桐生あんずです

桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

ポッドキャストを始めてみてよかったこと #桐生あんず電波局

桐生あんずです。

2024年の年末頃からひとりポッドキャストをやっています。

kiryuanzu.hatenablog.com

始めてからもうすぐ丸二ヶ月が経つタイミングで、投稿回数は合計13回を迎えました。10回目を越えたあたりで過去動画の振り返り回や公式HPも作るなどの企画もやっています。

kiryuanzu.github.io

youtu.be

基本的には4,5日ごとの投稿を意識しながらマイペースに更新するスタイルをやっています。やり出してみると想像してたより結構楽しいな……という感覚がずっとあり飽きずに続いています。

なぜ楽しいのか

声を使ったアウトプットが新鮮

第0回を収録した時にもその気持ちをブログにしていたのですが、自分の声を使ってアウトプットするという経験が今まで乏しかったのもあり、かなり新鮮で楽しいんですよね。 kiryuanzu.hatenablog.com

今まで自分の声に対してコンプレックス気味で、人が多い場所だと聞こえづらい声質であるという印象を持っていました。
ただ、動画を聴いてくださった方から「声が聞き取りやすくて良い」というフィードバックを結構いただけることがあり、動画形式でひとり喋りする分にはうまくやれているのかも?という自信を持てるようになりつつあります。
また、投稿を続ける中で聞き取りやすい話し方を心がけるようになり、それを会社のMTGなど人前で話す場でも意識するようになりました。
(最近見ている HIKAKIN の twitch 配信でHIKAKIN本人が自分の過去動画での声の聞き取りやすさについてストイックにレビューしている姿を見て「HIKAKINも心掛けているのだから自分も意識してみよう……」と思ったという経緯も含んでいます)

また、以前からちょくちょく聞いていたポッドキャストvlog の活動スタイルも意識(ほんのり模倣)していろいろチャレンジするのも結構楽しくなっています。特に以下リンクのやんちゃクラブさん、ossanfmさん、ゆるふわポッドキャストさんにかなり影響を受けています。

www.youtube.com

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むしろ自分のポッドキャスト活動を始めてからさらに聞く頻度が増したような気がする。いつもありがとうございます……!

他にも、ゲーム実況や雑談の動画を作業用BGMにする趣味が元からあったので自分も似たような活動をできるのがちょっと嬉しいという気持ちもあります。

そんな感じでいろいろ新鮮な気持ちになれるアウトプット活動という点でかなり楽しんでいる気がします。

新しいコミュニケーションツールとして使えている

上記のように自分自身がやってて楽しいというのが前提としてはありますが、いろんな方面の知人からポッドキャストを聞いたよという報告をもらえるのも嬉しい要素です。
ポッドキャストの感想を共有していただく場として mixi2 でコミュニティを作ったのですが、そこでも感想をいただけたりリアクションをもらえるのも新しいコミュニケーションができてるな〜という感じで良いですね。

別の活動を始める上で役立つ時もある

まず前回の記事でも触れていた三浦半島.rbをやろうと思った際に、ポッドキャストをやり始めたことで活動的な気持ちになっていたのもほんの少し影響していたように思います。

kiryuanzu.hatenablog.com

正直今までの自分にとってはかなりハードルの高い行為だったのですが、やんちゃクラブ Advent Calender 2024 を通して声を使ったアウトプットって意外と楽しいのでは?という気付きがあったからこそ踏み出せた行為だったのかなと思っています。

あと、ポッドキャスト活動がある意味日記みたいにもなっていることで、今自分のやっていることや展望を言葉にするツールとして使えているというのもありそう。口にした以上有言実行せねばな……という気持ちになっているかもしれない。(できないこともきっとあるのだが)
上記の三浦半島.rbの進捗についてもポッドキャストで話せるのが良いなとなっています。

