さて、3月になり、あたたかい日も増えてきました。
三寒四温という言い方もありますね。
季節の変わり目は、いろいろ体調にも影響があります。
とくに、血圧でお悩みの人も多いと思います。
それで、血圧についての知識をしっかりもっておきたいと思います。
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「高血圧」とはどんなことか
そもそも血圧とは?
心臓が血液を全身に送り出す際に、血管の壁を押す力のこと。
心臓が縮んで、動脈から血液が勢いよく流れるときが、
「収縮期血圧(最大血圧または最高血圧)」といいます。
心臓が膨らんで、血液を吸い込む時、圧が低くなったときが、
「拡張期血圧(最小血圧または最低血圧)」といいます。
一般には、「上の血圧」、「下の血圧」といったりしますね。
それで、「120/80」のように上下の組み合わせで示します。
単位は「mmHg(ミリメーターエイチジー)」、
「ミリメートル水銀柱」といいます。
つまり、血圧が120mmHgのとき、
血管には水銀を12cm押すほどの圧力がかかっているという状態なわけです。
それで、水銀は水と比べて約13.6倍も重いのです。
水でいうと、約1m36cm押し上げられる力になります。
結構、強力なんですね。
高血圧とは?
血圧を変化させる要素は、
1.心臓から送り出される血液量
2.血管の硬さ
運動したりすると、心臓から送り出される血液の量が増えますね。
血管が硬くなると、血液を流そうとする圧力が強くなります。
血圧は1日の間で変動してます。
通常は血圧が高くなっても、正常な値に戻りますが、
この自然な変動にかかわらず、血圧がずっと高いままだと、「高血圧」といいます。
高血圧の診断基準とは?
日本高血圧学会の診断基準では「140/90」以上の場合。
血圧は変動しますので、2回以上の測定の結果から判断します。
これで、基準がよくわかりましたね。
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