21日（←お松：今日は、新暦でご案内中です）は出雲大社の神等去出（からさで）祭、つまり、神在月で出雲に集まっていた八百万の神々が出雲大社を出立なさる日でした。その後、一般的に言われている話では、西にお帰りになる神々は万九千（まんくせん）神社を30日に、東へお帰りの神々は、多賀神社を24日に御出立。一方、佐太神社では25日が神等去出祭・・・。神社さん毎に伝承も様々。新暦か月遅れかの違いもあって、若干時間経過が複雑ですが、なにはともあれ、神在祭が終わる頃、出雲地方には冬が訪れます。
お松：いつになく、厳かに始まってますが、画像は八雲立つ風土記の丘の復元住居？
やや：コロナによる長～い巣ごもり生活のせいで、休日の過ごし方をすっかり忘れた今日この頃。出かけなきゃ！と思いつつも、必要な買い物ぐらいしか思いつかない・・・。で、八雲立つ風土記の丘にハニワを見に行ってきたと・・・。
お松：ハニワではなく、復元住居のようですが？買い物との関係も・・・。
やや：ほっとけ！
この竪穴住居は、八雲立つ風土記の丘が開設された昭和47年製。古墳時代の竪穴住居を復元したものとされています。屋根は一度葺き替えられていますが、本体は築49年！地面に直接、木の柱を埋め立てる掘立柱の建築は、30年ぐらいが寿命と聞いた気がしますが、意外にもってます。
この建物、縦穴部分は実際の遺跡を元に作れていますが、上屋は古民家やハニワを参考にデザインされたもの。きれいに製材された板材による立派すぎる破風は、絶対違う気がしますが・・・。
一方、こちらは平成19年に作られた奈良時代の掘立柱建物。築12年ですが、屋根はけっこう傷んでますね。
市内の遺跡で発見された鍛冶工房を元に復元されたものです。火を使う建物なので、柱が太く屋根の高い建物です・・・が、草壁で鍛冶？燃えないのかなぁ・・・。
いずれにせよこの時期は、すきま風が寒そうですね。
お松：火が恋しい季節です。寒いのでステイホーム！
- 2021/11/23(火) 11:52:21|
- 屋根フェチの小部屋
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神在月を迎えた出雲地方です。旧暦の10月は全国的には神無月ですが、出雲地方では神在月です。一般にはお忌みさんと呼ばれるこの時期、お忌み荒れと言って、例年、急に寒くなり、大荒れの天気になるのですが・・・なぜか今日は穏やかな好天。確か、今日が出雲大社の神迎え祭のはずですが・・・。龍蛇様、ちゃんと稲佐の浜に上がってこられるでしょうか・・・？
ちなみにこの時期、全国の神々が出雲地方に集まるとされることから、八百万の神々のじゃまをしないよう、歌舞音曲を控え、家に籠もるのが正しい過ごし方とされます。
お松：つまり、ステイホーム！コロナの前からステイホーム！
やや：し～！お静かに・・・。
さて、紅葉の時期なので、手近の所で、枕木山華蔵寺へ向かってみました（←お松：自分は出かけてるじゃない？）。
華蔵寺です。
ずいぶん傷んでいた地蔵堂や本堂も、やっと修理されてます。
で、肝心の紅葉の方はと言うと・・・
まだ早かったか・・・。
実は、枕木山に登る道路が、7月の豪雨による土砂崩れで全面通行止め。もう11月だと言うのにいまだに通行止め。片側交互通行による仮復旧も12月になる予定だとか・・・。で、数年前にできたばかりの遠くて狭くて曲がりくねった林道を延々と迂回して、やっとたどりついた華蔵寺でした。そんなんなので、人っ子一人居ないかと思えば、意外に人がいる。
お松：みなさん、外出に飢えていらっしゃるので。
なにはともあれ、不動さんもお元気そうで・・・。
- 2021/11/14(日) 18:09:39|
- 山寺で修行中
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