かなちあな : マリーあんころネットの部屋
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かなちあな

涼しかったよ!
今週は、残暑で厳しい一週間になるって聞きました。毎日暑いですね。
そして・・・今夜は十五夜お月様だ!早ッ。時は待っては呉れませんね。
あっという間に過ぎ去っていきます。「毎日を元気に生きる」ですナ^^♪ ガンバロ!!!

日本海を見に行こう!
休みの前の日決めました。高速道で200キロなんです。気まま旅です。
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いつもの様に7時過ぎには家を出ました。早朝割引って100キロまで半額なんです。
高梁のSAPAでは、この時期にしては珍しく朝霧が山々を引き払っていく所でした
も少し早かったら雲海が見えたかも。
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ここから宿に電話を入れました。「ゆこゆこ」って企画があって加盟旅館は一泊8800円
ひとり旅を受け入れる所がやっと有って米子の皆生温泉が取れました。ヤレヤレ。

さて、最初の100キロ地点は北房です。当てもなく降りました。
「コスモス園」と言う文字が飛び込んできたのでそちらへ向けて。有りました!ここ↓
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こりゃぁ、11月頃まで咲きそうにも無いな・・・。クルリと山道に入り秋を探す!
「鐘乳穴・鍾乳洞」と言う文字がそこここに。
そうなんです。この辺りの山々は石灰岩で出来ているので鍾乳洞が多いのです。
井倉洞、満奇洞なんて名前聞いています。それに、この文字は「かなちあな」でいいの?
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この辺りの白い山肌は、たしかに洞窟を感じさせられる気がする石灰岩なんです。

道から急な坂道を下ったところに駐車場とお店が有りました。
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カルスト地形は石灰岩地帯が、雨や風などで溶食されてできた地形のことで、ユーゴスラビア北部のカルスト地方にその典型が見られることからこう呼ばれています。 カルスト地形に見られる小規模の窪地のことをドリーネと呼ばれ、岩の割れ目などに沿って雨水が地下に吸い込まれる所に出来たものを溶食ドリーネと呼びます。
この鐘乳穴(かなちあな)鍾乳洞は、ドリーネなんです。かなり深く道から落ち込んでます
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すり鉢の底の様な所に降りて行きます。
案内所のおばちゃんは「ついて行こうか」と言いました。一人で行くよと言うと「大丈夫?」
恐くないのかと。わたしいつも、どこも一人だから。自己中心のB型人間なの。
「そうかい!私と一緒だ。なら、大丈夫」と言って送り出してくれました。蝉時雨が心丈夫^^;;

トロトロと10分ほど降りて行きました。
入り口がポッカリ口を開け、中から案内のテープが聞こえてきました。誰も居ない!
足元は水が流れて滑りそう。上から水滴がポタリと。あぁ~、杖が欲しいな!
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温度は9度、涼しいこと!開発中なので700mあるけれど、見学できるのは300m
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照明が施されて、華麗な洞窟になっています。
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下手糞なのに、写真だけは撮りたくて。夢中になってるとはいえ・・・怖いのよ!
だれか、どこかから、ヒョイと出てきそうで。ブル・ブルッ!
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「杖持ってきたよ」ワンワン声が反響する中、後ろからおばちゃんが追っついてきました。
一瞬心臓がグワッと飛び出しそうな恐さ。足音も知らず写真に夢中だったアタシだけど。
「受付は放り出して来たんかい?」(平静を装って)
うん、お金置いて下りて来るようにって、メモ用紙置いてきたよ!誰も来ゃぁせんよ。
「あんたに杖を持ってきたんだよ」そういってカラカラ笑った。
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「結構、綺麗だね。私ぁ、入ってきたのは初めてよ」なんていいながら一番奥まで同道する
奥まで見るとスタスタ帰って行った。エッ、最後まで一緒じゃ無いの??
急に寂しくなった、恐くなった。一人で見ているときより、もっと恐くなった。
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写真を適当に終えて、帰ることにして。杖がとっても役立ったよ!
私の足元がよっぽど、気になったのかなぁ~!ここまで下りて来てくれて。
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赤い太鼓橋を渡って、洞内から飛び出した。急な坂道はこんもりした林の中。
いっぺんに9度から30度の世界に戻っちゃった!
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坂道の降り口に沢山の杖が立てかけてあった。
ありがとうといって、お礼を言いながら、杖を戻した。さり気なく店に入った。
「いつも、一人ででかけるの」って、おばちゃんは笑顔で聞いた。うん^^♪
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石灰岩で出来た「花入れ」を、二個ほど友の土産に買った。

「杖が要るだろう」と思う一方で、一人では寂しかろうとの優しい気持ちが、
ぶっきら棒の言葉とは裏腹に、ドスンと心に伝わってきている私なのでした。

チョッピリ恐かったけど、人の優しさと涼しい風に当った鐘乳穴鍾乳洞見学でした!

                  ☆~~**~☆~**~~☆
風の公園
近くの風の舞台へ廻りました。
当地から北の日本海、南の太平洋まで200キロの所だって。
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大きな石の風車が7機有りました。
裏に廻るとベアリングが埋め込まれていました。それで廻るのか?廻った所が見たいな!
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コレはゴルビー!
赤い色がおいしそう。美味しかったです^^♪
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そして、こちらはピオーネ。
岡山・井原の葡萄の里から届きました。
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驚いたのは箱の絵です。
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棟方志向画伯の絵ですよね。凄い!
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どういうことかなぁ!又聞いてみようっ!!!

by kazumi1713 | 2011-09-12 09:10