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神戸どうぶつ王国の新しいナマケモノ展示場
神戸どうぶつ王国で、以前カピバラが室内展示されていた「熱帯の森エリア」。
パークの方にできた新しい展示エリアにカピバラが移動して空いていたのですが、
そのカピバラ室内展示跡地が、2つめのナマケモノ 展示場ができていました。

カピバラ池の上に張られた樹枝ルートを歩くメグちゃん。
彼女がここに出てきたのは今日が2日目とのこと。
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池の上のところに野菜を置き、ここにとどまってもらう工夫も。
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ルートから手を伸ばすメグちゃん。
従来の展示場にいる時、メグちゃんはよく脱走を試みていましたが、
この構造だとそれは難しそうです。

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このルートは観覧者の通路の上をまたいで張られています。
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新しいエリアにまだ慣れていないと思うのですが、好奇心が強いメグちゃんはここを
お散歩していました。
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頭上のかなり高いところをナマケモノが渡っていく様子はすごくインパクトがあります。
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通路をはさんで反対側のエリアは、ナマケモノの居場所として設計されています。
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ルートとして設置されている樹枝の奇妙なフォルムで、メグちゃんの可愛さが引き立ちますね。
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こちらのエリアは奥行きがあって奥は植栽が。
ここはナマケモノが人目を避けてくつろげる場所でもあるようです。
フウくんが奥で過ごしていました。
※動物の行動を見て植栽やルートの配置など、まだ試行錯誤中のようでした。
したがって、今後展示の様子が変わっていくと思います。
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日中奥の方にいることが多かったフウくん、
この新エリアに展示されるのは、実はこの日が初めてでした。
慣れない環境で警戒していたのかもしれません。

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夕方帰路につくメグちゃん。
出勤・退勤ルートの設定方法も試行錯誤中でした。
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見送るフウくん
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メグちゃんは渡っていけたルートも、フウくんは途中で固まってしまっていました。
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ナマケモノという動物の能力としては問題なく渡っていくルートだと感じますが、
初めて通るフウくんは苦労していたように見えました。
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フウくんも飼育員さんもかなり苦労されていましたが、最終的には無事帰宅できました。
おつかれさまでした~
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掲示のとおり、まだ動物を入れてその行動を見ながら造作をいじったり
出勤退勤方法を試行錯誤するなど、展示を調整されていました。

この記事にある様子からは変わっていくと思われます。
ナマケモノの魅力を最大に魅せてくれる展示の今後に期待大です。

(2024/9/16撮影)



# by rakudateikoraku | 2024-09-17 01:39 | 有毛目 | Comments(0)
上野のモトモトくんを訪ねて ~その1
ニフレルのコビトカバ(ミニカバ)のモトモトくんが、種の保存のお仕事のため3月下旬から上野に出張に行っています。
これまで室内の管理された環境で過ごしてきた彼が、上野でどんな暮らしをしているのか、様子を見に行ってきました。

東山から来てくれていた昭平♂、そして昭平との間に8頭もの子孫を残してくれたエボニーさん♀が2021年に亡くなり、
モトモトくんが来園する前の上野はこの偉大な両親の2頭の娘 モミジちゃんとナツメちゃんだけが暮らしていました。

野生下では森の中で生活するコビトカバの住環境を表現した、緑豊かな展示場。
モミジちゃん
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ナツメちゃん
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ナツメちゃんの隣の展示場にモトモトくんはいました。こちらも緑豊かな環境。
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女子たちの展示場と違って、床材に干し草たっぷり敷いてもらい、
ニフレル時代の環境に近づけてくださっています。
日差しと風、この季節の気持ちいい環境を堪能してくれてます。
モトモトくん、屋外は気に入ってくれたかな?
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爆睡。午前中はずっとこのままでした。
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お昼頃、飼育員さんが樹葉を持ってきてくれました。
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手渡してもらった樹葉を美味しそうに食べるナツメちゃん
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モミジちゃんは樹葉を吊るしてもらっています。
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女子たちはお昼ごはんを楽しんでいました。
われらがモトモトくんはどうでしょう?

樹葉を差し出されたことに気がついて、顔を向け
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口を開けて反応したモトモトくん
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また寝てしまいました。
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様子が気がかりで飼育員さんも何分か観察してくださっていましたが、
結局モトモトくんは起きませんでした。
野生下だと樹葉はコビトカバの主食のはず。
ニフレルでもふつうに食べてましたが、このいい天気での昼寝の方がいいみたいです。
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つづく
(2023/4/12撮影)


# by rakudateikoraku | 2023-04-16 09:12 | 偶蹄目 | Comments(0)
五月山のワラビー ミントの赤ちゃんの近況 (2023/4)
4月14日のミントの赤ちゃん(2月27日の誕生日から47日目)の様子です。

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遠くからではよくわかりませんが、これで体毛がうっすら生えているそうです。
もっと幼い時 はピンク色に見えていましたが、それは肌の色。
身体の色が褐色になったということは毛が生えているのだとか。ワラビーらしい姿になりました。

