いつだって自分は蔑ろにされていると思いながら、真っ赤な手足をじっと見る - キレイな家を目指したい

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いつだって自分は蔑ろにされていると思いながら、真っ赤な手足をじっと見る

 夫実家でBBQを行うということで、呼ばれました。一般ご家庭だって「夫の実家でBBQ」というイベントはハードルが高めだと思います。表裏無く円満な関係であり、かつアウトドア派でもなければ、多かれ少なかれ躊躇することでしょう。

 我が家というか私の場合、関係は虚無(そりゃあ今まであったことを考えれば虚無にもなるでしょうよ)、蚊などの虫に好かれすぎな上に人一倍暑がりで、現在は寒暖差が原因と思われる蕁麻疹のおかげで屋外で活動などしたらどうなることやら。そりゃ断りたくもでしょう。まず蕁麻疹がつらい。せっかく沈静化しているのにぶり返したらどうしてくれるんだ。

 ……と、言っているにもかかわらず、夫は「来てほしい」と言うわけです。理由は、まぁ、「みんなで楽しくBBQをした」という思い出を作りたいからでしょう。夫母が病気であり、来年の約束ができない状況であるからこそ、やらないと後悔する。それは分かる。分かるよ。それは分かるのだけども、ああもうどうしてそういう罪悪感を植えつける方向に持っていくのかなぁ。そう思ってしまう自分がいます。蕁麻疹と夫母の病気を天秤に掛けたらそりゃあオマエの蕁麻疹など軽いものだ、と言われてもしょうがない……しょうがないか? 病気を天秤に掛けること自体が間違っちゃいないか? いやでも。ああもう。頭を抱えてしまいます。結局、参加することにしました。罪悪感を踏み潰せるほど強くないんですよ、さすがに。

 当日の天気は晴れ、夏日。日陰とはいえ照り付ける太陽、吹き抜ける風は心地良く、私は蒸されて体温上昇。BBQ終了後に体温を測ってみたら、ほぼ37.5℃。熱中症手前ですね。そして危惧していたとおり、夜には手と腕が真っ赤。指はパンパンに腫れ、足も発疹が出て耳も顔も首も頭もかゆい。というか腕が猛烈にかゆい。見事にぶり返して(かゆみがつらくて)半泣き。だから言ったじゃないか出たくないって。これで満足か夫よ、夫母よ。昔から私などほぼ空気扱いで、いてもいなくても変わらないのに、「みんなで集まった」という実績のために呼んでいるに過ぎないんだよな。本当に昔からそう。だから嫌なんだ。いつだって私の気持ちなど蔑ろにされるんだ。かゆみで目が覚めて耐えながらそんなことを思う深夜。ロクでもないです。