新型コロナの重症化リスクについて、変異株が猛威を振るう中で、基礎疾患や高齢の他に、心肺能力と言う話が出てきました。つまり、若年層であっても運動不足などにより心肺能力が低いと、重症化するリスクが高まるのだとか・・・。
心肺能力と言えば、山林修行。空気の薄い高地(たった1,709mですが)で、しっかりと運動(バテバテのぐだぐだですが)することによって重症化リスクを抑えるのじゃ~!
と、言うわけで、鳥取県の大山です。行楽シーズン真っ盛りですが、例年に比べればずいぶん人出は少ない感じがします。
ぜいぜいはあはあ言いながら、6合目を越えると、なんと雪!登山道まで残雪が残っています。さすがはお山!
昨年もほとんど山登りをしていない上に、シーズン始めの、思いっきり落ちた筋力・・・。結局、2時間半の予定が3時間近くかかっての大山山頂。
崩落が続く大山では、山頂の石碑も崩落の危険があったため、一昨年から大工事が続いていましたが、昨年秋に無事終了。10mほど、近くなった山頂です。
山頂小屋もリニューアル。下界は・・・残念ながらいつものとおり。春霞の下・・・。
お松:なかなか国引きの風景は見えませんねぇ。
そう言えば、心肺能力がどうとかって言うのは、どうなりました?
やや:う・・・、筋肉痛が・・・
- 2021/04/25(日) 08:44:18|
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昨年は、コロナのせいで、あまり山へ登れませんでしたが、今年は、気をつけて行けばだいじょうぶかな?ってことで、試運転。三瓶山に登ってきました。
三瓶山は、『出雲国風土記』の冒頭を飾る「国引き神話」に「出雲と石見の境なる佐毘売山」という名前で登場します。八束水臣津野(やつかみずおみづぬ)命が、「しまった~、出雲国を小さく作りすぎてしまったぜい。どっかに国があまってないかいな?」って、ことで、見てみると、新羅紀(しらき:朝鮮半島にあった新羅?)に国が余ってる。で、巨大な鋤で切り取って、3本撚りの強い綱を掛けて、「くにこっ、くにこっ」って引っ張ってきたのが出雲大社周辺だと記されています。
その綱が、薗の長浜なので、・・・霞んでますが、この風景です。
画面中央の左寄りが薗の長浜、奥が出雲大社のある島根半島西端部。
その綱を繋ぎ止めた杭が「出雲と石見の境なる佐毘売山」つまり、現在の三瓶山です。
ちなみに、反対側の東の端を繋ぎ止めた杭が「伯耆国の火神岳(大神岳と読む説もある)」、現在の大山です。
か、かろうじて見える・・・。
今年は、少し登れるかな?
おまけ
登山道沿いに生えてた宇宙生物。
お松:シダだと思います。
- 2021/04/10(土) 18:19:22|
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