注意して登れば大丈夫。さぁ、あと少しで千丈乗越です。7時半に乗越に到着しました。ここでようやく朝ご飯・・・と言っても私は無印のバウムクーヘン、相棒は別のもの。バウムクーヘンは喉を通らないらしくてね^^;
まだそんなに疲れていないのでご飯を食べて、7時45分に出発。槍ヶ岳山荘まではCT 1:50です。頑張らねば!ここからは九十九折れにトレイルがついていました。ちょうとここは影になっていて太陽の光が当たらないので涼しくて歩きやすかった!振り返ると歩いて来たトレイル・・・よくもこんなに歩いて来たもんだなぁ。
相棒は先のほうをぐんぐん歩いていて、いつの間にか姿が見えなくなる(^^ゞ まぁ、いいや、あと少しだし、自分のペースで歩いたほうがいいもんね。私も黙々と歩きました。だんだん近づいてくる槍の穂先に感激。遠くに見えていた槍がもうすぐそこなのですもの。[8:55]槍ヶ岳山荘に到着しました。乗越で相棒を探すけどいない・・・ハグしようとおもったのにィ(>_<) 結局5時間弱で双六小屋のテン場から辿り着きました。涼しかったってことが一番大きいかな。
相棒は15分も前に到着してテン場の受付も済ませてテントを張っていました。槍ヶ岳はテントは小屋で決められた場所に張らなければならないし、場所も限られているので相棒は焦っていたみたい。まだこんな時間なのにね。でも、テン場がいっぱいになってしまったら、殺生ヒュッテまで下らないといけないし、それは嫌だよね。
無事にテントも張れたことだし、ビールを飲む前にまだ混んでいない穂先に先に登ってこようと、小屋の前を通りすがった時、みっちゃんがちょうと双六からやってきたところでした。良かった、ここで会えて!
ここでもう一つの出会い。GWの仙丈ケ岳でお会いしたリーダー菊池さんとそのお友だちに再会。声をかけられてホーントビックリしました。またお会いできるとはね。また飲みましょうとお約束してお二人をお別れしました。みんなで一緒に穂先に登りましょう。[10:15]さーて、とんがりのてっぺんへGO~♪急な岩場をよじ登っていきます。テンション上がる3人。両手両足、みんな使って登ります。一つ目の梯子梯子に取り付くわたし。岩より梯子が苦手かも(笑)気をつけて~~慎重に~~と声を掛け合う。大好きな前穂のギザギザが見える、嬉しいなぁ~❤長~~い梯子を登りきるとポーンと山頂に飛び出しました。[10:38]ようやく来れたよ~嬉しい~~~!山頂から見た表銀座・・・ここもいつか歩きたいな。右側のとんがっている山は常念岳。槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳と西鎌尾根 素晴らしい眺めが広がっていました。ようやく順番が回ってきたので記念写真をパチリ!みっちゃんと私は同級生なの。だから話が合うのかな~!一緒に歩けてホント嬉しかったな。せっかくですから、久しぶりに相棒とのツーショット♪
ずーっとここを歩いて来たと思うと感激もひとしお。みっちゃんなんて裏銀座縦走してきたんですよ、どこから来たのかな~と探してみたり。宿題が残っている穂高の山々。今年は行けるでしょうか?狭い山頂の端っこでのジャンプ~~~!見ている私のほうが怖いです。
さー山頂もだんだん混んできたからそろそろ下山しましょう。[11:00]梯子への初めの一歩がちと怖かったっけ。下りは特に慎重に!しかーし、この3人には怖いって言葉が当てはまらないみたいでした(^^ゞ怖いっていうか楽しい~~~かな(*^_^*)あっという間に下山してしまいました。やっぱり来て良かったな、ってつくづく思いました。槍ヶ岳は特別な山ですね。
無事に降りて来れたことだし、キッチン槍でお昼ご飯を調達しました。相棒・・・焼き鳥丼、私・・・カレーライス そして生ビールで乾杯~~~♪みっちゃんはラーメンなり。槍ヶ岳を見ながら、そして裏銀座の山々を見ながらの生ビールは最高でございました。
槍沢方面から登ってくる登山者はみんな太陽をいっぱい浴びて暑そうで大変そうでした。暑がりな私にはこちらからは無理だったなと確認(ーー;) 涼しい西鎌尾根でよかったわ。
みっちゃんはこの日は南岳小屋に泊る予定なので、私達はテン場でお見送り。一旦下って大喰岳へと登り返すみっちゃんをずーっと観察応援!山頂まで無事に到着したのを見届けました。
その後はのんびり昼寝をしたり、山々をボーっと眺めたり。2時にテン場は満員御礼となったようです。このあと来た方たちは殺生ヒュッテテン場まで下ったのでしょうか?
特にすることもないので早めに夕飯にして就寝。山の中にいた間は本当に沢山睡眠を取りました。夕方はガスガスで夕焼けも見えませんでしたが、夜中になると星が輝いていました・・・って撮影したのは相棒ですが^^;素晴らしい星空にうっとりです。
朝方、夜中に起きだしていた相棒を置いてテントの外へ。槍の夜明け八ヶ岳と南アルプスの間に富士山も拝むことが出来ました。大好きな前穂高のギザギザ陵線・・・雲海が出ていてテンションアップ。ダウンジャケットに毛糸のレッグウォーマーをしていても寒くて凍えそうだったけど、寒さなんて全然気にならない美しい時間が続きました。双六岳方面も今日は最高のお天気みたいです。じーっと眺めていると雲海が波のようにふわーっと。一瞬の出来事でした。こちら側から見る笠ヶ岳はとーっても均整の取れた綺麗な山ですね。
結局、ご来光はこの日は拝むことが出来ませんでした。でも、こんな素晴らしいものを見せてもらえただけで大感激でした。やっぱり陵線に泊るって素敵です。
テン場に戻ると相棒も満足そうな顔をしていました。そうそう、我が家のニューテント・・・槍ヶ岳のテン場は狭いので、急遽買い求めたニーモ タニ2P。 いつも使ってるアライテントと比べちゃうとどうしてもねェ(^_^.) この話はまた別の機会にでも。軽いのはいいんでけどね、何しろ狭くてストレス(笑)
この日は急ぐこともないので、ゆっくりテントで朝ご飯を食べて、7時前に撤収完了して・・・WCに寄って帰ろうとしたその時・・・下り坂で相棒が前につんのめってごろんと転んだ!大丈夫、怪我しなかった?カメラは大丈夫?(笑) 大した怪我ではなくてホント良かったですが、あちこち擦りむいていて。初めてサマーレスキューのお世話になりました(^_^.) 気をつけて歩かないとという戒めです。有り難い存在ですね。
[7:15]どうやってくだろうか迷ったのですが西鎌尾根を千丈乗越まで下って槍平方面に向かうことにしました。大好きな前穂の眺めも見納めです槍さん、また来ます。楽しい時間をありがとう。下山しちゃうのが勿体無いような天気。いつもより慎重に歩こうね。途中でなかなかチャンスが無かったオールフリーをごくっと飲んで笠ヶ岳と撮影!本当に楽しい5日間だったなぁ。そんな話をしながら下山しちゃうのが勿体無くて立ち止まってばかり。いつの日かあっち側から歩いて来たいね、そんな夢も膨らみます。[8:05]千丈乗越・・・ここからは初めての道・・・千丈分岐点までの急坂がなかなか大変でした。ずるずる滑っちゃうようなザレ場でした。でも、お花もいっぱい咲いていたなぁ。下りなのに大汗かきました。[8:40]分岐に救急箱がありました。とりあえず、危ないところは終わってホッとしました。まーここからが長くて大変だったんですけどね^^;もう、こんなに降りてきたんだね、なんだかあっという間だったなぁ。しばらくは笠ヶ岳を眺めながら・・・[9:50]ようやく槍平小屋のテン場に辿り着きました。もう陽射しが強くて大変なり。ここから新穂高まで3時間半かかるので小屋で買い求めたどん兵衛で腹ごしらえ。陽射しを遮る場所が少なくて暑くて日干しになりそう。朝はあんなに寒かったのに・・・だんだん山旅の終わりが近づいて来たんだなぁと寂しくなる。[10:20]小屋をあとにしました。ここからのトレイルは石畳が続いたり・・・歩き悪いというところは少なかった記憶ですが、何しろ長くて。
二人ともほとんど写真も撮らずに黙々と歩きました。横尾避難小屋の手前で沢を渡り・・・[12:00]林道に入る白出沢出合でザックを放り出しての大休憩。沢の水で遊べるかな~と思っていたら、空っぽの沢だったのは残念だったけど。沢沿いに座ると風が心地よくて寝そべってごろごろ。[13:10]穂高平小屋・・・カキ氷売ってました。食べればよかったなぁ。ここからは林道を離れてまた登山道へ入ります。気持ちいいかな~と思ったのは最初だけで、疲れた足には面倒くさいトレイル(ーー;) ちょっと長くても林道歩けば良かったかな。
[13:50]5日間の山旅はここで終了。本当に思い出に残る素敵な5日間でした。しっかし、今日は疲れたなぁ~~~!
