商品の販売数が700個のときの営業利益は表のとおりである。拡販のために販売単価を20%値下げしたところ,販売数が20%増加した。このときの営業利益は何円か。ここで,商品1個当たりの変動費は変わらないものとする。
ア:200,000 イ:204,000 ウ:260,000 エ:320,000
2018年 ITパスポート試験 問34
単元:損益算基礎 割合
- 利益=売上ー原価・費用(損益算基礎)
- 割合と%の把握
表に載っている数字を、一人当たり、一個当たりなどの細かい単位にして表記します。
まずは、上図を参考に拡販施策後のそれぞれの数字を求めます。
20%値下げした、つまり元の値段の80%(0.8)で販売したので
\(売値 = 1000 × 0.8 = 800(円)\)
販売数が20%増加した、つまり元の販売個数の120%(1.2)の個数売れたので、
\(販売数 = 700 × 1.2 = 840(個)\)。
利益=売上高ー原価なので、それぞれを求めます。
\(売上高 = 800(円) × 840(個) \)
\(原価 = 固定費 + 変動費 × 販売数 = 300000 + 200 × 840\)
これらの値を代入すると
\(800 × 840 – (300000 + 200 × 840) = 600 × 840 – 300000 = 204000\)
答えはイです。
答え イ
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