御大層なブログタイトルに定評がありすぎる。副題は「ありがとうスリーコインズ」。
お久しぶりです以外から入ることがもはやなく、書き出しのたびにブログとは……となっておりますが今回も例によってお久しぶりです。
みなさま、突然ですが観劇や観戦の半券はどうしていらっしゃいますでしょうか。当方たいへんなズボラでして、鞄パンフ財布チケホルショッパーとあらゆるところから発掘されるのが日常茶飯事でした。が、さすがにヒト型のおたくとしてどうなんだと思い、今年から一念発起、スリコのポケット収納型チケットアルバム(?)を購入、なんとか6か月使い続けられましたのでこれを記念に上半期振り返りなどしようと思った次第です(記憶力が無さ過ぎてどんな現場にどう入ったか半券をまとめないと思い出せないことをここ数年で痛感したとも言う)。
収納ブログじゃないんかい。ないです。
備忘録なのでさくっと終わらせたい。ホーン違う記事から飛んできたけどこのあたりのおたくなんやなと眺めていただければ。
※月またぎで入っていてもマイ初日の月で数えています/イベント系と地方劇場名は割愛
1月
──お互いに苦手意識があったところが少し前進した形で再会できたことが嬉しかったです
Nostalgic Wonder land♪ ~song & dance show~ 2019
2019年開幕はヤタアンドタワ!!!ということで、通称ノスワン、大好きな七代目青学からふたりも出ている上に歌うお仕事で本当に嬉しかった!
びっくりされるくらい洋楽に明るくないのですが、かろうじてスケートのおたくだったので愛する「ラストダンスは私に」が聞けてうれしくなりました。
お目当てのヤタアンドタワ、後半まで期待していたデュエットはおろかふたりで同じ曲に登壇することすらなく、すっかり諦めて楽しんでいたら、まさかまさかの同じ雰囲気のMA-1に着替えてデュエット曲に滑り込んでくれて泣いちゃうかと思った。相変わらず本当に歌が上手い。
特にやたさんのファルセットがありえん美しくて、力強くて、ビブラートと一緒に走ってるように響く。どう聴いても誰と歌ってても耳に飛び込んでくる感覚がして、あまりにもうますぎて笑っちゃうくらいに圧倒的!改めてすごいひとに出会えたな~不二くんに感謝感謝!圧倒的感謝!(裏声)となりました。圧倒的に難しい曲をソロ曲に割り振られるも、しれっと歌いこなす、この強さよ……。
七代目青学、笑っちゃうくらい歌上手いひとが何人もいて、笑っちゃうくらいダンス上手い人が何人もいて、笑っちゃうくらい脚長い人たちがいて、めちゃめちゃに笑顔がかわいくて揃うとうるさいくせに全員から育ちの良さが垣間見えて、どうあがいてもこれからも大好きでいつづけられてしまうな。
あといくみうあきよちくんのトリオがエンドオブザロードを肩組んでにっこにこで歌ってたのはさすがに涙腺にきました。
#青7会 #テニミュ
— 岩義人 (@yo_o410) January 16, 2019
任益くんが今回も幹事でした。ありがとうございました。日程の候補が出て、みんながいけます!調整します!て返事してる中、1人だけなんで漢字変えたの?と聞いてきたスタイルすごい方がいたのが僕の中での1番のハイライトでした。
余談ですが1月16日に青7同窓会だか新年会だかがあったので、2019年どう考えてもめちゃくちゃいい開幕の仕方をしている。義人のツイートのせーやさんに死ぬほど笑った。
──よっ、かえで。
忍び、恋うつつ
@新宿村LIVE
縦に長いな……
北村弁護士の娘さんが出るということでやや話題になっていた気がする。私の周りだけかもしれない。
脚本と演出がわりと好きな人だったので、推しが出ている身内について行っていろんな席にテキトーに入ってたけど、正直なところまあ可もなく不可もなくでした。なんか調べたらそもそも原作シナリオが乙女ゲー界きっての虚無らしいので江戸川さんは頑張った方、たぶん。オープニングの演出はやっぱり好きだったな。当の北村まりこさんはメッチャおもしろくてよかったです。おそらく江戸川脚本と相性がいい。
プラス要素としては、見た限り原作厨のみなさんがわりと楽しんでいらしたのでよかったなーっていうのと、女子キャストで一人目当ての子がいたのですがまさかのインフルエンザで途中降板し、役名付きだったもんだから他の女子キャストがすごく頑張っていたのが印象的でした。偉かった。
主演さんが自劇団以外の外部舞台初主演だったのですが、めちゃくちゃよくって、こんなよかったっけ!?と日々驚愕できたのが嬉しかった気がします。小見出しは主演のセリフなんだけど、ラストシーンの幕を切るこのセリフを発する時にはもうヒロインちゃんに告白するって決めてるってパンフで読んで毎公演ずっとそこのシーン楽しみにしてた。あきくん、もっと売れてくれ~!