新穂高無料駐車場に着くと、あれれ、見覚えのある後姿を発見。なんと双六小屋テント場でご一緒したtabbiさんではありませんか!彼は今朝、笠新道を下山して来られたのだけど、まさかここでまた会えるなんてビックリ、でも嬉しい!中崎温泉にもご一緒して5日間の汗を流しました。ここのお湯、とーっても良いですね。さっぱりしたあとは、中央道も混雑していることだしと、平湯温泉で夕飯を食べ、松本でカモシカスポーツに寄り道したりして、のんびりゆっくり山の余韻に浸りながら帰路につきました。槍ヶ岳から帰って来て、もうすでに2週間が過ぎようとしています。感動の覚めやらぬうちにレポを仕上げようと思っていたのですが、時間が無くてようやく書き終わることが出来ました。でもね、今日ブログに使う写真を選んでいると、あの時の感動がよみがえってきて、奇跡のような素晴らしい時間を過ごさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。山は私たちに沢山のことを教えてくれる、そして沢山の人たちと繋がらせてれて私たちの世界を広げてくれる、本当に大切な大切な存在だなぁと思いました。
5日間も山に入れるのは、夏休みくらいしかないけど、こういう時間を持てて幸せでした。槍ヶ岳って眺めてればいいと思っていたけどそうでは無かった。やっぱりあのとんがりのてっぺんから見た景色は格別でした。感謝です。素敵な出合いがいっぱいでお天気に恵まれて・・・そして元気に歩き通すことが出来たことが心の底から嬉しいことでした。
最後は端折ってしまいましたが、長いレポにお付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。皆さんのお陰でなんとか書き上げることが出来ました。今度はどこの山に登りましょうか?きっとまた素敵な出会いが待っていることでしょう。それを楽しみにして今日のところはおしまいにしたいと思います。
週末は台風の影響で雨模様みたいですね。さてーどうやって週末を過ごしましょうか?ちょっぴり早いですが、素敵な週末をお過ごしくださいね。読んでくださってありがとうございました(^^♪
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山 2013
akko-kornblume
Thu, 29 Aug 2013 22:02:00 +0900
2013-08-29T22:02:00+09:00
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槍へとつづく山旅②双六岳~三俣蓮華岳 2013.8.13(火)~17(土)
http://kornblume.exblog.jp/20665981/
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①からの続きです。
3日目の朝は3時過ぎに起床。テントから出ると空には満天の星が輝いていました。今日もいい日になりそう。この日は双六岳の山頂で日の出を迎えようと計画していました。
それが悲しいことに・・・
双六岳山頂まではCT1:20。ヘッドランプを点けて険しい斜面を登って行くうちに周囲はガスに包まれてしまいました。な~んにも見えない。
あまりにもガスガスなのでどこが山頂なのかさえ分かりません。同じことを考えていた登山者達はみんな山頂はどこでしょうねーと困った会話。山頂の標識さえ見つかりません。私達はとりあえずトレイルの続く方向へ歩いていくことにしました。
大分歩いたところに山頂標識を発見、昨日からご一緒しているtabbiさんの姿も。彼は私達よりももっと早くここに来ていて、三脚を構えて星空とか槍とかご来光とかを撮ろうと思っていた様子。[5:15]何も見えない山頂で朝ご飯を食べて時間を潰して・・・やっと現れた太陽はもうこんな高くまで上っていました。どうなるの、今日のお天気は?
このまま、ここで待っていても仕方ないしから、歩き出すことにしましょう。どよーん、お花がいっぱい咲いているようなのだけど何しろよく見えないのです。テンション下がるわー!双六岳の山頂からは一旦下り、そして中岳へと登り返します。[5:45]中道ルートと合流。まだまだ視界はほとんどない状態。
今日はこんな天気だったのか・・・と諦めかけたころ、急に太陽の日が刺してきて辺り一面を照らし出したではありませんか!うわ~~~~晴れてきた、槍も見えてきた~~~!さっきまで下る一方だったテンションが一気にアップップ!お花達も姿を現してくれました、ホント嬉しいよ~!
中岳(どこが山頂かは分かりませんでした)から三俣蓮華岳への下りに差し掛かったとき黒部五郎岳の方向にブロッケンが見えました!なんとか写真に撮ることも出来ました!さっきまでのガスガスが嘘のような景色。来て良かった!もうこの眺めですもの、元気いっぱいです。なんて素敵な陵線歩きなのでしょう。進む右手には槍ヶ岳も!もう美しすぎる!なんて素敵なところなの。いつの間にか相棒とtabbiさんを追い抜いてしまった私。どんだけ嬉しかったんだろう。同じような写真ばっかりですみませんだけど、この眺めを見ながら歩けるって素晴らしい時間で感激しっぱなし。[6:45]三俣蓮華岳に到着。ようやく憧れの山に来ることが出来ました。懐かしい薬師岳と雲の平 また歩くことがあるかしらん。朝のジャンプ~~~♪ 気持ち良かろう。
山頂からの眺めは見飽きることがありませんでした。山しか見えない、山の真ん中にいるってことの喜び!写真の右手真ん中辺りに三俣山荘の赤い屋根。とりあえず山荘まで行って、このあとの行動を決めましょう。そう、この時は鷲羽岳にも登るつもりだったのでした。[7:25]三俣蓮華岳からは南側の急な斜面を下っていきます。登ってくる登山者はみんな苦しそうです。ザレたトレイルは気をつけないとずるずる滑りそうでおっかない。三俣蓮華岳から双六岳へと続く美しい陵線。何度も振り返ってしまいます。沢山の登山者が行き交う分岐。槍ヶ岳と稚児車の花穂とーってもいい眺め。横を見たり後を振り返ったり。こういう優しい山容って大好きです。そして、前には鷲羽岳の雄姿。遠くから見ていても美しかったけど、ここまで来ると圧倒される、ちょっと怖いくらいの大きな山です。[8:10]三俣山荘に到着。なんだかんだと朝4時からもう4時間も行動しているとはビックリ。WC(小屋の中にあります。とーっても綺麗、ペーパーあり)をお借りして、お土産を買ったり。お店番は可愛い可愛い1歳になったばかりの愛嬌たっぷりの女の子。
さて、ここで作戦会議。鷲羽岳をピストンをするか、それともここで帰るか。明日のためにも疲れを残したくない。鷲羽岳をピストンした場合、テント場に帰るのはきっと夕方になってしまう。まだ8時なんだけどね^_^;
あと一つ、心残りがあって双六岳にもう一度登って槍ヶ岳を見たい(写真に撮りたい)という希望を叶えたい。さて、どーしようかーと少しだけ迷って、やっぱり双六岳にもう一度登る案に決定!ということで心に大きな余裕が出来ました。
そうと決まれば・・・こちらの看板も気になっていましたからねェ。8時半になったと同時に展望食堂へ立ち寄りました。なんて贅沢な展望食堂でしょう。朝ご飯は無印のバウムクーヘンだけだったのでお腹も空いたことだし(食いしん坊)何かいただいちゃいましょう。スパゲッティーボロネーゼ。美味しかったですよ~!ここが山の中だってこと忘れちゃう。幸せ~❤
こちらはサイフォンで丁寧にいれた珈琲も美味しいらしい、いい香りがしているんですよね。という事で・・・ケーキセットをいただきました。チーズケーキもペロリ(#^.^#) 山で朝カフェなんて贅沢な時間ですね。
ここの小屋はスタッフさんも皆さん感じが良いし、ご飯も美味しいから小屋泊してもいいなって思いました。テン場はちょっと小屋から離れているのだけど、ロケーション的には双六よりいいな。今度はここに泊りたいな。ちょっぴり名残惜しい鷲羽岳、今度は登るから待っててね。
三俣山荘から三俣蓮華岳への登りは暑くてバテバテ。へろんへろんしながら登っていると前から歩いていらしたスレンダーな山ガールさんから、『矢車草さんですか?さっき相棒さんもいらっしゃいましたね』と声をかけていただきました。こんな拙いブログだけど楽しみに読んでくれてる方がいらっしゃるんだなぁと思うと、嬉しくて元気が出ました!感謝!
