Devin使ってみてどうだった? ~活用事例と導入時のポイント~ に参加しました。簡単に所感をまとめます。
所感
申し込みが1000名を超えてて生成 AI に関心がある人がかなり多いことが分かります。
やはり Devin の魅力としては、さまざまなタスクを非同期に進められるところや、エンジニア以外でも開発できるようになるところですかね。あと、話の中でもありましたが、タスクを着手するハードルが下がるため、優先度が低くて後回しになりがちなタスクを消化できるようになるのもよさそう。
個人的に面白かったのは、Devin などを活用することで開発リソースを必要なときに必要な分だけ増やせるという話。負荷に応じてオートスケールするインフラのイメージ。なるほど。人を採用するには時間やコストも掛かるし、仕事量の波によって手が空いたりみたいな心配がない。
あと、参考になったのは、情報をナレッジ機能に溜め込まないこと。ノウハウが Devin に閉じてしまうため。こういった情報をリポジトリ (READMEなど) やドキュメントに反映させるところまで Devin を活用できるとよさそう。
最後の方で言ってた「0→1 は人間がやる」「1→10 は Devin がやる」っていうのは今後の生成 AI 活用においても大事な視点になりそうかなと思いました。
あと、最近よく思うのは、Devin などの生成 AI を単なるツールとして捉えるのではなく、これまでのプロセスや思考を変えるきっかけにしたり、これらを活用して何ができるかっていう方向に考え方をシフトしていくといいんだろうと思ったりしています。
あとで読む。
以下、メモから抜粋。
デモ
- devin-runs
- devin
- セッションごとに会話履歴は独立している
- 覚えておいて欲しいことはナレッジとして記録できる
- 必要に応じて自分のコンテキストに読み込む
- コードフォーマットしたり
- 動作確認してスクショ残してもらったり
Devin活用の成果と魅力
- いろいろなタスクを非同期に進められる
- スマホから作業を投げられる
- 会議中に思い付いたタスクを投げて会議が終わることには何かができてる
- 既存のコードを読んで仕事してくれる
- タスクをスタートするハードルが下がる
- 開発環境なしで開発できる
- 普段コードを触らない人でも開発できる
- コードが民主化された
- 優先度が低くて後回しになりがちなタスクを消化できる
Devinの課題と実運用での気づき
- 秘密鍵の一部が漏れる
- コードに埋め込んで Push する
- 開発中のスクショを全然関係ないところにアップロードしたり
- private リポジトリの変更を public リポジトリに Push したり
- devin の作業環境を private リポジトリに絞る
- 大きなタスクを投げて ACU 食いすぎる
- タスク分解してから devin に投げる
Devinがもたらす未来について
- multidevin (enterprise のみ)
- https://docs.devin.ai/working-with-teams/multidevin
- devin が devin に指示を出す
- 大きいタスクを依頼して devin 自身がタスク分解したり
- 必要なときに必要な分だけ devin を使える
- 人を増やすより簡単に開発リソースを増やせる
- インフラのスケールアウトのイメージ
- ナレッジ機能に溜め込まない
- ノウハウが devin に閉じてしまう
- リポジトリ (READMEなど) やドキュメントに反映させる
- 人も devin もドキュメントからインプットにできるように
- 人間の頭は他の人は検索できない
- devin だとできる
QA
- Playbooks
- プロンプトをスニペットとして使ったり
- コミュニティ内で共有したり
- ナレッジの粒度
- 細かく分けるとうまく反映されない可能性がある
- 関連するナレッジはまとめる
- リポジトリ (README) に書く
- devin に向いているタスク/向いていないタスク
- どうすれば devin が処理してくれるかを考える
- 0→1 は人間がやる, 1→10 は devin がやる
- 10ACU 超えるとパフォーマンスが落ちる
- 10ACU 超える場合は PR 作成してセッションを変えて引き継いだり
- enterprise/team
- サポート
- コラボラティブテクノロジー
- Devin の思考にも ACU が掛かる
- マウスオーバーで見れる