山と野と

モノクロ写真絶賛修行中(^^♪

EOS学園での写真修行は、いまだに続いておりまして、授業や撮影実習には、どんなに疲れていても面倒だなとか行きたくないと思わないってことは、三日坊主の私にしてはとっても珍しいこと。きっと好きなことなんだなって思います。

カメラのことなんて、実はなーんにも分からなかった私が、ステップアップ講座Ⅰという入門講座から学び始めて、この春が来たらようやく2年になりますが、2年前の自分がまさかモノクロ写真の勉強をしたいと思うだなんて想像すらできませんでした。

山で出会った風景を素敵に撮りたいなとか、花を美しく撮れるようになりたいなとか、ただただそんなことだけを考えていたと思います。そんな私がEOS学園に通って刺激を受けるうちに、本当に撮りたいなと思うものが変わってきて。で、まさかまさかのモノクロ講座です(笑)

今回はモノクロ講座初級コースという3回きりの小さな講座でしたが、学んだことの多い講座でした。



１回目は座学、２回目は実習、３回目はプリント・講評でしたが、３回目に２時間の撮影実習で撮った写真の中から１０枚を選び、その中からさらに５枚を選んで２Lサイズに印刷します。そして、その中から２枚をA4に印刷して、自分の中で１位と２位を決める。自分メモ…使用した紙は絹目調。

まず５枚を選ぶところで悩む訳です。上のカットはその中の１枚。これは選ばなかった１枚なのだけど、ちょっと下のほうにはあるのだけれど、日本語がないというのは大事な点なのだと。

もし、この中に漢字や平仮名などが混じっていると、どうしてもそこに目がいってしまって、それがこの写真の主役になってしまうから。色のない世界での表現の中で大事なことの一つ。これみたいに看板が主役なのならいいのかも知れないけどね。要注意←自分にです。
面白いかなと思って撮ったのだけど、確かに、これだと植木たちが主役なのか、浅草っぽいポスターが主役なのか分からない。欲張っちゃいけないのねと反省。写真を諧調の違いで表現する。同じトーン(明るさ)だと同じグレーになる。色が少ないもの。被写体としての形。構図がしっかりとしていること。モノクロとカラーでは表現できるものが違う。光と影。質感の違い。トーンの違い。これは、A4にプリントする２枚に選んだのだけど、先生にも平凡過ぎると言われた(苦笑)

それで、私が一番に選んだのはこちら。先生にも良いねーと褒めてもらえた嬉しい１枚。浅草の路地にいくつも放ってあったほうずきの枯れたもの。
カラー写真では決して撮ることのないカットだけど、モノクロだと不思議と生きてくるように感じました。

そして、上の平凡(笑)・・・なのではなくて、先生が２番はこっちがいいと選んでくださったのがこちらうーん、私もいいなと思ったんだけど、選ばなかったのは事実。どんなにいい作品が撮れても、それを自分で選ばなければそれでおしまいな訳だから、それでは駄目なんだよと深く反省。

モノクロ写真を始めてみて、いつも自分が見ている鮮やかな世界を白と黒だけで表現していくことの面白さと難しさと両方あるのだけれど、もっともっとモノクロ写真を勉強してみたいなぁと思っている今日この頃なわたしです。

本当はモノクロ写真実践講座に続けて参加したかったのだけど、今受講しているゼミと重なっているので、続きはもうしばらく先になりそうです。でも、練習あるのみ、楽しんで撮って行きたいなと思います。


今日の東京は１０ｃｍの積雪の予報でしたが、今のところちーっとも積もってない東京多摩地区です。

さて、どんな週末になるかしら？　私は見てみたかった景色を見るために小さな旅に出てくる予定・・・と言っても、日曜日はEOS学園の撮影実習だから短い旅ですが、楽しんで(美味しいものを食べて)いっぱい写真を撮ってこようと思っています。

皆さまもどうぞ笑顔溢れる週末をお過ごしくださいませね(^^♪