心の隙間 お気に入りのもの
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心の隙間

日々感じること・思うこと

覚えている人がいるかどうか・・・
3年前に紹介した『しげる』 → http://blogs.yahoo.co.jp/kiyory/56106752.html 
のことです。

あれからずっと、可愛がられもせず、捨てられもせず、ただ静かに寝室の本棚の隅で眠ってもらっていたのですが・・・


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現在はこのように、立体駐車場のキーホルダーになって活躍しております。
なんか首吊られた状態になって可哀そうですね^^;


実はひと月ほど前、駐車場に車を入れたすぐ後に、抜いたばかりの鍵を傍の排水溝口に落としてしまったんです。

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この排水溝口、全体が70センチ四方で、隙間の幅は2.5センチくらいかなあ。

車と家の鍵の束はジャラジャラとボリュームがあるから、落としてもこの隙間に引っ掛かると思うんですけど、駐車場の鍵は単品で小さな石のストラップしか付けていなかったんです。
いつかこの中に落とすんじゃないかと思いつつも、私は飾りを付けるのがあんまり好きじゃなかったので、ついついそのままにしていました。
要は落とさなきゃいいんだもんね、とタカをくくりながら。

しかし、おっちょこちょいの私が、こういうものを落とさないわけがありません。
疲れて帰って来た夜、ついに懸念していた通りのことが起こり・・・
落とした瞬間、スルスルっと中に吸い込まれていきました。
後日枠を外して取り出しましたけどね。けっこう深くて探すのが大変でした。

だからこれからは、この隙間を通らないくらいの大きなホルダーの飾りが必要だと思ったんです。
でも家に適当なものが見つからなかったので、眠っていたこの『しげる』を起こして利用させてもらったというわけです。

ちと大き過ぎる感じもしますが、使わない時は車の中にマスコットとして置いています。
ほんとは見るたびに切なくなるんですけど・・・

しげるは、ほんと役に立ついい子です。
これからクリスマス・パーティーに行くのです。

着て行こうと思っているのは、襟と胸元にビーズ刺しゅうが施されている、グレーのニットワンピース。

ひとつチョーカーを付けてみましたが、全体的には地味に感じます。
ここだけ見ると華やかに思えるでしょうが、他はストンとしたシンプルなものなんです。

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そこでもう一個、赤色系のネックレスを着けました。

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つけ過ぎかなあ。。

ま、いいか。
他に何もアクセサリーをつけなければ・・・

ちなみに、二つとも自分で作りました。
赤いほうは、慌てて先刻修正したの。
一応これに合わせたつもり。


では、そろそろ行ってきます(^^ゞ
先日、くらげさんに、きよりさんのテーマソングはありますか?と問われて、
その時は何も思い浮かばなかったのですが、今日ふと思いついたので UPすることにしました。
 
とっても古い曲ですが、エディット・ピアフの  【Non, Je ne regrette rien】 (いいえ、私は何も後悔していない)
 
 
この曲は、『水に流して』 という邦訳で日本語の歌にもなっていますが、その歌詞だと、どうもニュアンスが違う気がするので、自分なりに訳してみました。
(※ フランス語できないので、ネットの翻訳機能の力を借りてです^^;)
 
***
 
いいえ なんにも
私は何も後悔していない
 
過去に起きた良いことも悪いことも
今にすれば 同じこと
 
いいえ ぜんぜん
私は何ひとつ後悔していない
 
代償を払った
清算した
そして忘れた
みんなもう どうでもいいこと

いろんな思い出
ぜんぶ束にして 火を点けて燃やした
哀しみも幸せも これ以上必要ない
 
過去の恋は清算した
震えるような切ない思いは 永遠に追い払った
私は またゼロから出発する
 
いいえ なんにも
私は何も後悔していない
 
過去に味わった良いことも悪いことも
すべて 同じこと
 
いいえ ぜんぜん
私は何ひとつ後悔していない
 
私の人生 喜びは 
あなたと共に 今日 始まるから
 
 
ちなみに、日本版 『水に流して』 の歌詞は以下の通りです。
 
私の胸の中には 
甘い恋の 未練などはないの
 
私は水に流して
遠い過去の すべてを忘れるだけ
 
思い出に火をつけて みな燃やしてしまったの
なにもかにも すべて忘れ 
はじめから 出直すのよ

私の胸の中には 
甘い恋の 未練などはないの
 
私の夢と命は すべて今の 
今から始まるのよ

うーん、名訳だと思いますけど・・・
日本語で歌うとなると文字数は限られるから、当然ニュアンスは変わりますね。
ピアフの曲では有名な  『愛の賛歌』  にしても、何だかとっても熱くなって、大演歌的になるの。
 
