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YouTube広告とは

はじめに

YouTubeは、国内ユーザー数6,500万人、全世界では20億人ものユーザーが利用している世界最大の動画配信プラットフォームです。

YouTubeは基本的に無料で、10代~60代と幅広い年齢層で利用されています。そのため、YouTube広告配信を活用することで、多くのユーザーに商品やサービスの認知やアピールが可能になります。

ここでは、YouTube広告の基礎知識やその特徴、広告フォーマットの種類を紹介します

 

YouTubeのアクティブユーザー数

2022年1月時点での、Googleが運営する世界最大級の動画共有サイト「YouTube」とその他の主要なメディア媒体の月間アクティブユーザー数の推定値は次のとおりです。

※各社でユーザー数についての定義や集計方法が多少異なります。

SNSの名称 世界の月間アクティブユーザー数
YouTube 約20億人
Facebook 約29億人
Instagram 約10億人
TikTok 約8億人
Twitter 約3億人
LinkedIn 約7億人

これらの数字からもわかるように、YouTubeは他のメディア媒体と比べても非常に多くのユーザーを抱えており、大きな影響力を持っています。

 

YouTubeの認知率

2022年に実施された「日本国内における動画サービスの認知率と利用率」の結果から、動画サービスにおいて認知率・利用率ともにYouTubeが群を抜いていることは明らかです。

ほかの動画サービスも認知率が高いものはあるものの、利用率においてはYouTubeと比較して右に出るものはないと言えます。

動画サービスの名称 認知率 利用率
YouTube 96% 65%
ニコニコ動画 79% 7%
TVer 72% 8%
GYAO! 70% 8%
ABEMA 69% 9%

参考:日本国内における動画サービスの認知度と利用状況に関する調査

 

YouTube広告とは

YouTube広告とは、YouTubeやGoogle動画パートナーに配信される動画広告のことです。

YouTubeは、毎日世界中で多くのユーザーがアクセスしているため、YouTube上で広告を配信することで露出度を高めることができます。YouTube広告の配信方法は、Google広告を利用して行われます。広告主は、Google広告の管理画面から広告の配信設定やターゲット、配信期間、予算などを設定することができます。

 

YouTube広告の課金の仕組み

YouTube広告の課金の仕組みは主に以下の2種類があります。

    1. CPC (Cost Per Click)

    CPCとは、クリック単価のことです。広告主は広告がクリックされた時にのみ課金されます。ユーザーが広告をクリックすることで、広告主のサイトに移動することができます。CPCは、競合他社との入札競争によって決定されます。

    2. CPV (Cost Per View)

    CPVとは、視聴単価のことです。ユーザーが広告を30秒以上(15秒の場合もあります)視聴した場合に、広告主は課金されます。ただし、ユーザーが広告をスキップした場合は課金されません。CPVもCPC同様、競合他社との入札競争によって決定されます。

    広告主は、予算を設定してキャンペーンを実施することができます。広告配信のために設定した予算が使い切られると、広告は停止されます。また、広告主は、配信する地域や視聴者の属性(性別、年齢、興味・関心など)を設定することができるので、ターゲット層への的確なアプローチが可能です。

     

    YouTubeで配信できる広告フォーマット

    YouTubeで配信できる主な広告フォーマットは以下の通りです。

    1. インストリーム広告

    インストリーム広告は、動画の再生前・再生中・再生後に、閲覧しているコンテンツと同じ場所に流れる広告です。動画視聴5秒後にスキップできる「スキッパブル広告」と、強制視聴型の「ノンスキッパブル広告」の2種類から配信できます。課金方式は、ユーザーが30秒以上広告を視聴した場合(CPV)または、設定の表示回数に達した場合(CPM)となります。

    2. インフィード動画広告

    インフィード動画広告は、YouTube動画の右側にある検索結果ページや、関連動画のサムネイルに表示されます。ユーザーが広告をクリックすることで、広告主のチャンネルや動画ページに移動することができます。

    3. バンパー広告

    バンパー広告は、6秒間のスキップできない広告で、インストリーム広告と同様に、動画の再生前・再生中・再生後に流れます。短い動画のためユーザーにとってストレスが少ない反面、短いメッセージで簡潔に伝えることが重要となります。

    4. アウトストリーム広告

    アウトストリーム広告はモバイル専用広告で、YouTube内ではなくGoogle動画パートナー上のWebサイトやアプリにのみ表示されます。広告は自動的に音声なしで再生が開始され、ユーザーがタップするとミュートが解除されます。

    5. マストヘッド広告

    マストヘッド広告は、YouTubeのホーム画面最上部に掲載される広告です。ユーザーが最初に目につきやすい位置に表示されるため、最大限にリーチできるでしょう。

    まとめ

    世界最大級の利用率を誇り、多くの人に視聴されることが可能なYouTube広告。狙ったターゲットに、さまざまなフォーマット広告が配信できるのも、最大の魅力といえるでしょう。

    「商品やサービスの認知度をより上げていきたい」「新規顧客をもっと開拓したい」などの課題解決をお考えなら、ぜひ一度キナバルにご相談ください。