編み物知識ゼロから編み機(brother KH-821)をやるブログ

編み物知識ゼロから編み機(brother KH-821)をやるブログ

編み物知識ゼロなのに急にやる気になり中古のbrother パリエ(KH-821)を購入した人間がいろいろ書き残す記

パンチカードその後(なおせなかったけど面白かった)

というわけで、せこせことパンチカードがなんとかならねーかな~っていろいろ開けてみていたんですけど……。

 

あられもない姿のパンチ

 

なんとなーく、なんとなーくなんだけど「穴あいてるだけの紙をどうやってアナログ機械が読み取って、すべての針にその情報をつたえているのか?」という部分がようやくわかったような、わからんような……みたいなところまでは来たんですが、だからといって直せるかというとまた別問題ってわけ。

 

というか、このパンチ部分の機構については思っていた以上に繊細なつくりになっており、もっと全体の動きを完全に理解したうえで根本的な部分のテクニック(ここはこのぐらい隙間をつくらないといけないとか、ここがこう動く必要があるのでこのパーツをこっちに寄せる、とか)がいるっぽい。

 

すなわち、どういうことかというと…………元通りに直したはずが元通りに動かないところがでてきたのだった………おわた………。

 

なので、もうこれ以上深入りするのはやめて、いったんおとなしく修理に出すことにしました。敗北宣言!!!!あ~~~~自力で直したかった~~~!!!!

 

結局直せはしなかったけど、開けていろいろ眺めて触って人間の工夫と知恵に触れられたのは本当に面白かった。謎解きみたいでエンタメ性あるよ!!!!!

私はほんとに簡単なものをやるぐらいなんで例えに出すのもおこがましいんだけど、プログラミングも最終目的を果たすためにあれやって、それをやるためにこれをやって……っていう段階的な積み重ねじゃん。

編み機というアナログ機械の構造も、人間が左右に動かすというたったそれだけの動力をもとに「編み物を編む」という目的に向かって小さいパーツたちが積み重ねる過程をたどれたのがいとおしく、本当に良かったです。

 

まあ、全く手も足も出なかったというわけでもなく、普通に平編みも模様編みも編めて、パンチカードが回転できなかった部分が回転するところまでは直せたわけだし!

 

パンチカードの仕組み自体はなーーーるーほど~~~!!!!!ってなって面白いと思ったので3Dプリンタで再現して遊ぼうかな。

 

修理に出すと決めたらなんだかんだで「完全に動くKH-821」というものを使えるのめちゃくちゃうれしいし楽しみ~~~~!!!

 

「編み目が汚ねえのも、模様編みがすぐはずれちゃうのもまあ古い機械の素人整備だしィ~~~~~~~~!!!!!!!」って言い訳してたのがもう使えないというデメリットはありますが……。

KH-820(KH-821) 取扱説明書【随時更新】

KH-821のニットリーダー付属なし版であると教えてもらったKH-820の海外向けマニュアルが、独習の手引きとしてめちゃくちゃ優秀すぎたのでKH-821に対応した内容で情報を整理していこうと思います。

時間があるときに随時更新。(画像はそのうち追加します。)

 

  • 部品名称(Name of parts)
    • 部品名称……キャリジ
    • 部品名称……本体
  • 本機の組立方法(Setting up your machine)
  • キャリジの設置方法(Setting up tye carriage)
  • 糸取装置の組立方法(Assembling the yarn tension)
  • 編み始める前に覚えておくべき重要なポイント(Important points to remember before you start knitting)
    • 毛糸(Wool)
    • 毛糸の巻き直し(Winding the wool)
    • 毛糸のパラフィン加工(Waxing the wool)
    • 糸調子(Wool Tension)
    • 編目ダイヤル(Tension Dial)
    • 編針の位置(Needle Positions)
    • キャリジのはたらき(Functions of the carriage)
    • カムボタン(Carriage buttons)
    • 引返シレバー(Holding Cam Lever)
    • 選針切替ツマミ(Change Knob)
    • キャリジ外シレバー(Carriage Release Levers)
    • スレッドレバー(Weaving Levers)
    • 段数計(Row Counter)
  • 編む準備(Preparing to knit)
    • ステップ1 - キャリジ
    • ステップ2 - ミゾ板
    • ステップ3 - 糸取装置
    • ステップ4 - 編み出し (CASTING ON)
  • キャリッジが詰まった場合の対処法と、一段をほどく方法
  • 一段をほどく方法

 

続きを読む

英語版の説明書に欲しい情報が全部あることが判明した!!!!!!

