失うものがない人生
注目したのは、46歳無職の男が起こした窃盗2件について。
被告人は元自衛隊員で、その時にケガをして、てんかんを患い現在は無職で障害年金等月あたり12.5万円の収入があります。
しかし、ギャンブルや浪費等が原因でお金がなくなってしまいます。
そこで思いついたのが、マンガ本を万引きして、古本屋で売るという手口。
3件行い、その内1件で起訴されているのですが、1回あたり10冊ほど盗っています。
また、ローソンで缶コーヒーを万引きした事件でも併せて起訴されています。
この男、落ちるところまで落ちてます。
・無職
・貯金なし、借金あり
・傷病で今後の稼働も困難
・同種事案での前科2犯
・親族との交流はなし
・1人暮らしで実子なし
思うに、この男失うものが何もないんです。
僕も身軽な方ではありますが、変なことしたら、家族が・・・、仕事が・・・・、周囲の人が・・・と思います。
しかし、この男には守るべきものは何1つありません。
万引きして見つからなければラッキー、ばれたらそのとき考えるくらいしか思っていないんです。
犯罪への抑止力が効かない状態です。
マンガ本を10冊盗むとかばれる確率大です。
その辺のことももう考えてないように思いました。
一応、「出所したら真面目に生きていこうと思います」とは言っていましたが、月額12.5万円の収入があっても浪費癖で金が足りずに借金したりする輩です。
また金に困って、やっちゃうことが濃厚です。
僕はとにかく身軽であることが理想です。
専業主婦の妻と子ども、住宅や車のローン、仕事上の過大な責任等々絶対に背負いたくありません。
しかし、何もかにもなくなって身軽すぎるのも考えものだなと改めて思いました。
どんどん悪いほうに行ってしまうのではないか?
さすがに、あんな人間の尊厳を失った奴にはなりたくありません。
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