あら~~~槍ヶ岳に雲がまとわりつき始めているではないですか。間に合うかなぁ。
三俣蓮華岳の山頂へヒイヒイいいながら登り返すと、先に歩いていた相棒と一緒に駒中のみっちゃんの姿が!裏銀座を歩いてきていたみっちゃん、今日どこかで会えるかなと思っていたのだけど、ここで会えるとはね。私達が展望食堂でのんびりしている間に追い越されていたんだね。ここからはみっちゃんとお喋りしながらの楽しい山歩きタイム。女子トークに花が咲きます。カールの美しい黒部五郎岳も次回の宿題です。次回はどこをどうやって歩こうか、今から楽しみ。
朝は視界も無かったのでよく分からなかったけれど、アップダウンもかなりあって中岳から下って双六岳に登るのも一苦労でした。
頑張って今日2度目の双六岳へ。私達が山頂に着くころには槍ヶ岳はすっぽり雲の中に入ってしまいました。槍待ち・・・・・・悲しい。随分長い時間待ってみたけれど、残念ながら槍さまは姿を現してくれませんでした。せっかく2回も登ってきたのにね。これまた宿題が出来ました。
槍の変わりにと言ってはなんですが・・・相棒にジャンプしてもらいました(^^ゞ まぁ、こんなこともありますよねー!また来ればいいさ。イワヒバリが慰めにきてくれました。さー、小屋に戻りましょう。この日は願っていたことが全部叶えられた訳じゃないのに、とっても素敵な一日になったので大満足。怪しげな雲が出てきた空もなんとか小屋に着くまでもってくれて助かりました。小屋に着くと同時にパラパラ雨。すぐに止んだので小屋の前でtabbiさんとみっちゃんと4人で打ち上げ。ビールの数が足りないですね、みんな飲んだんですけどね。今日はおでんもいただいちゃいました。
さて、明日はいよいと槍ヶ岳を目指します。tabbiさんは笠ヶ岳へ、みっちゃんも槍ヶ岳へ。みっちゃんは小屋泊なので時間差はあるけれど、どこかで会えることでしょう。
雷がゴロゴロ鳴る音を聞きながら、この日は早々に眠りにつきました。(槍平も槍ヶ岳も結構降ったらしいです) 続きは近日中に、もう少しお待ちくださいね~(^^♪]]>
山 2013
akko-kornblume
Mon, 26 Aug 2013 21:29:02 +0900
2013-08-26T21:29:02+09:00
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槍へとつづく山旅①新穂高~双六小屋 2013.8.13(火)~17(土)
http://kornblume.exblog.jp/20651512/
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夏山2013は、新穂高から双六岳、三俣蓮華岳、そして槍ヶ岳をのんびりテントを担いで歩いて来ました。5日間も山にいたのは初めてのこと、それも相当ゆったりプラン^_^;・・・健脚な方ならもっとたくさん歩けたのでしょうけど、今回はいつも以上にゆるゆるな山旅になりました。でも、付け加えるならば、いつも以上に素敵な出逢いが沢山の山旅でした。
旅の始まりは新穂高温泉から。前日相棒の実家のお墓参りに行っていて、おまけにゲリラ豪雨で予定通り帰宅できなくなり・・・お盆休みの中央道は渋滞しているしで、登山口に着いたのは予定通りお昼前!この日はおまけみたいなものと考えてわさび平までのまーったり行程です。
長いレポになりそうですが、3回に分けて書いていくつもりなのでのんびりお付き合いくださいませ。それでははじまり、はじまり~♪
新穂高温泉の無料駐車場に着いたのが、11時半。お盆休み前半戦の方が帰られたあとなのでしょう、この日のこの時間はいくつか空いているスペースがありました。お昼ごはんを食べて準備を整えたら出発です![11:50]どんな出逢いが待っているのか、どんな景色を見ることが出来るのか、期待に胸を膨らませながら歩き出します。今日はCT1:20のわさび平までの行程。猛暑の疲れを取って明日からの山旅に備えるためにわさび平でお昼寝するのが今日の目的です。
わさび平までは緩やかな登り気味の林道歩きなのだけど、とーーーっても暑くて汗だくになる二人・・・やっぱりこんな日中に歩いちゃいけないのね。しばらく歩いて涼しい風が吹いてきたら、風穴がありました。お助け風。天然のクーラーの前で何人もの登山者が涼んでいました。これは気持ちいい~~ですね。
いくつかの水場を通り過ぎ、笠新道の登山口を通り過ぎると、あっという間にわさび平に着きました。[13:30]こんな時間ですが、今日の行程は終了です(#^.^#)これでもかーってくらい飲み物が冷やされて登山者を待っています。トマト、キュウリ、りんご・・・それに有名なそうめんを食べている方もいましたよ。
ここで飲みだしちゃうと居座ってしまいそうなので、私達は先にテン場の受付をして、まずはテント設営をしてしまうことにしました。小屋から1分だけど、ちょっと奥まっているので静かで素晴らしいテン場です。ここに来ただけで癒されるのを感じました。
相棒がテント張っているから、生ビール買ってきてーと。はい、はい、買ってきますよ。うまーーーっ!木漏れ日の下で飲むビールは格別です。相棒がテントを張っている横でレジャーマットに寝転がって空を見上げるとブナの大木がキラキラ。もうこれだけでも十分なくらい幸せです。こんなところで読書なんて最高ですね。私は昼寝しましたが(笑)4時前に小屋の前のテーブルで夕飯にしちゃうことにしました。今夜はフランスパンにコンビーフやキュウリをのせるだけの簡単オープンサンド。小屋で買ったトマト(200円)きゅうり(100円)のお陰で豪華な夕飯になりました。今回は軽量化重視だったので、生野菜は一切持ってきていなかったので、ここで食べた後4日間生野菜を食べる機会はありませんでした(ーー;)わさび平小屋はスタッフのみなさんもフレンドリーだし、WCは綺麗だし、とーっても良い小屋でした。テン場も暗くなるころにはいっぱいになりました。下山してきてここでもう1泊していかれるかたも多いのですね。私たちもこんなに早い時間に眠れるのかなーってくらいの時間に就寝。静かなテン場の夜でした。
翌日はまだ暗い3時過ぎに起床。朝食は途中で食べることにして静かにテントを撤収して出発です。[4:35]わさび平から20分ほど林道を歩いたところで中崎尾根との分岐になり、ここから小池新道へと入っていきます。まだ、まーっ暗です。小池新道、とっても歩きやすいです。こんな道を作ってくれた小池さん?に感謝しながら歩きます。
トレイルはだんだんに登山道っぽくなっていきます。ちょうと1時間で秩父沢に到着しました。[5:30]ゴーゴー流れる沢にかけられた橋を慎重に渡っていきます。ここで朝ご飯のために40分も大休止しました。沢の水は冷たくて美味しい!水筒にたっぷり水を汲みました。