ヒロインかえでちゃん役の堀越せなさん、声が聞き取り易くて二の腕がしぬほど細くて歌がめっちゃくちゃうまくてよかった。
なお、アフターイベントにハイタッチ会が乱立しており、某一ノ瀬くんに顔が好き~♡今日もカワイ~♡などと日々言っていたらまさかのハイステあんステと大出世を遂げたのが某前川くんのデジャヴすぎて爆笑しました。さすがまりおさんの後輩。
あと相変わらず武子くんの顔が良かった。メガネかけても顔の派手さが変わらん。何事。
2月
──こんな僕にでも死ぬなと言ってくれた人がいるから
メサイア トワイライト ‐黄昏の荒野‐
わりと初日厨な自覚はあるけど、ことメサイアに関してはどうしても初日に入りたくて仕事終わりぎりっぎりに運良く譲っていただいて開幕したのを覚えてる。
初日に観にきてよかったけど観なきゃよかったなどというツイートをしていて完全に情緒不安定でした。
それもそのはず、最愛のメサイア雛森千寿さんと小暮洵さんの、意思にそぐわぬ離別がメインストーリーの裏でこなされたエピソード回だったからです。なにがトワイライトだ。鬼気迫る真冬に見る雪景色のラストシーンは、春に見た桜散るラストを思い起こさせられました。
今回最大の疑問は南トランからオデッサ65までその時間での移動は絶対できんだろということと、スークくんまじでいつのまにそんなにサリュートくんのことを好きになったの?ってことでしたがそこはまあ野暮というものでしょう。
レネまよちゃんコンビが思ったよりも良好な滑り出しでうれしい反面、明るすぎて怖い、レネくん。近藤くんがやばいのかレネくんがやばいのか判別つかない点ふくめて空恐ろしさがありました。※有識者「ボイトやばかったから本人がやばいやつ説濃厚」なるほど……まよちゃんの耳掛けニューヘアスタイルと誰かさんを彷彿とさせるファイティングポーズ、間違いなくおたくを一度埋めようとして来てた。
不満としては、スークが、サリュートの最期を彼の意思でヒーローになれる状況で迎えたのにもかかわらず、それを武器にのし上がって北方とボスホートを変えてくれるのかと思いきや北方を脱してしまったことでしょうか。お前サリュートがどんな気持ちでこの演出に踏み切ったと……ガラも助走つけて殴っていいレベル。みやこくんスケジュール厳しいんかなとしか言いようがなかった。実際どうなんでしょう。
今回バレエ戯曲のジゼルが下敷きになっており、全編通して荘厳なクラシックが流れ続けるのが陳腐だとしてもよかった。オケのチューニングから始まるのも徹底してて印象的でしたね。暗闇にピンスポを浴びながらめちゃくちゃに美しく目を伏せて祈るサリュートくん、常に宗教画の造形美。
先述した、最後の北方の精鋭兵大勢vsサリュートさん&後で合流するスークくんのシーンは、ジゼルの墓場のシーンにあたるのだろうけど、兵士たちを墓場の精霊ヴィリとするならサリュートがジゼルでスークがアルブレヒトなんだろうな。最初逆かと思ってました。サリュートがスークを世界に返してくれるんだね……。
あんなにこころがぐっしゃぐしゃになる演技をうけとった直後にへにゃへにゃで笑えるカーテンコールが見られるのがメサイアのいいところですが、今回はひなこぐが隣にいないしこそこそ喋って怒られたりしないし顔見合わせてげらげら笑ったりもしてなくって寂しくて泣きそうでした。全然知らないひとみたいな格好で、髪型で、ひとり静かに笑っていたしんちくん……(;_;)
だからこそ2/14バレンタインデーのカーテンコール挨拶のフリが「みんなのアイドル」「センジュヒナモリさんです」だったの天才すぎた、山田ジェームズ武さん。またことりちゃんも呼んで3人でゲーム配信してください。これを受けた山本一慶さん「本日は僕にチョコレートを渡すためだけにご来場いただきありがとうございます」などと言い出すので天才揃いでした。
