11月15日(日)は、NPO法人生き生きサポートシルバーエイジの定例会でした。
谷山地区のメンバーだけの集まりは先月末に開催しましたが、全体となると実に9か月ぶり。
入口で検温と手指消毒をして、座席は離れて座っての開催。
平均年齢が高め、かつ、持病をお持ちの方もいらっしゃるので、参加者は少なめでした。それでも、久しぶりに顔を合わせることができて嬉しかったです。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、延期、延期となっていた定例会。やっと、畑田さんのお話を拝聴することができました。
心理師のお仕事
今回お話しくださったのは、医療法人仁心会松下病院の公認心理師・臨床心理士の畑田惣一郎さん。スクールカウンセラーや大学の非常勤講師でもあられます。
松下病院では、3名の心理師さんが、心理療法(カウンセリング)、心理検査、集団療法、デイナイトケア業務、認知症疾患医療センター(検査・家族支援)、ボランティア・実習生の受け入れ、職員の心の健康相談、職員向けのストレスチェックをしていらっしゃるそうです。
心理検査・・・はて?
と思いましたが、知能検査やエゴグラムやロールシャッハテストなどのことでした。エゴグラムは以前受けたことがありますし、ロールシャッハテストも大学時代の友人の実験台になったことがありました。
何より、自分の弟が公認心理師・臨床心理士!
聞いたことがないわけがない(苦笑)。
そんな心理の専門家のお話を昨年から楽しみにしていました。
心を知る~感じることと考えること~
「楽しい」と「楽しくて、あの人はいい人だ」はどう違う?
「楽しい」←感じていることを表すことば(感情)。「楽しくて、あの人はいい人だ」←考えていることを表すことば(思考)。感情と思考は似ているところにあるけれども異なります。
私たちは意識しているしていないにかかわらず”感情”があり、そして”思考”し、”行動”にうつします。そして周りを取り囲んでいる”環境”があります。
”感情”をどんな風に”思考”で受け止めるかに、個人の癖が出やすいそうです。
同じ「楽しい」の感情でも、「世の中大変なときに、楽しんでしまっている。私はダメな奴だ。」と「楽しいな。こんな時間があってよかった!」とでは受け止め方がだいぶ違いますよね。
感情には、後ろ向きなものも前向きなものもあります。
浮かんできた”感情”を許し、受け止めて冷静さを取り戻すと、「じゃあどうしようか」と考えたり、行動したりと状況を変えることにつながるかもしれません。
自分の”感情”を許す。
その上で工夫できることをする。(思考・行動・環境)
相手にも”感情”があることを忘れずに。
"感情"と”思考”がごちゃまぜになって苦しさをおぼえている方は、切り分けてみると光が見えてくるかも!!!
私自身、元来ネガティブ思考ですので、なるべくポジティブに考えて行動するように努力はしていますが・・・。なかなか難しいですね(;´・ω・)
「嬉しい(感情)!9か月ぶりに定例会が開催できたから(思考)。次回の定例会(お楽しみ会)の企画・運営も頑張ろう!」てな具合で、前に進んでいきます。
今回の畑田さんのお話はあたたかい灯火のようでした。久しぶりの定例会でこんなお話を拝聴できてよかったです。ありがとうございました!
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