満月を過ぎたのに雨続きだったのですが、やっと晴れたので熊本市の西側、有明海が見える山へ撮影に行ってきました
快晴なんだけど、黄砂が凄くて対岸の雲仙岳はほとんど見えません
尾がすごく長くなっているみたいなので、いつもの1200mmは止めて、420mm(70mmΦF6)を使うことにしました
極軸合わせと赤道儀アライメントはデジタルファインダーで行い
撮影時に、いつもはガイドスコープに換装するのですが、彗星が4等級まで明るくなっているので、光度測定用にASI385MCにKOWA 35mmレンズを同架するようにしました
タイムラプスも撮っていたのですが、黄砂で霞んだ空に弱弱しい夕日が沈んで
星の光は10度くらいの高さでかき消されてしまっています
肉眼では木星くらいしか見えなかったので心配していましたが、それなりに写ってました
12P/Pons-Brooks, 2024/03/29.4550, 48*30s, 7cmF6 refractor, ASI294MC Pro (Bin=1, Gain=390, Temp=0), Square Crop, mag=4.5(SI9)
薄明中から撮影したので露出時間は30秒と普段の半分にしました
あの酷い空でも、それなりに長い尾が写ったので、尾もかなり明るくなっているのかも知れません
光度測定用にASI385MCで撮った方はこんな感じ
光度測定、いつもは3つくらいの基準星の平均にしていますが、バックグラウンドの明るさが場所でかなり違うので彗星に近い1星だけで測定しました