2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
前: 舟山老酒と中国共産党綱領。ベニヤ板ベッドで眠る。 中国廃墟潜入編⑤ - 今夜はいやほい ベニヤ板ベッドで目を覚ました。朝、6時30分だった。時差を考えると、自分が会社に行く時間に起きたのだとすぐにわかった。目覚ましをかけずとも起きてしまう体に…
前:嵊山島上陸、廃墟となった後頭湾村で犬が吠えた 中国廃墟潜入編④ - 今夜はいやほい 記憶が定かじゃなくなってきたのでディレクターズカット版。 タクシーに乗る。廃墟から帰還する際に嵊山島のトンネルを通る。これが底なしの恐怖。工事中のトンネルはな…
前: 出上海、一路、枸杞島へ。船でお姉さんは絶句した、酒が必要だった 中国廃墟潜入編③ - 今夜はいやほい 「ついた!ついたぞ~!!」僕は4時間閉じ込められた閉鎖空間から解放された心地よさでいっぱいであった。 「じゃあ、市内のほうへ向かおうか」とい…
前:響きと怒りのチケットカウンター、南浦大橋で声は破裂した 中国廃墟潜入編② - 今夜はいやほい われわれの目的地は嵊山島(しぇんしゃんとう)だったのだが、そこへ行くためには、まず枸杞島(ごうちとう)に上陸する必要があった。 霧ははれてきたものの、上…
前 始まりの上海浦東空港、夜霧の南浦大橋、タクシーのメメントモリ 中国廃墟潜入編① - 今夜はいやほい 南浦大橋についた我々は、バスターミナルでチケットを買うために列に並ぶことにした。目的地は上海沖の小さな島の廃村だったので、空港に5時につき入国…
さよなら、東京 午前5時、上海空港の到着ロビーを出た。空港の無機質な空気を脱し、アジア的な濃度のむっとした空気にどわっと包まれた。ああ、異国に来たのだ。出口前で捕まえた、少し機嫌の悪そうな運転手のタクシーに男4人で乗り込んだ。 助手席に座った…