また、ゆるふわポッドキャストの mktakuya さんがやられているように個人開発のネタとしてうまい具合に色々やれそうなのが良いなとなっています。

speakerdeck.com

先日 GitHub Pages + Jekyll による公式HPの静的サイトを作ったのですが、ここから個人開発ネタとして広げるならばまずは RSSフィードだけRailsで自前配信できるようにしても面白そうだなとなります。
(今も Spotify などの既存プラットフォームでRSSフィード配信はできるのですがそれを自前で作るロマンをどうしても感じざるを得ない……)
他にもおたより機能を自作で作る(それもGoogleフォームでできるのですが……)など、色々やれそうなロマンがあります。

まとめ

ポッドキャストをやり始めたことで色々と新しい世界が広がりよかったな〜と思っています。これからも楽しく続けていきたいですね。

という感じで、もしご興味ありましたらご視聴いただけると幸いです! YouTubeチャンネル内に SpotifyAppleポッドキャスト等の配信サービスURLも掲載しています。

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東京Ruby会議12に参加して三浦半島.rb を立ち上げることを決めた

桐生あんずです。

先日、東京Ruby会議12 という Rubyの地域カンファレンスに参加してきました。

regional.rubykaigi.org

イベントについての感想は最近やっているポッドキャストの方でもがっつり話しております。ただ、参加してからまだまだイベントへの熱が高まりがあるのとタイトルにある三浦半島.rb について語りたい気持ちもありブログも書くことにしました。

東京Ruby会議12 よかった

何が良かったかについてはポッドキャストでも触れていて、繰り返し書くのもちょっと照れ恥ずかしいのでざっくりと触れますが、全体的にほんと楽しかったな〜となっています。
Rubyと暮らす」というテーマに沿って発表者の方々の暮らしが見え隠れするような発表内容が多くあった印象です。 廊下の方もずっと盛り上がっていてなぜか会場に置いてあるプリクラ機でワイワイしたり、提供されたコーヒーを飲んだりしながらまったり話していました。(一瞬手が滑ってコーヒーをこぼしかけた……)
インターネットフレンズの ヨヨイ id:nhayato さんが本屋さんのお手伝いをされていて立ち読みしながら軽く話していたのも記憶に残っています。
あと、本イベントのオーガナイザーのおしょーゆさんからRubyist Magazine の寄稿を勧められて自分にできるのか!? と一瞬悩みつつ印象に残った発表について書きたい気持ちは結構あるかも……となりその場で承諾しました。どうにか書き上げていきたい。

Regional.rb and the Tokyo Metropolis で地域rbへの気持ちが高まった

今回のイベントの企画として「Regional.rb and the Tokyo Metropolis」というトークセッションがありました。 RubyKaigi の Ruby Committers and the World を模した形式で、地域rb のオーガナイザーの方々が壇上でわいわい話すといったイベントでかなり盛り上がっていたと思います。
最初のパートで各地域rbの紹介を15秒縛りで展開されていたのもイベント感あって良かったですね。いまさらだけど都内と郊外周辺だけでもこんなに地域rbあるのすごいな……。

Gotanda.rb, Shibuya.rb, Tokyu.rb, Omotesando.rb, Roppongi.rb, Sendagaya.rb, Ginza.rb, Shinjuku.rb, 中央総武.rb, mitaka.rb, Asakusa.rb, Nishinippori.rb, Urawa.rb, Saitama.rb, 柏.rb, しんめ.rb の実に16団体から登壇いただきます。意外、そして多彩、ご期待あれ!

