私はすぐ人目を気にする。
人の目が怖い。
目立つことは嫌い。注目されるのも苦手。透明人間になりたいと思うほど小心者だ。
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外で一輪車に乗りたい。
以前に遊んでいる子どもの集団の一人から貸してもらって試したら全く乗ることが出来なかった時の残念な気持ちが30年経っても抜けなかったので、思い切って通販で買って家の中で密かに練習していた。
でも狭いマンションの中では乗れるところは限られている。
だからエントランスか、外の駐車場の少し広いところで走ってみたい。
だけど私は小心者。
人の目が怖くて実行できない。
近所から「一輪車おばさん」と渾名されて耐えていける自信がない。
面白がられてSNSに投稿されたりしたらヤだなと思う。
夜中にこっそりとも考えたが、もしたまたま見た人の目にはさぞ不気味に映ることだろうと想像するとやっぱりできない。
ほんとはポッピングもキックスクーターもフラフープもやってみたい。
スポーツ用品店や玩具売り場でそれらを見かけるとつい立ち止まってしまう。
キッズコーナーのトランポリンで遊ぶこどもが羨ましくて仕方がない。
大好きだった竹馬にもまた乗って遊びたい。
でも私は小心者。
人の目が気になり、とてもじゃないが人前でそれらの玩具で一人遊ぶことなんか出来ない。
***
みっともないと思わない?
若い子に訊いたら
と言われ、ああそっちか・・・確かに!と思う私であった。
おかめインコのタローはPCキーボードの上が大好きで、私がパソコンに向かっているとよく乗っかってくるので
気が気じゃない。
すごーく邪魔というのもあるけど、一番気が気じゃないのはそこでウンチされちゃうこと。
健康的な丸まったウンチだとティッシュで摘めば簡単に取れるが、最悪なのはキーとキーの間に水っぽいウンチをされることで、キーパットを外して綿棒で拭き取らなければならないから大変なのだ。
ま、そういうことはめったにないことなのだが、先日は当たり日。
シッ、シッと追い払おうとしたら反抗して噛み付いてきた。
そしてキーボードの「K」と「J」の間にウンチを・・・
ああぁぁ・・・!
即効タローを鳥籠に閉じ込め、掃除にかかる。(ぎゃあぎゃあ怒るタロー)
ところがタッチキーを外した際に「K」のパットの爪を壊してしまったようで、元に戻そうとしても上手く嵌らない。
ボンドで接着を試みたりいろいろ試行錯誤したがどうにもならず、そこだけただ蓋をしているような状態になった。
グラグラするので触るとすぐにズレたり、押してもなかなか反応しなかったりして入力がめちゃくちゃ不安定だ。
「K」って思った以上に頻繁に使うキーなのね。初めて気づいたわ。ああ、イライラする。
私の記事やコメントは、このような不安定な環境の上で書き込まれたものなので、みなさん心して読んでください。な~んてね。
イライラしながら書いたんだろうなんて想像されても困るんだけど、けっこう不便を押して書いている。
今後どう対処すればいいのか。
ノートPCなのでパットの交換だけというのは無理みたいだし、まるごと買い替えも出来ないし、やっぱり外付けのキーボードを買うしかないのかな。それが一番安上がり?
