心の隙間 日記
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心の隙間

日々感じること・思うこと

半年前から準備期間に入り、お盆休みも返上して働いて、2週間前から夜10時前には帰れないほど忙しさに追われて準備してきたあるイベントが終わった。
ほっとしているのは確かだが、達成感などみじんもない。
一部の人たちの見栄とメンツと欲を満たすだけの仕事。
それがアンタの仕事でしょ、と言われればその通り。
私はじゅうにぶんにやったと思う。
だけど、くだらない。

―慰労会やるからなー
うんざり。

―仲間だろー
思ったことない。

これから事後処理に2週間ほど掛かるだろう。
ああ、ほんとにくだらない。


今はここ数年のうちで最も忙しい時期だと思われ、仕事以外のことがほとんど出来ていないのだけど、昨日久しぶりに違う世界にお出かけしてきた。
中村達也のドラムソロライブ。
曲も喋りも休憩もない、一時間ドラム叩きっぱなしという信じられない体力と集中力を見せつけられたライブ。

中村達也はエネルギッシュな見た目もカッコいいドラマ―というイメージだったんだけど、今回おじいちゃんのように背中を丸めてひっそり入場してきて、無言でドラム叩き続けて(これはもちろんエネルギッシュなんだけど)、また背中丸めて無言でとぼとぼ去っていくという、なんか別の世界に行ってしまった人というか、演奏も
神がかっているというか、妙な具合に圧倒されてしまった。
自分も久しぶりに別世界に行けてよかったと思う。


パンクしたタイヤを交換したばかりだというのに、昨日は車のボディーに傷を付けました。自損事故です。
家を出てすぐにふと金魚鉢の水の取り替えを忘れたことを思い出して戻ろうとしたのがいけなかったみたい。詳しい説明は端折りますが、左側のドアのところをガリっとやって、そのまま修理工場に直行しました。

自賠責保険を使うか使わないかで迷いましたが、板金だけで済みそうだと言われたので保険ナシで修理してもらうことにしました。
保険使って保険料が上がるのと、一時的な出費とを天秤にかけでそう判断したけど、ビミョーです。
タイヤ交換もそうだったけど、予定外の出費が非常に痛いです。

あ~あ、これはほんとに自分のせい。ガッカリもいいところ。
重ね重ね、どうしてこんなにバカなんだろうと思わざるを得ません。
今は修理のあいだの代車もぶつけてしまったらどうしようと、気が気じゃありません。それでなくとも乗り慣れない車を運転するのは緊張するのに。


まあしかし、
ガッカリばっかりじゃあんまりなので、良いことも書きます。

地元のグループ展に出品する友人夫妻が一昨日からウチに泊まっています。
彼らの家は少し遠いのだけど、展示会場がウチのすぐ近くだからウチを利用してもらったのです。

夜は3人で外に食事に出かけ、奢ってもらっちゃいました。
そこは隠れ家みたいなお店で料理も絶品。
美味しいもの好きの友人夫妻にも気に入ってもらえたし、お喋りも楽しくて、家に戻っても話が尽きなくて、いっとき落ち込んだことがどうでも良くなりました。

あと、本の雑誌のどんでん返しミステリーの特集号に載っていた本を10冊チョイスして図書館に注文していたのが届きました。
どんでん返しものって大好き。してやられた感がたまらない。
今から読むのが楽しみです。



「ガックリ」の次は「ギックリ」かって?

はい、そうです。

「ガックリ」の日記を書いた土曜の夜中にギックリ腰になりました。

 

よくわからないけど腰が固まってしまい、立つのも横になるのも辛く、椅子に座っている以外はほぼ動けませんでした。

日曜の午前中が痛みのピークで、ソロソロとしか歩けないし、床に落としたものも拾えません。

しかし、お昼過ぎにお風呂に入ったら痛みが引くのがわかりました。

夕方には車の運転もできそうだったので買い物に行ったし、月曜からは普通に仕事に行ってます。

 

ところが今度は・・・

火曜日の夕方、車の後方左タイヤがパンクしました。

この数日でガックリ、ギックリ、バックリ の三連発です。

 

