2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
梶が谷駅から南西に徒歩7分のJAセレサ川崎の敷地内に法界塚古墳の説明板と古墳らしき塚があるが、古墳はすでに破壊されているようだ。文献[2]によると「昭和40年代の初め頃にはまだ実存していたようで、その時の規模は径9m前後の円墳であったと思われます。…
県営有馬団地に隣接したたぬき公園内にある有馬古墳。円墳。南北径26.5m、東西径25.5m、高さ4.2m。標高45mの平坦な台地の中央部に築営。横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅から北に徒歩12分。 墳頂部に稲荷の小祠を祀る。 近くの横浜国際プールからは丹沢…
東急東横線綱島駅から北に徒歩4分。綱島公園の中にある綱島古墳。円墳。径20m。5世紀後半から末葉の築造。 にほんブログ村
今日は仕事納めです。今年2月に古墳巡りを始めて、訪れた古墳は158箇所でした。ブログの投稿数は185です。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。
多摩丘陵の南端。 早渕川の右岸に東西にのびる赤田谷戸に所在する赤田古墳群。1985年から1988年の調査で4基の円墳と42基の横穴墓群が発掘された。このうち赤田2号墳が慶應義塾横浜初等部の隣の赤田西公園に移設された。赤田2号墳がもともとあったのは赤田西…
稲荷前古墳群から南東に徒歩16分の市ヶ尾遺跡公園内に市ケ尾横穴墓群がある。6世紀後半から7世紀後半にかけてつくられたA群12基、B群7基の計19基からなる。1933年に開墾中に発見された。 A群 A-6号横穴 A-8, 9号横穴 A-12号横穴 B群 B-1号横穴 B-2号横穴 B-3…
東急田園都市線市ヶ尾駅からバスで5分の丘陵にある稲荷前古墳群。1967年、69年の発掘調査で前方後円墳(2基)、前方後方墳(1基)、方墳(3基)、円墳(4基)の10基の古墳と3群9基以上の横穴墓が発見された。このうち15、16、17号墳は保存されたが、それ以外は開発の…
町田市の桜美林大学から南に徒歩7分の日向根トンネルの切削工事中に発見された根岸山横穴墓群(忠生遺跡B地区)。境川中流域では最大規模の横穴墓群。 忠生地区~本町田地区の文化財/町田市ホームページ 文献 [1] 町田市教育委員会 2005「発掘された町田の遺跡…
京王相模原線の多摩境駅から西に徒歩5分の境川に面した丘陵に縄文時代後期中頃から晩期中頃に構築された田端環状石積遺構(ストーンサークル)がある。1968年に畑を開墾中に偶然発見された。現在は保存のため埋め戻されていて、その上にレプリカが配置されてい…
稲荷塚古墳から西に徒歩19分の大栗川左岸の大塚八幡神社境内にある日向(ひゅうが)古墳。円墳。径13m。高さ2.5m。 大塚八幡神社はこの小山の上にある。 稲荷社 稲荷社の裏は最照寺の墓地。 「多摩地区所在古墳 確認調査報告書」(1995, 多摩地区所在古墳確認調…
庚申塚古墳から北に徒歩5分にある塚原(つかっぱら)古墳群の1号墳。円墳。径約10m、高さ2m。塚原古墳群9基の中で唯一墳丘が現存する。個人住宅の敷地の南西隅にあり、墳丘の遺存状態は良い。 文献 [1] 東京新聞編集局 1993「古墳を歩く」 にほんブログ村
稲荷塚古墳から北に徒歩5分にある庚申塚(こうしんづか)古墳。墳丘は四辺を道路や建物敷地などとして直線的に削られており、現状では径約10mほど。墳頂部は庚申供養の塔が祀られている。墳丘上には川原石が散見される。 にほんブログ村
多摩丘陵の北辺、多摩川に注ぐ大栗川右岸の舌状台地上に立地する稲荷塚古墳。全国的に珍しい八角形墳。幅2mの周溝の内側に径34m、2段の墳丘。2段目に切石造りの胴張り複室構造の横穴式石室。幅約2mの周溝が巡る。7世紀前半の築造。都指定の史跡。 文献 [1] …
多摩川左岸の立川段丘縁辺部(府中崖線)にあたる調布市布田6丁目に下布田古墳群が分布する。東西約260m、南北350mの範囲に円墳16基と円墳の可能性のある溝状遺構が見つかっている。2000年から2001年の調査で、墳丘が残存していたのは6号墳のみ。6号墳と10号墳…
2001年の区画整理に伴う四軒在家遺跡の調査で、10基の円墳が発掘された。これらは青柳古墳群に属し、7世紀前半に築造。墳丘は失われていたが周溝と河原石積横穴式石室と副葬品が見つかった。石室の残りの良い1号墳の石室を四軒在家公園に移設保存している。 …
国立市のくにたち郷土文化館で開催中の石棒展を見学した。石棒は縄文時代の遺物で、磨製の棒状石製品。国立市の緑川東遺跡で出土した4点の大型石棒が国の重要文化財に指定されたことを記念して開催。この4点はほほ完全な形で出土してとても珍しい。 国指定重…
石塚古墳は下谷保1号墳から北西に徒歩13分。円墳。東西約10m、南北約15m、高さ約1.8m。1993年に国立市が実施した地下レーダー調査により古墳と認識された。片袖型横穴式石室と周溝の存在が確認されている。 にほんブログ村
武蔵府中熊野神社古墳から西に徒歩12分。甲州街道(国道20号線)の国立インター交差点近くにある下谷保(しもやぼ)1号墳。円墳。径23m。高さ2m。7世紀前半中頃の築造。1985年の調査で、河原石積みの横穴式石室を検出。玄室は胴張り。床には扁平な石を敷く。玄室…
武蔵府中熊野神社古墳はJR西府駅から北に徒歩8分。熊野神社の社殿裏にある古墳。2003年の発掘調査で三段築成の上円下方墳であることが確認された。1段目は一辺32mの方形、2段目は一辺23mの方形、3段目は直径16mの円形。7世紀の築造。墳丘は2009年に復元され…