また、ぜんっぜん本筋と関係ないのですが、フランス人スケーターのおたくをしていたころに繋がった憧れのフォロワーさんが総裁役さかけんさんのおたくになられており、初めてご挨拶してお酒を飲めたのがとっても嬉しかったです(なんの話?)。
一番笑ったのは才女のそのフォロワーさんいわく「総裁がテロで死んだ→じつは生きてた!」っていう各国ニュースの字幕が仏語ニュースだけは最初から生きてたって字幕になっていたって話でした。手抜きすな。ジュベちゃん元気ですか。おたくは元気です。
さて、次回公演ですが、とうとう自担シンメことひなこぐがお当番になってしまいました。
どんなに辛くても、ラストがどんなかたちの離別エンドでも、もう多くは望まないから、小暮くん、どちらかの最期に君の人生でひとりきりのメサイアが雛森さんだったこと、きっと思い出してね。
──良い時も悪い時も、ずっと変わらず応援していただけた事が、僕たちの宝物です
明治法政オンアイス
◆速報記事◆【スケート部(フィギュア部門)】「感謝」を伝えたラストスケーティング 有終の美を飾る/明治×法政 ON ICE(写真:大学を卒業する4年生たち 左から:宮田(法大)、梶田、佐上、鎌田英)https://t.co/N1lGCgWFKA #meiji #や明N1 #MHOI pic.twitter.com/P03mcJ0E3U
— 明大スポーツ新聞部 (@meisupo) March 1, 2019
さよなら黄金世代。
1月5日のインカレで引退した……はずだった世代のうち、タイトル通り明治大学のみなさんと法政大学のみなさんによるまさかのスペシャルエキシビション。現役世代や続行する選手も出てくれて華やか。晴れ晴れと、もはや東日本のみんなの心のホームリンクなダイドードリンコでフィニッシュする姿に、たぶんこれがわたしの関東ローカルおたくとしての終着地だなってくらいぼろぼろに泣きました。個別に記事を更新はしないので、ざっと引退勢だけの感想。
- 梶田健登さん/モルダウ
「宇野昌磨さんも一目おくゲーマー」開幕から紹介アナウンスのクセが強い。
初めて見たときに着てたお衣装はブルーからグリーンへのグラデーションが驚愕するほど美しくて、くしゅっとした柔らかい生地が圧倒的に似合ってた。なぞの水滴が落ちてくる東大和で、傷だらけのアクリル板越しに、あの伏せたまぶたが綺麗な塩顔の男の子が噂のかじけんくんかー!って思ったっけ。見られた限りでは大好きなプログラムの記憶しかありません。
ラストのイーグルが、言葉が出ないほどきれいでした。
かじけんくんのひたむきなまでの優しさと端正なスケーティングと涙袋と2Aが好きだったな。
-
宮田大地さん/シンドラーのリスト
「橋本環奈と並ぶ1000人に一人の逸材」福岡だからね。
福岡でスケートをしていた大地くんが大学進学で東京まで出てきてくれた4年間、ただただ応援できて幸運だったと思わざるを得ません。
グレーのグラデーションと首回りの布の量とが好きで、最後にこのお衣装が見られてよかった。リンクインしてから法政勢とハイタッチしていく姿に服部瑛貴全主将の背中が重なりました。あと顔がちいさすぎる。
最後の1Fだけ抜けちゃったけど、3Lzも3Tも揃えてきたところがさすが国際派遣選手。雄大で荘厳な雰囲気はいつだって大地くんだけのものでした。
-
佐上凌さん/ニューシネマパラダイス
「写真を撮られるのが苦手」シャイで素敵な愛され主将らしい紹介でした。
これ競技会ですか?となるくらいジャンプ構成を揃えてきた、さすがの大トリ担当さん。エキシビションでダブルはアクセルのみってどういうことなの?