おい………新規KH-821ユーザーのみんな朗報……!!!!!!!!!!!!!!
みんな……みんな~~?? 令和に50年前の編み機新規、ほかに、いますか? っていねーか はは
まあいつかそういう人がここにたどり着くことを祈って書くけど!


結論から先に言うと、海外版の説明書の内容がはちゃめちゃに充実しすぎてて、欲しい情報がすべてあった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


私の使ってる編み機をつくったブラザー社という神企業、とっくに製造中止している編み機のユーザーマニュアルをPDFスキャンしたものを(すべての機種ではないものの)今でもウェブサイトに掲載してくれていて本当に助かっているしありがたい限り(これがなかったら何一つ動かせていなかった可能性もあるよ……。)なのです。

が!編み機というものがおそらく「複数回参加の講習会ありき」で販売されていたからだと思うんだけど、説明書にすべての機能や構造について書かれているわけではないんですよ。

 

わたしのKH-821の説明書も、平編みとパンチカードの使い方については書いてあるものの、編んだものをどうとじるのかとか、このボタンはどういう機能があっていつ使うんだみたいなところについてはなーんもないんですわ……。

なんで、まあ機能自体は同じだし他の機種の説明書を見たりして応用したりするしかないかなと思っていたのですが、ふと思ったのが、海外で販売したときも講習会ってやってたのかな?ってことなのです。


というのも、ユーザーが日本ほど多くないだろうし、日本よりもずっとひろい国土で一か所に集まって講習会ってやれるか?っていう。
そうなると、海外ユーザー向けの説明書って日本のものよりずっと詳しいんじゃないかと思って、ちょっと調べてみたらそれっぽいものが出てきました。

mkmanuals.com

 

型番が「KH-820」になってるけど、おそらく日本国内向けがKH-821で海外向けがKH-820ってことっぽい?

(※※追記 コメントで坂本針子 (id:sakamoto_hariko)さんに "KH-821はニットリーダー付き、820は編機本体のみという違い"と教えてもらいました!なるほど!!!!)


写真とか見る限りシールが英語なだけの違いに見えるし、まあもし違いがあっても機番下一桁だけの違いなんて細かい部分っしょ。

 

ほんで、これをちょっと見たらわかるけど、もう、全部かいてある。
編みはじめと終わりの処理とか、模様編みの仕方、タッピの使い方、増し目減らし目棒針への移し方靴下のかかと部ボタンホールなどなど……。


つまりこれ1冊みればいい!なんだよ!ずるいぞ!日本版にもこれくれ!たのま~~~~い!!!!!!!!!

ちょっと面白かったのが、日本の説明書だと設置の仕方の次にすぐしまい方が来るんだよね。
日本だとこのクッソ重いやつを持ってお教室に行くからそうなってんだろうけど、海外版はしまい方は最後の最後だった。
だからやっぱり海外では講習会とかはなくて、この説明書一本でやっていかないといけなかったんだろうねー。

 


いやー良いの見つけてホクホクです。インターネットにいっぱい情報はあるけど、とりあえずこれ!っていうものが1個あるとやりやすいし。

 

せっかくなので、KH-821で使えるようにこれをもとにした日本語版を時間を見つけてちょこちょこ作ってみようと思います。自分のためにも…。

ねーーーーーーかわいすぎるやつができたんですけど!!!!!!!!!!

ねーーーみてーーー!!!!!こないだ作った四角く編んだやつでサコッシュできたんだけど!!!!!!!

か、かわい

かわい~~~~~っ

かわいいーーーーーッ!!!!

こ、これほんとにオラが作ったんか………?オラのこのの薄汚ぇ手が………??

やはりなにかしら形になるとブチ上がってやる気出るなあ!

内側キルトなんだ~ヘヘ ちょっと防御力ある

 

かわいいけど、こうしてみると飾りテープ蛇足感ある〜〜〜

というのも、元々はつける予定じゃなかったんだけど、端を縫うときに紐をかけるテープ部分をつけて縫わなきゃいけなかったのを忘れてただのポーチになってしまってですね……………。

これはこれで激かわだしまあいいかって思ったんだけど、やっぱサコッシュにしたい気持ちを諦めきれず、無理やり紐をつけるために付けた部分なわけです。

ポーチ時代

 

まあ大人しくほどいてぬい直してもいいんだけど、とりあえず形になるものを作りたかっただけなのでこれはこれで完成として良いしょう!内側の状態もお見せできないほどやばいし!完璧主義でやってると編み機練習する暇なくなる!!!

