桜島の火山活動について知って、桜島に行こう! - 合原ちひろの絵日記@鹿児島市

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桜島の火山活動について知って、桜島に行こう!

今日8月2日(火)は令和4年第3回臨時会の告示ですが、昨日は桜島爆発対策特別委員会がありました。

桜島に関する様々な報告がありました。

■令和4年1月から6月の爆発・噴火・地震の回数
爆発6回(前年同期間83回)
噴火15回(前年同期間128回)
地震409回(前年同期間861回)
と、前の年の同じ期間に比べて大幅に減少していることがわかりました。

桜島の火山活動の今後の見通し
火山噴火予知連絡会によると、「南岳山頂火口では、噴火活動が2021年9月以降わずかに活発化したが、2022年2月以降は活動が低下し概ね低調な状態で推移している。姶良カルデラの地下深部では長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態と考えられることから、現在噴火活動がみられる南岳山頂火口を中心に、噴火活動が今後活発化する可能性がある。」とのこと。

京都大学火山活動研究センターによると、「短期的には小規模噴火の発生回数が増加する状態にある。長期的には姶良カルデラ下のマグマの蓄積は、2020年代には対象噴火が起こる前のレベルまでほぼ戻ることが推定され、大正噴火級の大規模噴火に対する警戒を要する時期に入った。」とのこと。

■2022年7月24日(日)の噴火等について
噴火警戒レベルが5(避難)に引き上げられるのは、①大規模噴火が切迫している、②これまでの噴火の激化の2パターンがある。今回は噴石が約2.5kmまで飛散したということで②に該当。


・・・あの日の夜。
エリアメールをスマホで見たとき、私自身、①を理由に引き上げられたのか、②を理由に引き上げられたのかが分からず困惑しました。鹿児島に家族で帰省してきていた弟はレベル5(避難)という文字を見て、慌てて、スマホで情報を検索したみたいです。(←後日、母から聞きました。)

今回の委員会では、情報発信や情報伝達のあり方について、防災行政無線のあり方、避難のあり方等についてさまざまな質疑がなされました。

鹿児島にお住いの方はお分かりの通り、今の桜島は普段通り。
私たちは活火山と共生しています。

鹿児島市外にお住まいの方にも、この夏、桜島に足を運んでその雄大さを肌で感じてほしいです。

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最後は委員会の話からは少しそれましたが、桜島とともに生きる私たち。きちんと備えて、もしものときは適切に動けるように、一人ひとり努めてまいりましょうね。

桜島※これは昨年撮った桜島

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