四国の土佐高知「桂浜」で、太平洋の大海原を見つめていた幕末の志士・坂本龍馬の像。
また、坂本龍馬に会いに高知に行きたいな…
と思っていたら、
東京都の品川区にも龍馬像があることを知りました。
品川区の立会川駅周辺は、かつて土佐藩が下屋敷を構え、土佐藩や龍馬のゆかりの地のようです。
さっそく、龍馬像と幕末・維新の面影を探しに立会川を訪ねてみました。
目 次
山内容堂公墓所
京急線鮫洲駅から歩いて数分のところにある大井公園。
その一角に土佐藩十五代藩主・山内豊信(容堂)の墓があります。
品川区の史跡です。
山内容堂は、土佐藩の藩政刷新に努め、幕政にも大きな影響を与えました。
大河ドラマ「龍馬伝」で近藤正臣さん演じる山内容堂は、重厚感があって印象に残っています。
ゲートを通り
正面が立会川小学校、右が山内家の墓所です。
この一帯に墓所がありました。
坂本龍馬像
京急鮫洲駅の隣の「立会川駅」。
ここが品川の坂本龍馬像の最寄り駅です。
盛り上がっていますね😄
階段を降りると
「立会川龍馬通り繁栄会」の商店街です。
1分ほど行くと、
あっ! 龍馬さん!
品川区立北浜川児童公園の一角にあります。
よく来たぜよ~!
ペリーが黒船で来航したとき、19歳の龍馬は江戸で剣術の修行中でした。
土佐藩は、この一帯にあった下屋敷警備のため、江戸詰めの武士を動員し、龍馬も加わったそうです。
龍馬の顔はめパネルです。
人気者なんですね😄
すぐ近くを立会川が流れます。
近くには、黒船来航後に土佐藩が造った「浜川砲台」があります。
行ってみましょう。
浜川砲台
商店街を抜け、旧東海道を少し行き、
右折して路地を少し行きます。
左手に品川区立新浜川公園があります。
復元された六貫目ホーイッスル砲です。
当時は、これ以外に一貫目ホーイッスル砲二門と鉄製六貫目砲五門の計八門が配備されていたそうです。
ここに佐久間象山塾で大砲操練を学んだ若き坂本龍馬がいたとのことです。
今は、穏やかな公園です。
すぐ近くには、勝島運河があります。
ペリーが浦賀に来航したのは、1853年(嘉永6年)のこと。
幕末の激動期の一端を垣間見ることができた品川散策でした。