保育園や学校で外で遊んでいる際、帽子はかぶっているけれど、日焼け止めや虫除け対策はしていますか?
私の子どもたちも毎年夏になると肌が真っ黒になります。公園や山、草むらなどの屋外で遊ぶ時は虫除け対策もしていませんでした。
でも日焼けで真っ赤になって熱を持った両腕や、息子が両足にたくさんの蚊に刺されているのを見て、もしたくさん掻きむしってとびひになってしまったら…と心配になり、日焼け止めや虫除け対策を見直すことにしました。
日焼け止めの重要性とは?子どもの肌を守るために必要な理由とは
子どもの肌を太陽の強い紫外線から守るために、日焼け止めの使用は欠かせません。子どもの皮膚はまだ脆弱で、日焼けによるダメージを受けやすいです。日焼けは短期的には赤くなったりヒリヒリしたりしますが、長期的にはシミやしわ、皮膚がんのリスクも高ま流ので、子供用の日焼け止めを選び、外出時にはしっかりと塗布することが大切です。
もし日焼けをたくさんしてしまった時は、日焼け後の火照りを鎮めるローションがオススメです。水ぶくれになって皮がむけてしまうと元の皮膚に戻るまで時間がかかってしまうので、赤くなってからローションを塗り、その日のお風呂はお湯の温度が高いとヒリヒリ染みるので少し温度設定を低めにし、お風呂上がりにもローションを塗ると翌日の状態が変わってきます。
外遊びの必需品!おすすめの子供用日焼け止め3選
おすすめの子ども用日焼け止めクリームをご紹介します。まずは、敏感肌にも優しいノンケミカルタイプの日焼け止めです。成分にこだわり、肌への刺激を抑えた商品になっています。
次に、ウォータープルーフタイプの日焼け止めもおすすめです。水遊びやプールの時など、水に強い日焼け止めなら効果を持続させることができます。
さらに、スティックタイプの日焼け止めは、液ダレせずに塗布できるためおすすめです。子どもの顔に塗る時も目や口に入る心配がありません。液体を塗るのに慣れていないけど、自分で塗りたいお子さん、自立を促すために子どもに塗らせたい場合にも便利です。他にも、乳児向けのデリケートな肌にも使える日焼け止めや、自然由来の成分を使用した商品もあります。お子さんの肌質やママの好みに合わせて選びましょう。
虫刺されから守る!お子さんのための効果的な虫除け対策方法
子どもを虫刺されから守るためには、肌に直接塗布する虫除けスプレーが一般的です。DEET(ジエチルトルアミド)※が含まれている製品は効果的ですが、6ヶ月以上2歳未満の乳幼児には低濃度のものを選びましょう。また、アロマなど天然成分を使用した虫除けスプレーやクリームもあります。
ディートという物質があります。化学名をジエチルトルアミドと言って、昆虫忌避剤として用いられています。蚊などの触角に作用する虫除け剤として、1964年に米軍が兵士用に開発しました。効能、効果が、蚊やダニやブヨやアブといった吸血害虫や、またその害虫が媒介する病気(ツツガムシ病や日本紅班熱等)から防護するために非常に優れた薬剤として、現在スプレータイプやポンプタイプ、液体タイプやティッシュタイプなどいろいろな形態で、海やハイキング、キャンプや屋外での活動等、広範囲に便利に使用されています。
医薬品管理センターより引用
また、殺虫剤や農薬ではなく、忌避剤という名称を用いている為、ディートは無条件に安全であると信じて不注意な使い方をしがちです。
ところが、稀に神経障害や皮膚炎を起こす報告があったため、アメリカやカナダ等海外では、副作用などの報告を基に神経毒性など安全性についての再評価が行われ、特にカナダでは子どもへの使用について厳しい規制が設けられることになりました。
わが国でも、使用上の注意の改訂が図られることになりました。直接皮膚に使用する薬物ですので、注意を守り、安全便利に今後のアウトドア活動に使いましょう。
さらに、衣服に虫除け効果のある製品を使用することもおすすめです。虫除けステッカーなどがあります。
また、アウトドアでの虫刺されを防ぐためには、明るい色の衣服を選び、露出部を最小限にすることも重要です。長袖や長ズボンを着用し、足首や手首の隙間を保護することが効果的です。
さらに、虫が発生しやすい時間帯や場所を避けることも重要です。夜間や湿地帯など、虫が活発になる状況を把握し、予防策を取りましょう。蚊は35度以上になると発生しにくいです。25度以上で湿度が高い時は注意が必要です。
これは便利!夏のお出かけに、日焼け止めと虫除け両方できる商品
これまで日焼け止めと虫除けの商品をそれぞれご紹介しましたが、アウトドアのシーンでは、日焼け止めと虫除けの両方塗りたい時が多いと思います。虫除け対策をして日焼け止めを塗って…は面倒なので、両方が合体した商品を使うと便利です!
二役商品は便利ですが、手元にそれぞれお持ちの場合は、まずは日焼け止めを肌に塗布する前に、虫除け対策を行うことがおすすめです。虫除けの製品は水分が多いものが多いからです。それでも虫除けから先に使用した場合は、完全に乾いていることを確認して相互の効果を最大限に活かしましょう。
また、日焼け止めと虫除け製品は、効果の持続時間が異なる場合があります。定期的に日焼け止めを塗り直すことと、虫除けの効果が切れる前に再び塗布することを忘れないようにしましょう。
日焼け止めと虫除けの併用して、肌の焼け過ぎやたくさん蚊に刺されることから守りましょう。
まとめ
大人も子どもも外出時には、UV対策と虫除けの使用が欠かせませんが特に子どもの皮膚はまだ脆弱で、日焼けは肌に長期的なダメージを与える可能性があり、虫刺されはかゆみや炎症を引き起こします。
日焼け止めの適切な使用と虫除け対策を組み合わせることで、お子さんの肌と体を守ることができます。
日焼け止めの選び方や使用方法には注意が必要です。SPF値やPA効果のある製品を選び、水や汗に強いもので石鹸で落とせるものがオススメです。また、虫除け対策では、低刺激な製品や天然成分を含んだものを選ぶことが重要です。
さらに、日焼け止めと虫除けの併用方法も大切です。虫除けを肌や衣服に塗布する前に日焼け止めを塗るなど、相互の影響に気をつけると効果的に使えると思います。長時間の外出やキャンプの時などは、定期的な塗り直しと虫除け効果の持続時間を考慮し、適切なタイミングで再度塗布することも忘れずに行いましょう。
子どもの肌を健康に保つために、UV対策・虫除け対策をしっかりして安心して外遊びを楽しみ、お子さんの健やかな成長をサポートしていきたいですね。