 

とりあえずでもいったん形にしようとするといろいろと課題や考えるところも出てきて、その試行錯誤もまた楽し。

例えば、編み物をバッグの生地に使うのって使ううちに伸びていくよねとか。対策として今回は接着芯を当ててみたんだけど、これ劣化したらどうなるのかな〜とか、接着芯の端に合わせて伸ばしていくときにうまく辺が合わなくてシワができちゃったけどこれいい方法ないのかなーとか。

あと、ちゃんとやったつもりでも端が閉じられてないとこ出てくるな~とか、布と合わせて使うときはかなり調整が必要だな~~とか。

今回は毛糸ではぎ合わせとかはせずにミシンで縫ってるという雑さですが、これが正しいかどうかは置いといてまあ自分で使うものだしかわいいからいいでしょ!って感じです。

いや~できるもんだなあ!嬉しっ!!!!こういうちいさい「嬉しっ」を積んで上手になっていきたいね~~!!!

 

制作時間は編み時間が15分、編みをとじる時間が1時間、設計図をまとめあげるのに3時間、切ったり縫ったりで4時間というところでした。

もっとちゃんと裏地つけるとか見えない布端の処理とか考えて作ったら倍かかるなこれ。

 

以下は作業のときに撮ってたやつ

ふんわり書かれた設計図 編地先行で布のサイズを合わせてくスタンス

全然四角にならない海苔

接着芯を雑に貼る様子

 

パンチカードの色々とか編みの練習とかをやった

初作品 海苔のぬいぐるみ。かわいいね。

海苔の、ぬい。(ぬいとは?)

 

パンチカード部分のメンテをやっていたのですが……かなり分解していろいろ清掃&調整したものの、正直お手上げです。これはもうだめかもわからんね…………。

分解途中のパンチカードの読み取り部分を裏から。

読み取りはしてるものの、選針ができない状態……ウー。

 

ただし!! そこ以外に「1段ごとにパンチカードを1段送る部分が送れない」という不具合があったんだけどそこは直せました。これは嬉しい!

ただやみくもにやってたらなんか治ったというわけじゃなくて、動力(キャリジ)から機構を一つ一つ辿って解決できたので感動もひとしお。もうここ自力で直せただけでもいいかも……という気持ちにもなる。この機械がどういう動力でどう動いて編めているのかという仕組みもあらかた理解できたし。

 

この辺の機構や、どこを開けるのにどこのネジやパーツを外せばいいかはまた改めてまとめるとして、とりあえず、ここからさらに分解を進めるか業者さんに修理に出すかは一旦保留してパンチカードを使わない範囲で色々遊んでいくことにしました。

 

もはや糸掛けはお手の物。いちいち説明書を見なくてもできるようになった!

 

まず、わたしは説明書に載っている付属品の「編出シ」を使って編み出しをする方法をずっと使っていたのですが、簡単だし楽なのはいいんだけどなんせ編出シ自体がでかいから、練習で小さいものをやるときにはどうも使い勝手が悪い……。

なので、「編み方テキスト(機械編)」の「1.捨て編から始める作り目」を参考に、スレッド機能を使ってジャッとやる方法をマスターすることにしました。

これは正直必須 「編み方テキスト(機械編)」

けどこれがどうーもうまくいかなくて、できるときとできない時があるんだな…………。

いろいろ試行錯誤していたら、最初に1本おきに手前に出す針の位置を、手前いっぱいに出すんじゃなくてD位置くらいにするとうまくいくことが判明。

なんそれ?!まあできるようになれば何でもいいけど!!!!

 

ここが安定すればこっちのもの。がしがし練習しまくって、前に失敗した「色を途中で変えるやつ」もすっかりできるようになりました!!

前は多分糸の張りが足りなかったから糸がかからなくて外れちゃったんだねー。みたいなこともわかるようになってきた!!!

じゃーん 色々練習して遊んだ

編み方テキストをみながら寄せ目や2目一度などを試して穴を開けて楽しんだりしました。おもろ!移し針、むず!!!!