東京Ruby会議12 コンテンツ一覧|東京Ruby会議12

このトークセッションを聴きながら「そういえば神奈川方面の地域rbってここにいないのでは?」とふと気付きました。

これに気づいて上記のような呟きを投稿し出していたのですが、セッションの質疑応答パートがそのまま始まり「これはいい感じに郊外方面の地域rb に続け方のコツなどを聴いた上で、神奈川のコミュニティがないことについて投げかけるといいのでは?」とふと思い立ちました。

そこから爆速で質問内容を Scrapbox で軽く組み立てつつ、死ぬほど手が震えながら質問を投げることをしました。
声を出しているタイミングは「これは桐生あんず電波局(今やっているポッドキャスト名)と同じノリで話せば良いやつだ」とイメージできてあまり緊張せず話せていたような気がします。

当時のメモの様子

これはちょっとした裏話(?)ですが、その際に壇上にいた柏.rb のオーガナイザーの こーじさん id:kozy4324 は所属先の同僚の方です。自分がRubyコミュニティ好きなことも知っていたのである程度意図を汲み取りつつちゃんと応えてくれると信じて投げかけたという文脈もありました。
そして予想通りとても丁寧に受け答えしていただき、浦和.rb と埼玉.rb の方も大変親切に答えていただいて場の雰囲気がいい感じにあったまっていたような気がしています。この節は本当にありがとうございました。

そこから最後にまた自分の方にマイクが回ってきて作戦通り「神奈川南のコミュニティってないですよね? もし興味がある方いたら一緒にやりませんか? もしいたら懇親会で作戦会議しましょう」と無事投げかけることができました。

その後TLで反応していただいた hachi8833 さん、ちーすけさん、しおりんさんにメンションして無事話を進めることができ後述の三浦半島.rbの発足に進んだのでした。

こうやって書き出してみると久々に勇気の要る行為をしたなーという感触があり、こんなにうまく物事が進んだことにびっくりしています……。 実際その時はめちゃくちゃ緊張して手が震えたので2回ぐらい大事なところでハッシュタグを打ち間違えていました。

正直今までの自分にとってはかなりハードルの高い行為だったのですが、やんちゃクラブ Advent Calender 2024 を通して声を使ったアウトプットって意外と楽しいのでは?という気付きがあったからこそ踏み出せた行為だったのかなと思っています。

三浦半島.rb の野望

ここからがぜひいろんな人に読んでほしいパートになるのですが、先ほど述べたように有志の Rubyist三浦半島.rb という神奈川南を中心として活動する地域rb を立ち上げることを決めました。

早速 2/22(土) 14:00~ から横須賀市産業交流プラザという施設をお借りして第0回のキックオフを開催する予定です。(このキックオフからスタートする形式も柏.rb さんのやり方を丸ごと参考にさせていただいています……!!)

miurahantorb.connpass.com

三浦半島.rb の野望(?)に関してはポッドキャストの方でも語っている(動画の16:36~)のですが、今後回を重ねて場が回るようになっていったら京急線YRP野比駅にある横須賀リサーチパーク(YRP)という施設を借りて勉強会をやりたいという野望があります。
YRP、エンジニアなら一度は聞いたことがある施設ですよね?(と自分は思い込んでいます)

yrp.co.jp

また、もう一つの今後の展望としては横須賀市以外の施設でも積極的に開催できたらいいなと思っています。神奈川の様々な地域のエンジニアの方々が気軽に集まりやすい場を作ってみたいというのもこの会をやろうと思った理由の一つです。
自分自身は三浦半島の民として全力で三浦半島の良さを伝えていくつもりでいますが、その逆にまだ知らない神奈川の地域の魅力についても知っていきたいんですよね。これを機に湘南や藤沢とか小田原の方にも足を運んでみたい気持ちがある。
もし地域rbコミュニティの運営にご興味のある方がいたらぜひ第0回のキックオフや私にDM等でご相談していただけると幸いです!

まとめ

そんな感じで、東京Ruby会議12に参加したことで神奈川の地域rb「三浦半島.rb」を立ち上げることを決めたという話でした。まさかここまで自分の中で勢いが発生するとは思わなかったのでびっくりしている。
とにかく今アドレナリンが出ている状態ではありますが、今まで通り仕事の両立や体調面のメンテナンスなども気にかけてやっていきたいです。適度に人に頼っていきたい……!

