2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日新しき風生まれ 明日運ばれて吹き惑う 犇（ひし）めくごとし ー なんだかもう
一葉（いちよう）が振れて披講（ひこう）が始まりて二葉（ふたは）三葉（みつば）とそれに続けり ー 台風が近づき葉が大きく詠っています。知らなかった言の葉を教えて下さった方へ
どら焼きと呼ぶぞアキバで買われたる人形焼の型ドラえもん ー 秋葉原土産 かーたードーラーえーもーんー と言いながら美味しくいただきました。 写真はイメージです。ドラえもん人形焼をイメージしてください。
「亡き母が足くすぐる」と笑い出し目覆う布越し話す人よ ー 寂しい秋になってしまいました
おのづから針持て生きよ我が城を二重の堀で守るごとくに ー 自然と強くなれたら
「#（ハッシュタグ）中秋の名月」並ぶ１７万２千の呟き ー 月が好き （この写真は残念ながら８月２７日のものです）
花季終へて枯百日紅（かれさるすべり）零（こぼ）るるをややしばらくと遠まきに見て ー 秋になる。秋になってしまう。
小花我事（わがこと）のよふにと顧（かへり）みる 三代集（つど）ゐ賑やかなれば ー ちょっと居場所がない
ホーム先臨（のぞ）み幼（おさな）子黙り込む 初ひとり旅夏陽借りた日 ー青空。新幹線ホーム。のぞみ こだま ひかり。
萩はふとこの辛い世にひとりきり残されている気がしたのです ー まさか誰もかまってくれるものはない、なんて思ってやしないだろうね。沼は静かに尋ねました。
にゃぁぁあ地球の裏で猫が鳴く ここに来（き）まろび遊ぶが良いよ ー 「丘の上のジェーン」L.M.Montgomery 千六百キロほども離れたところにいる二匹の猫がジェーンの心の支え、喜び。 Park Corner,P.E.I,Canada Anne of Green Gables Museum ここにも猫がい…
大木の未だ倒れるままありて青松かさも艶衰えず ー まるで昨日倒れたかのような
喧（やかま）しき通りでも 野の心 良くのみ込んでいる薔薇咲きてあり ー 自然はいいなぁ。美しいなぁ。
どんなしたって戻ってなんて来ャしませんよ と言う眼で曼珠沙華 ー 逝き 去り 別れ 終わる
『草上の昼食ーモネ』の額前は森林浴する人で混み合い ー 癒し求める人々。私はシスレーの三作に癒されました。 プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画 大阪中之島 国立国際美術館
今はまだ背景でゐる稲の穂のすこやかに待つ静かなる午後 ー 雨が降っています
小太鼓の音（ね）止みて閉じる傘越しの 空に龍神雨を吸い込む ー 大気の調整を何卒よろしくお願いします、龍神様。 京都市左京区 平安神宮
「グルテンは？」「オーガニックか」「有機卵？」忙しすぎてお茶も飲めない ー ありがち。ハマりがち。
なつははつはつはつはなつねつくがつみつるみみつつかぜのたつまつ （夏は果つ 端つ端つ放つ 熱九月 満つる実見つつ 風の立つ待つ） ー みなつつがなきように（皆恙無きように）
継ぐ人の無き家清く飾られて 裾先（すそさき）釘（くぎ）掛かる如（ごと）く呼ぶ ー 人は家。家は人。
要するに ラフマニノフはラフじゃない ラヴェルが la ヴェルじゃないようにね ー 言ってみたかっただけです。ちょっと村上春樹。（もしも本当にこんな事書いていらっしゃったら、、、ごめんなさい）
いたはしく憂ふることの多き中いつしかにこの秋さし来たる ー どうか大変な状況にある方々が、少しでも早く日常生活に戻れますように
「みぢかうた」は毎日更新しています。 月別アーカイブ では、さらりと一月分見る事ができます。 短歌ボタンのクリックがはげみになっています。 １１月。メンテナンスしていくよ。
強き良きものはたゞ（ただ）良いものだから踏まれ尚（なほ）幸ひ結びたる ー 幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーが出来るのは、踏まれるなどの事故が原因だとチコちゃんは知っています。
ひらめきでここを近道してみたらせめてお茶には間に合うでしょう ー「Emily of New Moon」L.M.Montgomery 小径には妖精が住んでいます L.M. Montgomery's Cavendish National Historic Site of Canada
知らん顔。吝嗇（けち）な意地悪したせいで花冠（かかん）焦げ焦げ枯れてしまった ー 不徳の致すところ。高貴の真逆。
「なぜこんな所にこんなものがある？」いちいちに問う嵐あけ朝 ー 色々なものがすごい移動っぷりでした。
巨大なるクマバチ万の羽音（はおと）して窓唸（うな）るただただ恐ろしく ー 自然の脅威。みなさん無事でありますように。
規律家の隙無き程に磨き立つ肌瞬（またた）きの美などではなく ー 後ろにあるきちんとした努力。どんな小さな美にも。
豊かなる池酔わせよと秋言いて 枝琥珀の葉注ぎ始むる ー まだほろ酔いにもならず