でもまあ、ギックリ腰は順調に回復しているし、パンクして事故を起こしたわけじゃないし、タイヤも今日新しいのに取り換えて、今は順調に走っているから、ヨシとすることにします。

最悪なときは乗り切ったト・・・

 

昨日の話。
 今年に入ってから、まだ身体の無理が利く今のうちにバレエをいっぱいやろうと決意して、週に三回も四回もレッスンしていたのだが、6月くらいから残業が続いて教室に行けず、7月中は2週間に一度行くのがやっとだった。
今月はなんとか・・・と思ったけど、お盆休み中も休出していたくらい忙しくて、昨日やっと「今日こそ絶対行くぞ!」とバッグにレオタード類やシューズやタオルを詰めて、水筒にもスポーツドリンク剤を混ぜた水と氷を入れたりして朝から準備して張り切っていた。

ところがである。
仕事を終えてバレエ教室の駐車場に車を停め、いざ行こうとしたら後ろの座席に置いてあるはずのバレエ用品を入れたバッグがない。
え?・・・
一瞬あたまが真っ白になる。そしてやっと家に忘れてきたことに気づいた。

あ~あ、なんてバカなんだろう。
これが毎日のようにレッスンしていた時期だったら諦めも付いただろうが、今日は何週間か振りのレッスンだったのだ。
しゅるしゅるしゅる~と気が抜けて、ガックリと項垂れる。

車にバッグを積んでいないと気付く機会は何度もあったはず。
朝、家を出るとき。車に乗る時。仕事用のバッグを後ろの座席に置く時。
職場について仕事用のバッグとお弁当のバッグを出す時。
昼、銀行に行くため車に乗った時。
夜、バレエに行くため車に乗り、仕事用のバッグを後ろの座席に置いた時・・・

なんにも気が付かなかった。
むしろ私の頭の中にはバレエ用バッグはずっと車の後ろ座席に乗っていたから、現実には無いのが不思議なくらいだ。

いちおう先生には挨拶しておこうと教室の扉を開けた私の姿を見て、先生が速攻でひとこと。
「あらKiyoryさん、またバレエバッグ忘れたの?」


そう、これは初めての経験ではありません。
何度かやってる。
ほんとバカ。


この一ヶ月ほどめちゃくちゃ忙しくて残業続きだったので、バレエのレッスンにも行けず、血流が滞った感じの身体を抱えてどよ~んとしていました。

私は座り仕事をしていることが多いので、すぐに運動不足になります。

やっぱりある程度身体を動かしていないと元気になれないんだな、と改めて思いました。

 

かといって家に帰ってから軽くストレッチなんてこともやる気になれず、お風呂に入ることもおっくうで、少し不眠症気味でもあるので、身体の循環機能が低下して疲れがどんどん溜まる悪循環に陥っていました。

 

こんなときはTVも点けられない。

ニュースを見ると気が滅入ってしまうし、バラエティーのタレントのしゃべりも気に障ってイライラしてしまいます。

音がダメなので音楽も聴けない。

好きなお酒もなぜか不味く感じて飲めない。身体が受けつけない感じです。

自分から何かを発信する気にもなれないのでブログも無理。

じゃあ家の中で何をしているかというと、

無音の暗いところで何時間もじぃっとして・・・

 

いうのは嘘で。。。

このどよ~んとした気分の中でかろうじて出来たことは、料理とスマホゲームと読書でした。

幸いなことに今回は食欲が落ちなかったので、料理は真面目に作って毎日しっかり食べていました。
ただし、単に食べることに執着していただけという感もあって、動いていないのに食べ過ぎるくらい食べていたから、ずっと便秘気味でした。

ゲームは単純なパズル系のやつを何時間もやり続けました。

やめられなくて、このままだと依存症になるなと思って読書に切り替えたら、これが意外にもスムーズに移行できたので、かなりの量の本を読んだと思います。

まあどちらも没頭することで現実逃避していたような感じですが、本もまったく読めないという状態を経験したことがあるので、今回は読めただけマシ。
助かりました。

 

三日前から映画も観るようになって、昨日は5本もぶっ続けで観てしまいました。

たぶんまた音楽も聴けるようになるでしょう。

日曜日の今日は、掃除して、洗濯して、天気だから布団干して、日光浴もして、こうしてブログも書こうという気になってきたので、いい兆候です。

今夜はよく眠れるといいな。

 