この機会を得られたのも、全ては東京Ruby会議12を企画していただいたみなさんのおかげです。改めて本当にありがとうございました!

桐生あんず電波局、はじめました

前回の記事でも触れていましたが、ひとりポッドキャストをやってみることにしました。

kiryuanzu.hatenablog.com

という感じで、ちょっと今までにない感覚を覚え始めているのでこの勢いに乗ってひとりポッドキャストを始めてみようと思います。とりあえず名前は「桐生あんず電波局」でやる予定です。

チャンネルはこちらです。もしよろしければ登録していただけるとありがたいです 。 www.youtube.com

先ほど第1回の動画を投稿したのですが、ブログで直接リンクを貼るのはまだ自意識的にハードルが高いのでチャンネルのリンクだけを貼っておきます。(ほぼ同じでは?)

どのように運用しようかは模索中ですが、持続可能なレベルで続けていくスタイルにはしたいと思います。

声を使ったアウトプットに興味を持ち始めた

先日、やんちゃクラブ Advent Calender 2024という企画に勢いで参加し、20分ほどのラジオ形式の動画を作ってアップロードした。(ブログ記事に動画の直リンクを貼るのは微妙に恥ずかしいので興味ある方はリンク先を確認していただけるとありがたい)

adventar.org

動画を公開して1週間ほど経ったのだが、この経験が思っていたより衝撃的で良い意味でずっと引きずっている。
何が衝撃だったかの詳細についてはせっかくなのでまたラジオ形式で話そうかと考えているが、声を使ったアウトプットって思っていたよりも面白いものなんじゃないかと急激に興味を持ち始めた。

声を使ったアウトプット繋がりだと、今年の後半には LT形式で人前で話すことをを2回ほどやってみてもいる。
1回目はめちゃくちゃ緊張して酒の勢いで話し切ってしまったのだが、2回目はきっちりとした時間制限もなく少人数形式だったこともありゆったりとした空気で人に伝えることを意識できて良かったなとなっている。

人前で話すという行為について考えると、「何から話したらいいかわからない」「吃音が出て話せなくなるかもしれない」といった苦手意識の方が先に出がちになる。
ただLTや今回の動画を経て、粗めな台本(箇条書きで1000字いかないぐらい)を作ったり時間制限を緩く意識するだけでも意外とまとまったトークができることを知った。「思っていたよりちゃんと話せたな」という成功体験を得られる感覚が見えてきて、だんだんと緊張より楽しさの方が勝っていっている気がする。

という感じで、ちょっと今までにない感覚を覚え始めているのでこの勢いに乗ってひとりポッドキャストを始めてみようと思います。とりあえず名前は「桐生あんず電波局」でやる予定です。

9時半前後にリモート出勤する生活を1ヶ月以上継続できている

ふと思い立って先月くらいから9時半ぐらいに出勤するのを続けている。
今までだと普段は10時半前後、遅いと11時前くらいの出勤時間だったのでそこそこ生活ルーティンが変わった感覚がある。
せっかくなので早く出勤するようになったことによる効能や変わらない部分について書いてみる。

kiryuanzu.hatenablog.com

効能

18時台に退勤できるようになった

今までの出勤時間だと19時半前後に退勤しそこから夕食の準備をして20時台に食事を摂るのが基本的な流れだった。そこから早くずれることになり18時台に上がる生活に切り替わった。
そのおかげで18時台に夕飯を準備する動きをしたり、ジムの運動に30分ほどいってから19時台に夕飯の流れを汲むように切り替わりつつある。
もうちょっとだけ仕事しておきたいな、となる時は19時前に上がることもあるがその分他の日に早く上がることができるため以前よりも時間に余裕を持てている感覚がある。