ま、これは、今の私のテーマソングというより、晩年の死に際のテーマソングにしたいと思って選びました(笑)
 
***
 
それにしても、皆さん、自分のテーマソングってあるんですか?
この曲を聴くと元気になるとか、「これは自分の歌だ!」 と思う曲のことかな。
 
もしそういう、テーマソングのようなものがあったら、皆さんも教えてくださいね♪
先日、よく家に飲みに来る地元の友人が、どうせ飲むなら良い器で飲みたいと言って、ぐいのみを持参してきた。
ここんちに置いといてと言うのだから、ボトルキープならぬ、ぐいのみキープってやつだ。
いよいよウチも居酒屋化してきたってところか(笑)

でも二つ持ってきてくれたので、ひとつは最近私が頻繁に使っている。

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で、やっぱりいいね。こういう器で飲むのは。

これまで、ビールでも日本酒でも、何でもかんでも合成ガラスのコップを使っていたのだけれど、
この器で飲むとお酒の味がぜんぜん違う。すごく美味しく感じるのだ。


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わりと大ぶりのぐいのみ。
写真で見ると浅そうだけど、けっこう深さもあって、なみなみ注げば一合は入る。
地元の陶芸家の作品。
その世界では中堅どころの作家さんなので、「作品」をまともに買ったらかなりのお値段になるけれど
これは雑貨として安くなっているものを さらに友だち価格で譲ってもらったものらしい。
それでも今の私には買えないけどね。

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それほど好きでもない焼酎も旨いなあと思う。
やっぱり素焼きは器自体が生きているからかな。お酒をいい具合に吸収して調和してくれるのだろう。


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つまみは、山ウドのおしたし

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それと山ウドの皮のきんぴら
皮は捨てないできんぴらにすると旨いよ、と教えてもらったので作ってみた。
ほろ甘苦くて、ほんとに旨い。



でもまあ、本日は軽く一杯飲んで、さっさとごはん。

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まぐろの漬けを乗っけたご飯と、ホウレン草とお揚げのおみおつけでお仕舞いです。
見るだけで楽しいと言いつつも、何も買わずに帰ってきて、なんとなく心残りだったクラフトフェアに、2日目の今日も行ってきました。
そしたら昨日と違うものが目に付いて、欲しいモノが増えて困ってしまいました。

たとえば・・・・

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緑の葉が映える、透明のガラスの花びん。
雨上がりの水滴のせいで、よけいに涼し気に見えて、思わず買いそうに・・・・


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きちんと作ってあるホウキとチリトリ。
でもなあ・・・うちには100円ショップで買った中国製のホウキがあるし^^;  
ごめんなさい! 買いませんでした。


他に、すごくかっこいい彫金アクセサリーを作る作家さんのお店があって、どれも素晴らしいのだけど
中でもシルバーのネックレスが欲しくて欲しくてたまらなくなりました。
買わなかったんですけど・・・^^; 
そこは撮影禁止だったので写真なし。 
でも 所沢にあるという『 ANIKULAPO 』さんという工房、これからも注目です。


それで、結局何を買ったのかといえば・・・


この風呂敷です。
 
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柿渋で染めた綿製で4,800円。
本当はもう少し茶掛かった柔らかな色合いで、大振りでいい感じなんです。
道着を包むのに使うつもり。
楠野 充絵さんという、府中で三千歳という工房を構える30才くらいの美しい女性の方の作品です。 



それと、もうひとつ。 
ネパール人の女性から、イラ草で編んだショール(10,000円)も買ってしまいました。
薄手で柔らかくて、でもペシャンコにはならなくて、肌もチクチクしない優れものです。
単品だと見栄がしないから写真は載せませんが、どんな服にも合うし、4シーズン利用できてお買い得♪ 
と、自分に言い訳しながら買ったんです(^^ゞ

