欅平って。。。 |
紅葉本番。
といっても大丈夫でしょう。
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「欅平の山は険しいので広葉樹の大木はない」と先日うっかり書いてしまいました。
駅やビジターセンターの対岸の景色は断崖が多いのですが
反対側(ビジターセンターの裏側)の山は比較的なだらかなので
結構広葉樹の大木も多く見られます。
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(人喰い岩の先から見た山)
ケヤキの木もパノラマ展望台へ向かう登山道沿いに大木が何本か見つけられます。
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(これは猿飛山荘手前のケヤキの大木)
「欅平(けやきだいら)」の地名は「ケヤキの大木があった」ことから名づけられたとされています。
それでは。。。「平」は?
トロッコ沿線には他にも「笹平(ささだいら)」、「出平(だしだいら)」、「小屋平(こやだいら)」と、「平」のつく駅があります。
いずれも黒部峡谷の奥地へと進む途中の開発の拠点、昔であれば小屋など、今なら駅を作るのに適した(?)「平らな」場所だったことから名づけられたと考えられます。
しかしながら基本険しい地形の黒部峡谷。「平ら」といっても、ほかの場所より多少緩やか、といった程度のものです。
「平」は国語辞典でも漢和辞典でも「平らか」を意味しています。
広辞苑では「山中にある相当広い緩斜面」とも。
ちなみに、地名にはアイヌ語を語源とすることも良くあるのですが、アイヌ語でtaiは「林や森」を、raは「低い」ことを意味します。
また、「平」を「ひら」と読む場合、古語や方言では「坂」の意味でつかわれることもあり、また、アイヌ語の「崖」を意味するpiraが語源の可能性もあるそうで。
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(猿飛遊歩道から、遠くに見えるのは唐松岳)
なんとなく「崖」の方が欅平のイメージに合いそうな気もしますね。
富山県内で有名な「だいら」といえば、立山の「室堂平(むろどうだいら)」や「大日平(だいにちだいら)」といった、広大な溶岩台地がどうしても思い出されてしまうので、それと比較すると「欅平」は本当に猫の額ほど。
それでも黒部峡谷の重要な拠点だったに違いありません。
本日もたくさんの観光客の皆さんで賑わっております。
といっても大丈夫でしょう。
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「欅平の山は険しいので広葉樹の大木はない」と先日うっかり書いてしまいました。
駅やビジターセンターの対岸の景色は断崖が多いのですが
反対側(ビジターセンターの裏側)の山は比較的なだらかなので
結構広葉樹の大木も多く見られます。
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(人喰い岩の先から見た山)
ケヤキの木もパノラマ展望台へ向かう登山道沿いに大木が何本か見つけられます。
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(これは猿飛山荘手前のケヤキの大木)
「欅平(けやきだいら)」の地名は「ケヤキの大木があった」ことから名づけられたとされています。
それでは。。。「平」は?
トロッコ沿線には他にも「笹平(ささだいら)」、「出平(だしだいら)」、「小屋平(こやだいら)」と、「平」のつく駅があります。
いずれも黒部峡谷の奥地へと進む途中の開発の拠点、昔であれば小屋など、今なら駅を作るのに適した(?)「平らな」場所だったことから名づけられたと考えられます。
しかしながら基本険しい地形の黒部峡谷。「平ら」といっても、ほかの場所より多少緩やか、といった程度のものです。
「平」は国語辞典でも漢和辞典でも「平らか」を意味しています。
広辞苑では「山中にある相当広い緩斜面」とも。
ちなみに、地名にはアイヌ語を語源とすることも良くあるのですが、アイヌ語でtaiは「林や森」を、raは「低い」ことを意味します。
また、「平」を「ひら」と読む場合、古語や方言では「坂」の意味でつかわれることもあり、また、アイヌ語の「崖」を意味するpiraが語源の可能性もあるそうで。
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(猿飛遊歩道から、遠くに見えるのは唐松岳)
なんとなく「崖」の方が欅平のイメージに合いそうな気もしますね。
富山県内で有名な「だいら」といえば、立山の「室堂平(むろどうだいら)」や「大日平(だいにちだいら)」といった、広大な溶岩台地がどうしても思い出されてしまうので、それと比較すると「欅平」は本当に猫の額ほど。
それでも黒部峡谷の重要な拠点だったに違いありません。
本日もたくさんの観光客の皆さんで賑わっております。