2020年 07月 21日
20年7月12日撮影記7 根室本線・池田にて。
根室本線・利別で《森の恵み》を見送ると追いかけて池田へ向かいます。
何度も行程を考えてはの繰り返しで、帯広から車で利別・池田と進む事に落ち着いた訳ですが、一時は帯広から利別まで《森の恵み》に乗車して利別からタクシーで池田に行き、池田から《おおぞら10号》で帯広へ戻るという行程も考えていました。
それは池田で前後幕を収めるのは不可能と考えての《おおぞら10号》乗車で、帯広で《おおぞら8号》を収める行程に変更したことでボツ行程となりました。
池田駅まで数分ほど。
雨の降らなかった利別でしたが、池田に向かう途中で降り出します。
駅前に客待ちするタクシーを見つけ
《もしかしたらあのタクシーを利別へ呼んでいたかも・・・》と思うと不思議な感覚がします。
駅前から少し離れた場所に無料駐車場があり、車から出ると雨を避けるのに急いで駅へ駆け込みます。
と、駅舎に入ったタイミングで構内放送がありますが、息が切れてるところのマスク着用でよく内容がわからずでした。
と、駅員氏が近づいてきて『どちらへいらっしゃいますか?』と尋ねてきます。
『入場券で中に入りたいのですが』
駅員氏は券売機を勧めるでなく窓口に入ってわざわざ入場券を発券してくれます。
おおぞらは上り下りとも駅舎側の1番に入るのは学習済みでしたが、《おおぞら10号》より10分早い《おおぞら7号》が2番発着の表示になってるのに気付き、遅れていてこの駅で10号と7号が行き違いするのを悟り、構内放送はその遅れに関する事だったと理解します。
改札を少し入ってから思い出したように戻って駅員氏に尋ねます。
『どっちが早く入りますか?』
『たぶん札幌行きが早くなります』
『珍しいことですが全てのホームに列車が入ります』と駅員氏は付け加えます。
3番にはすでに《森の恵み》が入っています。
御影、帯広、利別とすべてこの側面のショットで、池田が正常な2番入線ならと、おおぞら7号の遅れを悔やみます(苦笑)
駅員氏の情報どおりに先に10号が池田に到着します。
そして遅れて7号が到着しますが『おっとっとっと』
前で待ち受けましたが想定した停車位置を過ぎてきて、慌てて雨の中を後方へ走ります。
丹頂鶴は交互に踊り、日本語とローマ字が交互に表記されます。
暗さもあってマークが映えました。
そして上屋の無い場所に入り、《森の恵み》はアンラッキーですが御破算です(笑)
もし《おおぞら10号》に乗車する必要があるならばこの光景は幻で、つくづくこの行程で良かったと安堵します。
《おおぞら7号》の出発を見送り、池田を出て帯広へ戻ります。
翌13日は陸別に寄ってから網走、北見、上川と移動する予定でした。
陸別はりくべつ鉄道、網走と北見は《流氷の恵み》、そして上川は《紫水》を収める計算した行程でしたが、《流氷の恵み》の目撃情報を探しきれず、北見入りしてるかがわからない状況でした。
そして《森の恵み》と同じく釧路所に所属する首都圏色の《777》を思い出します。
前回の帯広入りでは無理をしなかった故に7は釧路に戻ってしまい出会えず、今回は日曜日故に帯広に居ながら夕方の出番が無く出会えずでした。
《この行程でいいのかな…》
777は古参な40に分類されますし、いつ離脱してもおかしくなく、翌13日に出番があるだけに、今回を逃すと後悔すると考え出します。
《流氷の恵み》は前回の入道で出会えてるし、運用順当なら北見入りですが目撃情報が無いのは不気味です。
で、結論は少し持ち越しです。
まだ明るい時間でしたから帯広運転所を見とこうと立ち寄ります。
場内に777が居る筈と考えますが見当たらず、建屋に入ってるとしか考えられませんでした。
《絶対に拝んでやる》ここで行程差し替えを決断します。
1人焼肉を済ませ、風呂屋で汗を流し、想定していたネットカフェへ向かいます。
が、どこか暗い。
併設のバイキングレストランが閉店した事は知っていましたが…
車を駐車して何か張り紙があるドアに近づき覚悟をします。
が、
《裏へお回りください》
なるほど裏へ回ると明々と営業中で、帯広に1件しかネットカフェはありませんから助かりました(笑)
そこで行程を考え直し、777を採って網走・北見方面を捨てる事にします。
そして仮眠です。
by koganeturbo
| 2020-07-21 19:00
| たわいない遠出編 北海道・青森
|
Comments(0)