悲しい知らせ
日本時間の今日未明、過激派組織「イスラム国」による人質事件で、拘束された後藤健二さん(47歳)とみられる男性が、殺害される様子の動画が、インターネット上に公開さまれた。

記事を御読みください⇒ 朝日新聞ニュースより
日本政府は、事実の確認を急いでいると、報じられて居りますが、最悪の結末となり、残念ながら、今回の動画についての信憑性は、極めて高い模様です。
同じく捕らえられて居た、ヨルダンの空軍中尉・ムアズ・ユスフ・アル=カサースベ氏の奪還の可能性も、さらに難しいモノと成ったと考えられ、状況は、悪くなるばかりです。
イスラム国は、動画の中で、今後も、日本人を標的とするとのメッセージを残しており、様々な不安は増すばかりです。
私の学生時代からの友人である、橋本(トルコのイスタンブール在住)からのメールでは、トルコでも、国民全体に不安が広がっている様で、情勢に由っては、一族(彼は、トルコ人の女性と結婚し、マスオサン状態です)で、日本に避難する事も検討しているとの事でした。 先に殺害されたとみられる、湯川遥菜さんと後藤健二さんの死によって、日本も、戦いに巻き込まれた形と成りました。
阿部首相は、緊急記者会見の中で、 『卑劣極まりない行為に、強い憤りを感じる…その罪を償わさせる為に、国際社会と連携して行く…日本は、決してテロには屈しない。』 との声明を発表しました。
こんな私さえ、腹立たしく、怒りと憎しみを禁じ得ませんが、今後、日本政府が、どの様に対応し、どの様な方向に進んで行くのかを、怒りと憎しみを沈めて、冷静に見定めて行かねば、危険な方向に進んで行くのを、旗を振り、万歳をして、受け入れて仕舞う事に成りかねないと、感じて居ります。
残念ながら、日本人の中で、軍備拡張の好機と、捉えている輩も、居ないとは言えません。
今は、ただ、命と夢と未来を奪われた方達の、御冥福を、心から祈念するばかりです・・・
アジアの片隅より