詳しい人がいたら教えてほしい。
kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk 試し打ち(笑)
私はパソコンでしかブログが出来ない。
タブレットは持っていないし、スマートフォンで記事を書くなんてことはとても無理だと思っている。
今はなんでもスマホの時代。兼用している人も多いだろう。慣れの問題だろうか。
「久々の更新」の近況報告で「運動し過ぎて膝を痛め・・・」と書いたが、正確にいうとちょっと違う。
ブログを中断する前からのことだが、それまでやっていた様々な身体系の趣味が一切出来なくなるほど忙しい
時期があって、3年半程ほとんど運動しなかったのに、まあまあ一段落したのをきっかけに運動を再開した際、以前と同様以上のことを一気にやって膝を痛めたのだ。
座り仕事が多いからそんなに歩かなかったというのもあり、相当足の筋力が衰えていたのだろう。
(と今なら分かるが、実はそんなに自覚がなかったというのが正直なところ。)
最初はちょっとした左膝の違和感から始まった。
なんか関節がカクカクして動かしづらい。
でも身体が慣れてくればそのうち治まるでしょと思って、新たな運動まで始めてしまった愚かな自分。
ガンガン激しいことやっていたら本当に左膝に痛みが出だした。
それでもサプリ飲んだりして我慢して続けていた。
2ヶ月後、今度は右膝まで痛くなってきた。
歩くのには支障がないが、膝を深く曲げようとすると激痛が走る。
椅子に座っているのはいいが、座るまでと立ち上がりに痛む。
しゃがめないから和式トイレは絶対に無理。畳に正座なんてもってのほか。
朝、布団から起き上がろうとしても、痛いし力が入らないしで立つことができない。
てなことになって流石に慌てた。
サプリのコンドロイチン効き目なし。
保険の効く整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらったら、
「軟骨が磨り減ってますね。変形性膝関節症でしょう。」と言われた。
なるほど。
「それでどうしたら治るんでしょうか?」と訊いたら、「治らないですよ、まあ今のところ水が溜まっているわけじゃないから、今の炎症を抑えて痛みを和らげていきましょう。」だって。
齢のせいだからしょうがないとも言われた。
がーん!治らないのか。齢・・・それを言われると・・・と、がっくり肩を落として家路についた。
運動は軽いのならいいが、膝に強く負担がかかるようなのはご法度だそう。
もうバレエも空手もボクシングも思うようにできないのかと思うと落ち込んだ。
その後一週間ごとに膝にヒアルロン注射を打ってみたりしたけど、特に痛みが改善したということはなかったので、その病院に通うのをやめた。諦めきれない私は自分でもいろいろ調べて膝に良さそうなことをやったり、カイロプラクティックの先生に相談したり、鍼治療に行ったりした。
共通して言われたのは、安静にしているより軽い運動をしながら膝の周りの筋肉を徐々に付けていくのが良いということだった。
藁にもすがる思いの私。
鍼灸院の先生にプールで歩くことを推奨されたので、町のプールに週3回通った。
40分歩いて10分休み、また40分歩く。退屈だけど確かに水の中では膝に負担が掛からず痛くない。
家ではスクワットを正しいやり方でやる。
バレエは先生から許可をもらい、ジャンプ系とグランプリエ(深く膝を曲げる動き)を抜かしてレッスンを受ける。
ボクシングも週1、2回、足の動きを制御して上半身の動き中心に練習する。
ただし身体を休める日を作る。
を繰り返して半年くらい経ったら痛みが軽減してきた。
そこで今度は近くのスポーツジムに入会し、マシーンの力を借りて筋力トレーニング。
「筋肉を付けるためだけの運動」というものにまじめに取り組んだ。
残業の合間に職場を抜けて・・・とか、我ながらよく頑張ったと思う。
その結果、今ではすっかり痛みが無くなり普通に生活も運動もできるようになった。
治らないと言った整形外科の先生に、どうだ!まいったかと言いたい。(笑)
ま、たぶん膝の軟骨は磨り減ったままだろうから、完全に「治った」とは言えないのだろうけど、
筋肉のおかげで膝関節を引っ張り上げてもらっている感じがして非常に調子がいい。
そういう意味では筋肉様ありがとうである。
筋肉は裏切らない?