午前中の業務に以前より集中できるようになった

今のチームの朝会は11時である。今までは出勤して数十分したらすぐに朝会という流れが基本的なルーティンだったのだが、今は出勤から朝会まで1時間以上の時間がある。
なので、今日のやることをゆっくり整理しつつタスクに取り組み始めるのが朝会前の動きとして確立されつつある。その流れがあると、朝会後も当日のタスクへの着手スイッチが入り切っているので手を止めず動き続けることができる感覚が前よりある。

実状

上記の話だけだと「以前より時間に余裕もできて仕事にも集中できるようにもなった! 」的な良い話に見えるのだが、そんなに生活が大きく変わった実感は乏しい気もする。

23時にはもう眠い

今の平均的な睡眠サイクルは24:30-08:00 ぐらいな気がする。目覚ましはかけていなくて8時には必ず目が覚める(どうしてそうなったかはよくわからない)。
18-21時の時間帯の稼働力は以前より上がった気はするが、お風呂に入ってから22時台に突入すると眠くなってきて生産的な活動をするためには一踏ん張りする必要がある。 23時台になるともう布団に潜ろうという強い気持ちが生まれるか、もう既に布団に入ってYouTubeや漫画アプリを眺めている。

無条件で毎日調子が良いわけではない

以前よりも午前中に仕事に集中できるようにはなったが、別に1日ずっと調子がいい日が毎日続いているかはコントロールが必要である。午前は動けても午後はあまりやる気が出ないなと思う日もちょくちょくある。

できる限り動けるようにするために朝にコーヒー、昼に紅茶(高頻度で15時台に紅茶の出涸らしも淹れている)でカフェインを継続的に摂取するなどの習慣付けは意識している。
一番効果的なのは夕方にジムに行くことで、それをやると7割ぐらいの確率で翌日は丸1日元気に動けている気がする。(毎回というわけではない)
一応健康目的でジムに行っているが、ここまでくると翌日うまく稼働するための瞑想の儀をしているような感覚に陥ってきている。

なぜ9時半に出勤できるようになったのか

この記事を読んでいてそもそもどうやって今の生活に切り替えることができたのか興味を持っている方もいそうなので書いておく。

朝食の後に二度寝をしない

リモートワーク生活をしている一部の方はわかってくださるかもだが、出勤の移動時間がないとどうしても二度寝の誘惑がある。しかし寝てしまうとどうしても身体の再起動に時間がかかってしまうため9時半出勤を続ける以上がんばって我慢している……。
コツとしては朝食の後にすぐコーヒーを飲んでカフェイン摂取により眠気を軽減させるようにしている。

運動習慣による体力増強

二度寝をしない強い気持ちを持つことを心がけているが、これも無意識下でかなり影響がある気がする。 運動の継続のおかげで週末も稼働上限ゲージがかなり伸びていて嬉しい。これに関してはまた別の記事で詳細を書こうと思う。

まとめ

こんな感じの生活をやっていて自分としては大進歩したつもりでいるが、オフィス出社の友人たちは6〜7時起床がデフォルトらしいというのを思い出して大変畏れ多い気持ちになる。
しかし人それぞれの特性というものがあるし、その上で自分のやりたい生活サイクルに近づけているのは自分をもうちょっと褒めても良い話ではあると思う。

ヴェルニー公園 #川見てる

桐生あんずです。これは 川見てる Advent Calender 3日目の記事です。

ヴェルニー公園とは三浦半島の某所にある海沿いの公園のことです。
割と三浦半島の中ではメジャーな公園のはずなので調べていただくと様々な情報が出てくると思われますが、今回は筆者の主観的なエピソードを書き綴っていきます。

ヴェルニー公園と鴨川

自分の中のヴェルニー公園は京都時代の鴨川と近い立ち位置のように感じています。県外からはるばるやってきてくれた友人を歓待する際、一通り食べ飲みをして帰るにはまだちょっと早いかも……という時間になんとなくヴェルニー公園に案内するイベントを今年は複数回やっていました。

