STORY
CAST & STAFF
(ジャニーズWEST)
ホラー映画の出演は初めてなので、『これはどうやって撮るんだろう』と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。
そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。
本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになり嬉しかったです。
もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点)
ドラマ「SHARK〜2nd Season〜」(14)でドラマ初主演を果たす。主な出演作は、ドラマ「ごめんね青春!」(14/TBS),「これは経費で落ちません!(19/NHK),「教場II」(21/CX),「#家族募集します」(21/TBS),「雪女と蟹を食う」(22/TX),映画『殿、利息でござる!』(16),『溺れるナイフ』(16)などがある。
中田監督の『リング』は子供の頃、怖いながらも凄く好きで何度も観ていました。なので監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で「絶対やりたいです、お願いします」即答したのを覚えています。 美雪は母親、妻であることが物語の大切な要素ではあるのですが、生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした。撮影初日だけ生きていて、後はずっと生霊や蘇った美雪での撮影で(笑) 生前の幸せな時間の撮影があまりに短かったので、初日は特殊メイクをしないですむ時間のありがたみを噛み締めながら、幸せな気持ちを重ね合わせて撮影できました(笑)
蘇った美雪の特殊メイクって、すごく時間がかかるんです。特殊メイクスタッフさんが、毎回4〜5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、何か食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないので出来る限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな?と思うほど終始みんな和気藹々と撮影させてもらえた環境がありがたかったです。
平丘麻耶役を演じさせていただきました。
作品のお話しをいただいたとき、橋本環奈ちゃんと親しい友人役ということと以前ご一緒させていただいた中田秀夫監督がメガホンを取られるというこの二つが揃った時、本作に参加しない理由はないと思いました。私自身はホラー作品を観ることが得意ではないのですが、間違いなく心を委ねられる方々とご一緒できた撮影でもあり心救われました。
本当の怖さとはなんなのか自分自身に問いかけたくなる新たな恐怖が詰まった作品です。公開までお楽しみに!
初めて脚本を読んで、どこか日常に潜んでいそうな、生っぽい怖さがありました。映像になると更にリアルなんだろうなと、楽しみにしながら読んだのを覚えています。
初めての中田組でしたが、緊張感もありながら明るくいい現場でした。
怖いだけでなく、切ない物語になっていると思います。僕も観るのが楽しみです。
(シソンヌ)
お話を頂いた時に思ったのは、ほぼ確定で悪霊の役割だろうと勝手に納得していました。
しかし実際は…尻込みしてしまいそうな重要な役でした。
映画の良いアクセントになるか、映画館が失笑の渦に包まれるか、自分では判断しかねますので、是非劇場で貴方が確認して下さい。
初の中田組ということで初めは少し緊張気味でしたが、敬愛するシソンヌ長谷川さんと常に行動を共にする役だったので、現場ではとても楽しくホラー作品とは思えないほどリラックスした雰囲気で臨ませていただきました。そんな大門と黒崎が美雪の脅威を感じるシーンはかなり壮絶ですので、映画を観終わった後、皆様の頭の片隅にいつまでもこびりついてしまうような、そんな衝撃を受けていただけたら嬉しいなと思います。
世界に愛されるホラーの巨匠、中田秀夫組に参加出来て、とても光栄でした。
今作は、「ホラー映画」ではありますが、人間の執念や弱さに加え、笑いや感動など様々な要素を含んだ作品となっています。
中田監督のチャーミングなお人柄と、とことん突き詰めるストイックさにチーム全体が衝き動かされた、素晴らしい空気感の現場でした!是非劇場でご覧ください!
また中田組とご一緒できて、個人的にとても嬉しかったです。中田監督のみならず、監督を喜ばせたいと一つになってる映像チームがいつもいいなあ、と思って見てます。ただ、毎回変わった女性役をもらってるので、いったい私にどんなイメージをお持ちなのか、一度じっくりお話ししたいと思ってます。映画のシーンでは生まれて初めて人に暴力を働いたのですが、意外と快感になり、私生活で癖にならないよう気をつけたいと思ってます。
僕は「リング」「らせん」「ループ」を読破した世代です。もちろん映画も。その後レンタルビデオで、VHSで借りるのがどれほど恐ろしかったことか。そんな中田秀夫監督の世界に呼んでいただき大変光栄でした。でも、現場は監督ご本人をはじめ、橋本環奈ちゃんも重岡大毅くんも以前に共演していたことを覚えていてくれてなのか、とても和気藹々。あの恐ろしい中田作品の世界とは真逆でびっくりしました。僕は1シーンのみの出演でしたが、座組の雰囲気の良さが逆に物語の切なさを引き出すんだろうなと思いました。亡き人に会いたい。そんなこの物語の真髄に僕は心を打たれました。そして、現場では、メイク途中の美雪さんにしかお会いしていないので、完成形が楽しみですw
いつの間にか、中田組最多出演者になってました!監督に飽きられない俳優であり続けたいですね。ホラーの多い中田監督ですが、初出演の「リング2」から、毎回明るく、笑いの絶えない現場ばかりなんです中田組は。だから、ああ我が家に帰った…っていつも思います。今回はワイヤーワークやりました。怖かったですが、本番の頃には宙吊りでも演技できるなあ…と。清水ミチコさんとどんな夫婦になってるのか、楽しみですね。
橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。
おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。
重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。
私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。
まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。
自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。
もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。
ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても十人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。
それでもずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。
実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、現実感がなくてふわふわした気分でした。
今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません。
今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子はすごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。
服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。