7月4日を過ぎればひと段落です。

バレエのレッスンも再開できそう。

もうじき、どよ~んとした気分から抜け出せるかもしれません。


こないだの土日に、地元の公園で「クラフトフェアまつもと」が開催された。
陶磁、木工、漆、染色、織物、ガラス、金属、皮革、竹など様々な工芸品の作り手たちが一堂に集まり、それぞれのテントでお店を開くお祭りだ。
とても一日では回り切れないほどの出店数で、今回はコロナ禍から3年ぶりの開催だったし、お天気も良かったからけっこうな盛況ぶりだった。

我が家にはそれを見に来る目的の友人が二人、東京と新潟からやってきた。
東京のSちゃんは陶芸をやっているし、新潟のYちゃんは織物をやっていたので、こういう催し物が大好きなのだ。
Sちゃんはいつかここに出展できるようになりたいらしいので、視察に来たともいえる。

ここ松本のクラフトフェアは、創作活動をしていても発表の機会が少ない無名のクラフトマンたちを応援するという目的で、1985年に全国で初めて開催された歴史を持つ。
そのせいか今では各地で開かれるようになったクラフトフェアの中でもレベルが高いと評判だ。
年々参加希望者が増えて審査制になり、ちょっとした作家気取りの人が応募してもなかなか選考審査を通らないらしい。
実績も選考の内なので、その世界ではそこそこ有名な人も出展している。
だから年々洗練された作品が並び、買おうとすればお値段もそれなりに高い。

ただ、手作りの一点ものに弱い人々にはたまらない魅力のイベントだろう。
なんせ作家と直接お話できて、それによっては値段交渉も可能なのだから。
そうか、出展する人は企業や個人店からのオファーとか、営業も兼ねているのかもしれない。


それはそうと、遊びに来た二人は金曜日の夜から家に来て、三泊して帰った。
おしゃべりで夜を明かしたり、土曜の夜は今回のクラフトフェアに出展している木工家の友人夫妻も呼んで宴会したりと、久しぶりに「交友」した感じがした。
新潟のSちゃんとはお正月に会っているけど、東京のSちゃんとは15年ぶりだし、木工家の夫妻とも考えたら6、7年くらい会っていなかった。
だから昔話に花が咲いたりして楽しかった。

以前は、わりとよく人を家に招いていたりしたものだが、ここ数年コロナで世の中が止まってそれが出来なくなってみても、別段その状態が寂しいとも思わず過ごしていた。
人に会いたいとか遊びに行きたいとも思わず、逆に人と会わないって楽だなあと感じていた。
このまま誰とも交友を絶ったとしても、それはそれでいいように感じるし、自分は実は人嫌いだったのだ、とも思った。
でも今回のように、会えば会ったで楽しく感じる。

Yちゃんから、Kiyoryは昔から「来る者拒まず去る者追わず」だったもんね、と言われ、あぁなるほど、その通りだわと思った。
人嫌いというより、人に執着しないタイプなのかもしれない。
Yちゃんから言わせると、それが冷たく感じることがあると。
少し冷血人間っぽいらしい。

でも、楽しかったと言われれば、「またいつでもおいでよ。」と返すときの私は、嘘は言っていないのである。


私は合議制の団体の事務の仕事をしているので、事務局員と呼ばれる立場にある。
今日、ある会議が一段落して雑談に入ったときのこと。
役員の一人が、今日は朝からずっと年間報告文を書いていて・・・と話しはじめ、他の局の事務局員に大変お世話になったから、そのことへのお礼の言葉も書いたと言った。
すると
「事務局員なんて小間使いと同じなんだから、忖度する必要ないでしょ。」
と言った人がいた。
職業に貴賤なしと言うけれど、小間使いって女中や下女と同様に立場を表すものだとしても、ずいぶんと見下した言葉だよなと思った。

都合よく働かせるために、事務局員には調子に乗らない程度に適当におだてておいたほうが遣い易いと思っている人がいるのは知っている。
事務局員に対してお礼の言葉を書いたという人も、書いたのはその理由からだろう。私も時々、妙にこそばゆくなるようなおだてられ方をするから。