来月も生活が苦しいのだけど、無駄遣いじゃない!と、思うことにします。


ちなみに、去年のクラフトフェアで買った皮製のカード入れ(3,500円)は、毎日重宝しています。

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名刺50枚分くらいは軽く入って、出し入れも楽。 大のお気に入りです。


今年買ったモノも、そうなるといいな。



P.S.ZUZUさんのところで見て買う気になっていた無印良品のアロマディフューザーは、
    これによってしばらく買えなくなりました(泣)
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このすり鉢、私が普段から重宝しているので紹介します。
大きさはごらんの通り普通のすり鉢より小ぶりですが、かなりの優れモノなんです。

ウチに来てこれを見た人は必ず、「えっ?これがすり鉢? こんなのでホントにすれるの?」 
と仰いますが、その理由は普通のすり鉢のような櫛目がないからなのでしょう。

ところが、なんのなんの、思った以上にアタリがよくて手早くしっかりすれるので、
試した人は皆一様に感動してくださいます。


白ゴマをすってみます。

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櫛目がないことの利点は、すったモノが溝に詰まることがないことですね。

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ほら、このようにゴムベラで集めれば、すったゴマすべてを集められます。
例えほんの少量の、小さじ一杯分のゴマなどでも、まったく無駄になりません。

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櫛目の中にへばりつかないので器はきれいなまま。洗う必要もないくらいなのです。



もうひとつの利点は、普通のすり鉢と違って安定感があることです。

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上の2枚の写真を比べてわかるように、このすり鉢は底が広く、上げ底の厚みの分下の方がしっかり重いので、すりこぎでこね回してもびくともせずに安定したまま。

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要するに、ぐらぐらしないからとっても楽。
それに片口が付いているので、とろろなどの汁っぽいものを他の器に移す時に便利です。

私の自慢の台所用具です。


松本市中町通りにある 『陶片木』 という陶器屋さんで買いました。ここのオリジナルです。

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こんなに良いものなので、皆さんにもお薦めしたいところですが、値段はちょっと高め。
3年前で4,000円くらいしました。

でもこれを使い出したら普通のすり鉢は使えません。私はもうこればっかり。

長芋でも、胡椒のようなスパイスでも、茶葉で抹茶塩をこしらえるのでも何でもこい。

大の大のお気に入りです。


***

ちなみにちょっと調べたところ、この『陶片木』さんのすり鉢はけっこう有名みたいで、料理研究家の飛田和緒さんという人も絶賛しているらしいです。

あと、私は持っていないのですが、これより もうひとまわり大きくて深めのものもあります。
これは櫛目が付いていますが、バケツ型で底が広いので、やはり安定感抜群だそうです。


聡美さんの記事【桜えび入り、すり鉢とろろ蕎麦】での ≪ 丼サイズのすり鉢って、ぐらぐらしてすりづらいんですよね(^^;)≫ というコメントで思いついた記事ですが、これならいいと思います。
この大小ふたつのすり鉢があれば、オニに金棒ですね。

でも、ちょっと高いかなあ。

すり鉢さま、使わせていただきますね・・・って感じになるかもしれません。

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家の近くで、美味しいお酒と季寄せ料理が楽しめる、感じのよい和食のお店を見つけました。

15人も入れば満席の小さなお店だけど、かなり本格的な江戸懐石が味わえます。

お酒メインでもOKなのが、またいいです。


板前でもある店主はまだ30代の若さ。
でもちゃんと修行を積んできた感がして、きちっとした仕事をします。

人柄もよさそうだし、顔もイケメンだし、何より彼の作る料理が美味しいのが魅力です。

今回で2回目だけど、初回で早くも彼とこのお店のファンになってしまった私。
いそいそと出かけた日曜日は、小懐石おまかせ 3,500円コース というのを頼んでみました。

写真は前菜。(これしか撮りませんでしたw)
玉子焼きと胡麻豆腐が絶品です。

あとは、大根とつみれと椀物、のどぐろと秋刀魚のお造り、若鶏揚げの煮物、 何か^^;の焼物,
シラスと鯛ご飯・なめこの赤出汁・漬物、 デザートは柿のシャーベット、というところだったかな。