 

あと、夢中でジャージャーやってたら糸を出すのを忘れて切れちゃう失敗を4回くらいやりました。これは地味にくやしい。あたいのエンジョイ気分に水さすんじゃないわよ!

しかしそこはさすがの松本コンツェルン総帥てまちゃま、金でかいけつぶぁいYAIYAIで糸出しシステムを作りました。100均のスイベルついてるキーホルダーにコーン通しただけ!つまり100円!!

コーンが抜けないように下のわっかに通してるのは台紙です。ごみゼロのエコシステム!

滑りをよくするために1500円のグリス塗ったから1600円とも言えるな……

 

諸々整ったし単純な平編みは安定してできるようになったので、ここはそろそろなにか成果物を形に残したくなってきたところ。

なんか練習用のとにかく安くていっぱいはいってる糸を買ったお店がおまけでくれたモケモケしてかわいい糸(おまけとはいえない量が入っていた)が相当良いので、とりあえずただ四角に編めれば作れそうなサコッシュを作ってみることにしました。

 

幅は練習で30目で編んでいたやつから割り出して80目にしたんだけど、段数は雰囲気でじゃんじゃか編んで、編み方テキストを見ながら端を巻止めチャレンジも成功できた!!!!!

それが冒頭の「海苔のぬい」と言い張ってるやつなんですけど……。

 

とりあえずスチームアイロンかけて伸ばして続きは明日!いやーこれ、絶対かわいいのできると思う!!!完成が楽しみだなーーー!!!

伸ばされている海苔と資材たち。いい海苔になりな。



編み機新規勢の参考になる情報のコーナー(メモがてら随時増やします

編み物&編み機新規として界隈に飛び込んでワーワー言うてるんですけど、ひしひしと感じるのは本屋で探しても参考にできる資料が、ない……。

 

というのも、この編み機というアイテム、かつては嫁入り道具としてミシンに次ぐぐらいのポジションにいたらしいんですが、まぁ~~~なんせ今どきは新しいセーターが880円(タカハシ価格)で買えちゃう時代じゃないですか……?

実用的なものというよりは趣味のものとして今も界隈に愛され続けててはいるものの、やはりあまり新規参入勢がいないようで、参考にできるものを探すのがめ~ちゃ難しい。

 

しかしながらいまは2024年!!!! IT革命!!!!!! web2.0!!!!!!!インターネットをエクスプロールしてネットスケープをナビゲートかませばそれなりに情報もあるだろう、ということでメモがてら数少ないであろう新規参入勢に向けて情報共有できるページを作った次第です。

 

まずは、ブラザー機買ったら絶対に見てほしいこのサイト

・ブラザー 編み機 取扱説明書

support.brother.co.jp

ありがたすぎ!!!!とっくに生産終了している古い編み機の説明書をスキャンしたものが公開されている。KH-821もあるよ~~!!!

機能や装置類に多少の違いはあるけど、基本的な機構が大きく変わる機械ではないので、他の機種のマニュアルを読んでも参考になります!

同じパリエのKH-893はスキャンがきれいだし、るーぱる(KH-360)はカラーでわかりやすいしセーターを編むまでの工程が乗っているので、パリエの説明書には載っていない裾や端の処理についても記述があるのでマジでお勧め!!!

中古の説明書なしの編み機を買うときにもここがあると思うとたのもしい。

 

(2024.11.20追記)

・Instruction manual for knitting machine Model KH-820

KH−821の海外版?と私が決めつけているKH-820の取扱説明書。これがすごい!!!多分欲しい情報が全部あります。ただ英語!そのうちがんばって翻訳するから待ってね!

 

あと、もうこれがないと始まらない

国立国会図書館デジタルコレクション(要登録)

必須です。今書籍がないのなら、50年前の全盛期のころに出た初心者向け書籍を見ればいいんやッ!国会図書館の莫大な所蔵をデジタル化されたものの一部がインターネットで公開されています。テクノロジーの勝利!

使用に登録が必要で、申請して何日かかかるんだけど無料だし検索のパワーがあるので便利(ありすぎて細かい記事まで拾ってしまうけど…)。以下はデジコレ登録後に見られるものをいくつか…。

主婦の友生活百科事典 第10巻 (手あみ・レース・機械あみ) - 国立国会図書館デジタルコレクション
機械編みのページは44コマから。めっちゃレトロでかわいいワンピースのつくり方を1から10まで写真もいっぱいでわかりやすく説明されている~~~!!
使われているのが多分KH-821よりちょい前のパリエなので、かなり違和感なく読めます!まあ実際に作ろうとすると製図からやらないといけないんだけど、テクニックをちょいちょい見る分にはかなり参考になるよ~!