岩が綺麗に敷き詰められたトレイル、去年鹿島槍にいった時歩いた柏原新道と同じく歩きやすいよい道です。[6:45]イタドリヶ原を通り過ぎるとだんだん日が高くなり、景色も良くなって来ます。緑が綺麗で、青い空が眩しいくらいに綺麗で・・・目に入ってくるものすべてが美しくてついつい立ち止まってしまいます。[7:15]シシウドヶ原のベンチで休憩。眺めがいいので沢山の登山者が寛いでいました。なんて気持ちのいい空なんでしょ!朝露キラキラぐんぐん登って行くうちに、振り返ると笠ヶ岳の美しい姿が見えるようになってきました。なんて大きくてカッコイイんでしょう。いつか登ってみたいなーと思うのだけど笠新道っで登るのがしんどそうで踏ん切りが付かないのよね。木道が出てくると、そこが熊のおどり場でした。ここからひと登りで次の目的地に辿り着くはず![8:20]疲れた~!ずーっと来てみたかった鏡平に到着。重たいザックを下ろして休憩しよう。池はなんだか色んなものが浮いていいましたが、逆さ槍も写っていたし嬉しい~!初ジャンプ~♪ はい、今回は何回も跳びますのでご勘弁を(^^ゞ 相棒がジャンプしたのを見ていた男の子二人のファミリーもジャンプするーとお父さんとお母さんもジャンプしたりしてとっても楽しかったなぁ。ここまで秩父沢から前になったり後になったりして歩いて来たIさんとお喋り。憧れのCanon 5D MarkⅢをぶら下げていた彼は富山からいらしていて、ずっと一緒に歩いていたという訳ではないのだけど、写真と撮りながら歩いているのであちこちで出会うことにり、翌日も楽しい時間を過ごすことになったのでした。池のすぐ裏側が鏡平小屋。ここでも大休憩。Iさんを巻き添えにしてのカキ氷!生き返る!まだ8時台だけどカンカン照りで暑くてバテバテの私。出発する前にCCレモンを飲もうと小屋前まで行くと・・・『あれ、もしかして矢車草さんですか?』と声をかけてくれたのはいつも温かいコメントをくださるchiakiさんでした。ベテランさんのchiakiさんはこの日も三俣蓮華まで、そして明日は高天原温泉に行くのよ~と。とっても元気な明るい方でした。お会い出来て嬉しかったです。ちょっとお喋りしながら歩きましたが、健脚なchikaiさんにとても追いついて歩けなくて先に行っていただきました。次回はもっとお話したいです!鏡平から弓折乗越まではCT1時間・・・太陽の熱を背中に受けながら歩くという私の一番苦手なパターンだぁ。振り返ると穂高から槍までの陵線が目を引きます。かっけーなぁー!ぐんぐん・・・と言いたいところですが、暑さのため牛歩の歩みでよっちらおっちら。朝早く出てきたのにあちこちで遊びすぎましたね。なかなか進みませんー相棒に置いていかれましたー!槍へとつづく西鎌尾根がとても美しくて 槍に登るというまだ迷い中の心に誘いをかけてくる。うーん、この陵線見ちゃうと歩きたくなっちゃうなー!そう、実はまだ槍に登るってはっきり決めていた訳では無かったのですよ。相棒カメラ(笑) しんどそうな私(>_<) 何しろ暑いと全然駄目なんです。まぁ、ヘタレな私の姿より、ここでは壮大な眺めが主役ですからね。さてーあともう少し、ガンバレーわたし。相棒はとっくに乗越に着いて待ちくたびれてるね。[10:40]1時間10分かかってようやく弓折乗越に辿り着きました。ザックを放りなげて休憩、疲れた・・・^_^;カキ氷とCCレモンをいただいたのに役に立たなかったみたいだなぁ。疲れを癒してくれるのはこの眺めと爽やかな風~♪この眺めですから、跳びたくなる気持ちも分かります。
大分元気が戻ってきたので、出発するとしますか。ここから双六小屋まではCT1:10の陵線歩き。楽しく歩けるといいんだけど。あと、2,5kmですか。頑張りましょ。振り返ると笠ヶ岳へとつづくトレイルが美しくい。よーし、いつかここから歩こう。笠新道じゃなくってね。小さなアップダウンの陵線歩き・・・右を見ても左を見ても素晴らしい景色が広がる。あー、やっとずーとずーっと来たかった縦走路を歩くことが出来たんだなぁと思うと感激もひとしお。雪渓が残っているところで先を歩いていた相棒が待っていました。お花畑がすごーく綺麗だよーとニコニコしている相棒。雪渓の下の部分を歩いて行ってお花畑に気が付かないんじゃないかと思ったようです。ありがとーね。色んな種類の花がいーっぱい咲き乱れていました。こんな大きなブーケもありました。槍も今日はそろそろ見納め。今まで槍に登ることにはそれほど興味は無かったのだけど、この陵線を歩いてみたいなーという気持ちが沸々と湧いてきて抑えることが出来そうになくなってきましした。相棒は大声で呼んでも声が届かないほと先に行ってしまいました。まぁ、私が遅すぎるんだから仕方ないのよね。私はのんびり行こうっと。くろゆりベンチ。なんて素敵なネーミング♪ 黒百合は咲いていませんでしたけどね。暑くてヘロヘロだけど、歩くのが楽しい美しいトレイル。あーようやくテン場が見えてきました。そう思ったらホッとして・・・ここを歩いている幸せを噛み締めながらのんびり。しかーし、一向近づいてくれないテン場。見えてからが長かったなぁ。テン場の後に見えるのが鷲羽岳、美しい山です。
最後はへろんへろんになりつつ、なんとか無事に双六小屋のテント場に辿り着きました。なんと、なんと弓折乗越から2時間弱もかかってしまいました。相棒はその間にテン場の受付をし、場所を選んで待ちくたびれていました(^^ゞ 面目ない。とりあえず、生ビールで乾杯~!いやいや長かった~!でも苦しくても楽しかったという不思議な気持ち。なんなんでしょうね。今回はお昼ご飯は山小屋で食べるということにして軽量化してきたので、ラーメンをいただきました。800円なり。
テントでお昼寝して夕飯にする前に、今日ここのテント場に来るというブログ友を探してみることにしました。そして探す間もなく、すぐに『あっことひろの楽しい山登り』のひろくん&あっこちゃん、そしてあっぴろ登山部の仲間たちを発見!ひろくんのブログの大ファンのわたし、初めましての握手。お二人は西穂からジャンダルムを越えて奥穂、北穂、そして大キレットを越え、槍を登ってここまで歩いてきたのでした。おめでとう~!緊張していたのか、カメラ持っていたのに写真撮ってなかった(涙)
想像通り(?)の気さくで素敵な二人でした。ひろくん、市村正親に似てるね!またゆっくりお話したいです。4時半過ぎのテン場は満員御礼。私達とIさんは時間も早かったので平なよい場所に張ることが出来てラッキーでした。
夕飯はソーセージ&クスクス&カレー(アマノフーズ) もう今回はずーっとこんな感じのご飯でした。
夕日が沈む前、Iさんに誘われて樅沢岳まで槍を見に行くことにしました。山頂までCT45分なんだけど、空身でカメラしか持っていなかったので25分で登頂。双六岳の向こう側に太陽は沈んだみたい。予定では今日のうちに双六は登っておくはずだったのに、生ビールに負けて明日に持ち越したことを後悔することになるなんて、この時は露とも知らず。樅沢岳からの槍さんは雲に覆われていて、一瞬だけしかとんがりも姿を現しませんでした。残念!
