吉祥寺で「お茶とお菓子 横尾」再開 1年4カ月ぶり、店主が手掛ける服も - 吉祥寺経済新聞
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吉祥寺で「お茶とお菓子 横尾」再開 1年4カ月ぶり、店主が手掛ける服も

中道通りに再びオープンした「お茶とお菓子 横尾」の店内

中道通りに再びオープンした「お茶とお菓子 横尾」の店内

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 吉祥寺の中道通りに、「お茶とお菓子 横尾」(武蔵野市吉祥寺本町3)が再オープンして1カ月半がたった。

オープンの頃ちょうど赤い実をつけていたピラカンサの上に、以前から使っていた看板がかかる

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 2005年東急裏エリアにオープンし、11年にわたり営業を続けた同店。2016年8月末に惜しまれつつ閉店以来1年4カ月ぶり、吉祥寺駅から少し離れた場所で再開となった。店内には座席数8席のイートインスペースのほか、店主・横尾光子さんが手掛けるブランド「chloro(クロロ)」の洋服も並ぶ。

 横尾さんは「前の店を閉めた後も、また場所を変えて店を始められたらと考えていた。やはり癒やしの空間をつくるのが好きなのだと思う」と振り返り、「仕事帰りや休みの日に店に足を運んでくださった方が、忙しい時間の中でふっと気持ちが切り替わるような、そんな場所になれれば」と話す。

 場所について「閉めてから何となく探してはいた」と言い、「吉祥寺に限らず地方も良いと思ってみていた。一人でゆっくりできるような店を考えていたので、偶然同じ街ながら駅から離れたこの場所を見に来た時、直感でここならばと感じた」と横尾さん。「当物件は期限付きなので、その間ここでやってみるのも良いと思った」とも。

 一人で切り盛りすることを考え、以前提供していた中からより好きなものに絞ったメニューには、つぶあんや白玉、甘酒の入った「あたたかいぜんざい」や「とろとろ牛乳ゼリー」のほか、「横尾トースト」などが並ぶ。

 「トーストは元スタッフが焼いてくれるオリジナルなものでイングリッシュマフィンか角食。以前から提供していた島根県松江から届く手作りの干し柿を使ったおしるこも、期間限定で出している」と横尾さん。

 「開けてみたら皆さん並んでいただくほど足を運んでくださって驚きもあった。温かい飲み物を飲んだり、洋服を見たり、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は13時~17時30分(ラストオーダー)。日曜~水曜定休(3月7日はオープン、10日休み)。

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