ほぼ黒に近いビリジアンのシフォン生地っぽいトップス、本当にすきでした。あの膨らむ袖すら体の一部みたいなスケートがすきだったんだろうなって思います。初めて見た日はステップか何かでつまづいてた佐上くん、こんなに安定感を増してつよくしなやかに卒業されてしまうのが惜しくてたまらなかった。
最後のご挨拶で、遠征でいらしてたお客さんを気遣ったり、ずたぼろだったインカレのことを「あんな状態でもいろんな人に心の底から応援していただきありがたかった」と仰ってて客席を涙に沈めてたのが最後まで主将らしくてすきでした。
にこにこしたところとしては、(見られなかったんだけど)だいきくんやお客様がツイートしてくれたこの最強エンターテイナー鎌田詩温三世さん。このMHoIの企画立案者らしくてなんかもうこんだけカッコよくて頭も良くて人望があってすごいな。
かじけん君に「あっちでやれよ」と言われてもニコニコがとまらない詩温くん
— daiki (@daikince) February 24, 2019
動画版 pic.twitter.com/audUEnh0Ez
あとこれも好きエピでした。
明治法政オンアイスのハイライトはシオン三世の投げキッスを大量に浴びた佐上くんが手で全部打ち落とす投げキッスキャンセルが起きたことです。
— くろのねこnextPIW東京 (@necowaltz) February 24, 2019
主将としてラストシーズンをむかえるしおんくん、幸せなシーズンにしてほしいです。
もちろん、スケートを続けるというのはすごい決意だと思うので、ヒデくんのことをとっても尊敬するし、いちファンとして本当に嬉しい。
ラスト、セルフ記念撮影とのことで、氷上にだいすきな世代の東日本スケーターさんたちがぞろぞろ集まってけらけら笑ってて、汗と涙とエモーショナル煮詰めて結晶にしたみたいでした。真っ白なリンクに見知った引退した子達が靴で歩いてて、肩組んだりして笑ってて、あまりの眩しさで泣きそうになった。小平くんや本田くんや小曽根くんや元気くん。ずっと見つめてたかった。彼らが戦っていた季節が大好きでした。
一番見て欲しかった人が見てくれてたことが最後にわかって、ひとりになって号泣しながらふりかえったダイドードリンコの看板が忘れられません。君のことが好きだから僕は今もここにいるよ。
表題煽りはかじけんくんのツイートから。教科書に載せてほしい名文だと思う。今これを書いている新シーズンに皆さんがいないことがまだ信じられなくて、不思議な感覚です。
良い時も悪い時も、腐らずずっと氷の上にいてくれたみなさんのスケートが大好きでした。応援させてくださった日々は宝物です。どうか幸せな人生を歩んでください。
3月
──君にキスをあげる
舞台 K -RETURN OF KINGS-
@天王洲 銀河劇場
今は亡きAiiAにちょうど安西くんが出てた頃観に行った以来のKステでした。原作もそのくらいまでしかわかっていません。
自分で書いていてもよくわからないけど、某ドルステの好きなバックダンサーさんがアンサンブルにいてチケットも言及しづらい余りっぷりだったので入れる日だけ入っていました。普通に面白くて演出も悪くないし役者もよかったので、俳優さんのおたくのみなさんは悔しいだろうなって思ってしまった。と○んさんの13万人のフォロワーはどこに……膝小僧見放題だったんですけど。
みんなのアイドル櫛名アンナちゃんさまが文ステぶりくらいの桑江さまで拝んだ。すっっっっごいかわいいけどその可愛さに胡坐をかくことのない演技がよすぎました。絶対幸せになってほしい。
杉山真宏くん、アナザーズのイメージしかなかったんですけど、おのけんさんに引けを取らない堂々たる演技ですごくよかった。先代にも見劣りしなくて。クロはむしろ今回の岸本くんの方が解釈が合いました。それから相変わらずスーパーリアコ枠にして日替わり要員寿里さん、パーフェクト木戸邑弥さんがめちゃくちゃ見ごたえあった。
そもそもK、メインヒロインが個人的にあまり得意ではないキャラクター性のオンパレードなのですが、それにしたって「おかえり……!」はさすがに泣けました。うまい。
日替わりもこんなに馬鹿面白くて演技下手なひとなんてほぼいないしビジュアルも安定しているのに……と外野のくせに勝手に歯がゆくなってた。Kステ沼()の人、いまどこいるん?ブラジル??