カウンター越しに見る彼の包丁さばきにほれぼれしながら美味しいお酒を飲み、次のお料理を待つ気分、
最高です。

でも私、自分のお気に入りの人にしか、このお店のことは教えないつもり。

9月に開店してまだ一ヶ月あまり、場所が悪くてお客が少ないのが可哀そうなんだけど、
変に人気出すぎて、行きたい時に行けないのは悔しいもんね・・・なんて、勝手なこと思っています。



このハゲおやじ、一体誰かとお思いでしょうが、実は私の密かなアイドルなんです。
ブラジルの国民的異端歌手、Ney Matogrosso(ネイ・マトグロッソ)という人です。
私は「おネイ様」と呼んでいます。

おネイ様が歌うのはサンバやボサノヴァをはじめ、ヒット作の Sangue latino、 Balada do Louco や、ここで歌っているPoema など美しい曲が多く、どれもすばらしく魅力的です。
だから皆さまにも是非知ってもらいたい。


1941年生まれ。今年67歳。
ブラジルのフレディー・マーキュリーとも言われたみたい。

えっと・・・何故このおやじがフレディーなのかというと、証拠というか、下の若い頃の映像を見てもらえば分るとおり、かなり中性的な声と非常にビジュアル的なステージで有名な人だからです。

けど実際は、ネイ様のほうが、フレディーなんかよりずっと前から、こういうスタイルを確立していたんですよ。

キッスの先駆けのような化粧をほどこしたセコス&モリャードスというバンドボーカルを経て、ソロになってからも、その両性具有的な声と佇まいを強調するド派手な化粧と衣装でパフォーマンスをする彼は、T・レックスやデビィット・ボウイといった、1970年代初頭に一世を風靡したグラムロック系アーティストたち、もちろんクイーンにも影響を与えた人らしいのです。

ただ彼の場合、音楽的にはすごいのに、そのパフォーマンスがあまりにもキワモノ的で強烈過ぎるので、引いてしまう人は引いてしまうのだと思います。
日本じゃまったく人気ないです(泣)

下の映像はまだマシなほう。
ずいぶん昔っぽいから、彼の30代後半くらいの姿かな。



これから後の彼のステージは、キワモノ感がますます強まります。
私はその頃(彼50代の頃)におネイ様を知って好きになったのですが、品性疑われそうなのでここでは紹介しません。


で、今年出したアルバムのジャケットがこれ。



67歳・・・・

まだまだ枯れてないぞ、このオッサン(爆)


うふん♪ 大好き。
愛してるよ、おネイ様\(*^▽^*)/

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最近、野菜とか怪獣とか動物だとかのキューピーの着ぐるみ人形をよく見かけるけれども、

やっぱりキューピーって、はだかんぼが一番かわいいよね。


無垢の象徴であるキューピー。

真に純粋なものは、かわいらしい装飾が似合わないと思う。

かえって邪魔で無駄で、汚らしく感じる。



あ、でも、無垢であるはずのキューピーが、とんでもないものに包まっているというのが可愛いのかな。


バカバカしく意味の無いようなものでも、ひと度キューピーがそれを身に付けると純な命が吹き込まれる。

邪悪なものに包まっていても、それをたちまち清純化して、かわいいものに変化させてしまう。

たぶん、着ているものが変であればあるほど、いとおしいのだ。

そのギャップに、妙に心打たれてしまうのだ。



恐るべし、キューピー。


純粋なものほど、何かを変える力を持っているということか。

うーん、どうりで子どもには適わないはずだ。

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好きなことでも やりたくない時

何も・・・何も したくない時


音楽も聴きたくなく

TVもつけたくなく

本も読みたくない

天気のいい日曜日の午後


何もかも ほっぽらかして 

ぼーっと 部屋の中にいる


私が止まると 世界も止まる

時間もなく 思考もない

心地よい永遠の世界


このままずっと止まっていてほしいけれど

次の瞬間には また世界が動き出す


私が生きている みんなが生きてる

あったかくて 冷たくて 平和で 争いごとが絶えない

静かで うるさくて 速くて 遅い

混沌とした世界が また 動き出す