ヘッドランプの明かりを頼りにして気をつけて下山。途中で雷鳥の親子にも遭遇。こうして楽しかった一日はゆっくりと過ぎていったのでした。
翌日はテントを双六小屋に張ったまま、ハイキングに出かけることにしました。さて、どんな一日になったのでしょうか?続きは近日中に!]]>
山 2013
akko-kornblume
Thu, 22 Aug 2013 20:12:58 +0900
2013-08-22T20:12:58+09:00
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雲上の避暑地へ@宝剣岳~木曽駒ケ岳 2013.8.10(土)~11(日)
http://kornblume.exblog.jp/20640548/
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夏山第一弾は暑い東京から少しでも逃れようと、サクッと木曽駒ケ岳に行って来ました。去年の夏も涼を求めて出かけた木曽駒ケ岳・・・今年は去年歩かなかった千畳敷から極楽平経由で宝剣岳を越えて歩くことにしました。
雲上のテント場は涼しいのを通り越して寒いくらいでしたが、満天の星空と素晴らしいご来光を今年も楽しむことが出来ました。
夏休み前の金曜日、相棒の帰宅がいつも通り遅かったので、早出は諦めて6時過ぎに我が家を出発。夏休み初日の中央道は予想通り混んでいましたが、駒ヶ根の駐車場に着いたのは9時半。バスに乗り換えてしらび平に着いたのは10時半でした。陽射しは強いですが、気温は17℃!!!天国のような涼しさで、もうそれだけで幸せ(#^.^#)ロープウエイの待ち時間は20分ほどと去年よりずっと短かくてラッキー!しらび平から7分で一気に標高2612mの千畳敷に運んでいただけます、有り難い~♪
ホテル千畳敷でお昼ご飯を買い込んだら、急激に標高を上げたので高山病にならなりようにしばらくホテル前でのんびり。さー、今日は宝剣岳を越えて行きますよー!その前にお参りを忘れずに!今回は岩場を越えていくのでちょっぴり緊張していたわたし。ホテル千畳敷の左手方向に進んでハイクアップ。ほんの数分歩くだけでさっきまでの喧騒が嘘のような静けさ。歩きやすいトレイルです。稚児車(チングルマ)が咲き乱れる登山道。陽射しが強くて暑くて・・・陵線までたったの30分なのになかなか足が進みません。チングルマの花穂もあちこちに。花穂が大好きな相棒が嬉しそう。[12:15]陵線に上がったところが極楽平の分岐。空木岳への縦走はここから始まるのですね。私達は宝剣岳方面へ歩みを進めます。青空へ向かうトレイル、陵線にのった途端、吹く風は涼しくて心地よくて。15分ほどで三ノ沢岳の分岐に着きました。
実はここから三ノ沢岳をピストンしようと計画していたのですが、今日は時間が足りないので(往復3時間以上)次回の楽しみにすることに。三ノ沢岳から戻ってきていた方がお花が素晴らしかったよーとおっしゃっていました。あまり知られていないようですが三ノ沢岳はお花の山のようなのです。来年の宿題だな。
今日の山ランチはホテル千畳敷で買ったカツサンド。去年より50円値上がりしていて650円なり。ボリューミーで食べきるのが大変(^^ゞ 美味しかったですよ。
三ノ沢岳の分岐から宝剣岳へと続く岩場の陵線に入って行きます。賑やかなパーティーさんが下り終わったら出発しましょう。あそこをあーやって歩いて行くんだと研究しながら到着を待ちました。さー、気をつけて歩いて行こうね。慎重に一歩一歩確かめながら鎖場を登ったり下ったり。岩場好きですが、今回はなぜだか緊張しました。たぶんテント泊装備だったからかな。内緒にしておこうかと思いましたが、実はザレ場の何でもないところで滑って一回転してしまい、冷や汗をかきました。今までの岩場の中で一番緊張したかも^_^;ぐいぐい登っていきます。今度は一枚岩を鎖を頼りに下ります。下るわたし・・・慎重に慎重に!こんな岩場にもお花がいっぱいで励ましてくれました。三ノ沢岳の分岐から宝剣岳はCTは50分ですが、距離はほんのわずか。それなのにアップダウンが激しい岩場が続くのでそれなりに大変。こんな大きな岩の下をくぐったりでも、やっぱり岩場を歩くのは楽しいな~♪かなり高度感があるので、高所恐怖症の方にはお勧めいたしません。あとテント装備もやめたほうが無難(ーー;)一気に登りつめたら宝剣岳の山頂に辿り着きました。45分かかりました。案外長かった~!山頂に着くと今回も霧の中・・・時々下界が見えたりするのだけど青空は望めず。午後の時間はいつもこんななのかな~?ゼリーをいただいたらテント場方面に進みましょう。ここから先は歩いたことがあるので気が楽です。サクッと下ります。
乗越浄土で休憩したら、テント場へ向かいましょう。大分疲れたので今回は巻き道を歩いて行くことにしました。確かにアップダウンは少ないのですが、足元はあまり良くないw面倒くさいのははじめだけであとは楽チンなトラバース道でした。こちらからの眺めもなかなか良かったです。青空が綺麗で嬉しい。[14:40]駒ケ岳頂上山荘にようやく到着です。思ったより疲れたぁ。小屋でテン場の受付を済ませてテントを設営してのんびり。発電機を回し始める4時からは生ビールもありました。去年は生ビールなかったですよねと小屋番さんにお聞きすると去年はビールサーバーが壊れていたのですって。夕飯は簡単に焼きそばを作りました。パクチーを入れただけで美味しくなりました、パクチーって魔法の葉っぱですね、大好き!今日もテント場は賑やか。こんなに簡単に来れて居心地のいいテント場はなかなかないですからね。日が沈み始めると寒くて凍えそうなくらいです。東京の猛暑が嘘のようです。来て良かった!
8時ごろには霧が出ていたので星空は見えないかな~って思ってシュラフに入って眠っていたのですが、近くのテントからスゴイ星だーとのささやきが聞こえたので起きだして星空を楽しむことにしました。矢車草撮影。Canon 5DmarkⅡ SIGMA 20mm F1,8 地面に置いたままで撮影^_^;相棒撮影。Canon 7D レンズ(聞いておきます)
天の川が夜空に広がっていつまで眺めていても飽きることがなくて、結局2時間くらい空を見上げていました。小学生レベルしか星座が分からないのでしっかり星座を覚えないと!と毎回反省です。
次の日の朝、少し空が明るくなりだしたのでテントから外を覗くと、これは今日もご来光が拝めそうな空模様。ダウンを着込んで木曽駒ケ岳の山頂を目指しました。夜明け前 だんだんと明るくなる空
今日も日が登ります。感謝!朝の光に照らされる登山者たち。みんな嬉しそうな顔をしていて私まで嬉しくなる、大好きな朝の時間。テン場にも朝日がいっぱい降り注ぎます。今日もいい一日になりそうです。
テン場に戻って簡単に朝ご飯を済ませてテントを撤収したら、下山開始。そうなのです、この日は夕方結婚したお友だちを囲んだ夕食会@丸ビル、そしてそのあとで相棒の実家の墓参りで帰省と色々を用事があるのでゆっくりしているわけにはいかないのです。まぁ、だから下山が早くできるこの場所を選んだのですけどね。帰りは中岳を巻かずに登って帰ります。乗越浄土からは八丁坂を下ります。沢山の観光客ハイカーとすれ違うのはちょっぴり気を使います。去年来た時より2週間早いだけなのに、花が前より多い気がします。あまりにも美しくて、ここは日本のスイスみたいだなって思いました。早く下山しちゃうのが勿体無い。
今年はどの山でもコバイケイソウの当たり年でしたね、いっぱい楽しませてもらいました。チングルマの後姿 今回もテント装備だったのでマクロレンズは持参していませんでした。テント装備でマクロ撮影は私には無理なのですもの(^^ゞ8時半過ぎにロープウエイ駅に戻って来ました。楽しかった~!
