サプリ感覚
心療内科の通院日。
特に変化もなく話したいと思う事もない。
先日は精神的に不安定になり倒れてしまったし、やはり病院のお世話になるべきなのかもしれないが、変化もなく淡々と過ごしていると、もう薬を服用しなくていいのではないかと思えてくる。
まるで抗鬱剤をサプリのような感覚で、食後に服用するのが当たり前になってしまってるが、よく考えればこれは抗鬱剤。
このまま長期間服用していていいのだろうか……と、不安にもなる。
しかし今回も医師は、
「このまま続けていきましょう」と言い、「減らしましょう」とは言わなかった。
よく、内科の薬などを処方されても、「そろそろ良くなってきたからお薬はやめていいわ」と、自己判断で薬をやめる事も多いが、抗鬱剤はそれが出来ないのが辛い。
やはり医師の判断に従うべきであり、勝手に減らしたり断薬したりすると副作用が怖い。
それにしても、最近は心療内科を受診するのが面倒だ。
予約制なのに最近は待たされる事が多く、待合室は患者が溢れている。
今日は待合に老夫婦が座っていた。
どうやら女性の方が患者らしく、夫らしきその男性が付き添ってるようだった。
80代ぐらいのその夫婦。
その夫婦を見ていて思った。
私もこのまま終わりがこないのだろうか?
あの年齢までずっと心療内科と付き合い続ける事になるような気がする。
そう思うと気分が沈んだ。
抗鬱剤と完全に縁を切れる日がこないような気がして。
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