23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。 : こがねたぁぼ たわいない日々
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23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。

土佐くろしお鉄道・宿毛から次に向かうのは宇和島で路線バスの利用です。
使ってる切符は《四万十・宇和海フリーきっぷ》でフリー区間に宇和島までの路線バスも含まれます。

前々から地図で見ていると宿毛と宇和島が案外と近い事がわかり、車での移動を考えた事もありますが、路線バスを利用するとは言わば想定外なところでした(苦笑)

バス停でバスを待つ乗客は、中村から列車が到着しても、自分を含めて二人だけで、一人はご婦人で旅をする感じはありません。
バスの始発は営業所からで既にお一人がご乗車で、定刻に宿毛駅を発車していきます。

国道56号を進んでいきますが、街中を避けるバイパス部分は通らず旧道に入っていくのは、まさしく路線バスです。
バスは10分ほど走ると高知県から愛媛県に入った停留所で時間調整のために停車します。
その停留所名はそのまま《県界》です(苦笑)

宿毛を出て30分少しで愛南町の中心地である城辺営業所に立ち寄りますが、下車できる休憩は無く、運転手の交代も無く、時間調整だけして発車となります。

《海を拝むまで眠れない》
と、その先からの海沿いの光景を期待し寝落ちを我慢しますが、実際に海を拝めたのはほんの少しで、それで満足して市街地に入った宇和島城近くまで寝落ちします。

宿毛から宇和島まで通しての乗車は自分だけでした。
『よく見せてもらいます』
と、運転士はフリー切符をしっかり念入りに確認して『ありがとうございました』を頂くとバスから下車します。

お久しぶり宇和島です。
20歳台以来の宇和島駅で、前回3月の四国入りで近くまで来ましたが、北宇和島での乗り換えで、宇和島までの1駅が入れないものでした(汗)

帰りの松山からの乗車票をまだ発券しておらず、宇和島駅のみどりの自動券売機で発券しておきます。
後ほど八幡浜駅で時間があったのですが、八幡浜には意外にも券売機が無いのを事前にサーチ済みでした。
コンビニで《とうまん》なる宇和島銘菓をお土産用に購入して、折り返し宇和海16号になる列車がホームに入ってきてから改札窓口に近寄ります。

で、切符を提示した後に、キハ54《おさんぽなんよ》がどこにいるかを駅員嬢に尋ねます。
と、駅員嬢は掛かっていた書面を調べてくれて教えてくれます。

『宇和島にいらっしゃるようでしたら16時30分に宇和島に到着します』
『なら、今は八幡浜に向かっているのかな?』
『はい、そぅですね』
54の運用順は我ながらある程度把握できてる状態です。

『ごめん、すまいるえきちゃんは松山かな?』
駅員嬢はまた調べてくれて、『夕方から運行に入ります』と、教えてくれます。
『17時54分発からかな?』
『はい、そぅです』
駅員嬢は《コイツ何者?》と思ったかもしれません(笑)

キハ54の《おさんぽなんよ》と《すまいるえきちゃん》は予土線に入る運行日だけ告知があります。
駅員嬢が教えてくれたのは、まさに告知に沿った同じ内容でした。
が、目撃情報から推測した自分の予想で《すまいるえきちゃん》は同じでしたが《おさんぽなんよ》は違っていました。
いずれのせよ、これからの八幡浜で答えがわかります。

駅員嬢にお礼を言って改札前に入線した《宇和海》に近寄ります。

『おぉぉぉ!黄扉ですやん!』
宇和島側の顔を見てつぶやく声の大きさで吠えます(笑)
登場時の貫通扉が黄色だったので、N2000系試作車をいまだに《黄扉》と表現してしまいます。
23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。_e0413945_20344585.jpg
N2000系 1066D 特急 宇和海16号 松山行き 宇和島にて。


松山側は量産型です。
23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。_e0413945_20345250.jpg
N2000系 1066D 特急 宇和海16号 松山行き 宇和島にて。


座席は自由席で、選んだ座席は進行方向右側です。
宇和島運転所が右側にあるのと、先を走る松山行きを伊予石城で追い抜くのは左側と考えての座席右側です。

宇和海16号は定刻に宇和島を発車します。
運転所に目をやりますが54にラッピング車はありません。

と、アンパンのナレーションでの車内放送があります。
《そぉいえばアンパンマン列車でないやん》
時刻表上はアンパンマン編成の充当告知ですが、そぉでない事にここで気づきます(苦笑)

立間で行き違う54がノーマルなのも確認すると、列車は唸りを上げて山越えに挑みます。
幾つかのトンネルを抜ける度に急斜面にある柑橘類の木が植わる光景を目にし、生産の大変さを想像してしまいます。

卯之町を発車すると比較的平坦な区間となり、隣の県道を走る車をガンガン抜いていきます。
そしてスピードがのったままで伊予石城を通過します。
『うわ!しまった!』
松山行きの左側を通過するものと考えていましたが通過は右側で、気がつけば前に付く車体の顔だけの確認に終わります。
松山行きは八幡浜まで2連での運行で、《おさんぽなんよ》が入ると教えてくれたのは後方の車両でした(苦笑)

列車はまた山間に入っていきます。
窓ガラスに雨粒はあたりませんが、空はあっという間にどんよりした雲が広がり、川は泥色に染まって勢いよく流れていて、大雨のすぐ後に遭遇した感じです。

そして八幡浜で下車しますが、空はみるみる回復して太陽が出るまでになります。
23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。_e0413945_20345845.jpg
N2000系 1066D 特急 宇和海16号 松山行き 八幡浜にて。


そして10分少し待ちますと追い抜いた松山行きが到着します。
後方の車両に注目でしたが、ノーマルな54で《おさんぽなんよ》ではありませんでした。
23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。_e0413945_22241288.jpg23年07月10日撮影記3 予讃線・宇和島/八幡浜にて。_e0413945_20452324.jpg

後方の54は締切扱いの回送で、7分の停車時間で切り離し作業があります。






キハ54 4640D 普通 松山行き(内子経由) 八幡浜にて。

後方が《おさんぽなんよ》でなかった事で、HPの告知も駅への伝達も間違っていた事になります(汗)
で、自分の予想がどうかはこの後に答えが出ます。


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by koganeturbo | 2023-07-24 19:00 | たわいない遠出編 四国 | Comments(0)

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