2024年8月8日(木)10時から、妙行寺の門徒会館(鹿児島市和田1-4-1)にて、LLちゅうざん開設記念お話会がありました。
鹿児島市中山に活躍系デイサービスを開設される、合同会社SLL代表で社会福祉士の水口義夫さんのお話は「皆で参画して、安心できる地域包括ケアシステムを皆で創る」ことをそれぞれの立場で考えることができる貴重なお話でした。
「地域包括ケアシステム」って、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、構築を実現していくとなっていましたが・・・
現在、2024年8月。
個人的には”自分らしい暮らしを人生の最期まで続ける”のは現状ではまだまだ難しいと感じています。
だから議会で提案することもありますし、行政だけがするものでもない(制度やしくみを作ればいいわけではない)と思っているので、さまざまな活動をしています。
で、話を元に戻します。
水口さんの今回のお話の柱は3つ。
①皆が輝く活躍系デイサービス
LLさねかたでの活動を例にお話しくださいました。
つい家では怪我をしないように「刃物を持たないように!」等と言ってしまい、今ある能力が削がれてしまうけれども、LLさねかたでは、野菜の収穫や畑仕事、竹細工やお花を生ける等いろんな仕事を見つけてやってもらっているそうです。
利用者さんだけでなく、ボランティアの方、地域の方、フリースクールに通っている子、スタッフ等が混在する環境っていいですね!
②空き家活用でのつどいの場づくり
LLちゅうざんでも空き家を改修して、つどいの場作りをされるそうです。鹿児島市においても空き家の増加が課題ですので、そうした社会課題を解決できる取組は素敵。
③最期まで繋がりの途切れないケアを
地域包括ケアシステムは、何もしていなかったときよりも進んではいるが、完成はしていません。隙間を埋めていく資源が重要です。
ここで、リニエ訪問看護ステーション鹿児島(鹿児島市谷山中央6-3-5)の末永さんが与論町での事例を、金谷さんが訪問看護ステーションについてお話しくださいました。
→リニエ訪問看護ステーション鹿児島 | リニエグループ
「最期まで繋がりの途切れないケア」は誰かが頑張ればよいものではありません。
水口さんが”サイツナ会”とおっしゃっていましたが、”最(サイ)”期まで”繋(ツナ)”がりが途切れないケアを語りながら、みんなでより暮らしやすい社会をつくっていきましょう。
そして、今回のお話を拝聴できなかった方に朗報です。
2025年2月22日(土)の縁起でもない話をしよう会の話題提供者も水口義夫さんで、テーマは「最期まで繋がりの途切れないケアを~地域でともに生きる事~」です。ぜひ予定に入れておいてください!
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