いや、筋肉トレーニングは私を裏切らなかったという話。
かろうじて今は、「筋肉を裏切らないようにしよう」ってとこかな。
***
ちなみに「みんなで筋肉体操」の「みんなで」というのは、けっこう重要なキーワードかもしれないと思った。
TVのその時間帯に、見知らぬどこかの誰かが同じトレーニングを今やっていると思えるから自分も「今」頑張ろうみたいな。
フィットネスクラブに人が集まるのは、たとえ誰とも口を利かず一人で黙々と行うことであっても、同じ場所に他人が居ることで釣られてやってしまい、続けられるからなんじゃないだろうか。
トレーニングなんてものは、家の中で好きな時間にひとりでやってもせいぜい3日坊主だもんね。
自分だけの日記は続かないけど、ブログだと続けられるっていうのと一緒だな。
NHKの番組「みんなで筋肉体操」が人気だそうで、その中のキメ台詞「筋肉は裏切らない」という言葉も去年の流行語大賞候補になった。
最初にこの言葉を聞いた時、え?どういう意味だろうと思ったけど、単純に、筋肉は鍛えれば鍛えるだけ身に付いて、確実に育っていくよって意味らしい。
番組を見たら、筋肉ムキムキマッチョ講師の下、これまたマッチョな3人の男たちが、かなりハードな体操をこなしていた。
番組は5分。たった5分でも効率的に運動をすれば成果が出ると講師は言い、トレーニングに追い込んでいく掛け声は「あと10回しか出来ません。」、「あと10秒しか出来ないですよ。」だ。
確かに、苦しいときに腹筋運動「あと10回!」とか、「あと10秒!」と追いたてられるより、そう言われるほうが気を奮い立たせることができて、自らの意思でやり遂げたような達成感も得られそうという点で上手いなあと思う。
とはいえ、これを見て本当にやり切ることが出来る人がどのくらいいるのだろうと疑うほどハードだ。
もちろん私は見てるだけ。
そもそも筋肉を作るために運動するという発想がなかった私。
私は昔からいろいろな身体を動かす類のこと夢中になる癖があるので、人から運動好きと思われているフシがあるが、別に身体を鍛えることが好きなわけではない。
まあ脂肪よりは筋肉のほうが好きかもしれないけど。
だから、筋肉ムキムキマンには、そんな身体をどうだとばかりに自慢気に見せびらかしているように見えて違和感があったし、きっと自分大好き人間なんだろうみたいに思っていて、ちょっと苦手だった。
筋肉ってそんなに偉いのか?なんてね。
ところが、この数年の間に、筋肉の大切さを身を持って理解したという出来事があった。
えーと、長くなりそうなので続きはまた今度。
4年4ヶ月ぶりの更新。
なんか、急にここに戻って来た。
この4年間なにをしていたのかというと・・・うーん、なにしてたんだろ(笑)
そもそも忙しくなったという理由で少しの間だけブログ休むつもりでいたら、だんだん気持ちが離れてしまって、気がついたら4年も経っていたのだ。
実生活の主だったところは前とそんなに変わっていないと思う。
音楽を勉強している女の子を下宿させていたり、運動のやり過ぎで膝を痛めて、治療とリハビリに一年以上掛かったり、仕事量が倍に増えたり、まあいろいろあったとはいえ職場は前と一緒だし、住むところも変わっていない。
変わったのは・・・
ケータイをスマホに換えたことくらいか?
でもSNSといわれるツイッターとかフェイスブックとかインスタグラムとかには全く興味が湧かずやっていない。(あ、ラインは仕事上必要不可欠になったのでやっているけどね。便利だけどめんどくさい。)
あとボクシングと太極拳を始めて、今けっこう嵌っている最中かな。
それで、ブログに戻って自分の過去記事読んでいたら面白くて止められなくなった。
あたり前なのかもしれないけど、意外とどれも全部覚えていた。
というのは、え?こんなこと書いたっけ?とか、とても自分が書いたとは思えないとか、今の自分と感覚や考えがズレていてもおかしくないと思っていたからなのだが、10年前の記事を読んでも、まさにこの私が書きそうなことだとしか思えず、まったく違和感なし。
人とのコメントのやりとりにしても今の自分が言いそうなことを言って対応している。
気の弱いところ、バカなところはバカのままだ。
成長してないと言ってしまえばそれまでだが、今私が感じているのは、ブログってそんなに恥ずかしくないということ。
これがブログではなく自分だけの只の日記だったら、過去自分が書いたものを読み返せるだろうかと想像すると、こっぱずかしくなって嫌気が差して読み続ける自信がないと思える。
私の場合、カッコつけたり「盛る」行為というのは自分だけの日記のほうが過剰になり、他者の目に触れる前提で書くブログのほうが、客観性というフィルターが一枚加わることで正直になるのかもしれないと思った。
というわけで、またブログを再開してみようと思っている。