ゲームアプリの動作確認バイトをやってきた
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登録している派遣会社の案件で、ゲームアプリの動作確認バイトをやってきたので、ご報告です。
もう10年以上ゲームなんてやってないし、スマホゲームに至っては1度もやったことがありませんが、ゲーム自体は嫌いじゃありません。
ゲームをプレイできて、お金が貰えるなんてよくね?的なノリです。
ただ一方で、仕事だからそんな甘くはないだろうという懸念も。
■概要
時間は、10時~18時。
時給は、1,050円。
休憩1時間で、1,050円×実働7時間=7,350円の日給です。
■顔ぶれ
集合場所に着くと、僕以外に3人。
50代ぐらいの男性で、ヒョロっとしてメガネをかけて色白な方。
あと2人は、サブカル好きっぽい20代の男女(カップル?)でした。
ただこれは、同じ派遣会社の初仕事の人だけ。
現場に着くと、経験者の人、別の派遣会社から来た人、その会社に一定期間雇われているっぽい人が大勢。
200人ぐらいはいたと思います。
男女比は、8:2で男子。
年齢は20代、30代が大半でした。
雰囲気的には、いかにもゲーム好きのオタクって雰囲気で、まず話が合わそうな人が多かったです。
■全体の流れ
10時に会議室に案内され、30分ぐらい施設の使い方や注意事項の説明を受けます。
説明後に、作業フロアに入室。
パソコンと大量のスマホがあり、数百人の人たちが、たまに相談しながらゲームをしています。
まず席に案内され、周りに座っていた方からスマホを渡されます。
説明資料を見ると、仕事内容は、ゲーム中のある特定状況下での動作がおかしくないかを確認するもの。
1人1人のそれぞれの担当があるようです。
ただ僕は初めてなので、まずゲームに慣れるために、少しプレイしてみるように言われました。
やってみますが、結構複雑なゲームで、そう簡単に全体像を理解することができません。
スマホゲームなんてやったことがないっていうのも、あるかもしれません。
30~40分やってみたところで、班のリーダーが来ました。
普通にゲームにやっていても、都合よく動作確認をしないといけない状況にはならないので、設定をイジる必要があります。
そしてリーダーが画面を見せながら、その方法を教えてくれます。
「このボタンを押してね」
「あれ・・・なんだこれ?あ、そっか。」
「それでこうしてこうしてね」
「はい、じゃああとはこの続きで設定してやってみて」
「なんか分からないことあったら、呼んでくださいね」
僕は見よう見まねで、設定をしてみます。
ただ思うように、特定状況を作り出せません。
言われた操作も、半分ぐらいしか覚えていません。
でもリーダーは別の人と話していて、聞くタイミングがありません。
しかも全然分からないので、聞くのが気まずいのもあります。
結局13時半の昼休憩まで、1つも動作確認ができませんでした。
休憩中、楽だろうと思って舐めていた自分を後悔しました。
周りではオタク達が、昼飯を食べながら自分のスマホでゲームをやっています。
この仕事は、僕みたいな素人が来る場所ではなく、ゲームオタクのような知識と興味が備わった人が来るところなんだな・・・と痛感しました。
言われたことが、よく理解できずに当然覚えられない。
でも担当の作業はあって、どうすればいいか分からずに、途方に暮れる。
3月まで苦しんでいた、仕事の苦い思い出がフラッシュバックしてきました。
正直このままバックレたい気持ちになってきます。
楽そうと思って、もう1日仕事を入れてしまった自分を憎みました。
たぶん追加で聞いても理解できずに呆れられて、作業も全然終わらずに「は?何やってたの?」とか言われるでしょう。
で「すいませんでした」と平謝りして、何とかやり過ごそう。
そしてもう1日の仕事はキャンセルしよう。
日雇いなのが、せめてもの救いだと思って、午後からの仕事を迎えました。
休憩明けにやってみても、やっぱり上手くいきません。
意を決して、リーダーに上手くいかない点を聞いてみました。
「え?あ、そっか。これじゃダメだな」
「え~と、その場合は・・・」
「ちょっと待ってくださいね・・・」
「あ、いやダメか・・・」
「あ~、じゃあこっちを使って、こうしてこうしてもらえますか」
「最初からこうしてけばよかったんだ」
「それで順番にやってみて」
どうやら当初のリーダーの設定が間違っていて、それでは上手くいかなかったみたいです。
教えられたとおりにやってみると、特定状況を作り出せて、ようやく作業を開始することができました。
いざ作業に入ると、割とサクサク進みました。
どこまで完璧なチェックが必要なのか、正直分からない部分もありましたが、特に不具合はなかったのでOK。
途中分からない部分を1箇所聞いて、何となくそれっぽくできて、担当作業が終了。
作業自体は、2時間半ぐらいで終わりました。
その後、隣のオジサンに、作業確認表への入力の仕方を教えてもらいます。
表はエクセルファイルなので、文言だけ教えてもらえば、入力方法は分かるのですが、丁寧にコピペの仕方とかまで教えてもらいました。
もちろん遮ることなく、ふんふんと聞いておきます。
そして確認表を入力して、当初与えられた担当の仕事は完了。
1時間ぐらい時間が余りました。
リーダーに次の仕事を確認すると、「じゃあちょっと他のところも触って、慣れておいて」とのことでした。
「何もしないでいいから時間までテキトーに時間潰しておいて」と解釈しました。
こういう時間が苦手と言う人もいますが、僕にとっては得意技。
ゲームを楽しむほどに理解していなかったので、イジるフリをしながらボーッとして、残り1時間過ごして仕事時間終了。
■感想
途中までかなり肝を冷やしましたが、終わってみればそう悪い仕事ではありませんでした。
作業に熱中していると、時間が経つのが早くて、体感的には今までやった中で、一番早く終わりました。
なかなかポイントが高いです。
作業も軌道に乗れば、量的には大したことなく、最後1時間は何もしていません。
オタク気質ならではなのか、みんな集中しており我関せずって感じで、他人は放置って感じで作業さえ終わればこれもいい点。
これで日給7,000円超は、なかなかオイシイ。
当たるかどうか不明ですが、とりあえずもう1日仕事の申込みをしているので、それはこなしたいと思います。
ただ今回は、リーダーが結構教えてくれましたが、次は経験者扱いになるかもしれません。
担当の仕事だけ渡され、はいどうぞ的な感じっぽい。
乗り切れるか、かなり不安です。
次回乗り切れたら、かなりいい案件と判断して、今後募集があれば積極的に応募。
ダメなら平謝りして、何とかグダグダで終わらせ、もう2度と行かない方針です。
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