でも今日の小間使い発言は、それすら必要のない、無駄なこと、いうことを如実に宣言したものだった。
あーあ、できれば私がいないところで言ってほしかった。
そもそも私がそれを聞いてどう思うかなんて配慮もないわけだから、自分の存在なんて、この人にとっては取るに足らないものでしかないんだなあと、つくづく再認識した。

この仕事について20年弱、経理を含めた一般事務の他、HP作成やら何やらありとあらゆる雑用をこなし、人の尻ぬぐいや、面倒で出来ないという人に押し付けられた仕事も内緒でやってあげていた。
ときには出張もして、カメラマン兼記者で公報の編集まで一人でやってきた。
その仕打ちがこれじゃあね。

ま、小間使い発言をした人には、陰ながら復讐しちゃおう。
方法はじっくり考える。
小間使いの底力をみせてやるぞ。 なんてね。

先週の土・日にイベントの仕事があっため、昨日まで12日連続出勤だった。
疲れ切ってしまったので今日はずっと寝ていたいところだったけど、明日から九州に行くので、旅の支度をしたりお土産を買いに行ったり、洗濯、掃除と忙しく過ごした。
九州へはちょっと気が重い用事で行くのだけれど、東京経由で4年ぶりにお墓参りもするつもりだし、重い用事が終わったら少しは旅気分が味わえると思うので、今はだんだん楽しみになってきている。

GW、ほんとはカレンダーどおりで1日と2日は休みじゃなかったのだけど、休みを取って9連休になった。こんなに続けて休めるのは20年ぶりなのだ!
ま、ほんとは1ヶ月くらい休みたいけどね。


それで、旅のお供といえば・・・私の場合は本で、これは必携。
旅に持って行く本は重いのは嫌だから当然文庫本になる。
失くしたり、読み終わったら置いてきてもいいと思える本とかって考えると、ミステリーが最適かなあと思う。でも面白くなかったら・・・
昔は一冊じゃ不安だから、最低三冊は持って行ったものだけど、今はスマホでも読めるので(キンドル入れてある)一冊だけにしようと思う。
たとえ一冊でも本を持って行きたいのは、ずっとスマホ使って何かを読むという気にはなれないからだ。アナログ人間なので、やっぱり本という物体がないとツマラナイのだ。

今回持っていくのは、マーガレット・アトウッドの「青ひげの卵」に決めた。
アトウッドといえば 『侍女の物語』や『誓願』の作者で有名。
以前、自分はメイド関連の話が好きと書いたことがあるけど、「侍女」や「誓願」もその類い。おそろしいディストピアの世界がある。大好きだ。
あ、それで気が付いたのだけど、自分が好きなジャンルにディストピア小説があると自覚した。
「青ひげの卵」は〈アイロニカルな6つの短編〉らしいから、メイドでもディストピアでもなさそうだけど、まだ読んでいないからこのときとばかりに購入しておいた。

ああ読むのが楽しみだ。よい旅のお供になりますようにって気持ち。


今日の朝、出勤のために車で出かけてすぐ、向こうから自転車に乗ってやってくる老人の姿が見えた。
広い道ではなかったので車を停めて端に寄せ、すれ違うのを待とうとした瞬間、その老人の自転車が急にフラフラと道の真ん中に飛び出てきて、私の車と接触しそうになった。まるで私の車めがけて来たようだった。
車を停めるのがあと一秒でも遅かったら、完全にぶつかっていただろう。

ああ今日は「危ない日」だな、と思った。
そう、何故かこういうことがよくある日というのがある。
猫が飛び出してきたり、猛スピードで斜めに右折してくる車にヒヤっとしたりとか、危険っぽい出来事に立て続けに遭遇する日が。

案の定、しばらく走ると、狭いT字路でごみ収集車がいきなり左折してきた。
一方通行の直進優先道路なのに、だ。
本当に危なかった。
それからはいつもの10倍くらい慎重に運転して職場までたどり着いたのだが・・・


事故が起こりやすい日というのがあるのか、自分が危険を引き寄せているのかは分からないが、あまり気分のいい日でないのは確かである。
帰り道も気を付けよう。

クワバラ、クワバラ。