桐生あんずです。あと数時間ほどで年が明けますが、滑り込みで2018年のやったことのまとめを書いていきます。冗長的になるのもアレなので軽めにしたい。
今年作ったもの
今年の9月にポートフォリオサイトを作りました。今年作った成果物もここに掲載してあります。
(2023/3現在でいったん作り直し中です)
ちなみにこのポートフォリオサイトはAWS S3(静的サイトのホスティング) + Route53(独自ドメインのリダイレクト設定・ドメインの購入はGoogle Domains) + CloudFront(ACMでSSL証明書発行+HTTPS化)で構成されています。
成果物に関して具体的に軽く紹介するとこんな感じです。
・WatsonというAPIを使ってオタサーの姫や囲いの人工無脳と会話するアプリケーション
・1クリックで参加登録できるサクラ荘のイベント登録・参加受付サイト
・アイドルがいいねを集める横スクロールゲーム(KMCのラピッドコーディング大会で会員の人からサポートを受けながら)
作ったサービスの振り返りに関しては記事の最後に書く来年の抱負の方で触れます。
今年もRubyKaigiに行った
永和システムマネジメントさんのRubyKaigi学生支援の抽選に運良く受かることができ、今年も行くことができました。実は人生初仙台でした。
このエントリでは 、様々なRubyistの人たちとの交流で刺激を受けたことで、「C言語の入門」「Ruby技術者認定試験を受ける」という目標が生まれたのですが、無事今年中にちゃんとこなすことができたので良かったです。来年の4月のRubyKaigi2019までにはGoldも受かりたいです。
「苦しんで覚えるC言語」でC言語を入門してみた - 桐生あんずです
Ruby技術者認定試験Silverに合格したので勉強法まとめと感想 - 桐生あんずです
今年スライド発表したもの
KMCOB会(2018/6)
今年の4月から入った京大マイコンクラブのOB会で文脈をよく知らないまま発表したLTスライドです。上記の成果物の制作秘話について話しているものです。
ちなみにこれだけ地味に1590PVいってて謎です。
大阪Ruby会議01(2018/7)
大阪Ruby会議01で発表したLTスライドです。RailsGirlsコミュニティに入ってからどう人生が変わっていったのか、といった内容で技術ネタというよりかは勉強会コミュニティの意義について話したものです。
「川はすごい」を大きなスクリーンに映し出せた時は内心超テンション上がってました。
RailsGirlsKyoto9th(2018/12)
最後はRailsGirlsKyoto9thでオーガナイザーをした時のLTスライドなのですが、RailsGirlsのオーガナイザーをやったことについての細かい話はまた後の項目でやります。
https://www.slideshare.net/KyokaFujiike/railsgirlskyoto9th-125674774
プログラミング勉強会を運用し始めた
細かい話は以下のエントリでしています。
実はここから現在まで心境の変化が少しありました。
西尾泰和さんの「エンジニアの知的生産術」を読んでいく中で、
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エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 西尾泰和
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
以下のような話が印象的でした。
勉強会での方式は教える-教えられる側よりもみんなそれぞれ得意分野があるから、各々の知識を紹介し合っていく方式にしたら良いよねとずっと思って意識してやろうとしてたけど、この本にも近いことが書いてあって良かった。
— 桐生あんず (@anzu_mmm) October 10, 2018
知見共有の方法に関しては、勉強会のScrapboxをもっと活用していきたいなあ
この本の影響を受けて、こちらが一方的に教えるよりかは、参加者が勉強していることをscrapboxにまとめてもらうことやスライド発表してもらう機会を設けて知見共有の場を作ったり、もし参加者が困っていたら勉強方法や調べ方をアドバイスする、といったマネジメント寄りの運用方法に変えてみました。
割とうまくはいっているのか、いまでも勉強会グループにscrapboxに勉強記録やWebサービスのアイデアを参加者の人たちが書いてくれています。
また、上記の勉強会エントリを書いてからしばらくして、参加者の中で大学の情報系のアルバイトに受かる子やIT企業に内定が決まる人もいて個人的に嬉しかったです。
自分だけの力かは難しいところですが、やりたい勉強や作りたいもののアウトプットする場を仲間内で作ったことで参加者たちのモチベーションの支えになっているという意義はあるのかな、と感じています。
私が忙しめなせいでリアルで集まるのは月1くらいになっていますが、年明けはもっと色々やれたらいいなあと考えています。
RailsGirlsKyoto9thオーガナイザーをした
RailsGirlsKyoto9thのオーガナイザーをしました。具体的に何をしたかは以下のリンクから。
上記のエントリで言いたいことは全て書いてしまっているのですが、改めて書くと、インターネットを通して仲良くなった方々や、カンファレンス・勉強会でお世話になった方々と一緒にイベントを作るという本当に素敵な体験ができました。
今後もRailGirlsの活動に何らかの立場で関わることで、プログラミングに興味を持つ女性の方々やRailsGirlsの活動に興味を持ってもらえる人を増やすことができたらと思います。
バイトを始めて約1年経った
バイト先に初めて訪問させていただいたのが去年12月だったので、そこから計算するともう1年経っているのです。時が流れるのは早い……。
