こんにちは。
最近、Facebookが話題になっていますよね。
「本名で登録しろ」的な雰囲気が怪しいし、誰にどの情報が見えているかがわかりにくいので、個人情報的にとっても不安だったりしますよね。名前や勤務先を正直に登録しても、いじめ大国ニッポンで得をすることはあんまりないので、ハンドル名などで登録し、本当の情報は都道府県くらいにとどめておくことをオススメします。そもそも、ほとんどの人の名前は無個性なので(悪魔くんとかは除く…悪魔くんのお父さんってシャブで捕まったんでしたっけ)、本名で登録してもなかなか覚えてもらえないと思います。
このFacebook、いまはちょっとユーザーを選ぶ感じかと思いますが、だからといって登録する意味がないかというと、そんなことはありません。正味な話、話題になっているかどうかが最も重要なのです……などというと、「こいつ頭わいとるんとちゃうか?」と思われるかもしれません。念のため申し添えておきますと、「頭わいてるんとちゃうか」というのは、関西弁で、「頭の中に蛆などの生き物が湧いてきたとしか思えないほど、脳波に乱れが生じていると疑われる」状態のことを示します。まれに上京した関西人が「頭わいてるよね〜」と、語尾だけ東京っぽくすることがありますが、まず通じないのでご注意くださいませ……それはともかく、そう、わたしはふだんは頭わいてるかもしれんけど、今回の主張に限って言うなら頭わいてないので、最後まで読んでいただけると光栄です。
話題のネットサービスのどさくさにまぎれて友達を増やせます
話題のネットサービスに乗っておくと、新しい友だちができるというのもありますが、いったん人間関係の仕切り直しができることによって、潜在的に友だちだった人と仲よくなれるというメリットがあります(もちろん愛も深まったりもしますが)。
たとえば、ずいぶん前、このブログで紹介させていただいたwassr、最近まったく使っていませんが、使っていたころは「前からファンでした…wassrを始めてみたので思いきってメッセージしてみました」みたいなメッセージをよく頂戴していて、実際に何人かと会ったりしました。wassrは「イイネ」が記事のすぐ下に可視化されていて、とても素敵なサービスでした。だいたい人間関係が固定されてきたと思ったのでユーザーの多いtwitterに移行したのですが、やっぱりそこでも「前からファンでした…twitterを始めてみたので思いきってメッセージしてみました」というメッセージはたまにいただきます。「前からファンなんだったら、黙っていないで、好きになったタイミングでメールしてくれたらなぁ」と思うのですが、自分が逆の立場だったら、やっぱり言い出しにくいですよね。実際にわたしも、メッセージを出しそびれている人は何人かいます。
また、思い返してみると、ネットでやりとりしていて実際に会った人と会ったきっかけは、どっちかがそのサービスを使い始めたときが多かったです。当たり前といえば当たり前で、たとえばmixiでマイミクシィを何年もやっていて、突然「ご飯でもどうですか?」みたいな流れにはなかなかなりませんよね。ずっとマイミクをしていて、たまにやりとりがあるんだったら、誘われてもそんなに嫌な気はしないはずですが、やっぱり「どの面下げて、いまさらご飯とか言えるんだよ………」と思ってしまいますよね。だいたい会うきっかけは、マイミクシィのリクエストのときにそのままメッセージのやりとりが何回か重なって、「メッセージやりとりするだけ、っちゅうのもアレやし、ご飯でも」みたいな流れがスムーズです。逆にマイミク申請のときに何もおきなかった人と、後で何かおきることはなかったですね。
さらに昔の記憶をほじくりかえしてみると、おそらく、若い方には意味がわからないかもしれませんが、まだインターネットがあまり普及してなかったころは、あんまり仲よしじゃない人から「ヤッホー!メール始めたのでメールください」というメールをもらったこともありました。
まず「ヤッホー」は山の頂上で言うものであって、メールに書いてもまったく意味がないのですが、それは措くとしても、メールをしているというだけで友だちでも恋人でもないのにメッセージのやりとりが発生する時代もあり、そして、新しいサービスを使い始めた人間というものは、あんまり仲よくない人でもいいから何かやりとりをしたいと思うものなので、その流れで意気投合したりしたのです。
このように、新しいサービスが始まったどさくさにまぎれて、気になる人にメッセージを投げたり、もらったりできる。そのためにも、ちょっと登録作業が面倒でも、してみる価値はあると思います。
