初詣 名古屋に行く用事があったので帰りに初詣に行ってきました。当初、熱田神宮にでも、折角だからお伊勢さんへいくのも悪くないなと思いましたが、前日ニュースで観た『おちょぼさん』が気になっていたので出かけることにしてみました。取り敢えず、近鉄名古屋駅で件のお稲荷さんについて尋ねると、桑名駅で養老鉄道に乗り換えて駒野駅で降りて下さいという案内があったので急行に乗車しました。
桑名での接続はとてもスムーズで同じホームから発車する養老鉄道に乗りました。この鉄道は、典型的な地方私鉄のようで単線をトコトコと走っていきます。途中で列車交換もあって乗っていることが楽しくなりました。
さて、30余分で駒野に到着。改札で件のおいなりさんについて尋ねているご夫婦が居たので声をかけて駅前からタクシーに相乗りで初詣となりました。
おちょぼ稲荷はお祭り縁日のようで人人でごった返していました。参道の人混みに紛れて進んでいくとやけに『串カツの屋台』が目につきます。小腹も空いてきたので何処ぞで・・・乗りの男性からそれなら玉屋が一番とご教示を頂いたので直行しました。参拝前の腹拵え、お酒は遠慮して玉屋の屋台で串カツを頬張ります。キャベツとソースの二度付けなしで揚げたてを立て続けに8本とキャベツを頂き大枚480円支払いお稲荷さんへ。
何となく参拝の方が列をなしているので並んでいると、奉納用でしょうか、藁に三角の油揚げを通した輪っかと蝋燭を買い求める列でした。へエーと感心しながら代金30円を支払いいよいよご神殿にお参りです。お賽銭箱の前には、お狐様の大好物が山のように奉納されていたのにはびっくりしました。
さて、初詣の後は精進落としです。お楽しみの御神酒が頂かなくては・・・参道に出て改めて周囲を観察してみると丁度柴又の帝釈天の参道のようで草団子屋ではなく、川魚料理屋が軒を連ねていました。やはりここ海津は揖斐川、長良川、木曽川など三川に囲まれた『輪中』なので妙に納得してしまいました。テレビで観たナマズもここの名物料理なので早速頂くことにしました。以前、鯰の天麩羅を食べたことはありますが、今回鯰の蒲焼きは初めてです。一寸した楽しみでついお酒も進んでしまいました。ご納杯。
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ところで 味だけでも・・・・・「うまい」とは 味覚は、個人の主観です。食べ手の経験や好み趣向は勿論。当日の体調やひいては場所、雰囲気、接遇、応対、価格などに左右されます。もっとも大事なことは、作り手 料理人の腕、食材の善し悪し etc・・・・・そして一流店や有名店が旨いというのは当たり前と思いがちだが・・・・・まだまだ美味い店や旨いものが身の回りあるようです。多種多様な条件の中で作られた一皿が格別にうまいということ自体が稀れなことかも知れない。
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