ミツバ

学名:Cryptotaenia canadensis (L.) DC. subsp. japonica (Hassk.) Hand.-Mazz.
科名:セリ科
用部:全草
用途:消炎、解毒
生薬名:鴨児芹(おうじきん)
説明:
日本原産で各地の湿地などに自生、水田や畑などにも栽培される、高さ30㎝~90㎝位のセリ科の多年草。三枚の小葉からなり、セリなのでミツバゼリと呼ばれていて下略でミツバとなった。全体に芳香性がある。栽培品には用途によって、根三つ葉、糸三つ葉、切り三つ葉があるが天然物と同種で、栽培法の違いだけで見た目などが変わってくる。茎や葉は汁の実、吸い物、酢の物、浸し物、揚げ物、丼物の具などに幅広く使用される。消炎解毒や血行促進に、乾燥した全草を煎じ服用する。