バイト先でチーム開発をしていく中で、技術面のことはもちろんなのですがコミュニケーションやタスク管理についても考える機会があり、Evernoteの個人メモでどういったことを大事にすべきかを書くこともありました。(そのメモをブログにあげようと思ったけど見返すとちょっと恥ずかしかったので推敲してまたあげます……)
バイト先の業務をやっていく中で、エンジニアとして1人前になるにはまだまだだなぁ……と思うことがたくさんありますが、ユーザーのことを考えた上で機能を実装したり、自分が書いたコードがちゃんと動いたり褒められるのはやっぱり楽しいと思いながらやっています。
バイト先の忘年会などにも参加したおかげで、ITチーム以外の人とも打ち解けられ始めたのが個人的に最近嬉しかったことです。
ここからは技術ネタ以外の話をちょっとだけします。
・今年も同人誌/会誌の編集・寄稿をした + サークラ同好会アドベントカレンダーを主催した
今年もサークルクラッシュ同好会の会誌の編集/DTPをやりました。ぶっちゃけた話、そろそろ後任者を決めたいところです。Indesignを使える若者をサークラ同好会は待っています。(DTPのやり方も教えるので)
去年に続きアドベントカレンダーの企画もしました。
今年もパワーのある記事が集まったと思います。そういえば最近闇アドベントカレンダーというものを教えてもらいました。
こっちもそろそろ後任者を探しています。これはAdventarにアドベントカレンダーを登録して寄稿者を集めるだけなので編集よりは楽です。興味を持っている人は声かけてください。
大学の先輩たちと一緒に出しているグルメ本にも関わらせていただきました。
そして今回も「口福のブタ」さんで寄稿させていただいてます〜 今回は京都の美食家として有名な魯山人をテーマにしたグルメ本です。私は鯛の鍋や牡蠣の雑炊を作った話を書いてます。
— 桐生あんず (@anzu_mmm) December 30, 2018
3日目東Q41-aで販売される予定です。よろしくお願いします〜https://t.co/30ahI3anXk
夏はアイスの本を出しました。
締め切りに対して焦りすぎてレモンケーキをアイスと思い込んで記事を書くという奇行をしてて今考えるとヤバいなと思います。
コミケの記事の例の件についてInstagramで書いたら、母親から「ムースはアイスじゃないわよ、何やってるの」という追撃の電話が来ました
— 桐生あんず (@anzu_mmm) August 12, 2018
・二重整形をした+コスメに前より興味をもつようになった
実は今年で一番読まれたエントリでした。(1日で32780PVでした)
最近は母親にクリスマスプレゼントということでジルスチュアートのアイシャドウとリップを買ってもらったのですが、質の良さを感じまくっていて早くもデパコス沼に落ちそうです。
母親と高島屋行ったらクリスマスプレゼントという名目でジルスチュアートのアイシャドウとリップを買ってくれてマジでありがとうという気持ちになっています pic.twitter.com/infdPfmT0j
— 桐生あんず (@anzu_mmm) December 21, 2018
まとめ
実は割と不完全燃焼気味なイメージの1年だったのですが、広い目でみてみると
・成果物を公開してポートフォリオサイトを立ち上げた
・体を壊さずバイトを1年続けることができた
・初めてIT系イベントの主催を経験した
・40人以上が参加するカンファレンスでのスライド発表を経験した
・1日で数万PV数稼ぐ記事を数本投稿した
といった去年の自分がやれていなかったことをクリアしていて、あれっ意外となんか色々やっていたんだなとちょっとびっくりしました。
ただ、成果物に対してはもっと力を入れて精度の高いものを作ることもできたんじゃないかと後悔している部分があります。その反省も踏まえて今年の抱負や考えたいことを最後に書いておきます。
来年の抱負
色々書くとキリがないので1つだけにしておきます。
・初心者マインドを大切にしたい
実はこの1年は「プログラミングを勉強して1年ほど経つのにこんなことがわからない/できないのはやばいのではないか」という不安感が襲い始めた1年でした。周りと比べて自分ってどうなんだろうとつい強く意識してしまうことが以前より増えたと思います。
その中で、色々技術を触るうちに「私がまだちゃんと経験していないことはたくさんあってこれから知っていけばいいのだから、今不安になっても仕方ない」と思えるようになりました。深刻になりすぎず初歩的なことについてもTwitterで呟けるようになってきました。*1
話が長くなってきたのでまとめると、自分の未熟さをちゃんと理解して勉強記録を細かく残していくことを来年はやっていきたいです。具体的にはもうちょっと開発経過っぽい話もブログのエントリとして残したい。
ブログ、完成度の高い(ブクマ・PV数がつきやすい文体・内容のもの)のエントリにこだわってる部分があったけど、もっと作業経過の話を書いても良いと思うというアドバイスをいただいて、確かにそっちで得られる学びもかなりありそうと思ったのでできるだけ書こうと思います
— 桐生あんず (@anzu_mmm) December 28, 2018
最近だと、ConohaVPSでCentOSの仮想マシンを生成してRailsのアプリケーションの本番環境サーバーを運用するために、Linuxコマンドを叩いてライブラリをインストールしたりvimで設定ファイルを編集してそのたびワクワクしているのでそれについてまた近いうち書きたいです。
自作サービスの精度を上げることに関しても、開発経過の情報を流してフィードバックをもらったり、知らないことに対して臆せず、まずは触ってみることが第一歩だと思うのでまずはそこからやっていこうと思います。
という感じです。今年は本当に色々な方々にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします!!!!