山の上にいた時間は短いけれど、岩場に花に星空にご来光にと大好きなものがギューっといっぱい詰まった素敵な時間になりました。今度は三ノ沢岳のお花畑にも足を伸ばしてみたいなぁ。紅葉の季節もきっと素晴らしいのでしょうね。東京からも近いし、なんと言っても高速降りたらすぐに登山口だというのも好条件の木曽駒ケ岳。四季折々に訪れてみたいです。
ロープウエイであっという間に下界の人になり、前回食べ損なったすずらん牛乳ソフトクリームをいただくことにしました。一年越しで叶ったささやかな願い(笑) 美味しかったです!
そして、山の上に持って上がるのを忘れてしまったこちら・・・運転手さんにとってもありがたいオールフリーでお疲れ様の乾杯をして岐路につきました。
夜は山を始めてから不義理ばかりしているお友達と久しぶりに会い、楽しい時間を過ごしました。旧交を深めることも大事ですね。
簡単になってしまいましたが、夏山第一弾レポはこれにて完了(*^_^*) 次は双六~三俣蓮華岳、そして槍ヶ岳のレポに取り掛からねばですね。早く書かないと週末の山に行けなくなっちゃいますから頑張りますね~♪
いつも長いレポを読んでくださってありがとうございます!まだまだ猛暑が続きそうですね、体調壊さないように元気で過ごしたいものですね。
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山 2013
akko-kornblume
Mon, 19 Aug 2013 21:52:48 +0900
2013-08-19T21:52:48+09:00
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南アルプス応援ツアー@花の仙丈ケ岳 2013.7.27(土)~28(日)
http://kornblume.exblog.jp/20566830/
http://kornblume.exblog.jp/20566830/
この週末は、サントリー×ヤマケイさんの『鈴木みきさんといく、南アルプス応援ツアー@仙丈ケ岳』に参加させていただきました。
南アルプス応援ツアーとは何かと言うと、ニホンジカが増えすぎたせいで高山帯の高山植物と食べつくし、貴重な高山植物が激減している今の状態をみなさんにお伝えし、登山が好きなみなさんに応援をお願いするというもの。
みなさんも、ニホンジカの被害を身近な山域でも実感していることと思います。奥多摩や八ヶ岳などでも木の幹が食べられているのをよく目にする機会がありますよね。原因として考えられているのは、温暖化によりドカ雪が降らなくなって昔は冬に数が減っていたニホンジカが増え続ける一方だということ。天敵であったニホンオオカミの絶滅(ニホンシカだけでなく、ニホンザル、イノシシが大繁殖していった原因) 猟師の高齢化と減少など。
一昔前は、3000m陵線にニホンジカがいるってことは考えられなかったことらしいです。今では南アルプスだけで3万の鹿がいるとのこと!どれだけ深刻なことなのか、その数を聞いただけでも分かります。上の写真で何か気になることはありませんか?答えは後でお話しますね!
そんな南アルプスの山の一つ、南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ケ岳への山旅が始まります。
7時に新宿を出発したバスが南アルプスへの登山口の一つ伊那側の戸台に着いたのは11:40。ここから参加する工場長さんと合流。
戸台に来たのは2年ぶり。懐かしいな~♪ 祝・南アルプス国立公園指定50周年の垂れ幕。調べてみたら1964年(昭和39年)6月1日に18番目の国立公園として指定されたので、来る2014年はメモリアルイヤーなのですね。
ここで南アルプス林道バスに乗り換えます。
バスの中では運転手さんが景色の説明をしてくださいます。この山の名前は?なのですが、このザレた斜面にカモシカやニホンジカが歩く獣道が見えることを教えてくださいました。トリミングして拡大してみると横に獣道がたくさん通っていることが分かります。こんな斜面も歩くことが出来るとは驚きです!懐かしい歌宿からの眺め・・・鋸岳の雄姿。2年前のGWにここから北沢峠へ歩いたことを思い出しました。
北沢峠で準備体操・・・そうそう、今日のガイドさんは気象予報士の村山貢司さん。NHKの朝の気象予報を長年されていた方で、紫外線情報などが始まったのも彼のお陰なのだそうです。とっても気さくで素敵な山が大好きな方でした。[13:20]今日のお宿、馬ノ背ヒュッテに向かって出発です。普段ならもうテントでまったりの時間ですものね、すれ違う方たちに今日はどこまで?と何回も聞かれました。そうそう、予定では太平山荘から藪沢を登って行くはずでしたが、今年は雪渓が残っていてまだ歩くことが出来なかったのでした。一年ぶりのツアー登山、ゆっくり目のペースなのだけど、息が上がるわたし・・・汗だくだし^_^; でも、みんなでお喋りしながら歩くのは楽しい!マルバダケブキ(丸葉岳蕗)キク科メタカラコウ属の多年草。シカが嫌うマルバダケブキなどの限られた植物が優占するなど、南アルプスで植生が一変しつつある状況なのだそうです。大滝の頭に到着。カメラマンの加戸昭太郎さんは、みんなのあとへ前へと登ったり降りたりしながら写真を撮ってくださってました。私たちの3倍くらい歩いているはずです。重たい機材を持って登るカメラマンさんって本当に体力が必要なのですね。
大滝の頭からは馬ノ背ヒュッテに向かうトラバースへ。ここのトレイルってみずみずしくて大好きな場所。歩くのがとっても嬉しい。雪渓が残っていました。風がひんやり気持ちいい!可愛い花も咲き出しました。藪沢の雪渓のそばは、コバイケイソウの芽がニョキニョキ伸びていて、これから春になろうとしていました。
雪渓を渡ると両側に鹿柵が張り巡らされていて、ちょっぴり異様な雰囲気。あと少しで着くと思ったら足取り軽くなって写真撮らなかったので後悔(ーー;) 柵の中はお花いっぱい、柵の外は花が全く無かったです。こんな風になってしまったとはビックリです。[16:00]馬ノ背ヒュッテに到着です。今日は午後は雨の予報だったのに、ここまで一滴も降られなかくて嬉しっ!とりあえずカメラマンさんによる撮影をして・・・オールフリーで乾杯~~~♪ そして・・・冷えっ冷えのオールフリーでも乾杯~~~♪ 今日はもう歩かなくていいですからね(^-^) ヤマケイの林さん、神谷さん、ボッカありがとうございました。
小屋は満員でみんなで集まる場所が無いので、外で夕飯の時間までのんびり。工場長さんの牡蠣のオイル漬けや、cyu2さんが背負って来てくれた水茄子などおつまみがみんなのザックから出てくる、出てくる。cyu2さんのいぶりがっこにクリームチーズ&レーズンも絶品でした。小屋の前からは2週間前に登った栗沢山からアサヨ峰までの陵線が見えていて、あの日の山行を思い出したりしていました。 東京はあんなに暑かったのに、ダウンを着ても寒いくらい気温、6時半になると夕食の準備が出来ましたと声がかかりました。夕飯はみんなが大好きなカツカレー。とても美味しかったですよ。 食事の間に小屋のオーナーさんから、南アルプスの鹿の被害についてお話がありました。ここ数年であっという間に花が減ってしまったのだそうです。そして冒頭に書いた花が減った原因について詳しく教えていただきました。
小屋の仲間だけの力では現状回避することは出来ない、環境省も動き出してくれてはいるようですが、みんなの協力が必要だということ。私たちに何が出来るか・・・考えていかなければいけないなと思いました。小さな協力としてバンダナをお土産にお買い物。
馬ノ背ヒュッテはウッディーでとても清潔な小屋でした。感心したのは、夜中に切れていたトイレットペーパーが朝にはちゃんと補充されていたこと!ちゃんと気配りが出来ているってことですよね。スタッフさんもみなさん若くて感じが良かったです。
夕食後は、げんさんのおつまみで白州をいただいたりして和やかな時間を過ごしました。消灯は8時・・・大部屋は賑やかで(笑)なかなか寝付けなくて、夜中にWC(小屋の外にあります)に行き、空を見上げると星がとっても綺麗でした。白鳥座見っけ~!三脚持って来れば良かったなぁ、残念!