アンサンブルの皆さんが八面六臂のご活躍で、前方サイドの席がおおかったのでパネル見るのも楽しかったです。
アンナちゃん幸せになってくれ。
──ひとつだけ、大事なことを教えてください。始さんは、俺たちの敵ですか?
ツキステ。8幕 TSUKINO EMPIRE-Unleash your mind.-
西村おじさんとミホせんせいコンビさまいつもありがとうございます!
副題をいかにうまく言えるかがカテコで流行っていました。舞浜で平日18:30開演に阿鼻叫喚。尺をどうにかしてくれ。
きっとこれが集大成になるんだろうなあって思いながら自担が他界したのち担当に昇格したサブ担さんを見つめ続けた春でした。
異様に横に長いステージや一日限りの5000人キャパライブとかはやったけど、初の半円形劇場、毎公演2000キャパで5日間。運営と客層の良い悪いは多々あれど、やっぱり出したお金で衣装とメイクを刷新しつづけ、新演出にチャレンジし続けてきてくれたから、こんなにずっと楽しかったって言いきれるんだと思う。あと脚本を吹っ飛ばしてくれるライブパート。毎日脳溶けて帰ってきてたもんね。
アンフィ、とんでもなくいろんな可能性を秘めた舞台装置がつまっていてわくわくしました。スモークの量もすごくてよく埋まってたけどその景色も好きでした。
最終盤恒例になった劇中歌歌唱シーンも照明から圧巻。特に重厚なラスサビ直前のCメロで、美しく背中合わせに立つリーダーズ二人を、軍服の美青年総勢18名がぐるりと囲んだまま、その立つラウンドステージがゆっくりと回る演出がよかった。5幕の「僕らの未来はここに」を思い出しました。二人の世界と未来は自身をとりかこむ仲間から始まり仲間に終わるんだなあって。
いちどもド上手に入っていないので、白いほう隼さん役のTAKAさまの演技はわからないんですが、黒くて紫のほう始さん役校條くんは自分が抱える第一艦隊のみんなが通るたびに優先して目を合わせていたような気がします。
好きなシーンはたっくさんあったけど、やっぱりお当番の7幕を経てもともとスキルメン揃いなのにさらにふたまわりくらい成長してきた年少さん4人のシーンばかり思いだされます。贔屓。
最低身長ということもあり、キュートなおなかペコペコ担当として描かれることの多い師走駆くんがシンメの相方である如月恋くんと3人の兵士を倒すシーン、まさかの二人を倒す担当の方が駆くんだったの沸き散らかしましたね。体感3秒くらいで蹴散らすし、一人目は剣で二人目は回し蹴り一閃なのもよすぎた。横尾さんの演じる恋くんってどの世界線でも戦うことにためらいがあることが多いんですが、輝山さんの駆さんはここにきて軍人というスペックをフル活用してきて敵を殺すことにためらいがない。停戦の呼びかけに、すぐにほっと力をぬく恋くんに対して緊張を緩めない姿勢も印象的でした。すっごい強い。だって少佐なんだよね。強くて優しくてかっこよくてかわいくて、だいすきでした。
もうグラビの先陣を切る「はじめさぁーーーーん!!!!!」の声は輝山さんじゃなくなるんですね。そういう意味で劇中歌もラストシーンも苦しくなるくらい見つめ続けたように思います。
みやまくんによる郁くんの表情も公演期間内に驚異の進化を遂げていてハッとさせられ続けました。遠い隼さんの言葉にふっと笑ったりする。
あと三手にわかれる選択をするところで発された「だからさ、夜。……悪いけど。」がもしかしたらこれが永遠の離別になるかもしれないとでもいうような緊張感をはらんでいて好きでした、陽くん。相変わらずシンメ力(ぢから)がつよい。