新サービスは、キャラクターチェンジのまたとない機会です
たとえば、何年もmixiで動物の写真をプロフィール写真に使っている人が、突然、顔写真を載せ始めたらどう思いますか?「色気づいたのかな」と思って笑ってしまう人もいるかもしれませんね。マジレスすると、反省すべきなのは色気づいていない方であり、もし「色気づいたの?」と半笑いで言われたら、「あなたはまだ色気づいていないの?色気づかないまま、色気づいた奴がうまくやってるのをシャツの裾を噛みながら眺めて一生を終える気なのですか?」と真顔で問い返せばいいのですが、そうはいっても突然に路線を変えるのって気恥ずかしいですよね。そういうときの仕切り直しとして、新しいサービスを使い始めればよいのです。
一方で、新しいサービスを使い始めるにあたっては、いままでのサービスを使っていて失敗した点(下ネタを言いすぎてドン引きされた、「だ」「である」調で書いていたので怖いイメージを抱かれたetc.)をしっかり総括して、改善策を盛り込んだ上で使い始めることが重要ともいえます。特に「mixiもtwitterも使ってみたが、あんまりパッとしなかったなぁ」と思っている人は、考えなしでFacebookを始めてしまうと、「Facebookもパッとしなかったなぁ」という感想しか抱けないのでご注意ください。
―長々とお話ししてきましたが、以上の理由から、Facebookは登録しておくとよいことがあるかもしれませんし、お得なのはFacebookに限りません。このあとに出てくる新しいサービスにも果敢にチャレンジしてみることをおすすめします。
そうそう、わたしのFacebookはこちら↓です。友だちリクエストは100%受けますのでお気軽にどうぞ。
http://www.facebook.com/kokorosha
ついでに言うと、mixiはこっち↓です。マイミクシィの申請は100%受けまっせ!
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twitterはこっち↓です。フォローしてくれた人はフォローしまんねん!
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カモン!
【お知らせ】ココロ社の書籍がiPhoneでも読めるようになりました
以前出した、真のお役立ち情報満載の「クビにならないビジネスメール」ですが、iPhone/iPadで読めるようになりました。要は電子書籍のアプリがあって、その中のラインナップに加えていただいたのですが、価格が1000円というのと、ダウンロードにかなり時間がかかるという点から、わたしのことが好きで好きでたまらない人専用になっておりますが、石油王やIT企業の社長さまなど、お金に余裕のある方にもおすすめです。
http://itunes.apple.com/jp/app/bookgate/id382391037?mt=8
の「BookGate」という閲覧用アプリを落として、そこから検索するという…ちょっと茨の道ですが…
【イベント報告】鉄道のイベントに召喚されて行ってきました
小学館さまから「鉄道にあまり詳しくない方でも大丈夫……」とのことで、鉄道雑誌の創刊イベントに召喚されました。日比谷公園に行ったらタクシーで鉄道居酒屋「LitteTGV」へ。ふつうに暮らしていては絶対に行かなかったであろう場所に行けて楽しかったです。わたくしは電車で通勤してしまうほど鉄道が好きな鉄道ファンなのですが、そのわたしをもってしても歯が立たなかったクイズがこれ。
これを何の車両か当てろとか言われてもMURI…という感じの濃いイベントでした。クイズで優勝したらいいものがもらえるのですが、鉄道に詳しくないわたくしがもらうことになったら気まずいなーと思っていたのですが心配無用でした。
このイベントを主催していたのは、「人気列車で行こう」という隔週刊行の雑誌なのですが、貴重な写真満載で、あんまり興味がない人が見ても面白いです。寝台列車って思ったよりも豪華やねーと思いました。
創刊号で扱われているカシオペアはなかなか予約が取れないらしいので、別のでもいいですが、寝台列車にええ感じの女の人と乗りたい。「ちょっと寝台列車に乗らない?」と、この本を片手に誘えばうまくいくかもしれません。
これ、全巻出し終えたら電子書籍にしてほしいと思いました。電車の本だから電車の中で読みやすくしていただければ幸甚です。