ヴェルニー公園のすぐそばでは護衛艦や潜水艦が停泊しており、ちょっと物珍しい観光気分を味わえるのも魅力の一つだなと感じています。

公園のすぐそばには少し大きめの複合商業施設もあるので、まずはそちらで買い物をしてからコーヒーをテイクアウトして公園を散歩するという穏やかな休日の一時を過ごすこともできます。
先週末も行ってきて公園内の海を眺めながら魚影を探す遊びをしていました。散歩中の犬もたくさん見れて犬成分を補給することもできました。

きっとこのような鴨川的概念の場所は自分が住む地域以外にもきっと多く存在するのだろうなと思います。この記事を書いてて、結構前に似たようなことを考えていた書いていたのを思い出してきました。

東京の地域よりかも文化的な施設や店は少ないと思うけれどちょっと出歩けばすぐに眺めのいい風景に出会うことができるし、一日出歩いたらあっという間に時間が過ぎるくらいには遊べるところがたくさんあると思う。まぁちょっと人の多い郊外の町だったらよくある特徴かもしれないけれど。好きなものは好きである。
住んでいる街が好き - 桐生あんずです

こういう一息つける川(今回は海ですが)を見つけられることがその地域に根ざした暮らしを作り上げる一つのステップアップなのではないかと考える今日この頃です。

今年の冬コミの参加を見送ることにした&同人誌作りの向き合い方について考える

ずっと伝えそびれていたのですが、今年の冬コミは参加しない予定です。2ヶ月前に申し込みをしない判断を決めてちょうど先日サークル発表の情報が流れてきたので改めて心惜しい気持ちになっている。

上記ツイートでは雑に家庭の事情と濁していて、それはそうなのだが……という話もありつつ、その上で無理を押して参加するべきではないという理性が働いたという文脈も含んでいます。

コミケというイベント自体は本当に好きで今後の人生で継続して参加したいと考えている行事の一つなのだけれど、このイベントに本を出したいという情熱と日常生活の両立させないといけないのがそこそこに大変(それが面白いという話もある)なので、うまくバランスを取らねばだな〜と考えるようになっています。

また、近年の自分が作る同人誌の立ち位置が「パブリックにはそこまで出してない内容を掲載する課金型の日記」になりつつあるような気がする。
出そうと思えば出せそうなネタはありつつ、まずはパブリックで書いてみたりすぐ本にするよりもある程度書き溜めた上で本にするでも良いなーとも模索している。

ここ数年はとにかく毎回必ず新刊を出すことに精を出していたので、一歩引いて別の向き合い方を考えられるようになったことに関しては少し安堵している面もある。

しかし、コミケ自体は本当に好きなので本を作らず参加しない選択肢をしたことによる寂しさの感情もかなりあり夏コミは絶対出よう……ともなっている。

本作りの話から繋げると、最近はずっとサークルクラッシュ同好会のOBOGによる同窓会誌という合同誌に関わっていた。

エッセイ寄稿をした上でDTP制作としても関わっていたのだけれど、この作業が個人的に結構楽しくて「やっぱり本を作るのって楽しいよな……」とワクワクが止まらなくなっていた。個人誌で自分の文章を本として仕上げていくのも良いけど、自分以外の人の文章のレイアウトを仕上げていくのも別の味わいの楽しさが含まれている気がする。
B5・192ページという中々に大作な同人誌が出来上がる予定なので、もし今後のイベントで見かけた方は手に取っていただけると幸いです。直近だと 11/20-23日 の NF(京都大学11月祭) と 12/1の文フリで頒布する予定とのこと。

ページ量の多さや各寄稿者による文章表現の幅広さもあり結構大変だったはずなのだが、やってる最中はしんどさが全く無かったのでちょっと驚いている。ここから完成した本が届くのも今から楽しみである。
このような体験をこれからも味わいたいとなってしまうので、やはり可能な限り同人誌は作っていきたいと思うのだった……。