シンメといえば、TAKAさま演じる隼さんと、土井さん演じる海さんのいわゆる白年長さん、海さんが謎の鼻歌を歌っているところに隼さんが登場して突っ込むめちゃくちゃくだらない日替わりを毎日続けてきてくれました。後輩ユニットの曲だったり、ファミマの入店音だったり、毎日くすくす笑ってた。千秋楽、まさかのライオンキング。帰宅して、翌日仕事中に思い出したのは、隼さんがキャスト変更する前、友常さんと土井さんでやってた4幕の日替わりでした。あれもライオンキングだったなあって。結果として土井さんもやっぱり8幕が最後になったけど、相方代替わり同ネタだったって気づいてえもさで倒れそうになっちゃった。友常さんと土井さん、TAKAさまと土井さん、かっこいいのにゆるふわで、どっちも大好きな我らが年長さんだったなあ。
おたくとして、400人キャパから3年間、こんなにもぐんぐんと大きくなってきたジャンルを追っかけてこられたのはシンプルに楽しかったです。毎回毎回自分も身内も幸せな思いができただけじゃなく、けらけら笑いながらチケ発して寝不足になりながら仕事場と劇場を往復して必ず最大可能人数で打ち上げしてた、っていうその日々が楽しかったこともおおきいんだろうな。身内へのファンサっていろんなのを気持ちと一緒に覚えてる。
ずっとずっと楽しかった青春の日々のすえにたどり着いたのがこの夢の国でよかった。
余談ですがこの曲、今公演の隼さんのことしか考えられなくなりました。
4月
──アイドルにさせてくれててありがとう。
パンダドラゴン1周年イベント~新学期~
@初台ドアーズ
進級おめでとう。
ということで、(?)お披露目から1周年の当日に開催された初ワンマンライブに行ってきました。なんか物販システムを未だによくわかってなくって大変だった。友だち連れて来たりしてなくて、撮影券とか4枚くらいしか買えてない気がしますので、匿名フォームから何枚積んだか凸るのはおまいつのつよいおたくにやってください。一番人気っぽいなるきくん(💜👓)、一周しないうちに枯れてておびえました。
ライブの中身はデビュー曲から先輩カバーからまさかのお蔵入り旧メンバー曲からMC企画まで気合入りまくっていてずっとずっと楽しかったです!箱が小さくて結構厳しめにぎゅうぎゅうだったからわりと見えないところも多かったけど、なるきくんめちゃくちゃ見やすくてワロタでかい。
1周年アニバとは言え、いろんな段階でついてきたお客さんそれぞれがそれぞれに記念日でとっても良かった。はじめてライブ来たっていうお話も聞こえてきて感動しました。1年前とおんなじに、ここから始まる人だってたくさんいるよね。
Muddy Waterとニャン生のイントロドンでばくれつ悲鳴あがるのめちゃめちゃ面白くてにやけた。Muddy Waterとか雷鳴って雨降ってきただけで南国の鳥が絞め殺されたみたいな騒ぎになってたもんね、わたしもなってたけど。
MC企画のパラゴン検定という名のコアすぎるクイズ、わからなくても面白い回答をしてて慣れを感じた。あづくんの完全に頭脳で笑いをかっさらっていくスタイルが好きすぎました。あの……踏み台の小型犬のくだりとか……。クイズといえばアメリカの首都聞かれてロンドンってこたえたなぎちゃんも天才でしたわ。絶対ニューヨークって言わせたかったと思うんだけど……次のシングルの特典が学力診断テストらしいので死ぬほど楽しみ。
このクイズコーナーでなんと祐矢くん優勝したんですけど(偉すぎる)、なんでも一個言うこと聞くよ!って言ってもらって、なにかな~みんなで絶叫系とか?踊ってみたリクエスト権限とか?ってのんきに眺めてたら「じゃあいつかみんなで1日スケートに行きたいです」って言いだしてくれて突然泣き出すやばい女と化してしまった。スケートのこと今でも好きだよっていう言動に大変弱い。まあみんなからは速攻「なに!?(技術を)自慢したいわけ!?」ってキレられてて笑っちゃったけど。
