このレッスンでは分母の数が異なる場合のひき算、異分母の引き算を学習します。
小学校5年生で学習する範囲です。
通分を学習した方が対象です。
分母の異なる分数の引き算です!足し算と同様に計算をします。
スライドはスマホで見る場合スライドしていただくこともできますし、キーボードの左右のボタンを利用していただくこともできます。
流れは足し算と同じ
分母が違う引き算は、そのままでは計算ができない。
これは、足し算のときと同じなんです。
そのために、この流れでやってみましょう。
・通分
・同分母の引き算
・約分(できるとき)
あれれ?なんか見覚えあるぞ?
そう思った方もいるかもしれません。
その通りです!
異分母の足し算とほとんど同じなんですね。
では、中身を見ていきましょう。
通分から
分母が違う分数の引き算は、
まず通分から始めます。
例)5/2 – 1/6 の場合。
分母は 2 と 6 の二つ。
最小公倍数は 6 ですね!
6 にするためには 2 を3倍!
なので、5/2 の分母と分子を両方3倍します。
5×3 / 2×3 = 15/6
対して、6 は元から最小公倍数なのでそのまま。
引くのは分子だけ
通分して分母がそろったら、
分子だけを引き算します。
間違って分母と分子を両方とも引かないようにしましょう!
例)15/6 – 1/6 に分母がそろったら、
15 – 1 = 14 だから、
15/6 – 1/6 = 14/6
約分を見落とさないで
通分して分子の引き算も終わったら、
約分ができるかどうか、きちんと確認してあげましょう!
せっかくここまで計算したのに、
これができてないせいで × になったらもったいないですよ。
例)14/6 になったら
分母も分子も 2 で割れそう!
14 ÷ 2 = 7
6 ÷ 2 = 3
なので、7/3 が答え。
見直しを忘れずに
急いでやろうとすると、ケアレスミスも起こりがちな分野だと思います。
通分で確実に分母も分子も何倍かできているか。
通分後に分子だけ引き算したか。
約分ができないか。
後から確認をしてあげるようにしましょう。
そうすれば、やり方もおさらいできて一石二鳥です!