今回は、脳の血管の病気です。
ちょっと調べてみました。
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脳の血管の病気ですが、いろいろあって、素人的には区別がはっきりしない感じです。
少々調べてみました。
大きいくくりでは、脳卒中(脳血管疾患・脳血管障害)といわれているんですね。
脳梗塞は昔は脳軟化といわれ、
脳出血は脳溢血といわれていました。
つまり今では、脳梗塞か脳出血といわれるのです。
先月、97歳の母親が脳出血で倒れました。
救急車で病院へ運ばれ、CTの結果脳出血の診断です。
救急のドクターの診断では、右の大脳に出血がみられる。
通常では、緊急手術だが、高齢のため手術そのものが危険なので、できない。
止血の薬剤を点滴して、とりあえずこれ以上の出血がないように処置をする。
ということで、HCU(high care unit)高度治療室入りました。
HCUはICUより重症度は低いけれども、
一般病棟の看護師配置基準(7対1や10対1など)で看護するには難しい状態の患者ということです。
一応ドクターからは、延命措置について聞かれました。
呼吸が止まった場合の措置や、心拍停止時の心臓マッサージ等です。
喉から管を入れたり、心臓マッサージでは、肋骨が折れたりするので、
かえって患者の負担も大きくなるので、家族で相談して決めてほしいといわれました。
年齢も年齢なので、負担のないように、本人が苦しまないようにしてもうことにしました。
2晩HCUに入り、3日目におかげさまで、一般病棟に移りました。
そこで、脳神経外科の担当ドクターから状況説明を受けました。
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右大脳に約30ccの出血がある。
現在は出血は止まっている。
左半身に麻痺が残る可能性。
意識はまだない。
処置としては、点滴と降圧剤。
落ち着いたら、チュ-ブによる食事。
点滴だけでは、十分な栄養は無理なので、
チュ-ブによる食事が必要なのだそうです。
一応出血は止まっていて、徐々に出血部分は、吸収されいてっているとのこと。
出血により圧迫された脳は、一時腫れを起こす。
腫れを引かせる薬剤もあるが、副作用の負担もあり、
年齢による脳の委縮で、脳内の隙間もあるので、薬剤は使わず様子をみる。
今後は、意識の回復度を見ての手足のリハビリ。
まだ、大きく動かしたりは出来ないのですが、理学療法士さんが、
関節が固まらない程度に動かしてくれています。
現在は、まだ意識がない状況ですが、
孫がきて呼ぶと右手を少し動かしたりします。
当面はこの状態が続くようです。
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