ジャック、飼育員さんを心待ち : こらくふぁーむ
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ジャック、飼育員さんを心待ち
天王寺のジャックです。
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左の方を気にしています
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そう、ジャックは飼育員さんがやってくるのを待っているのです。
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ラクダの弱点のひとつは、体重に対して細い脚と関節です。
高齢になったラクダが、関節の病気になることが多いようです。
野生のラクダであれば1日に何kmも歩くのが普通ですが、(特に日本の)動物園は狭いところで飼育されていて、
運動量が足りていません。それでも昔のジャックはよく運動場を練り歩いていたのですが、
コニーさんに先立たれた後、年齢も重ねたジャックはあんまり歩かなくなっていました。

最近のジャックは、健康管理のためにトレーニングを受けています。
歩く機会を作るため、グラウンドのあちこちを散歩してもらったり、
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歯の状態をチェックするため、お口をあーんってする練習をしたり。
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(トレーニング風景は12月11日撮影)

退屈になりがちな動物園の暮らしの中で、トレーニングはジャックにとっても楽しみな時間になっていたのだと思います。
冒頭にあげた写真は、ジャックがいつもトレーニングを受けている時間帯で、飼育員さんを心待ちにしている姿なのです。

訪問したこの日は主担当さんではなく、トレーニングはありませんでしたが、
それでも飼育員さんがやってくるとすばやく立ち上がり、グラウンドの中を軽快に歩き、
アピールするかのようにあとを追いかけていました。
こんなにずんずんと歩くジャックの姿は本当に久しぶりに見れました。



飼育員さん、本当にありがとうございます。
ジャック、ちゃんと世話してもらえて幸せだね。
これからも元気で、長生きしてね。


(トレーニング風景以外は1月7日撮影)

by rakudateikoraku | 2017-01-21 03:03 | フタコブラクダ | Comments(0)
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