起床は4時半の予定でしたが、みなさん早く起きだしていました。甲斐駒さんと栗沢山の間の空は優しい色をしていました。山の朝の時間が一番好き。雲の間からみんなでご来光を拝むこと出来て感激。やっぱり山の中で迎える朝はいいですね。
朝ご飯は仙丈ヒュッテ付近で食べる事にして、準備体操をしたら出発します。柵の中にしか花を見ることが出来ないのは寂しいですけど、仕方が無いのですね。一日も早く元通りの花畑が広がる仙丈ケ岳に戻る日が来ます様に祈らずにはいられません!森林限界を越えると、山の陵線がはっきり見えてきてテンションアップ。中央アルプスもお天気良さそう!七竈(ナナカマド)・・・きっと紅葉の季節も綺麗なんだろうな~と想像しながら歩きます。稚児車(チングルマ)もあちらこちらに咲いています。でも、やっぱり花が少ない印象を受けますね。前にここを歩いた時は黒百合があちらこちらに咲いていた記憶。寂しいですね。馬ノ背から続く丹溪新道・・・いつか歩いてみたいな。鋸岳の向こうには八ヶ岳。
小屋の手前の冷たくて美味しい南アルプス天然水で喉を潤して、ひと登りで仙丈ヒュッテに到着。ここでお弁当にしていただいた朝ご飯をいただきます。海苔べんとう、とっても美味しかった!ご馳走様でした。みんな、お腹空いていたんだよね。小屋の前は風力発電の風車が並んでいるだけあって、風の通り道で寒くて凍えそう。暑がりの私もさすがに上着を着たほど。
さぁ、ここからは楽しい陵線歩きが始まります。素晴らしい眺めで振り返ってばかり。お花も色々・・・素晴らしい眺めに酔う時間。息はハアハアしてしまうけど、やっぱり山が好きだなぁってこんな景色を見るとつくづく思います。お花達に励まされながら、ようやく山頂へ辿り着きました。仙丈ケ岳3032mの山頂でみんなでかんぱーい!みんなの笑顔が眩しい!今年もみんなと一緒にこうして歩けて、山頂に立てて感激。このツアーに初めて参加した子育て中のまゆたさんも久しぶりのアルプスで嬉しそうだったし、工場長さんも色々大変な中でこうやって歩くことが出来たし・・・素敵な仲間たちと山を味わうことが出来て幸せだなぁと思いながら山頂に立っていた私でした。山頂からは憧れの仙塩尾根(せんえんおね)の陵線や2週間前に歩いたばかりの鳳凰三山の美しい姿に見惚れていました。南アルプスをもっともっと歩きたいな~!下山は小仙丈ケ岳を経由するルート。富士山と北岳にはちょっと雲がかかっていました。曇っていた空にもどんどん青空が広がってきました。振り返ると小仙丈カールの美しい姿。でも、ここをよーく見ると・・・カールの下のほうに鹿柵が張り巡らされていました。これは鹿を追い込んで捕獲するために作られたもの。上手く成功するといいですね。ずっと山頂にかかっていた雲が取れた東駒ケ岳(長野県では甲斐駒ケ岳を東駒ケ岳、木曽駒ケ岳を西駒ケ岳と呼ぶんです)にみんな歓声を揚げて喜んでいました。
小仙丈ケ岳で休憩したら、あとは樹林帯の中をぐんぐん下って行きます。登って来る方も大勢ですれ違いに時間がかかります。だんだん膝が痛くなったりして、怪我をしないようにと気をつけていたからか写真を全然撮らないまま北沢峠に戻ってきてしまいました。[11:05]北沢峠に下山。みんな疲れてはいても、心は晴れやかで満足だったからかな、笑顔がはじける北沢峠でした。バスが来るまでの間に小屋で作っていただいていたおべんとうをいただき、ずっと気になっていた長衛荘のわらびもちパフェをようやく食べることが出来ました!いつも帰りはバタバタしていて時間が無くてゆっくり出来なかったからめっちゃ嬉しい。やっぱり女子は甘いものがないとね、美味しかった~!きな粉と抹茶のわらびもちにアイスクリームと餡子のトッピング、そしてシリアル!こちら絶品です。北沢峠に来た時は是非お試しあれ~♪
南アルプス林道バスに乗って戸台に戻ってきたのは1時過ぎ。下界は青空が広がっていて暑い!さっきまで震えるくらい寒かったのにね。
お迎えのバスが来て、高遠のさくらの湯で汗を流して生ビールで乾杯。帰りの中央道は予想通り渋滞に巻き込まれましたが、タイミングよく下道を走れて新宿に8時過ぎには到着することが出来ました。
この二日間、ヤマケイさん、アルパインツアーさん、朝日広告さん、サントリーさん、そして山友たちと内容の濃いー時間を過ごすことが出来ました。普段の生活から離れて山の中でみなさんと過ごした時間は私にとってとても貴重な時間でした。大変お世話になりました。ありがとうございました!
色々問題は山積みですが、南アルプスの花畑がいつの日か昔の花畑に戻る日が一日も早く来ますようにささやかながら協力していけたらいいなと思います。みなさんも南アルプスを応援してくださいね。
応援の仕方の一例
山ランチ投稿1件につき、100円がヤマケイオンラインを通じて、南アルプスの山岳環境保全に使われる「オールフリー「山ランチ投稿キャンペーン」にもどしどしご参加ください! 山で飲むならオールフリー
今回のツアーに参加したみなさんのレポも是非お読みくださいませ~(^^♪
鈴木みきさん
sanpoさん
cyu2さん
まゆちゃん
たけさん
工場長さん
まゆたさん
げんさん
長いレポ読んでくださってありがとうございました。みなさん、今年は南アルプスに行きましょう~♪
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山 2013
akko-kornblume
Tue, 30 Jul 2013 23:09:40 +0900
2013-07-30T23:09:40+09:00
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花の女子会・花の山@至仏山 2013.7.20(土)
http://kornblume.exblog.jp/20546939/
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先週末のこと・・・相棒は会社の部署旅行で神津島へ行くことになっていたので、日曜日に山じゃない用事があるにしても、土曜日一日中、家でごろごろしてるのもなんだかな~と思っていたわたし。
2週間前に尾瀬沼でバッタリ、いやいやドッキリをしてくれたケーコちゃんに『夜行バスで一人で至仏山にでも登ろうかなと思ってる』旨を話すと、行きたい~と言ってくれ(bebeさんは週末大事なお仕事アリ、ごめんよー)、職場のaiちゃんには20日にどこかジョグ仲間のyukieちゃんと初心者でも登れる山に行こうと思ってるんだけど、どこがいいですかーって聞かれたので、じゃぁ、一緒に至仏山に登ろうよということになり、一人寂しく至仏山に登る予定が賑やかな女子会登山にあいなりました。
初めての夜行バスでの尾瀬入り、そして初めての至仏山・・・とっても素敵な楽しい一日になったのでした♪
新宿10時発の尾瀬夜行に野酒とともに乗り込み、池袋で残りのお客さんと合流して、11時に池袋を出発し、1時半に上里PAでWC休憩をはさみながらもほぼ爆睡し・・・戸倉へ着いたのは4時半ごろだったかなぁ。戸倉でバスを乗り換えて鳩待へ。朝ご飯を食べて5:45に鳩待をしゅっぱーつ!