あと、この主婦の友社の生活百科事典、全体的にレトロで編み物以外の巻もかーなーり最高です。ぜひぜひ。

 

編物独習書 : 機械編・手編・配色の基礎から応用まで - 国立国会図書館デジタルコレクション

これはかっなり古い資料。機械編みは23コマから。かなり詳しい本で、仕組みから詳しく説明してあるので私が欲しかった「なぜ編めるの?」という情報はこれで解決しました。ほかにも糸の種類、色の組み合わせなどとにかくいろいろ面白いです。
「こんな時はどこを直したらよいのか」のコーナーも助かる。

 

 

今購入できるリアルな書籍を検索するとたどり着くのが、

・編み方テキスト 機械編 [単行本]

https://www.yodobashi.com/product/100000009001388794/

これ。これも解りやすくてありがたいんだけど、ほんとにノウハウだけが書いてあるので0からの人がこれだけを読んでもチンプンカンプンになる。

まず上記のいろいろを見ながらとりあえず実機を触ってみて、なにか具体的に作り出すときなど、さらに知識を深めたいなって思ったら読むといいと思います。後、教室に通うときとか。

 

また追加していきまーす!エイエイオーでがんばるぞ!!!!!!

うお~~~~~~~なんと編めた!!!!!!!!

おい! 編めたーッ!!!

ご覧ください わたくしが編んだ「無」です


編めたんだよ。やったぜ。えー 嬉しい……。

購入後、本体とキャリジのボタン・レバー類はとりあえず動かせるようになったし、針押さえも取り換えたので一旦の動作確認をしました。
 
そしたらさ~
 
編めたんだなぁ……
 
え~~???? このブログ・完……。
 
キャリジの動きもすんごいスムーズだし、ほんとにスーッと編めてうれしいよりさきに戸惑いがくるって!もっといろいろあるんじゃないの!?
一番最初に編めたとき、怖くなって外しちゃったんだから。
動揺で外されてしまった「無」
とりあえずこの、ふつうの編み方(平編み?)が無事にできるようになったのでもう元は取れたどころかおつりが来たな~って感じですが、引き続き余分な油をとるためと様子を見るために編み調子を替えて遊んだりしました。た、楽しいしうれしい。
編み調子をかえながら編んだやつ たしかに詰まり方が違うな~

 

やりながら、これ2段目から色を変えたら2色の編み物ができるんじゃないの!!って糸替えてジャーッとやたら全部編み目外れてドシャーンって落ちて爆笑しました。ジャーッ!からのドシャーンがテンポ良すぎて。カンでいろいろやると面白いことが起きるな~。

初めての糸かけや編み出し板をつかった編み出しはそのうち別途まとめようと思いますが、それにしてもいやーうれしい。
平編みは問題なく作動したので、このまま「無」を無限に生み出していってもいいんだけど、とりあえずは他の動作確認を進めたい。
 
 
まずはパンチカードだよ。せっかくあるんだから使いたいよ。
 
カードはつまみを回せば送れはするけど、どこも連動して動いてないからやっぱりおかしい状態ではあるんだろうな……と思ってはいたんだけど、いざ説明書通りにカードをセットし、キャリジのつまみを模様編みに切り替えたけどキャリジがうんともすんとも動かなくなってあちゃーでした。
 
キャリジのつまみを平編み→模様編みに変えた時ってキャリジにでっぱりが出るだけで、たぶんこれが本体についてるベルトの穴に引っかかって動かすんだろうな~~~と思っていったん本体のパンチカード部分を開けて温めたり油をさし替えたりしていたらベルトが動くようにはなりました。なったけどもさ。
 
動画とか見てると、この状態でキャリジを動かすと針がパンチの位置に動くはずなんだけどそれが動いてない。ムム…………。
 
そもそもよー、穴ぼこが針を出したりひっこめたりできるわけね~だろ!(カヅキ先輩がお前なんかに負けるわけね~だろ!)意味が解らない事を言うな!
 
でも俺、わかりてえからよ~、もうちょっとがんばってみるからな!みんな~~~~!!!!!!!!!!!!応援してくれよな!!!!!!!!!!!!!!!!!