ポッケの中から顔だけでなく手まで出していることが増えました。
ママのポッケは赤ちゃんには手狭になってきたのかも。
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ママが地面の草を食べている時、赤ちゃんも一緒に食べていることがよくあります。
まだミルクを飲んでいるのかはわかりませんが、着々と大人ワラビーに近づいています。
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袋から身体を出した赤ちゃんがミントママと同じ方を向いてます。
赤ちゃんがポッケから完全に出てくる日は近いかもしれません。
追記:他の方のSNSで拝見したのですが、時々出てきているようです。
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ミントちゃんの様子もずいぶん変化しました。
彼女は天王寺にいた頃からとても神経質な個でした。
五月山に来園してからも、彼女が圧やストレスを感じないよう、離れたところから身をできるだけ隠して観察したり、
凝視していると感じさせないようにしていました。

しかし環境に慣れたのか、以前よりは来園者のことを気にしなくなっています。
時々こちらを意識していることもありますが、すぐ自分の食事に戻ることが多いです。
子育ての中で肝っ玉母ちゃんになってきたのかも。
ミントちゃんも、赤ちゃんと共にこの環境の中で元気に成長してくれたらうれしいです。
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(2024/4/14撮影)



# by rakudateikoraku | 2023-04-15 12:28 | 有袋類 | Comments(0)
東武のまんぷくくん (2023/4)~その1
砥部ですくすく育っていたまんぷくくん。
東武へ移動した彼に会いに行ってきました。

初夏を思わせる日差しの下、広い展示場でごろごろ
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でも朝のうちは熟睡はしていなくて、目を開けたり閉じたり。
来園者の様子を窺っているようです。
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カバたるもの、このいい天気を満喫してこそ。
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気持ちよさそう。。
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ん?
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カナヘビさんはまんぷくくんの上を通り過ぎていきました。
その間静かにじっとしていてくれたまんぷくくんでした。
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(2023/4/13)






# by rakudateikoraku | 2023-04-14 09:54 | 偶蹄目 | Comments(0)
ソフィーちゃんとの最後のお散歩 ~ ズーラシアのラクダライド終了へ

現在日本国内でラクダライドが運営されているのは鳥取砂丘、神戸どうぶつ王国、那須どうぶつ王国、ズーラシアの4か所しかありません。
そのひとつである、ズーラシアのラクダライドが今年3月で終了するというニュースが発表されました。
終了する理由も気になります。慌てて様子を見に行ってきました。

広大なズーラシアの園内でヒトコブラクダの展示場は一番奥にあり、朝のうちに
このエリアまでたどりついている来園者はかなり少なめ。

ソフィーちゃんは、午前のライドの準備中でした。
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近づいてきてくれました
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ソフィーちゃん、ひさしぶり~
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ソフィーちゃん以前は割とクールな印象でしたが
久しぶりに会ってみると人に対する反応が良くなっていて、
人懐こくなっているような気がしました。
スタッフの皆さんとソフィーちゃんの日頃の営みの成果ですね。
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早速ソフィーちゃんに乗せてもらうことにしました。
ラクダのおにいさんと。きょうもお世話になります。
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展示の今の体裁も見納めかもしれませんから、記念に全部写真は撮っておきます。
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待合室には、ライド終了予定の掲示が。。
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準備ができたので、いよいよソフィーちゃんとの最後のライド。
ゆっくり乗らせていただきました。思い出にします。
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搭乗者を下ろした後、おやつをあげます。
おやつをあげることは人間にとっての楽しみではありますが、
人間のためにお仕事してくれたお礼としてあげています。
お仕事の結果動物にとっても嬉しいことがあると、良い関係を維持する助けになります。
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ついでにお口を触らせてもらいました。唇は柔らかいです、むにゅー。
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ソフィーちゃん、これまでお仕事してくれてありがとう~
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ここで以前はスターティングメンバ―だったクララちゃんの後を受けてピノちゃんががんばってくれていました。
そしてソフィーちゃんが来園し、トレーニングを積んでピノちゃんと2頭交代でお仕事をできる直前まで来ていたのですが、
ピノちゃんが亡くなってしまったため、現在ズーラシアではソフィーちゃん1頭でライドのお仕事をしてくれています。

ラクダさんがライドの仕事を安全にできるようになるには、数年にわたる身体づくりやトレーニングが必要です。
本当は、ソフィーちゃんの負担を減らすためにも、また後継者としても、そろそろ若者に来てもらって
トレーニングを積み始める必要がありました。
しかし性格や身体などこのお仕事への適性がある個体は少ないです。
国内では繁殖がとても少なく、防疫上の理由で海外から来てもらうことも難しい状況で、
このままソフィーちゃん1頭でずっと仕事してもらうのか?というところから始まって、最終的にラクダライド終了という判断になったようです。

ソフィーちゃんは横浜に所属しているので、ラクダライド終了後もズーラシアに会いに行けます。
今後はラクダに関するガイドの実施も検討していただいているとのことで、ライドも楽しい体験ですが
ソフィーちゃんやラクダの魅力についていろんな角度から伝えていただけるのを楽しみにしています。

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ソフィーちゃん、いままでありがとう。
これからもよろしくね。
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(2023/3)

# by rakudateikoraku | 2023-03-21 02:28 | ヒトコブラクダ | Comments(0)



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