山の初心者を連れて歩くなんて初めてのことでちょっぴり緊張していたけれど、aiちゃんもyuieちゃんもガールスカートでしっかり鍛えられてただけあって全く心配する必要なし。普段からも走っている二人だから体力も十分だし、こっちの体力のほうがどうなるかって感じで^_^;
森の中に響く色んな音に耳を傾けながら、野鳥の姿を探したり、大きく育った水芭蕉に驚いたりしているとあっという間に山の鼻到着。WC休憩をして、イワツバメの巣を覗いたら、さー至仏山に向けて歩き出しましょう。自然観察園はこの前来た時より静かな感じ。ニッコウキスゲがちらほら湿原を埋めつくすのは金光花または金黄花(キンコウカ)は、ユリ科キンコウカ属の多年草。大好きな未草(ヒツジグサ)はまだ花芽は見えず。尾瀬ヶ原の未草はもう咲いているかも知れませんね。会いたかったなぁ。どっちにしてもこの時間じゃまだ咲いてないですね。久しぶりの山歩きの二人は小さな花達がどれも珍しいらしくて歓声をあげる。この二人はこの時にブログに登場したことありました(^^♪
観察園から登山道へ進む。いきなり急登・・・息があがるぅ。前日の雨の影響もあってか、トレイルは川になっていました。ケーコちゃんがハイペースで私たちを引っ張っていきます。頑張って登ると木々の間から尾瀬ヶ原が見渡せるようになってきました。この緑色の尾瀬ヶ原の美しいことと言ったら!一見滑らなそうに見えるのに滑る蛇紋岩の急登・・・喘ぎながら一歩一歩。急登なだけあってどんどん高度を上げていきます。もうこの眺めだけが救いですね。葱坊主じゃなくて至仏浅葱・・・しっかり予習をしてきていたケーコちゃんはくんくん葱坊主の匂いをかいでいました。頑張るギャルたち!
階段になって歩きやすくはなったものの、タフな登りにバテバテの私たちにケーコちゃんからの愛の差し入れ!冷えっ冷えの高級ゼリーに子供のように喜ぶ我ら^_^; ベンチでのんびり休憩してエネルギーチャージ。不思議なくらい斜めな階段をよいしょ、よいしょと登ります。小さな一歩でもいつの間にかこんなに登ってきてしまいました。yukieちゃんが緑にも色んな色があるんですねー綺麗ですねーと。いつも見慣れていて当たり前になっていることだけけど、こういうことを感じ取ってくれるって素敵だなぁと思いました。高天原と呼ばれるこの辺りはちょっと前まではものスゴイ花畑だったんだろうな~!でも、今日の私はここから見える越後の山々の陵線の美しさのほうが気になってしまって。花の撮影に余念がないケーコちゃん。私はレンズ交換するのを面倒くさがって花はケーコちゃんにまかせました(^^ゞ姫石楠花(ひめしゃくなげ)だけはレンズを換えた・・・可愛い子は特別扱いです(笑)この山々の陵線がどこの山なのかどなたか教えてくださーい![10:20]頑張って頑張って、ようやく至仏山の山頂に辿り着きました!疲れたけど笑顔いっぱいです!山頂からの尾瀬ヶ原の美しさには言葉も出ないほど。すっとずっと見てみたかったこの景色、相棒にも見せてあげたかったな。お先に一人で来てしまってちょっと心が痛い^_^; 今度は相棒にお付き合いして来てあげましょう。そして、いつか燧ケ岳にも登りたいな、今度はあちら側から至仏山を眺めてみたいな。さて、お弁当の前にまずはオールフリーでかんぱーい!頑張って歩いたあとのオールフリーはほんまに美味い!
お昼ごはんはコンビ二おにぎりだったけど、こんなにコンビ二おにぎりが美味しいって思ったのは初めてだねーなんて言いながら(苦笑) 今回は夜行バスだったから用意できなかったけど、今度はおべんとう持ってどこか山に登りましょ。
そして、今日のジャンプは・・・私ではなくて・・・aiちゃんの初ジャンプ~~~♪ 突然跳ぶって言い出すからビックリしたけど、嬉しかったよ、ありがとう!至仏山の山頂は沢山の登山者で賑やかでした。また来るからね。
もっとゆっくりしたいけど、帰りのバスに間に合わないと捜索願いが出されちゃうそうなので、そろそろ下山しましょう。
山頂を後にして進んで行くと、至仏山のまったく違う表情を見ることが出来ました。
蛇紋岩の巨石が飛び出していて、尾瀬ヶ原から見上げる真ん丸い至仏山とは別の山のよう。そして越後の山々がとても素敵なんですよね~!下山の途中にもうひと山登ります。前に見えるのが小至仏山。大好きな碧い山波 どこまでも続くこういう景色が大好き。山座同定出来なくて悔しいなぁ。登った山もあるかも知れないんだけどなぁ。蛇紋岩のトレイルは気を抜くとすぐに滑るので要注意。かろうじて細葉雛薄雪草が残っていてくれました。嬉しっ!小至仏山はもうすぐそこ。ぐるっと回り込んで歩いていたようで燧ケ岳はあんなところに。[11:40]小至仏山に到着。こちら側から登って来るかたも多いので立ち止まらずに歩きます。小至仏山をあとにして進むとオヤマ沢田代湿原があります。裏白瓔珞(ウラジロヨウラク) さくらんぼみたいで可愛い花。今にもはじけそうな小梅蕙草(コバイケイソウ)今年はどこも当たり年でしたね。尾瀬草(オゼソウ)に白山小桜もまだまだ残っていてくれました。稚児車(チングルマ)もニコニコ(#^.^#)湿原は花達の命を守ってくれているんですね~!
湿原が終わる手前のベンチで休憩。お湯を沸かして珈琲をいれて、女子会らしくお菓子でカフェタイム。尾瀬ヶ原と燧ケ岳も見納め・・・今度は相棒と会いに来るからね。
時間たっぷりあるし~とのんびりお茶をしていたら、帰りのバスの時間に間に合うか微妙な時間になっていて、下りは黙々と一生懸命歩いて鳩待に着いたのは1:45でした。下りは歩きやすいトレイルで助かりました。初めて登った至仏山・・・丸っこい可愛らしい姿とは裏腹でなかなかタフな登り甲斐のある山でした。お花のピークが過ぎていたのはちょっぴり残念でした。でも、至仏山から眺めた尾瀬ヶ原のみずみずしい美しさには心を動かされちゃったし、きっとまた登ることになるんだろうな~って思います。
バスの時間までちょっと時間があったので、頑張ったご褒美の花豆ソフトでお疲れ様。aiちゃんたちもまた山に登りたい~って言ってくれて嬉しい限り。またどこかご一緒しましょ!
帰りの尾瀬バスは、沼田の原田農園でお土産買い物タイムまであったりして、観光客気分満喫。たまにはバスの旅もいいものですね!途中渋滞もしていましたが、新宿に着いたのは7時半前で4人で生ビールと餃子で乾杯して、尾瀬の旅はおしまいになりました。楽しかった~!また行きましょう!今度は尾瀬夜行バスのおべんとう付きプランでね。戸倉で配られてたおべんとうのまいたけおにぎりが美味しそうだったのよね(*^_^*)
さて、皆さんも夏山本番でしょうね~!このブログの中で最近は鹿島槍ヶ岳レポを多くの方に見ていただいていて驚いちゃうくらいなのですが、きっとこの週末、鹿島槍ヶ岳に行かれる方もいらっしゃるのではないかな~?どうぞ、無理をしないで怪我の無い山歩きをしてきてくださいませ~♪ 我が家は今週末も残念ながら別行動です(^-^) どんな週末になるかな~?皆さんもどうぞよい週末をお過ごしくださいませ!
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山 2013
akko-kornblume
Thu, 25 Jul 2013 20:58:59 +0900
2013-07-25T20:58:59+09:00
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