嬉しい内容のクレームが続く
ケアマネージャーから電話があった。先日、独居の90歳を超える高齢者と入院を前提に保証人への就任要請があった。それだけでは、不完全なので保証人等の契約書を作成して契約を交わした。私の場合、そのような将来に起こる必要性のある提供するサービスの契約書は、それぞれのオーダーメイドで意見や希望を聞きながら本人の希望を重視して、周辺の作業が生まれる恐れを加えて作成する。
今回の場合、限定的な内容や年齢などを考慮して公正証書作成は回避した。生前の委任事務、死後の委任事務を纏めて作成した。親族が遠方だが、連絡を密にしているとのことなので、殊更私が関わる必要もないと思っていたので最小限の支援サービスに抑えた。
それが、契約当事者がケアマネージャーに契約を交わしたらもう佐藤は来ないのか、と聞いたようだ。契約時に立ち会ったケアマネージャーが、何か事が起こらなければ来ないですと答えたと言う。そのうえで、契約者が死後事務契約を何故交わさなかったのか中途半端だと言っていると伝えて来た。それに対して、ケアマネージャー立ち会った経緯からご自分が入院時の保証人だけ希望されて、他は不要と言ったと伝えたと言う。
沢山の契約があるので、気に成って、その方との契約書を確認した。そうすると、何とちゃんと死後事務委任契約も交わしてあった。1枚の裏表の契約書だが、生前の事務委任と死後の事務委任、加えて生前の事務委任に加えて、希望していた入院限定の保証人の受任も加えてあった。
昨日は、そのような遣り取りだったが今日の朝には、安否確認の要望もあるようでたまらなく訪問することにした。時間が取れないので、月末になってしまうが訪問時間も決まった。
その話をしたあと、緊急連絡先の要請が数日前にあった方から、いつ契約書が出来るのか、と詰問の電話があった。転居するのに賃貸時に緊急連絡先の必要性があって、依頼を受けた。その際、住所を聞いたが殆ど自宅にいないのでと言うばかりで、答えない。契約書に記載するので、住民票上の住所を教えて欲しいと呆れ果てながら聴いた。何故か、抵抗する。私の事務所の近くの工事現場で働いているので、必要があれば訪問して契約したいと言う。私は、契約書を作成するのに住所が必要だと何度も言う。やっと、諦めたのか住所を伝えて来たので、作成した。
出来たので、来て貰おうと思ったが電話をする気もうせてしまって放置している。
昼間、先週訪問して面談した大家さんから電話があった。所有物件が古くなったので立て替えたいのだが、90歳を超える独居で身寄りのないおばあさんが転居したいがどこに行っても、不動産屋さんから断られるので大家さんが市役所に相談に行った時に、当方を紹介受けたと言う。
入居に際して、問題の無い方だったらスムーズに入居まで行くのだが、この方の場合保証人や死後事務の支援が必要となる。私個人で保証人になって行政書士として死後事務契約を交わして、立て替えの時に支援しているケースが毎年10例程度ある。その際、大家さんに依頼を受ける形の契約書を、大家さんが負担すべき退居料を使ってスムーズに入居できる支援サービスを実施しているので、その提案をして三者同意を得た。
ただ、今回の場合、退居料がこれまでの事業者の負担する金額の半分程度なので私の規定する料金には大幅に不足していた。その不足分を大家さんが負担して、行政書士事務所の業務として依頼したいとの連絡があり、今週の土曜日に改めて意思確認を行って契約を交わすこととなった。
今日は、午後4時からFC関連のセミナーを申し込んであるので、昼にはマンションに戻らずに事務所で仕事を継続していた。三輪さんが、昼の弁当を作って来てくれた。有難いことです。
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