最終公開オーデのソロメドレー、しぬほど楽しかった!ぱっちが好きちゃん!できたのもサマビにおれもー!できたのもたいがくんかな?の48楽曲にMIX打てたのも楽しかった!みんなソロでも見応えがありすぎる。ようたくん顔が好き(また言ってる……)。
自分でも引くほど泣いてしまったのはそのソロメドレーの祐矢くんパート。最終選考のソロパフォーマンスに選んだと知ってkiss me 愛してるを聞きこんだ1年前を思い出しました。演出がとにかくずるくて、背後にスクリーン投射で公開オーディションのその映像が流されてて。声量もダンスも比べ物にならないくらい安定したすがたに、頑張ったねおめでとうって思って涙が止まらなかった。後ろに映ってる祐矢くんはまだスケートをしてる彼だっていうのもあって、1年間頑張ってきたんだなあ、報われたんだなって嬉しさと、自分だけが置いていかれてしまったような寂しさがない交ぜになってぐっちゃぐちゃに泣きつづけてしまいました。指先まで美しくて眩しかった。
それから、祐矢くん以外のパラゴンみんな泣いてた最後のご挨拶のコーナーで「いつも訊かれるたびにお手紙が一番うれしいって言ってるけど、いちども書いたことないなって思って」と自筆の短い手紙を読み上げてくれたのも涙腺死んだ。涙ぐみもせずに晴れ晴れと「ダンスも歌もじょうずじゃないけど(この辺のたいがくんのコイツなに言ってんの!?ってリアクション優しくて面白くて笑い転げちゃった)、自信だけはあります!」って言いきってて、ごめんねあんま泣かない方なんだよねって笑ってる祐矢くんとは対照的におたくのほうは涙が止まりませんでした。
恒例の2周年ブログは物販待機列でなるきくんのを読んで泣き、当日終わってから深夜にあづくんのを読んで泣き、後日なぎちゃんのを読んで泣いたりしてたしみんなとっってもよくてキリないのでこれだけ貼ります。
タイトルから天才じゃない?どう?天才だ……
よく、アイドルになってくれてありがとうって言ってもらえるけど自分をアイドルにしてるのは応援してくれてるみんなだからそこ忘れないでね。
アイドルにさせてくれててありがとう。
びっっっっくりした。こんな文が書ける人だったんだって思って。
もちろんわたしはここで言う「みんな」には入っていません。たまーに行くようなおたくだし、被ったら本命現場の方を優先させちゃうし、彼をアイドルにさせてる子たちとは全然同列じゃない。
たまーに行くおたくのわたしの前でも彼がアイドルでいられるのは、ずっと現場に入ってくれる子たちのおかげなんですよね。そういう人たちにちゃんと言葉にして感謝できてるのがすごいって思った。スケートやってた頃はわたしの肯定力だけじゃ全然足りなくて、ネガティブすぎるほど謙虚だったから、たっくさんの人に好きだよ!一番だよ!って言われるのってこんなに人を変えるんだね。変わった祐矢くんがいま誰より眩しく輝いてて、ことばと愛の持つ力は本当にすごいなって思いました。寒くてごめん。
素敵なメンバーと素敵なファンのみなさんに恵まれて駆け抜けて、2年生、おめでとう。ワケあって、アイドル!な君のこと、2年めはもっともっと知ってもらえたらいいね。エースになろうね。上だけを目指すところがこれまでもこれからも大好きです。
さて、お気づきでしょうか。字数が1万字を超えました。サクッととかいうフラグを建てるもんじゃない。4月はイベント系に入りまくってたのでこれで一区切りにして、5・6月は②に回したいと思います。もりみゅの話がしたくてはじめたのに一向にたどり着かないの不思議ですね。
こう見るとほんとうに我ながらわけわからんおたくですが日々楽しくて満足です。身内、いつもありがとう。②も無事更新できるといいな。
読んでくださった方がもしいらしたら、ありがとうございました。